2007年12月

2007年12月27日

十二支

今年も残り少なくなりました。
週に一回、気ままに書いてきました「カオリンのひとり言」を
お読みくださいましてありがとうございました。

来年は十二支も一巡りして、鼠年だ。
なにか新しいことが始まるのだろうか?

十二支前から思っていたのだけれど、
十二支の「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」は
鼠(ネ)牛(ウシ)虎(トラ)とは読めません。

調べてみると、「子、丑、寅……」は、
植物が芽を出し、花を付け、実をつけて枯れるまでの
一年を表す農耕民族の暦だったそうです。

それが、シルクロードを通って西域に伝わり、遊牧民族が身近にいる動物に
当てはめて、「鼠、牛、虎……」として覚え易くしたらしいです。

だから、今年(亥年)は草木が枯れ果てて冬ごもりしている。
     来年(子年)は新しい命が種の中に生まれ始める
     というわけで、来年は新しいものごとが胎動し始めるのでしょうね・・・

木星十二支の起こりは、本来天体の動き、
太陽系の惑星のうちで最大の木星の運行に関係している。
木星は12年かけて天を一周するということを古代中国人は知り、
その毎年の居所に十二支を割り振った。と言われてる。

暦は太陽と月の運行が原点だと思ってたら、
木星も関係してたなんて驚きである。

木星はジュピターと呼ばれ、太陽、月、金星に続いて、
4番目に明るいから、今度晴れた晩によく見てみたいものだ。
地球と比べて、質量は318倍、直径は11倍、
体積は1,300倍とものすごく大きい。
ほとんど金属水素と水素ガスでできてることがわかってる。



そして、十二支は方角を表すのにも使われ、北を子、東を卯、南を午、西を酉。
江戸時代までは、時間も十二支を使って当てはめていた。
草木も眠る丑三つ時は午前二時三十分を指す。
今でも使う、午前、正午、午後という表現は江戸時代の名残なんですね。


膝の上のフミヤそれと、「十二支にどうして猫が入ってないないの」という話。
猫はお釈迦さまに会う日にちを間違えて、遅れたため。
鼠がウソを教えたから、猫は鼠を追いかけるようになった。
ところが、私の妹が嫁にいった仏教国のタイ国では、
「鼠、牛、虎、・・・」となって、猫がちゃんと入ってる。
ベトナムにも猫がいる。
牛が水牛になって、猪は豚になってますがね。



これで、猫好きの私も安心しましたね。

4年後には、堂々と年賀状に猫の絵を描けますから・・・・・・・

 

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syobu828 at 02:27|PermalinkComments(12)

2007年12月15日

鉄の惑星

10万キロメートルの世界 地球地球は水の惑星といわれ、人工衛星から撮ったその映像は青く美しい。
では地球上の元素は水素(H)と酸素(O)が一番多いのかというと、
なんと鉄(Fe)が40%とすべての元素のなかでもっとも多いのだ。
太陽系では水素が70%、ヘリウムが27%、とこれらの軽い元素が圧倒的に多いのに比べ、地球はだいぶ構造が違うようだ。


地球は45億年前、多量の鉄が岩石と分離し、地球の中心に向かって沈み、
重力エネルギーは熱に変わり、高温の鉄の液体(マグマ)で核ができたと言われてる。
まさしく地球は重たい鉄の惑星なのである。

人類は5000年前、鉄器を使いだし、武器や機械を生み出し、
現代文明も高層ビル、自動車、造船など鉄の存在を抜きには成り立たない。

地球という惑星で生命が誕生できたのも、鉄という元素があったからと聞くと、
鉄の重要性を再認識するのである。
現に、私達の血液が赤いのは、ヘモグロビンの中に鉄があるからである。
その鉄が酸素を細胞に手渡す役割を演じてるのだから。

地球の酸素呼吸生物は「酸素を水素で還元して水にする反応」から生まれるエネルギーを使っている。
酸素呼吸で燃えるのはデンプンや脂肪などであるが、これが直接酸素と結合すると爆発的に燃えてしまい、生体にとって危険である。
そこでエネルギーを少しずつとりだしながら水素を燃やすために鉄を使ってる。
鉄が仲介役になって、水素に酸素を結びつけるのである。
暴れ者の酸素を生物は鉄で手なずけてるってわけ・・・・・・だ。

植物の光合成は酸素呼吸と逆方向に進む反応である。
必要なエネルギーは光のエネルギーを用いているが、
酸素呼吸と同じ電子伝達系があり、鉄がなければ植物の成長は止まってしまう。
植物は根から酸を分泌して、土中の鉄分を溶かし、吸収している。


稲この2〜3ヶ月、鉄のことが気になってしかたがなかった。
10月、農業体験に行って、有機農業家の田中さんから聴いた
「鉄イオン水を稲に散布すると丈夫な稲が育ち、農薬は要らないのです」という話を思い出す。
稲は、土中の鉄還元バクテリアがつくった水溶性二価鉄イオンを取り込んで豊かに稲穂をつけるのである。




田中さんの美味しい新米をたべながら、カオリンおじさんの性分として、
粘土洗顔に鉄分の含まれる粘土を使ってみたらどうなんだろうと思いつく。

フランス産粘土思いついたら、居ても立ってもいられない。
いろいろ手をつくして、フランス産の鉄分を含む粘土を見つけ手に入れる。
早速、試作にとりかかる。




只今、試行錯誤の段階でありますが、かなり肌になめらかで、やわらかく、
乾燥肌、老化が気になる肌の方によいのではないかと
対象年齢である家人に実験してもらう。
かなり手厳しい実験者だから、絶賛の声はまだないようであるが、
今朝、「もう無くなってるわよ」と空の容器を渡されたから、
また作ってくれということなのかもしれない。


只、困ったことに、鉄分を含んだ粘土はピンク色薄黄色になるので、
「国産白色粘土洗顔」という看板は架け替えなきゃならんでしょうね・・・・

たぶん、完成はうまくいって3年くらい先のことになるんでしょうが、
年の暮れに先のことを思いめぐらすのは、夢があっていいもんですね。

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syobu828 at 15:34|PermalinkComments(18) エコロジー生物学 

2007年12月10日

アナログの音

先月、東京方面へ出かけた折、時間があったので、
久しぶりで秋葉原へ行ってみた。
昔、中学生の頃、100円札を握りしめ、
電気街へ真空管などを買いに行ったのを思い出す。

秋葉原中央通今では、すっかり変わってしまい、
パソコンや電子部品を扱う大型店のビルが
立ち並ぶ電脳街になってる。
さらに、フィギュアやアニメ、ゲームソフトの店が増え、
オタクの街だ。
秋葉原は「アキバ」と呼ばれ、喫茶店に入ると、
エプロンをした女中姿の若い女の子が
「おかえりなさい」と挨拶する・・・・・アキバファッション



ラジオデパート私のめざす「秋葉原ラジオデパート」は健在だった。
時代の波に取り残されるように、こじんまりと生きていた。
JR総武線の架橋下の古い建物の中に、50軒ほどの小さな部品屋さん。
やっと人のすれ違える2mの通路、
2畳ほどの店に所狭しとコンデンサー、
真空管、トランジスター、配線コードなどが隙間なく並ぶ。
今でも、「少年ラジオ組み立て教室」のチラシが貼ってあった。

今回は、昔のアナログの音を探して、オーディオの店を何軒か見て回った。
60年代のJazzを聴くには、あの頃の装置がよいのではとかねがね思っていたから。

 

帰ってきて、早速ヤフオクで1980年製LUXMANのアンプを落札した。
当時10万円位したものが1万円ちょっとで手に入るとは有難い。
LUXMANは国産高級オーディオの老舗として定評がある。

LUXMAN L−48A果たして27年前のトランジスターのアンプの音は・・・どうか。
それが最新のデジタルの精確な硬さと比べると、
音がやわらかく、透き通った音。
長時間聴いてもまったく疲れない。
木製のケースに収められた佇まいも味がある。
JBLの年代物スピーカに繋いでみた。
特に、LPレコードが良い、音の広がりがある。
家人は、「昔の喫茶店の音だわね」と懐かしがってる。



1970〜80年頃、日本は既にしっかり良いものを作ってたんだ。
LUXMANは当時の部品を在庫して、古いものでもメンテナンスをしてくれる。
専門メーカーとして、この姿勢はじつに立派。
物つくりのお手本です。

休憩所でオーディオ好きのオジサンと話した。
LPレコードは、濡れたガーゼで拭くと、ピカピカになって蘇りますよ
と教えていただいた。
これはGood。お勧めです。クリーナーは不要なんです。

油膜がついてると、ホコリが付き易いし、
ザッザッという雑音の原因になるようだ。

この話、粘土洗顔に通じるものがあるように思うんだよね。
油と洗剤はレコードも嫌いなんですよ・・・・・なるほど。

MJQをアナログで聴く。
ミルト・ジャクソンのヴァイヴの音が透き通るように響く。
冬の夜の静けさの中で・・・・・

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syobu828 at 02:03|PermalinkComments(13) JAZZ オーディオ 

2007年12月01日

6次の隔たり

10月30日、日本外国特派員協会で、鳩山法務大臣の発言。
わたしの友人の友人が国際テロ組織のアル・カイーダだ」
「会ったことはないが、2、3年前は何度も日本に来ていたようだ」などと語った。

アルカイダ欧米の新聞には、日本の法務大臣はテロリストに友人がいる
と報道されたりして物騒なことになってしまった。
大臣の発言としてはちょっと軽率であったが、
「事実を言っちゃいかんということかっ」というのも一理あるようだ。



 


「人は自分の知人を6人以上介すと世界中の人々と間接的な知り合いになれる」
という
六次の隔たり(Six Degrees of Separations)という仮説があるのだ。

たとえば、私の友人の友人が市会議員だとすれば、
市会議員は国会議員の友人がいて、
その友人が鳩山氏と知人となると、
私は6次の隔たりで、バリ島爆破計画のアルカイーダに繋がってしまう。

よく初めて会った人に、出身地や卒業した学校などを尋ねると、
お互いの知人を介して、「なんだ世間は狭いねぇ〜」なんてことありますよね。

複雑な世界この「6次の隔たり」というのは、スモールワールド理論といわれてる説で、
社会現象だけでなく、生物の体の仕組み、物理学など
複雑な世界も案外単純なネットワークで繋がってるのではないかという考えなのです。

人間の神経細胞の繋がりも複雑ですが、
ショートカットの配線があって、瞬時に反応することができたり、
時には、ランダムな配線によって、幸運な発明や発見が起こる。



インターネットによる予期せぬ出会いや発見も、
複雑ネットワークのランダムなスモールワールドだろう。

ということは、今電車で隣に座ってるおじさんもどこかで繋がってるかもしれない。

だいたい、家人と一緒になったのも・・・日本人1億人もいるのに、
何故この人なんだろうかね・・・・見えないランダムな配線でしょうね。不思議。

僕らは、家族や親しい友人、会社の同僚、仕事関係の知人という
「固い絆」のネットワークで結ばれ、お互い助け合いながら生きてるけど、

時には、思いを遠くのほうへ投げかけてみるのもいいんじゃないかな。

ランダムな「ゆるい絆」から、新しい運命がはじまるかもしれない。

その時、複雑な現象も、案外単純な法則で理解できる予感がする。

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syobu828 at 00:47|PermalinkComments(15) エコロジー生物学