2009年01月

2009年01月25日

福大病院 腫瘍会

この週末は寒波襲来で福岡市内でも雪が降った。
日曜日は都市高速や九州自動車道も通行止めになるほど。
小生、寒がり屋で風邪引きやすいほうだから、2日間どこへも行かず家に籠ってた。
テレビで後楽園のボクシング「ダイナミックグローブ」と大阪女子マラソンを見た。
マラソンで8年ぶりに優勝した渋井選手の笑顔が良かった。

先々週の土曜日(1月17日)、この夏入院してた福大病院耳鼻科の腫瘍会に出席した。
腫瘍会というのは、福大耳鼻科で悪性腫瘍(癌)を治療して退院した患者さん達の集まりなのです。
今回400名の方々に通知して、この日約100名の元入院患者達が集まった。

福大病院玄関午前9時より1人ずつ退院後の病状を聞き、診察が始まった。
この会は毎年一回開催され、退院した患者さんのその後を観察し、再発を防ぐことを目的にしている。
病院の医療サービスの一環として行われてるのだが、患者として安心である。
医学部の教室で美味しい昼食の後、歴代の耳鼻科主任教授のお話があった。

昭和48年(1973年)に開設された福大病院も36年になる。
癌の治療法もこの36年で飛躍的に進歩してきたと言えるだろう。
治療案内には次のように書かれてる。

放射線治療装置悪性腫瘍については、手術・放射線治療・抗がん剤投与を 基本とした集学的治療を行います。
治療では発声や嚥下など機能の温存を最優先としていますが、進行例においては拡大手術や腫瘍の栄養血管に抗がん剤を投与する超選択的動注化学療法が必要となる場合があります。
その際は形成外科・胸部外科や放射線科とのチーム医療を行い、治療後の機能障害が出来るだけ少なくなるように工夫も行っています。

 

私の場合、股の動脈からカテーテルを喉まで入れて、患部へ強力な抗癌剤を発射するという超選択的動注化学療法を4回受けたのだから、咽頭癌の進行例だった訳だ。
幸い元気でこの腫瘍会に出られて良かったと治療チームに感謝です。

それにしても愉快だったのは、同じ頃入院してた仲間が5人も顔を揃えたこと。
まるで同窓会である。
放射線だけで抗癌剤を使わなかったNさんは、
前日まで海外旅行に行っていたといって元気な姿を見せた。
しかし他の4人は食事の味が戻らない、口が渇く、声が枯れるなど
いくらかの後遺症を残してるようである。
でも退院できたという喜びは皆共通である。

「また来年も元気で会いましょう」という合言葉で会場を後にした。

誰でも今週一番の感激は・・・アメリカ オバマ大統領の就任式だろう。
これについては新聞、テレビ、HP、ブログなどなどたくさん書かれてるので。
私も夜中にテレビ見ていて、歴史に刻まれる日なんだと実感した。

マガモ 今津 09.1.8今週は寒いのでバードウオッチングは休んだ。

2月22日〜24日に沖縄へ行きませんかというお誘いを熊本のOさんからいただいた。
沖縄の野鳥スポットなどをNetで調べて楽しみにしてたら、
水曜日のランチ会で毎月若いご夫婦に会うのですが、
彼らも丁度同じ日に沖縄へ行き、マラソンに挑戦するという。
これは奇遇なことと、来月は沖縄でランチ会をしようとさらに楽しみになってきた。

ユリカモメ 今津 09.1.8そしたら、今日小学校時代の友人O君から電話があり、
「長男が結婚することになり、式を沖縄の宮古島でやることになった、君も出席してくれないか」と言う。
宮古島なんてこんな事でもないと行くことはないだろうから、どんな島なのか楽しみだ。
たしか、画家の奥秋先生夫妻が新婚旅行で去年行ったのも宮古島だったよね〜

さてさてどんな鳥達がいるんだろうかしら・・・行くのは5月だけどね。

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syobu828 at 23:47|PermalinkComments(6) ガン闘病記 

2009年01月17日

クロツラヘラサギ

福岡市の西、今津漁港は懐かしい港です。

今津河口と今津大橋36年前、17フィート(5m)の小さなヨットを係留させてもらったことがある。
博多湾は志賀島と能古島で玄界灘の荒波から守られてるから、
平水面が広く、穏やかで、ヨットに好適な海なのです。
30代は船に夢中になり、大型になり、韓国の釜山まで渡った。


働き盛りを毎週末ヨット漬けで過ごした私は、家業もだんだん難しくなり、
こうしてはいられないと船を処分して、化粧品の仕事を始めた。
役に立ったことは、自然志向の考え方が身についたことだと思ってる。


1月3日、久しぶりに今津へ孫とバードウオッチングに出かけた。
その時は小潮で干潟が少なく、クロツラヘラサギを見られなかった。

その後、1月8日に再度チャレンジしてみた。
クロツラヘラサギは河口の中洲にある葦の中で休んでいた。
岸から100m以上あるのできれいな写真が撮れない。
自然観察はのんびりいかなくてはと・・・・天気も良いので、
彼らが目覚めて移動するのを1時間ほど待っていた。

クロツラヘラサギ 09・1・8・今津その内、目が覚めて、20羽ほど一団となって飛び立ち移動した。
私も車で対岸へ追いかける・・・さらに向こう岸へと渡る・・・
そして幸運にも防波堤から5〜6m先にいる彼らをファインダーの中に見た。
バードウオッチング入門1ヶ月としては傑作が撮れたと家族に自慢した。

クロツラヘラサギ小魚を捜すクロツラヘラサギはくちばしも顔も黒いので、
顔立ちや表情が良くわからないが、なにか風格があり堂々としてる。
ヘラ状の大きなくちばしを浅瀬の中に突っ込んで小魚やカニを追い出し捕まえる。




日本野鳥の会のHPによれば・・・・・・
 
   全世界の個体数は約1,600羽で、
   朝鮮半島の西岸の38度線以北の離島や、
   中国遼東半島沿岸の離島で繁殖する。
   主な越冬地は台湾、香港、ベトナム、中国南部、日本など。
   日本では九州以南で越冬し、近年は毎年約150羽が越冬している。


クロツラヘラサギ 今津クロツラヘラサギは環境省のレッドデータブックの絶滅危惧(きぐ)1A類。
世界でたった1600羽、日本に150羽。
今津に20羽位毎年越冬するということは、
福岡市民はこの渡り鳥を大切にしなければならないなぁ〜



オオサギとクロツラヘラサギ 今津先日、西日本新聞で報じられた釣り糸が足にからまって衰弱した
クロツラヘラサギは保護されたんだろうかしら・・・
昨年も釣り糸が首に巻きついて死んだ鳥がいた。
釣り人のマナー違反がこんな被害を生むのだ。




首を伸ばして飛ぶクロツラヘラサギオオサギ、アオサギ、コサギなど鷺は首をすぼめて飛ぶのに・・・・
クロツラヘラサギは、コウノトリ目トキ科に属するので、
トキや鶴のように首を伸ばして飛ぶのだ
そこが、クロツラヘラサギの優雅で貴重なところでもある。


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syobu828 at 23:24|PermalinkComments(9) エコロジー生物学 

2009年01月09日

旧友からの年賀状

今年の箱根駅伝も5区の山登りで大逆転があった。
昨年、駒沢大学を山登りで追い越して往路優勝した早稲田
今年は東洋大の柏原選手に大逆転されてしまったのだ。
東洋大の柏原選手柏原選手はこれまで無名の1年生。
「山の神」今井選手の記録を大幅に破る新記録を打ち立てた。
小田原でタスキを受けた時は先頭と5分遅れの8位。
誰も首位に立つなどと予想もしなかった。
奇跡的な快挙は見てるものを感動させる。
ここ数年、正月に箱根駅伝を楽しみにするのは、
きっと元気をもらえるからなのだろう。



3日は晴天。孫とバードウオッチングの約束してたから、西区今津へ。
オオサギ 和白 09.1.あいにく小潮の満潮で、干潟が少ない。
お目当てのクロツラヘラサギは見当たらない。
アオサギ、コサギ、マガモ、ハクセキレイ、そしてカワセミの飛ぶところを見た。
午後からは、都市高速を使って和白干潟へ行った。
和白で、オオサギ、ツクシカモ、都鳥を写真に撮る。

生き物好きの孫は鳥の図鑑で見て名前を知ってたから
実物をフィールドスコープで捉えて興奮している。
この頃の子供は携帯電話やパソコン、ゲーム機などに慣れてるから、
デジカメなんかはちょっと教えるとすぐにのみ込める。
ミノルタの重たい「一眼デジ200ミリ望遠」を気に入って使いまわしていた。


高校の同級生だったS君からきれいな年賀状をもらった。
S君の家業は100%乾燥した空気を造る器械の会社。
PC基盤の製造や精密機械の製造には100%乾燥した空気が必須なのだ。
彼は時代の要請に答え、この会社を大きく発展させた。
昨年子息に譲り、今は悠々と会長職をやってる。
S君は真面目で秀才、W大の理工学部へ進んだ。
高校3年の時、未だに「喫茶店へ行ったことが無い」なんて言うんで、
小学校の友人で喫茶店をやってる0君を紹介した。

S君の絵手紙 ラベンダー畑どうしたものか堅物のS君と
軟派な0君はすっかり意気投合し、
今でも東京へ行くと3人で
新宿のごちゃごちゃした酒場で飲む。

硬派と思ってたS君が
こんな繊細な絵手紙を描くということは、
彼には昔から絵心ってもんがあって、
柔らかいところもあったんだなぁ〜

  その年賀状には・・・・・
  「ラベンダーの咲くころ、北海道は旭川の南、
  美瑛(ビエイ)というところへ行ってみたいと思ってます。
  それはそれは気分のよいところです。」
  と記されてる。

化粧品をなりわいにしてる小生としては、
ラベンダー、カモミール、ローズなどハーブは関心のあるところ。
九州のラベンダー畑はこんなに広く見事ではない。
一度北海道旭川「美瑛」へ行ってみたいものだ。


S君と机を並べた時から、あっという間の50年だった。
今、同じ年頃になった孫と野鳥を追いかけてる。
これからこの子は何に夢中になり、
どんな人生を生きるのだろうか?
それは彼が自分で選ぶこと。

おじいさんは余計な口出しせず、
ただじっと見守るよりしかたないね・・・・・・・・・。

 

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syobu828 at 08:31|PermalinkComments(10) 友人達 

2009年01月01日

2009.年頭に思うこと

先週は小春日和の暖かい日が続いてたのに、
大晦日に突然崩れて寒波がやってきた。
このぶんでは元旦はかもしれない。
そうなれば2日の箱根駅伝は厳しいレースになるだろう。
毎年これをテレビで見るのが正月の楽しみである。

1929 ニューヨーク ウオール街の群集2008年の後半は大波乱の年だった。
1929年のように大恐慌になるのだろうか・・・今後予断はゆるさない。
経済問題は複雑すぎてよくわからないことが多い。
投機的なマネーを動かしてる連中が作ったバブルが破裂すると、
真面目に働いてる人達が解雇されたり、倒産するというのが納得いかないのだ。

ベルリンの壁が壊され、ソビエト連邦が消滅し、
中国が自由経済へ転向したのが1989年。
冷戦が終結して20年間、アメリカの経済力と軍事力が世界を動かしてきた。

しかし今、アメリカ中心の世界はまた変化しようとしている。
これから、ヨーロッパ、中国、インド、日本と力は分散するのだろうか。
どちらにしても、世界中で経済的苦境が2〜3年は続くのだろう。


戦後の壊滅的な時代を我々の父母達は生き延びてきた。
私は戦中に生まれたが、何も無い時代、それでもなんとか育ってきた。
今思えば、人と分け合った楽しい思い出が沢山あった。
人間はたくましい、物は無くとも心があれば幸せに暮らせることを思い起こす。

小生の個人的なことですが、昨年は咽頭ガンで3ヶ月も入院してしまい、
周りの人達に心配をかけてしまった。
皆様の激励のお陰で、なんとか元気で正月を迎えることができた。
病気が病気だから、もしかしたらこれまでかもしれないなんて思ったこともあった。
しかし、元来のん気というか楽天的なところがあるのだろう。
治るものと決め込んで、入院生活も結構楽しい体験だった。
MRI、CTスキャン、抗癌剤、放射線、動脈注入法など化学療法を体験して、
現代医学の最先端を知ることができた。
医師、看護師、薬剤師、病院関係者の皆さんの献身的な働きに感謝です。
私の入院した福岡大学病院はとても良好な医療環境です。

ヒドリガモ 和白干潟 08.12.19現在、外来治療を続けながら、
漢方医学や食事療法も取り入れて
体力と自然治癒力の向上を目指してます。

なにしろ白血球が健康人の半分位しかないので、
感染症に気をつけなければなりません。


 

白鷺(コサギ)和白干潟 08.12.19さて、元日は近所の神社へ参拝して、2日は箱根駅伝。
3日は生き物好きの中学3年の孫を連れて、
福岡市西区の今津干潟へ野鳥を見に行く予定です。
今津干潟はクロツラヘラサギが毎年越冬するので有名。
その美しい姿を写真に撮るのも楽しみです。
願わくば北西風の吹かない暖かな日になってくれるといいんだが・・・



2009・年賀状今年の年賀状はギターの名人「ジョー・パス」と
ベースの達人「ニールス・ヘニング・オルステッド・ペデルセン」になった。
彼らのデュオは昨年一番感激したCDだったから。

それでは皆様良いお年をお迎えください。
本年もよろしくお願い申し上げます。


 

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syobu828 at 00:05|PermalinkComments(19) エコロジー生物学