弘前城植物園

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タグ:初夏の花

バラ
バラバラ ご存知のとおり、その花の美しさ、香りの良さから、鑑賞用、薬用・食用として絶大な人気を誇る植物の一つです。


ハーブ、薬用として花弁、つぼみはそこそこの価格だと思いますが、精油となるとジャスミン、カモマイル等と同じく、相当高級な部類になります。

また、バラが属している「バラ科」自体も、地球の進化の歴史では比較的新しい時代に発生し、栄えているグループとしても知られています。

モッコウバラモッコウバラ
一般にはこの黄花で八重のものを指しますが、白花のものは芳香があってさらに良いかと・・。




栽培技術的な点から見ますと、種類によっては放任でも良く咲いたりもしますが、簡単なようでいてツボを押さえないと良く咲かなかったかったり、つる性品種があったり、病害虫の発生に悩ませられたりと、これををきっかけに、様々なスキルを得る可能性がある植物であるとも言えます。

特に剪定に関しては、植物愛好家として初めて経験するであろう関門、「思い切りの良さ」が求められます。
「かわいそうで切れない」→「かわいいから、好きだから切る」となる訳ですね。

初夏の荒地にむせかえるように咲き、風に乗って漂ってくる自生のノイバラの香りを思うと、「花の王」はボタンに譲るとしても、やはり「花の女王」の冠はバラに捧げたい気がします。
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ヤブデマリ スイカズラ科
ヤブデマリ
本州〜四国九州の山地に自生する落葉小〜中高木。
日本固有種。初夏に白い花を枝一面に咲かせます。




同じころに花を咲かせる木にミズキがありますが、ヤブデマリは装飾花(アジサイに見られるような、花弁が大きくなった花)が外周を取り囲んでいることで分かります。これは文字通り「お飾り」だけの役目で、結実しません。

ヤブデマリ UP

中央部分の、花弁が小さくて、あるかないかわからない花が「両性花」で、文字通りおしべ、めしべがあり、結実します。


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イカリソウ(エピメディウム)
メギ科。このメギ科の植物は、サンカヨウ、トガクシショウマなど、一風変わった姿形を持つ植物が多く、山野草として広く好まれています。

イカリソウのグループも御多分にもれず、メギ科らしく、個性的な花を咲かせます。
イカリソウ 白ベニバナイカリソウイカリソウ 紫






種にはエライオソームというアリが好む付着物が付いていて、これを餌としてアリをおびき寄せ、せっせと自分の種を運んでもらい、分布を広げる戦略をとっています。

また、同じ仲間で中国原産の「ホザキノイカリソウ」は、淫羊霍(いんようかく)という精力剤として有名です。確かに、字面からして、さも効果がありそうに思えますね。

イカリソウの有効成分イカリインには、平滑筋の弛緩、血流増加の効果があり、これは作用は弱いものの、かの有名な「バイアグラ」と同じ作用があるとの事。
・・・ですがもし、実際の効果をお試しになりたいと思われた方がいらっしゃっても、自己責任にてお願いします。
なお、植物園内での動植物の採取は禁止されていますので念の為。

という事で、姿形だけでなく、薬効まで何やら妖しげなイカリソウではあります。
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