2008年06月

2008年06月25日

漂流船

この頃は読書というと生物学や科学書など専門書になってしまい、
小説を読むことが無くなっていた。

読書のほんとの楽しみはやはり物語であり、
長編小説に夢中になって徹夜した青春時代が懐かしい。

ということで、本棚をながめて、久しぶりに時代小説に手をつけてみた。

私の好きな作家は、池波正太郎、藤沢周平、吉村 昭の3人である。
というのは、3人とも戦中派という同時代人であること。
時代小説とともにエッセイが楽しいこと。
エッセイを読むと、作家になるまでの苦節が鮮やかにわかるのです。

池波正太郎は東京下町生まれの粋な江戸っ子

山形の中学教師だった藤沢周平は渋いが文章のきれいな作家。

吉村 昭 氏そして、吉村 昭は徹底的に資料を調べ、
事実を忠実
に書くことこそ時代小説であるという信念を貫いた真面目な作家。

吉村 昭の小説は江戸時代の漂流記が多い。
江戸時代、大阪から江戸へ物資を運ぶ廻船が嵐に遭難し、
黒潮にのってロシア領や北アメリカに漂着した。

 

ロシアのペテルスブルグまで行って女王に会見した大黒屋光太夫。
アメリカ船に救出され、リンカーンに会ったアメリカ彦蔵の話。など多数ある。

アメリカ彦蔵その執筆の回想録を読むと・・・・・・

漂流民が帰国した場合、長崎の奉行所にて厳しく調べられ、
その調書が吟味書として残されている。
興味深いのは言葉について、聴いたままを記されてる。





たとえば・・・・・

  water          わらー      水
  thank you       さんきゅう    かたじけのうございます
  good morning     ぐーもー      お早うござります
  mayor          めいやー     大名
  bread          ぶれ       麦もち
  ham           はむ       獣肉のかまぼこ仕立て
  kiss           きす        互いに口をなめ合うことなり

このキスには漂流民は驚いたらしい。
「互いに口を強く吸い合いてチュウというなり」などと書いてある。

江戸時代、庶民のほとんどが「かな文字」が書けた。
船頭のうちには、歌舞伎、川柳などたしなむ者もいて漢字の読み書きもできていた。
たぶん、江戸時代の文化度は世界最高レベルだったのではないだろうか。
また、国内ですべて生産し、まかなうことができたため、
国内航路のみで、外航船を建造する必要がなかった。

それにしても、漂流者が書いた会話集のほうが、
ウォーター、グッドモーニングなんていう変な外来語より
よほど通じる英語だよね・・・・
音に忠実ということは大切なこと。

史実に忠実という吉村 昭のこだわりも凄い

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syobu828 at 21:24|PermalinkComments(14) 絵画 スケッチ 

2008年06月18日

アロマセラピー入門

アロマセラピーというのは、植物から取り出した精油成分の香りを心身に取り入れる自然療法です。

古代エジプトの時代から、植物エッセンスは体を磨く美容や、心身の不調を整える癒しの療法に役立てられていたのです。
この伝統がヨーロッパ人によって、世界各地に広まり、気力を充実させ、喜びを与えてくれる療法として現在も人々に愛されてるのです。

精油の成分については、科学的分析も行われ、明らかになりつつありますが、
天然物の全ての解明は難しく、伝承的な使い方が受け継がれてるのです。

これは、日本における漢方医学とも共通することがらだと思います。

精油成分の主はテルペンという揮発成分で、ヒノキの成分もテルペンです。
だから森林浴は素晴らしいアロマセラピーなのです。
また日常生活で、ネギやニンニク、ワサビなどもテルペンの働きで魚の腐敗を防いでます。


水蒸気蒸留装置エッセンシャルオイル(精油)は水蒸気蒸留法で抽出されます。
原料植物を蒸留釜に入れて、そこに水蒸気を送り込みます。
すると植物中にある精油成分が遊離、気化し、水蒸気と一緒に上昇します。
この精油成分が混入した水蒸気を冷却層で冷却すると液体に戻りますが、
エッセンシャルオイル(精油)は水には溶けない性質を持ち、水よりも軽いため、水とエッセンシャルオイル(精油)の2層に分かれて溜まります。


分離された水には、水溶性の芳香成分と微量の精油が残っており、
芳香蒸留水(アロマウオーター)として利用されます。

芳香蒸留水は口に入れても安全なほどマイルド。
皮膚への刺激も、光感作等もありません。
アロマセラピーの入門用として安心して使えます。

芳香蒸留化粧水そこで、ローズウオーター、ネロリウオーターに、
カモミール、ラベンダーを調合し、芳香蒸留化粧水を作ってみた。

天然物は香りがやさしい。
化粧水として使用するだけでなく、枕に吹きかけたら安眠できました。
風呂上りに全身吹き付けてます。さっぱりして、かゆみが解消されます。
などなどの感想をいただいてます。
更に改良を続け、完成させたいと研究中です・・・・・




ハーブ入浴剤さらに、ハーブティの原料を仕入れまして、ハーブの入浴剤を作りました。
ローズの蕾、花びら。ラベンダー。カモミールなど。
タイ、エジプト、フランス、パキスタンなどから集めたハーブです。


お茶として飲めるものですから、お風呂に入れるのは
ちょっともったいないと思いましたが、
お風呂で全身から、ハーブの芳香成分を取り入れるのは快適です。
天然の香りはとても心地よいし、お風呂の湯がなめらかで柔らかいのです。

この2点は水溶性の芳香成分ですから、効能はマイルド。
アロマセラピーの入門用として、誰でも楽しめる健康美容法ですよ。

クレオパトラの気持ちになっていかがですか。
夢はアラビアンナイト・・・・ウフフ・・・・

 

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syobu828 at 01:28|PermalinkComments(16) クレイセラピー粘土洗顔 

2008年06月09日

伝説のLE8T

ネットでオーディオの記事を見てると、
JBLのLE8Tというスピーカーが絶賛されてる。

伝説のLE8Tもう45年以上も前に開発された僅か20cmのスピーカーであるが、
これ以上のものがその後出来ないというくらいの評判を呼び、
オークションでも発売当時の価格以上で取引されてる。




スピーカーは電気信号を空気振動に変えて、音を出すものですが、
口径が大きい程、低音が良く出ますが反面、高音は出にくくなります。

そこで、低音は30cm以上の低音専用スピーカー(ウーファー)
中音は10cmのスコーカー、高音は2cmのツゥイターという具合に、
何個かのスピーカーを組み合わせてBOX(箱)に入れたものが
今の高級オーディオスピーカーです。

LE8T アルニコマグネットところが、フルレンジスピーカーと言って、
ひとつのスピーカーで低音から高音までカバーしてしまう種類のものがある。
フルレンジは音が同じところから出るので、ボーカルの音が上下に揺れない。
音の音像がしっかり安定してるという強みがある。
高音から低音まで滑らかに再生するという特徴もある。


怪物スピーカーと言われるJBL−LE8Tも20cmのフルレンジなのである。

さらに、強力で大きなアルニコ磁石を使用している。
アルニコというのは、アルミ、ニッケル、コバルトの合金ということで、
コバルトが稀少金属として価格急騰して、1970年代以降は使われなくなってしまった。

という訳で、LE8Tは伝説のスピーカーなのである。

私も記事に誘われて、いつかは手に入れたいと、
秋葉原まで現物を見に行ったのですが、
上質なものは30万円以上すると聞いて、ただ垂涎もので帰ってきました。

ところが、この5月中頃、
オークションに2点が同時に出るというハプニングがありまして、
締め切り際の混乱に乗じて、運よく私が相場の半値位で落札できたのです。

仕事部屋今、名器LE8Tは私の仕事部屋の片隅で、
サンスイの格子箱に収まり、
野太いパワーのある低音と澄み切った高音を奏でております。

確かに評判通りの奴である。



一言で表せば、雄大ということかしらね。

雄大な阿蘇08.5.12阿蘇の山のように・・・

雄大な音です。

しかし、50年前を越えるものが出来ないということは・・・

きっと、スピーカーっていうのは、器械というより楽器に近いもんなんだろうね。

 

西瓜夏の風物詩っていえば・・・・風鈴、金魚売り、ユカタ、花火、そして西瓜をたべる。
今年初物の西瓜を描いてみました。



 
 
 
 
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syobu828 at 00:28|PermalinkComments(6) JAZZ オーディオ 

2008年06月01日

カオリンおじさん 旅に出る。

毎年11月の終わり頃、関東地方の販売店の皆様を訪ねて旅に出るのですが、
今年は、季節の良い時に回ろうと計画して、5月23日から一週間の予定で出かけた。

福岡発午前8時の便で、新橋駅に11時に到着。

この度、白色粘土洗顔をお取り扱いいただくことになった
「長尾化粧品店」の社長さん、常務さんにご挨拶して、社員さん達の説明会をする。

長尾化粧品店は都内に15軒のお店を持つ東京の老舗化粧品店です。
店名は「銀座Bibi」・・銀座9番街   「エルメ」・・ニュー新橋ビル1F
どちらも私がずっと定宿にしてた銀座三井アーバンホテルの近所。
なにか縁のようなものを感じます。


甲府市 SATOSHIYA午後は、車で中央フリーウエイを使って山梨県甲府へ移動。
甲府市の化粧品店 「SATOSHIYA」さんを訪ねる。
この度、改装して素晴らしいお店が出来上がった。
その斬新な設計は、レストラン、喫茶店と間違えそう。
化粧品を並べる棚が無い。商品よりもサービスを主力にした店。
こんな化粧品店は東京にも無いだろう。

新装開店を知らせるインフォメイションには・・・・
やっと探し当てた逸品。粘土の洗顔は、正直「洗顔の革命」だと思う。
とお褒めの言葉をいただいています。

お店は夜まで忙しかった。
SATOSHIYAさんのファンが沢山いて、このお店を支持している。

綺麗な庭のあるレストランで、12時過ぎまで、
K氏ご夫妻の化粧品店にかける熱い思いをお伺いした。
「物より事」というお客様のニーズを上質なセンスで実現している。
なんといっても、K氏はこだわりのミュージシャン(Trumpet)だもの。


5月24日、上越新幹線で、燕三条市へ移動。
三条市の化粧品店「MIZUNO」さんを訪ねる。
こちらも、昨年改装した綺麗なお店。大変な繁盛店なのです。
水野社長、奥様、お嬢さん、家族の強い絆を核に、
若い女性社員さんたちの笑顔が明るい。
今日も、楕円のカウンターではお客様同志のコミュニケーションが続く。
お客様に化粧品と楽しい時間を売ってるようなお店なのです。
奥様のLOHAS志向がメインストリーム。

アロマandクレイセラピーの話で盛り上がった。


5月25日、隣の新潟市まで、ゆっくり移動。
市内を流れる信濃川にかかる万代橋を歩いてわたる。
河沿いを歩いてみる。河畔の喫茶店で昼食、そして本を読む。
新潟の街はもう何回も行ってるから詳しくなってる。
五月にしては暑い。半袖でも良いくらい。夏物のハンチング帽子を買う。

三日月秀行氏夕方、新潟古町の三日月化粧品店を訪ねる。
三日月秀行氏は粘土洗顔のパイオニアです。
彼の情熱と実績、評判のお陰で、
何軒ものお店が取り扱っていただけるようになったのです。
いつも明るい、優秀な社員さん達の尽力にも感謝です。
常に、化粧品の真髄を探求する三日月氏の研究心には敬服します。


5月26日、群馬県前橋市の白牡丹化粧品店さんを訪問。
「すずらんデパート」の隣にあり、
1階は化粧品とジュエリー、2階はファッションまで取り扱う広いお店です。
新しく入社した社員さんに粘土洗顔の説明をしました。
奥様はじめ、皆さん熱心に聞いてくださいました。
前橋市は群馬県の県庁所在地。緑の多い、落ち着いた学園文化都市。
隣の高崎市とは対照的な感じです。

夕方は東京へ戻り、三井アーバンホテルへ投宿する。
銀座で夕食をゆっくり食べて、軽く飲む。

5月27日、いつも最後は横浜へ泊まる。
翌日の行動を考えると、駅の東急ホテルが便利だ。
このホテルのクラシックな雰囲気が好みだ。とても落ち着く。

夕方、横浜伊勢佐木町の白牡丹化粧品店の広井さんご夫妻を訪ねる。
8階の事務所から、「横浜みなとみらい」の高層ビルがまじかに見える。
ライティングされ、夜景がきれいだ。

奥様の絵が、この春の白日会展に入選し、六本木の国立新美術館へ観に行った。
100号もの大作、8階の事務所に何日も泊まり込んで描かれたそうです。
その他、最近の作品をいろいろ見せていただく。

画 広井教子ジャズプレイヤーの絵。背景の描き方を教えていただいた。
何を主題として表現するのか。その他をどのようにまとめるのか。
省略するものは捨て、強調するものは力強く・・・・・

美味しい魚料理をご馳走になり、
Jazz Bar「Wind jammer」のスコッチソーダで仕上げる。
この店、1972年から、港横浜でJazzライブの灯をともし続けてる。
この夜はピアノトリオの演奏。軽快にスイングして、上品な演奏。
横浜ってお洒落な街だよねぇ・・・・
Jazzもこの港から上陸したんだからね。

今回の旅のテーマは「アロマandクレイセラピー」だった。
もちろん、皆さんにスパニシュレッドやローズウオーターの試作品を試していただいた。
興味を持って、話を聞いてもらえて良かった。
実現へ、強い味方を得た思いです。

スペインの壷5月28日、最終便で福岡着。やれやれ・・・・ほっ。

この旅を計画してくれた(株)トレノスのK氏に感謝です。


先週、スペインの色鮮やかな壷をパステルで描いてみた。


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syobu828 at 01:28|PermalinkComments(9) 旅行