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2011年10月03日

声を残し、ガンと「ドロー」

昨日,wowowで実況中継された
ボクシング世界スーパーバンタム級の試合を見た。
不屈のチャンピオン西岡利晃(35才)は強打を炸裂させて
最強の挑戦者ラファエル・マルケスを下し7度目の防衛に成功した。

                           2011 10 2 西岡、マルケス


メキシコのマルケス兄弟といえば2人そろってビックスターで、
兄のファン・マヌエル・マルケスは
今人気NO1のフィリピンのパッキャオと年末に戦う。
ボクシングファンにとって、今年一番の見逃せない試合である。

ボクシングの殿堂といわれる本場ラスベガスで勝利したのは
西岡利晃が日本人として初めての快挙なのだ。スゴイ事です。

2日前、歌舞伎役者「市川中車」を襲名した俳優の香川照之氏は
ロスに飛び、リングサイドの解説席で「快挙だ。歴史は作られる。」と興奮状態でした。
彼は熱烈、熱心なボクシングファンなのです。

今朝の読売新聞でもこの記事は報道されていたが、
もうひとつボクシング関連の記事が眼にとまった。

それは往年の名ボクサー、カシアス内藤(62才)の
長男のデビュー戦勝利の記事だった。
混血のボクサー、カシアス内藤は40年前
東洋ミドル級チャンピオンとしてそのパンチ力の強さから期待されたが
世界チャンピオンになることなく引退した。
                            2011 10 3 現役時代のカシアス

引退後はトラック運転手や配管工として生計を立て、
先妻に病気で先立たれ、失意の日々を送った。
20年前、再婚し息子2人に恵まれた。

しかし、7年前、咽頭ガンと診断された。
そこで、念願だったボクシングジムの開設を決意する。

                            2011 10 3 カシアス内藤


選手指導には声が不可欠。
そこで声帯を傷つける咽頭ガンの手術は止め、
放射線と抗がん剤による治療でガンと共存の道を選んだ。

「声を残せるならガンとはドロー(引き分け)でいい」

友人達の協力によって資金も集まりジムは開設された。

ガンに背中を押された。

ピンチにならないと本気を出さないのは

現役時代からの悪いクセだね・・・と彼は言う。

同じ咽頭ガンで3年前、放射腺と抗がん剤の治療を受けた私にとって

カシアス内藤の再起の人生は希望を与えてくれる。

咽頭ガンの後、リンパ腺手術、肺がん手術と

3年間に3回も入院したが、今日もなんとか元気で暮らしてるのは、

多分、ガン細胞と免疫細胞がリング上で戦いながら、

判定はドローの状態が続いてるんだろうと思う。

しかし油断すると必殺パンチが飛んでくるかもしれないから・・・気をつけよう。


治らなくても「幸せ」目指す。

「医療ルネッサンス 名古屋フォーラム」

虎ノ門病院臨床腫瘍科部長の高野利実医師は基調講演で、

「ガンの治療には必ず危険性がある。危険性を上回る利益が

あるかどうかを判断するバランス感覚が重要だ」と言ってる。

抗ガン剤で苦しい思いをして余命を過ごすよりも、最小の投与量で

ガンと共存して幸せに過ごすことを考えるべきなんだろうと思う。

病気があっても幸せなら健康だ





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syobu828 at 17:59│Comments(3) ガン闘病記 

この記事へのコメント

3. Posted by 福岡笑顔整体 健康の知恵袋:副院長^^   2011年10月05日 23:11
先日報道番組で特集を目にしました。
カシアス内藤さん、今回はじめて知りました。
現役のころの険しいお顔よりも
62歳で引退式をされていた
穏やかな笑顔が素敵だと感じました。
たくさんの苦難を乗り越え
ご自身の生きる道を切り開いてきた方の
強く優しい笑顔なのでしょうね。
病気と戦うことではなく
自分らしく生きることを選んだ「ドロー」は
結局はカシアスさんの勝利なのだと思います。
息子さんもお父さんができなかったことをやりたいと
若い力をみなぎらせている様子、
頼もしいですね^^
ぽち
2. Posted by ミセスケイト かさっち   2011年10月05日 11:18
ピンチにならないと本気が出せない。
私もそうです。

ドローでいいという考え方は
精神的にも体のためにも良さそうですね。
徹底的にやっつけようと自分まで痛めてしまう。
がん治療って難しいですよね。
でも、私も楽しく好きなことをして過ごせる
日が長い方をとりたいですね。

バランス感覚。なんにおいても必要ですね。
1. Posted by 福岡笑顔整体 健康の知恵袋:院長   2011年10月04日 11:27
こういう話は元気をもらえますよね。
なかなか切羽詰らないと行動できない
っていうのはわかりますよね。

でもなにかしらのきっかけとなってるのであれば、
それはそれでいいのかもしれません。

しっかりドロー状態を継続していけたらいいですよね。
一番の的は油断ですかね。

応援くりっく!ぽちっ

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