2006年05月

2006年05月27日

萩へ家族旅行

先週の日曜日、BANGKOK(バンコク)の妹夫婦が帰ってきた。
85歳になる母の高齢を心配して、この数年は年に一回は帰ってくる。

今から40年前、私達家族が新宿区百人町に住んでた頃、妹は、タイから千葉大工学部に留学してきたチョグラク・サクルクー君と知り合った。
私が彼とはじめて会ったのは大久保駅ガード下の喫茶店だと思う。
それから、時々家へ遊びに来るというよりも妹に会いに来た。
稲村ヶ崎 1962年彼は真面目な留学生、私はふらふら遊んでる学生で、湘南の海や新宿の街へ連れ出した。
大学を卒業して、タイへ帰るとき、妹は結婚して、サクルクー夫人になった。
彼はそれから、米国モンタナの大学院を出て、タイの内務省に勤め、一昨年定年退職した。
妹は「バンコク週報」という新聞社で5年前まで編集の仕事をしていた。
今は、バンコクの家とノンカイの田舎の家に月の内半々住んで、暢気に暮らしてる。

42年前チョグラク君と稲村ヶ崎で撮った写真をひっぱりだし並べてみる。
お互い一生懸命生きてきた。
長いようで、あっという間のことのようにも思える。
髪に白いものが混じり、シワも増えた。


関門海峡で 2006年今年の5月は雨の日が多い。
運よく、24日〜25日は五月晴れ、あの頃の日本の町を捜しに山口県の萩へ妹夫婦と出かけた。
関門海峡を渡って、高速道を美祢インターで下り、1時間程で萩に着いた。
指月城公園では石垣だけの城跡に戦国の大名、毛利元就の栄華を偲ぶ。
松陰神社にある松下村塾。
伊藤博文、高杉晋作、山形有朋らの明治の有名人を輩出させた、吉田松陰という人の偉才。
萩の町は、昔の武家屋敷や白壁造りの商家の建物が残り、萩焼や伝統工芸の店、海産物屋、和菓子屋、旅館などが一昔前のまま静かに息をして、町中が時代の博物館のような町です。
日本で一番綺麗な町というだけあって、町中掃除が行き届き、ゴミが見当たりません。

萩城下町

二本の川が流れる町は、橋が何本も架かり、昔運河に使ってた水路がはりめぐらされ、水際に花が咲き手入れが行き届いてる。
港では新鮮な日本海の魚が水揚げされる。
MARUという名の居酒屋さんの刺身は新鮮で美味しく、値段もびっくりするくらい安い。
帰りに、名物の夏ミカンと蒲鉾をお土産に買った。

萩の町を歩きながら、町家で働く人達の話声やトントンという職人さんの物を作る音を聴いてると、経済成長という大変革前の東京の下町を思い出す。
タイでも日本でも、成長という大渦の中、もがきながら、おぼれないように働いてきたのが我々の同輩なんだよね〜。
西洋と肩を並べGNPは世界第2位、何処へ行っても年寄りが気楽に旅してる高齢化社会になるなんて、松陰先生は予想してたんだろうか。

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syobu828 at 21:26|PermalinkComments(20) 旅行 

2006年05月18日

理容師さん頑張って

BARBERBARBER 理容店 理髪店 散髪屋 そして床屋さんと名前はいろいろだけど、
月に一回出掛けて、髪を切り、髯をそってもらうのは気持ちの良いものです。
落語の「浮世床屋」の噺にもあるように、床屋は昔から庶民のたまり場。
チョキチョキという鋏の音にうつらうつらしながら、近所の噂話に始まり、政治、芸能、スポーツニュースを床屋の主人から聞くのも楽しい。

理容業は、この間まで、理容組合によって、休みは月曜日、料金も適正料金と決められていた。
理容師になるには徒弟制度で親方に教えてもらう。というように今時めづらしい古い体制が残ってる特殊な職業だった。
そして、男は理容店、女は美容院へ行くものときまっていた。銭湯の男湯、女湯のごとくだ。

ところが、1990年頃から、男の髪型もお洒落になり、茶髪がはやり、美容院へ行く若い男が増えてきた。
これは、美容院がカリスマ美容師などのブームで男性美容師が増え、男女の境界が無くなってきたのもあると思う。
最近では、若い男性の半分位は美容院へ行くようになっている。
全国の理容師は18万人、年々漸減している。美容師は38万人、毎年増加している。

美容院は街の目抜き通りにガラスばりの広い店を構え、髪のカットだけでなく、特殊パーマ、髪染め、メイク、エステ、ネイルと付加価値を生み出している。
一方、理容店は住宅街でこじんまり、お父さんと男の子達が休みの日しか来ない。
豊かな時代、人の好みは多様化し、ファッション化してるのに、床屋の主人の「ヒマだな〜」というグチを聞くことがこの頃は多い。

美容師も理容師も髪を切るという資格には変わりないのですが、シェービングというカミソリを使う技術は理容師しか出来ないのです

お顔そり8年ほど前、私共の会社に理容師の社員(今は部長)がおりまして、現社長の発案で、直営店で女性のお顔そりを始めました。
デリケートな女性の肌のために剃り方を研究し、石鹸を使わず白色粘土の洗顔料を使用。
お顔の産毛と一緒に、古い角質も取り除かれるので、お肌はツルツル、スベスベ、お化粧のりが良くなるということで好評を得ました。


その後、福岡天神のソラリアステージの薬化粧品の専門店(大賀薬局)の一角に
女性専用お顔そりサロンがオープン。
NHKはじめTV各社の取材もあり、お陰さまでたいへん盛況のようです。

理容師さんの可能性を開き、女性のお顔そりに特化したのが良かったと思います。
現在、東京銀座、大阪梅田、新潟古町、熊本上通など全国主要都市で20軒のシェービングサロンが活動中。

働く理容師さん達の交流の場として、近日中に「理容師ブログを立ち上げようと準備中です。
若い人達の将来性、可能性を広げるお役に立てればと思ってます。
どうぞ、応援の程お願い申し上げます。

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syobu828 at 22:39|PermalinkComments(24) クレイセラピー粘土洗顔 

2006年05月11日

あなたが世界を変える日

私の仕事場の近くにイタリアンのレストランがある。
河畔沿いにある店は、美味しくて値段も良心的、さらに美男のフランス人がとても愛想が良いというのも評判で、お昼時は女性客でいつも満員です。
「日本の生活はどうですか?」と先日、彼に尋ねると、
「福岡はコンパクト、綺麗、安全、安心。フランスよりずっと住みやすいね」ということでした。
海外旅行へ行った友達も、帰ってくると日本の良さを再発見してるようだし。
今や日本は経済的に恵まれてるばかりでなく、どこでも親切で平等、規律が守られ、世界でも一番安全で安心な国らしい。

ところが、新聞などで世界のニュースを見ると、世界人口60億人の内、8億人が飢えに苦しみ、慢性的栄養失調は20億人に上るそうです。
世界では7人に1人が飢えてるのです
世界保健機構は飢餓と栄養失調が最も深刻な問題だといってます。

ところが飢餓の原因は食料不足ではないというから何か不可解なのだ。
食料は充分に生産されても、均等に配分されていないのだ。

世界で3人に1人は戦禍に巻き込まれてるか、独裁政権の下に暮らしてる
スーダン、コンゴ、リベリアなどアフリカ諸国。アフガニスタンやパレスチナそして北朝鮮。
民主政治が無い国では独裁政権で食料は公平に配分されない。
戦争中は軍事に人も資源も振り向けられ、農業も他の産業も衰退し、食料を買う経済力が無くなる。

どうしたら飢えた子供達を救えるのだろうか・・・

豊かな国では食料が余っている。肥料にしたり、時には作りすぎて捨てることもある。援助物資は果たして有効に使われてるのだろうか?

援助に頼っていても根本解決にはならない、やはり自立すること。
そのために、民主的な政治。その前に教育なのだろうか・・
海外で、NPOなど教育活動に身を投じる日本の青年達がいる。
彼らの地道な努力こそ本当の国際貢献なんだよね。

あなたが世界を変える日何も貢献できない私のような者が、こんなことを書くのは恥ずかしいことですが、
あなたが世界を変える日」という12歳の少女が環境サミットで
世界の首脳を前にしてスピーチした言葉を読んで、
ここに解決の光を見る思いがした。

 

 


                                    もし戦争のために使うお金を

                                    ぜんぶ貧しさと環境問題に使えば、

                                     この地球はすばらしい星になるでしょう。

                                     大人は私達子供に教えてくれます。

                            争いをしないこと。

                           話し合いで解決すること。

                           他人を尊重すること。

                           ちらかしたら自分でかたづけること。

                           ほかの生き物を傷つけないこと。

                           わかちあうこと。

                           そして欲張らないこと。

ならばなぜ、あなたたち大人は私達にするなということをしてるんですか。

みなさんはこの会議で私達子供がどんな世界に育ち、生きていくかを

決めているんです。

少女の6分間のスピーチの後、世界のリーダー達は立ち上がって、涙を流した。
ロシアのゴルバチョフ大統領。アメリカのゴア副大統領もその中にいた。

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syobu828 at 02:43|PermalinkComments(25) エコロジー生物学 

2006年05月06日

 E = m c2

5月5日の夜、TVでボクシングの中継を見ていた。
亀田兄弟のパンチがすごいというので、楽しみにしてたのですが、兄弟の一方的なKO勝ちで、興行的な要素が目立ちすぎる感がしました。
兄の興毅選手は世界タイトルに挑戦するので、次回の試合はスリリングな接戦になると思います。
ボクシングはハングリーな格闘技で、倒すか倒されるか一瞬の予断もゆるさない真剣勝負が魅力なスポーツです。

世界最速パンチャー フロイド メイウェザー毎週月曜日、WOWOW放送でやってるエキサイトマッチはかかさず観てます。(解説者のジョー小泉さんのダジャレと浜田 剛さんの真面目さが人気な番組のようですが・・)
世界タイトルを何度も防衛するチャンピオンというのは、やはり体力、パンチ、テクニック、精神力全てにずば抜けてる。
ボクシングは細かく体重別に階級が分かれてるから、相手を倒す決め手はパンチ力にある。
このパンチ力というのは、エネルギーということで、グローブが相手に当たる瞬間のスピードで決まるようです。

エネルギー=重量×速度ということになるのですが、
これが実際はエネルギー=重量×速度の2乗になるのです。

車の速度を時速30kmから90kmに上げると、速度は3倍になる。
しかし、ブレーキをかけて車を完全に停止させるまでの時間は3倍ではきかない。蓄積されたエネルギーは3の2乗、9倍になってるのだ。
だから、9倍も時間がかかるということを自動車免許講習でさんざん聞かされた。
それが、もし走ってる車同士の正面衝突だったら、すごいエネルギーになるわけで。
ボクシングもカウンターパンチといって、相手が出てくる瞬間の出会いがしらの
パンチが最も有効なKOパンチになる。つまりエネルギーが何倍にもなるから。

今から、100年前の1905年アインシュタインが世界で最も有名な方程式といわれる、E=mc2 を生み出した以前に、ガリレオ以降の研究者、ファラデーやラボアジェら19世紀の科学者達によって、エネルギーは重量×速度の2乗ということが解ってきていた。
例えば、重りをやわらかい土の上に落とす実験が行われ、2倍の速度で落とした場合、真鍮の重りは4倍の深さの穴を。速度を3倍にすると、深さは9倍になったのだ。

アインシュタインアインシュタインは特許局の役人として、繁忙で孤独な日々を送っていたが、コーヒーショップでの全宇宙を考えた思索の中で、「それまで別物と考えられていたエネルギー(E)と質量(m)には関連性があり、その架け橋となってるのは光速(c)である」と唱えたのです。
光の速度は時速10億8000万kmですから、その2乗はとてつもなく大きな数字になります。

 

自らを白血病で死に至らしめた、キューリー夫人のラジウムの実験を通してE=mc2 は証明された。
そして、核兵器、原子力発電が開発されるようになったわけだ。

すべての物質はその質量をエネルギーに変換して爆発的に放出することができる。
庭の石ころや植木の一本にも45億年前のエネルギーが蓄えられてる。
ただ、ラジウムやウラニウムのほうが他の物質よりこの力を引き出しやすいということなのです。

エネルギーの掛け橋が速度ということならば、
優しさの掛け橋はゆっくりということなのかなぁ・・・・
だから早口は止めて、おだやかにゆっくり歩きながら喋ろうよ。

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syobu828 at 05:09|PermalinkComments(16) エコロジー生物学