2009年02月

2009年02月25日

避寒地 沖縄

今年も沖縄旅行の日が来た。
2月22日(雨天)、冬のコートは置いて、ジャケットにマフラー巻いて、
那覇行きの飛行機に飛び乗る。

那覇港の貨物船毎年、冬の終わりに那覇へ行くことにしてる。
避寒というより、いちはやく春を体感して、
ちじこまった手足を伸ばせるのが嬉しい。

那覇はもう初夏だ。
気温は26℃、温かい南風が吹いてる。



毎年訪ねるのは、漢方医学の研究者玉那覇 昌保氏である。
昨年から、癌の再発を防ぐ健康法を指導いただき、
玉那覇氏の処方する漢方薬を服用している。
「顔色も良いし、もう大丈夫ですよ」と言われ安心した。

熊本の0さんも来て、那覇空港で一緒になった。
0さんはアトピー皮膚炎で、ステロイドから見事に離脱できた。
それは大変な闘病の2年間だったが、自然治癒力で健康を取り戻したのだ。
全身の湿疹は90%完治し、最後の仕上げに入ってる。
小生にとっては、「病の先輩」である。

玉那覇氏の今回の話は、

ミトコンドリア癌やアトピーなどは生活習慣病であり、
その原因は複合的であるが、
なんといっても細胞のエネルギーを作り出す器官、
ミトコンドリアが酸欠状態を起こしてることが問題。

運動不足、浅い呼吸、体の冷え、不眠、
血行不全、食生活の乱れ、ストレスなどによって
ミトコンドリアに酸素が充分に送れないと、
エネルギーは不完全燃焼の状態になり、白血球の免疫作用が低下する。
免疫力が低下すると、癌やアトピー、リュウマチ、膠原病などの難病が起こる。

まさに、小生の今までの生活習慣をかえりみれば、
運動不足、歩かない、車を足代わりにしてた。
冷え性、トイレが近い・・冬でもビール飲む・・・そしてタバコ中毒。
朝食はパン、コーヒー。昼はパスタや麺類。米飯は夕方軽くたべるだけ。
朝3時に眠り、朝8時に起きる。 睡眠不足、昼間うたた寝する・・・

数え上げればきりがないな・・・・・病んでみて解る健康のありがたさである



翌日、福岡の友人、今村さん夫妻が那覇に来ていて皆でお茶した。
彼らは、26歳、23歳と若い、小生の孫に近い年齢であるが、
とても真面目で人生目標もしっかりしてる。

おきなわマラソン 2009今回、沖縄マラソンに参加するため土曜日から来ていた。
驚いたことに、何と11000人中、ご主人は13位なのである。
タイムは2時間43分。もうこれは一流選手並み。
このタイムだと、福岡国際マラソンにも出場できるという。
とにかく入賞オメデトウ・・・・ 
あっ奥さんも完走。たしか5時間くらいでしたよね。すごいこと。


今回のもうひとつの楽しみは沖縄の野鳥。
玉那覇さんが前もって調べておいてくれた。
まず、市の中心にある漫湖の干潟。
水際にはマングローブの木々が生えて、さすが南国である。

ダイシャクシギ 那覇漫湖もうとっくに北朝鮮やシベリヤへ帰ったものと思ってた
ダイシャクシギが何羽も集団で棲息してるではありませんか。
福岡にくらべると、鳥ものんびりしてるようにみえました。長いくちばしを干潟の泥に差し込んでカニを捕らえて食べる。
この干潟はラムサール条約で保護区域に指定されてる。
那覇市では立派な野鳥センターを建設し、
無料でニコンフィールドスコープによる観察ができる。

セイタカシギ 那覇三角池漫湖から近いところで三角池という農業用溜池に、
セイタカシギが20羽ほど群れになっていた。
「干潟のバレリーナ」といわれるほど足が長く、きれいなシギである。水深のある場所まで入り、くちばしを突き出して水中の食べ物をついばむ。
初めての沖縄バードウオッチングで、
ダイシャクシギとセイタカシギをカメラに収めることができて幸運。
もう来週には残らず北国へ帰るだろうから。

私がここ沖縄で元気になったように・・・・・
彼らもこの避寒地で、北へ渡っていくエネルギーを蓄積したことだろう。
また来年、漫湖の干潟で再会したいものです。

 

TINA 全方位バックロードホーン玉那覇さんのオーディオのスピーカーはさらにグレードアップしていた。
沖縄TINAオーディオの最新スピーカーは20cmの円筒状で
その高さは150cm以上ある長身。

アートペッパーのアルトサックスの音がやわらかく部屋中に広がる。
音は全方向から流れ出て、余韻を残して空間へ消えていく。

なにしろスピーカーが天井を向いてる珍しい型式だ。
低音は筒の中を巡り、増幅され下部から出てくる。
(全方位バックロードホーン)
発想の転換とはこういうことだというお手本だなぁ〜。



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syobu828 at 16:05|PermalinkComments(12) 旅行 

2009年02月17日

3人の女性ボーカリスト

先週末は強い南風、春一番が吹いて、
気温も25度と4月並みの暖かさ。
月曜日はまた元通りの冬へ戻ったけど、
大宰府の梅も咲いて、そろそろ春も近いんだ。

録画しておいたDVDの整理をしてたら、
NHK−BSが放映した「2007 東京ジャズフェステバル」がでてきた。

Stacey Kent観直してみて、ステイシー・ケントという女性歌手を発見。
ハスキーで柔らかく、可愛い声である。
しかもクラシック(60年代の本格派)で、メロディに忠実なきちんとした歌い方。

2年前はスタン・ゲッツやアートペッパーのSAXに夢中になって、ボーカルに関心なかったため素通りしてたんだろう。

アマゾンでステイシー・ケントのCDを調べてみる。
沢山出てるじゃありませんか。
しかもレビューはどれも絶賛してるものばかり。
うわっ〜知らなかったな。新人歌手の第一人者なんて・・・・・

Stacey Kent 2ステイシー・ケントはイギリスで活躍してる女性ジャズボーカリスト
1965年生まれ。1992年のBBC Jazz Award for Best Vocalistに選ばれてる。

Stacey Kent in Shall We Dance

Stacey Kent - Ces petits riens

ちょっと気難しい友人に聴かせたところ、「可愛い声、とても癒される」とすぐに気に入ったくらいだから、ステイシー・ケントはおすすめです。



そこで、1960年代のエラ・フィッツジェラルド、サラ・ボーン、
カーメン・マクレイがボーカルの3女王といわれるように、
今の人気女性ボーカリストといえば・・・・・
ノラ・ジョーンズ、ダイアナ・クラールにステイシー・ケントを加えることになるね。


Norah Jonesノラ・ジョーンズインド人のシタール奏者を父として
1979年ニューヨークに生まれる。
母もJazz好きで、ビリーホリディのLPを聴いて育った。
アルバムCome Away With Meは2003年グラミー賞の8部門で受賞し、全世界で1800万枚という驚異的に売れたCDだ。

ナチュラルな心地よさと、芯の強い個性を感じさせる声にひきつけられる。
そして何回も聴いてると、細かいところまで気持ちが行き届いて、
持って生まれた天性でしょうか、さすがに上手い。
ビリーホリデイのデビューしたときもこんな風だったのかな。
Norah Jones - Are you lonesome

Norah Jones - Cold Cold Heart




Daiana Krall Bestダイアナ・クラールは1965年カナダに生まれた。
ボストンのバークリー音楽大学でJAZZを学んだ本格実力派。

Jazzのスタンダード曲をたくさん歌ってるベストアルバムを聴くと、
もう新人というより第一人者といえる貫禄と落ち着きがある。



Daiana Krall  A girl in the other roomアルバム「ザ・ガール・イン・ジ・アザー・ルーム(The Girl in the Other Room)」は聴き応えのあるオリジナル作品。

Diana Krall: Cry me a river

Diana Krall  : Departure Bay



ステイシー・ケントの唄うハッシャバイ マウンテン
こんな子守唄を唄ってあげる子や、聴かせてくれる人がいたら
もうそれだけで幸せなことです・・・・・

では、今夜はぐっすりおやすみくださいな・・・Good Night

   HUSHABYE  MOUNTAIN

   A gentle breeze from Hasyabye Mountain

   Softly blows over Lullaby Bay

   It fills the sails of boats that are waiting

   Waiting to sail your worries way

 

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syobu828 at 01:34|PermalinkComments(17) JAZZ オーディオ 

2009年02月09日

江戸の感性

2月6日(金) 「江戸しぐさの伝承者」越川禮子先生の講演会へ出かけた。

今回の講演会は、天神「ゆなさ塾」浜田安代先生の主宰で開催された。
浜田先生は越川先生の「江戸しぐさ」をもう10年前から九州で広めてきた。
そして昨年、誰にも解りやすい「江戸しぐさ漫画本」を出版した。

この日、出版記念ということで越川先生をお招きして講演会が開かれたのだ。
江戸しぐさに興味を持ち、理解してる人達で会場は満員だった。


江戸しぐさマンガ教本「江戸しぐさ」というのは・・・・・・・

町方のリーダー達(町衆)が江戸の町の繁栄と平和の存続を考え、
また異文化の人々との共生に知恵をしぼり、率先して行った行動哲学で、一般の町人にも浸透した。
封建時代の士農工商の身分制度はありながら、何回かの飢饉を乗り越えて平和と繁栄が300年も続いたのだ。

江戸時代、人口100万という世界一の大都市
ちなみにニューヨークはまだ7万人くらいだった。
それだけ人口が集中するということは、異文化の地方出身者が多かった。

「江戸しぐさ」とは
江戸企業家の生活信条(哲学)から瞬間的に生まれるアクション
それは、目つき、表情、口のききかた、身のこなし であった。

その本質は・・・・・・・

 約束を守る。子供の唄に・・指きりげんまん針千本飲ます、死んだら御免。
           というのがあるが、約束には命がかかるということ。

見て解ることは言わない。髪が薄くなったね。太ったね。シワが増えたなどと
                  目に見えてわかることは言わない。

 「結界覚え」  専門家の領域に侵入しない。プロの技量を尊重する。

人のしぐさを見て決めよ。他人の本音はしぐさ(行動)で解る。

個人差を尊とぶ。個性を認めそれぞれを適材適所に配する。共生すること。

そしてなにより、粋(イキ)で遊び心があり、肩書きを気にしない生き方だ。


越川禮子先生約2時間の講演はあっという間に過ぎた。
女性の自立を応援するゆなさ塾の女性達が多かったが、
デザイン会社やアパレル会社、住宅会社を経営する友人達(オジサン達)も入り混じって、江戸しぐさを経営に活かそうという機運も感じられた。

越川先生は83歳なんて信じられない若く、素敵な女性。
江戸しぐさを実践してるその話も身のこなしも粋でお洒落。



私は小学校の頃を思い出していた・・・・・
同級生に吉原君というなかなか目立った子がいた。
何人かで彼の家へ遊びに行った。

おばあちゃんがチャキチャキの「江戸っ子」で、
よその子にも作法を教える厳しい人だったけど
戦後の物の無い時なのに、お雑煮やぜんざい、お団子なんか
子供の好きなものを用意して、いつも歓待してくれた。
その手際の良いこと、気持ちの良い「江戸しぐさ」だったと思う。

彼の父は神田でサンヨーレインコート(三陽商会)という会社をしてた。
・・・・SANYOというアパレルメーカーの前身ですが・・・
大人の人達もたくさん出入りしてたようだった。

後でわかったのですが、劇団四季の人達が多かったらしい。
でも僕ら子供達も庭でボール投げしたり、空気銃遊びなんかして、
「子供は邪魔」なんていう人は誰もいなかった。

子供は大人の言葉、身のこなしを見て憶えるもの・・・
来るもの拒まず、人の役にたつように楽しむという
共生の哲学が彼の家にはあったように懐かしく思い出す・・・・


大濠公園 キンクロハジロ先週は近くの大濠公園へ行ってみた。
カモの仲間で「キンクロハジロ」という珍しい鳥がいる。
頭の後ろの黒い毛がのびてとびだしてるのと、
目が金色なのが可愛い。

水底の貝めがけて潜水して食べ物を獲る。
島根県の宍道湖にも多いそうで、
淡水でも汽水でも生活できるらしい。


ユリカモメ 大濠公園この写真のように、鳥達は群れてることが多いけど、

仲良く暮らすために何を話し合ってるのかしら・・・

彼らの日々は粋で遊び心充分と見たけどね〜




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syobu828 at 02:48|PermalinkComments(8) 旅行 

2009年02月02日

What a wonderful world

この頃ではエコといえば地球温暖化防止でしょうと言うくらい
CO2排出の少ない生活や車を選ぶことがモラルになってきてる。

日本の環境問題を振り返ると、50〜60年代の高度成長期には
光化学スモッグや喘息などの大気汚染、河川の汚染、水俣病
カネミ油症などなど環境、健康問題が多数発生した。
環境のことを考えないで経済成長優先に走れば、不幸な犠牲者を沢山出す。
発展途上の国々ではこの悲劇をくりかえさないで欲しいと思う。

80年代は酸性雨、90年代はダイオキシン、環境ホルモン、BSEと続き、
今はCO2を減らすために「脱炭素」が主題になってる。

地球「地球温暖化が異常気象を引き起こし、
極地の氷山が融け都市は水没する」
という「地球温暖化」話が始まったのは
1988年NASAの発表からである。

しかし本当にCO2により、地球が温暖化してるのだろうか?

これに関しては専門家も疑問を呈してる。

NASA発表から20年たったけれど地球の平均気温は目立って上がっていない。
平安時代は今より温暖だったという証拠がある。
太陽の活動や地軸の傾きによって温暖と寒冷を繰り返してるという学説がある。
さらに、北極の氷河が融けても水位は上がらないということも証明されてる。
どうも温暖化はマスコミや環境運動家の脅かし、煽動ではないかと危惧される。

しかし地球の資源は有限だということはまぎれもない事実である。
石油や金、銅などの鉱物資源はこのままでは40年位で枯渇するといわれてる。
そこで、太陽光発電など光エネルギーの開発は環境上有望であると思う。

光エネルギーを有効に使ってきたのは植物である。
森の木々は光エネルギーによって、炭酸ガスから体を作る。
その仕組みは木の皮の内側に形成層という新しい細胞を作る層がある。
生きてるのはこの形成層だけで、外側の皮も内側も生きてはいない。
木は大きく成長して、光エネルギーを取り込むために
形成層だけに生きてもらい、エネルギーを節約して生きながらえてきた。
それだけ、光エネルギーは薄く広く分布してるのだ。
果たして人間に植物のように節約して光を利用することができるだろうか。


ハクセキレイ 今津干潟 たぶん、従来の化石燃料も使い、光も風も使うという貪欲な使い方になるような気がする。
そうなればエコロジーは掛け声ばかりで、ただ新手の環境産業が始まり、
さらなる経済成長というGNPを上げることに狂奔することになる。
GNPの上昇は資源を使い、かえってCO2を増やすことになるんだ。

もう先進国の便利な生活はこの辺で充分じゃあないんだろうか。
オバマ大統領が提唱する「グリーン・ニュディール政策」によって、
途上国の人達がもっと豊かになれるのなら大賛成なんだけどね。

この美しい地球を護りたいと願うのは誰しもの願いなんだ。

今日はちょいと難しいこと考えすぎたようだ。

イギリスのジャズシンガー ステイシー・ケントの唄を聴いてください。

ステイシー・ケントWHAT  A  WONDERFUL  WORLD

I  see  tree  of  green, red  roses  too

I  see  them  bloom  for  me  and  you

And  I  think  to  myself  what  a  wonderful  world

この美しい地球をいつまでも・・・・・・・

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syobu828 at 02:14|PermalinkComments(10) JAZZ オーディオ