2010年03月

2010年03月22日

21世紀の医学

3月20日(土)福岡南市民センターで、「21世紀の医学」と題して、
新潟大学の世界的免疫学者安保徹先生
気医学の権威大田篤先生の講演会が開催された。
この講演会の協賛企業の一員である「笑顔整体」の今村夫妻から案内を頂いていた。
会場は500人以上の参加者でほとんど満員の盛況。
多くの出版と講演で安保先生が今いかに注目されてるかということが解かる。

今村さんのところは、ご両親、ご家族皆さん揃って講演を聴きに来ていた。
健康について家族で同じ見解を持つことは理想的だ。
もし、誰かがガンと宣告されたとき、まず家族の理解と協力が必須なのだから。

安保先生の講演は、私がガンと宣告される3年前に、
大阪の甲田先生とのジョイント講演会でお聴きしたことがある。
その時は、まさか私がガンになるなんて思わないので、
両先生とも医者としてかなり異端であり、勇気のある方々だと感激して聴いたものだ。
もし、ガンになって、現代医10 3 20 21世紀の医学療がダメでも他に方法はあるんだという知識に留まってた。

ああそれなのに、それなのに。

近所で評判の耳鼻科に掛り、「すぐ大学病院で検査しなさい。すぐ紹介状を書きますから、一刻の猶予もなりません」の一言で入院。
大学病院のCT,MRIなどの検査機械に映し出されたガン細胞の実態を見て、
科学技術の驚異に降参し、
薦められるままに3ヶ月入院して、放射線治療、抗癌剤の動脈注入という化学療法を受けた。
退院した時は、これで咽頭ガンは退治されたと喜んで帰宅したものだ。

ところが、医学評論家の船瀬俊介氏も指摘してるように、
化学療法をすると免疫力が低下し、ガンは再発しやすいと言われてる。

化学療法の副作用で白血球が2500という低位から回復してこない。
やはり7ヶ月後に、首のリンパ節にガンは転移した。
もう放射線は限度一杯までしてるので、リンパ節は手術するしかない。
2度目の入院でリンパ節を切除する。
手術は首の神経のシビレや肩こりなどの後遺症は残るが、化学療法のような免疫力の低下は少ない。

さらに、この手術後の検査で左肺に1,5cmの肺ガンが発見される。
これでは、ガンマーチというように全身にガンが回るようになるのかもしれない。
なんとかしなければと自分で納得いくように、安保先生、森下先生の本を真剣に読み漁る。

最初から病院を振り切って、森下自然医学療法をやった先輩の篠崎勝美さんのような方は素晴らしい。
しかし多くの方は私のように現代医療を体験してから代替医療へ向うという方が多いのではないだろうか。

この日の安保先生の初めの話は、
「何故医者不足といわれるのでしょうか?」でした。
それは、体の具合が悪くなったら病院へ行けばよいと、患者さんが病院へ丸投げしてるから。
病院は忙しいから、生活指導なんかしてられない。薬を山ほどくれる。
薬では病気は治らないから、益々病院は繁盛し、医者は足りなくなる。
現代病といわれるガン、アトピー、高血圧、糖尿病などは皆生活習慣病である。
生活習慣を一変させなければ、治るはずがない。
私は2年間で3回も入院したけれど、生活指導などというものは一切無かった。
処方された薬を飲んで、定期的に検査を続けるというのが今の医療です。

10 3 16  リバーサイド ライブガンを自然に治したという方々の体験を聴くと、
ほとんどの方が従来の生活習慣を変えて、食事は玄米菜食にし、
とくにストレスを無くし、暢気に、陽気に笑い
楽しく暮らすという心の問題が大切だ。

安保先生の持論。真面目すぎるとガンになる。
交感神経の緊張がリンパ球を減らす。
リラックスして副交感神経を働かせリンパ球を増やすことだ。
私の場合も、血液検査の分画を見ると、いつもリンパ球は10%台が続いていた。
自然療法の成果だと思うが、現在は20%を越えて正常域になってる。


この日の安保先生と大田先生のパネルデスカッションでは、
太田先生が多くの報道されない医学情報の真相を公開した。、
それらは皆、製薬企業、医療産業、病院などの利益が優先され
不都合なデータは隠蔽されるという内容のものであった。

安保先生は得意のジョークで笑わせながら、病院での抗癌剤の断り方を教えてくれた。
「本当は医者も化学療法では治らないと自信を失ってるのだから、逆なでしないで、じんわりと断り、しかし先生を信頼してますと言えばいいんですよ」
彼らも真面目になんとかしたいと、もがいてるのだが化学療法では治せない。
彼ら医師達も現代日本の医療制度の犠牲者なのかもしれない。
薬や検査、手術をしなければ、病院の収入にならないという医療制度に問題がある。
生活習慣の指導で治ったら指導料を支払うというのが理想である。

もうアメリカ、ヨーロッパでは、代替医療によって、ガンは減少してるという。

10  3  7 折り紙で作ったお菓子箱最後に安保先生は・・・・締めくくった。
日本人は方向が決まるといっせいにそちらへ流れるという集団行動が得意な国民性があるから、
ガンは生活習慣を変えれば治るということが解かると、
世界で一番早くガンを克服する国民になりますよ。
今丁度変わり目にさしかかりつつあります。

それには、一般の人達が勉強し、知識を持ち、
自分で健康管理できるようにならなければなりません。


元々、抗癌剤なんてものが無かった50年前、国民皆保険の無かった時代。

誰でも自分で健康管理し、自分で心身をコントロールしてた。

それは、あらゆる生き物たちが自然にやってることだから。

人間もできるはずなのだ。

会場には笑いが絶えず、痛快な先生の話に拍手喝采。

なんとも明るく楽しい医学講演会だった。

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syobu828 at 20:34|PermalinkComments(8) ガン闘病記 

2010年03月14日

イマジネーション

日高敏隆著「世界をこんなふうに見てごらん」を読んだ。
京都大学名誉教授、動物行動学の第一人者、日高敏隆先生は
昨年の11月に亡くなられたから、この本は先生の最後の出版物になる。

遺稿集とか最終出版というものを読むと、研究の成果が凝縮され、
著者が何を世に問いたかったのかが明白に解かる。
文体が平易で解かりやすく、行を目で追うだけで入ってくるようである。

この本は「どうするとものが見えてくるのか、どうすると解かるのか」について
これまでの常識を覆しつつ解き明かしてくれる楽しく読める本である。

10 3 14 世界をこんなふうに見てごらん日高先生は中学2年の時、学徒動員の軍需工場で、ユクスキュルの「生物から見た世界」を読み、生き物は客観的環境ではなく、それぞれ独自の「環世界」の中に生きてるということを知った。
この本との出合いが無かったら、生物学者日高敏隆は無かったかもしれない。

生き物はそれぞれ生き物によって見える世界が異なってる、人間は人間の作り出した概念的世界(イリュージョン)に生きてるだけで、ものの本質が見えるというのは懐疑的である。
人間だけが偉いわけではない。人間の出来ないことが出来るという、ある点では人間より何倍も優れた特技をもってる生き物はたくさんいるのだから。

10 3 14 生物から見た世界人間は概念を通してものを見てるということを知って自然を観察し、もし他の生き物だったらどうなんだろうという想像(イマジネーション)を働かせれば、そこに新たな発見がたくさん起こるかもしれない。

科学というのは、まずイマジネーションがあって、これを仮説して実験が重ねられ、それが証明されれば発明や発見ということになると日高先生は説いてる。
実験だけでは従来説の証明はできても新発見には至らない。

いかにイマジネーションが大切なことなのか。
それは人間の概念を越えて、自然を多様化して見るという想像がいるのだろう。 



密林の原住民の前に現れた蒸気機関車の話。

原住民は、「これは走ってきたんだから中に馬が入ってるに違いない」と言う。
もちろん馬は出てくるはずはない。石炭のクズや水だけである。
しかし祈祷師が呼ばれ、「馬が入っていた。しかし馬は見えなかった。なぜか、その馬は幽霊だった」と言う。
住民は幽霊の馬ということで納得してしまう。
幽霊はイマジネーションの産物と言われてるが、
イマジネーションの欠如であると、日高先生は科学者の真骨頂を説いてる。



京都の幽霊の話。

京都の山里に幽霊の出る所が何箇所もあるという、あるタクシーの運転手が雨の夜、祇園で和服のホステスを乗せた。
ホステスさんは酔ってしんどいから、帯などゆるめてよろしいかという。
車は山里の奥まで進み、このあたりは幽霊の出るという岩倉が近い。
お金を払って女性は降りた。
しばらく行って明るくなったので、ふとバックミラーを見ると、そのお客さんがまだ乗っている。
これは幽霊やと思い。必死で車を走らせる。
街に出て、こわごわバックミラーをみるともう女の人は居ない。
次に男の人が乗り込む、その男が運転手さん座席の下にこんなもの落ちとったで、と言う。それは「かつら」でした。
かつらがバックミラーに映ってたんですね。
これもイマジネーションの産物ではなく、イマジネーションの不足なんだね。




先週、大学時代の友人、佐藤昌義君が訪ねて来てくれた。

10  3  7 梅光園団地趣味が音楽CDのコレクションということでいつも話は尽きないのですが、

今回は、経済学、生物学から最近の哲学論の方向まで話が広がった。

ふと、佐藤君の顔を見ると、シワも消えて、青春時代の顔立ちが蘇っている。

45年前の端正な顔立ち、秀才で好青年だったあの顔が。

僕らの時代は、マルクス、サルトル、フロイドだったからなぁ〜。

フランスの構造主義って知ってる?いや知らないね。

人はそれぞれ概念的世界に生きてるから、社会構造に左右されるんだって。

構造主義について経済学部教授になった武田に今度会ったら聞いてみるよ。

10  3  7  ミスタードーナツ   七隈店にて翌日、佐藤君からメールが来た。

今 福岡から帰宅したばかりです。

3月8日は 青春そのものでした。これからですよ!

福岡は すご-く寒かったけれど 熱情溢れる友人と

美味しい料理を食べ

歓談できたので大満足です。


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syobu828 at 19:25|PermalinkComments(8) エコロジー生物学 

2010年03月08日

スージー黒岩

福岡中州歓楽街の一角、那珂川沿いの古いビルの2階に
「リバーサイド」というジャズクラブがある。

10  3  5  大濠公園 パステル天神の「ブルーノート」が2年前閉店になり、福岡市でジャズライブを毎夜聴けるのは、
中州「リバーサイド」と春吉「ニューコンボ」、大名「バックステージ」の3軒になってしまった。
ジャズ愛好家が高齢化してだんだん少なくなってるのも一因だろうけど、
元々マイナーな分野なんだから、なんとか3軒が健在なのは有難いこと。

臨場感あるオーデイオで楽しむマニアックなジャズキチもいいけど、
やはり生の演奏を聴き、生の声に触れるのが最高じゃないかな。
私は何百人も入る大ホールよりも薄暗いジャズバーの方がずっと好きだ。
演奏するプレイヤーと歌手の息遣いがストレートに伝わってくるからだろう。


10  3  5  大濠公園  水彩色鉛筆先週末、肺ガン手術後の見舞いということで、友人二人が訪ねてきてくれた。
見舞いといっても本人はご覧のとうりピンピンしてるわけだから、
昼間は大濠公園を歩いて市美術館で「古代エジプト展」を観て回ったりした。
大名「しお菜」のマクロビ料理で腹ごしらえして、
さて夕暮れ時はジャズなんかどうでしょうといつものコースで「リバーサイド」へ行くことになった。



この夜のリバーサイドは、札幌のジャズクラブ「ディバイディ」のオーナーでありジャズシンガー、スージー黒岩を1年に1回呼ぶという特別な日だった。

10  3  5 中州リバーサイドで歌う スジー黒岩スージー黒岩は黒岩静枝/スージーの愛称で呼ばれる。
魂をゆさぶるダイナミックなボーカルは、
1960年代のベトナム米軍キャンプで培われたもの。

DAY BY DAY
札幌市中央区南5西2 中銀ビルB1


真紅な衣装を着て登場した彼女は、まずパンチのあるロックの曲を聴かせる。
さらに、ジャズスタンダードの名曲、「ミスティ」をまさにサラボーンのようにフェイクして、じっくりと魂をこめて歌い上げる。


そして、バーブラ・ストライザンドの歌った名曲、スージーの十八番ともいうべき「PEOPLE」を心をこめて語りかけるように歌う。

People who need people
Are the luckiest people in the world
Were childlen needing other children ・・・・・

10  3  5 スジー黒岩スージー黒岩を紹介した北海道読売新聞の記事によれば・・・・

重厚でハスキー。
黒岩の歌声を一言で言えば、そうなるだろうか。
日本人離れしたフィーリングとリズム感がそれに加わり、
優しく、激しく、時に切なく、自在に変化しながら、
黒岩はドラマを紡ぐように歌い上げていく。

 ブルースであれ、ロックであれ、黒岩の歌に漂うのは不思議な〈温かさ〉である。
黒岩のファンは「彼女の歌を聴くと元気づけられる」といい、
黒岩も「それが何よりもうれしい」という。

黒岩が、札幌・ススキノのビルの地下にジャズクラブ「デイ・バイ・デイ」を開いて23年になる。
サインで埋め尽くされた店内の壁には、ジョージ川口、渡辺貞夫、日野皓正、ジュニア・マンス、ハンク・ジョーンズらが並ぶ。
それは浮き沈みの激しいススキノで、本物のジャズを掲げて生き抜いてきた証しであり、黒岩の財産でもある。

 札幌で生まれ育った黒岩は、札幌東高を卒業して、
ススキノのライブハウス「ジョージの城」に見習い歌手として入った。
酔客相手の夜の勤めは嫌いだったが、しかし、歌える場所はそこしかなかった。グラスを洗い、レジ係をし、2000円の月謝を払って歌のレッスンを受けた。

黒岩ファンの一人というジャズ評論家の岩浪洋三は

「口先のテクニックではなく、全身で、魂の底から歌っている」と評している。


60歳を越え、お互いの人生を振りかえりつつ、

これからの生き方を考えてる私達3人にとって

62歳にして益々元気はつらつ歌の真髄を極めようとするスージー黒岩に

この夜、沢山の幸運と勇気を貰った気がしました。ありがとう。

 

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syobu828 at 12:15|PermalinkComments(12) JAZZ オーディオ 

2010年03月01日

線路跡の散歩道

10  2  24  梅光緑道   002福岡市中央区六本松に梅光園緑道という散歩道がある。
僅か1キロメートル程の道であるが、ここはJR筑肥線の廃線跡である。

廃線跡はすべて道路になったんだけど、ここだけは木々を植えて花壇を作り、緑を楽しめる散歩道になってる。

六本松といえば交通渋滞の名所、車を毎日使ってた頃はなんでここだけ歩道になったのかと訝ってたけど、
車離れの昨今、博多駅から姪浜まで線路跡を全部歩道にすればジョギングやマラソン大会にも使え福岡の名所になったのになぁ〜と勝手なことを思う。


10  2  25 梅光園緑道 001今、梅光園緑道の梅が満開。
線路で分断されてた向かいの家々も行き来が自由にできるし、快適な住宅地に生まれ変わってる。

今朝もこの散歩道を通って、1時間の散策を楽しんだところだ。




先日、東京国際自然医学の森下先生の診察を受けた時に、
先生からお聞きした「米国コーネル大学のキャンベル教授のレポート」のことが気になってアマゾンで取り寄せてみた。
「葬られた第二のマクガバン報告ー上巻」というのが本の名前である。

動物性タンパク質を総カロリーの10%から20%に増やしたら、
初期ガンが11倍に増えたという中国人8500人の調査結果です。

10  3  1 キャンベル・レポートそれから、牛乳のタンパク質(カゼイン)が悪い。
カゼインを2倍に増やすとガンは10倍になるという。
ところが植物性タンパク質(大豆、小麦、米)を20%にしても発ガンはしない。

発ガン物質といわれてるアフラトキシン(ピーナッツやトウモロコシについてる真菌類)が悪いのではなく、一緒に食べてる動物性タンパク、乳製品が発ガン物質に変化してるのである。

腫瘍の成長は、アフラトキシンやDDT、亜硝酸塩、ダイオキシン、サッカリン、タール、排気ガスなどなどの従来発ガン物質と言われてきたものの摂取量とは関係なく、タンパク質が動物性か植物性かということに深く関わっている。

動物性食品からの栄養は「腫瘍の成長」を増加させる。

植物性食品は「腫瘍の成長」を減少させる。

キャンベル教授のレポートは10億円近い国家予算を使って1980年代に行われた史上最大の疫学調査をまとめたものですが、
世界の食品業界、医療業界がひっくりかえるようなショッキングな内容であったために、
全マスコミ界、出版業界が世に出ることを黙殺してきた。

それがこの度出版されたわけだから、今年の出版全米NO1になってるわけだ。


10  3  1 牛乳を飲むとガンになる。森下先生は「牛乳を飲むとガンになる」という本を1984年に出版している。
さらに遡って、今から44年前の1966年、「玄米菜食を中心にした研究をやらなければガン対策はできない」と国会で証言している。

しかし、医学界、医薬品業界、食品産業界は森下証言を黙殺し続けてきた。


今やっと、肉食王国アメリカで食事療法でガン死亡数が減少しつつあると言う。

我が国は歴史的に長い間菜食中心の食事をしてきたわけだから、

このことに早く気づいて、ガン対策は食事対策という方向で進んでほしいと思いますね。

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syobu828 at 18:07|PermalinkComments(9) 絵画 スケッチ