弘前城植物園

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タグ:春の花

エゾノリュウキンカ

早春、黄色の花をいち早く咲かせるキンポウゲ科の多年草。
花らしい花形と、葉で、フクジュソウよりも「花らしさ」があります。
小さい子供に花の絵を描かせたら、チューリップかこんな感じの絵になる事でしょう。

渓流・川沿いの水辺、湿地に生息しますが、初夏に山中で咲くエゾノリュウキンカは、まるで(小型の)フキにも見える大きさで、市街地のものとはまるで印象が違う姿となっています。

そこでのエゾノリュウキンカは雄大で、群落の傍で足をぬかるみにとられながら見ていると、人間側が圧倒されて委縮してしまいそうな気分になります。

 

食用になるそうですが、キンポウゲ科であるということと、上のような理由から、私は採って食してみようという気にもなりませんでした。

当植物園での姿を見て、いつか本来の姿のエゾノリュウキンカに会い行きたくなり、そして無事会える事を祈っております。
エゾノリュウキンカ
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当地では春、山地のいたるところで見られます。
長い冬を越した早春、その姿を見ると、勢い・生命力に圧倒されるような気がします。
初めて群生地を見た時、斎藤 隆介作、滝平 二郎の切り絵による絵本の名作、「花咲き山」に出てくる花はこれに間違いないと、確信したのを覚えています。

カタクリ1ちなみに、花の温度が上がらない曇りの日、早朝の薄暗い時などは、出掛けて行っても花は閉じて、開いていません。
一斉に花を閉じている姿も、写真や本を見ているだけの感覚でいると、驚かされます。
生命とはどんなものか、思い起こさせられる瞬間でもあります。



カタクリ2

・・これもまだ半開の状態です。




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キクザキイチゲはキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、キクザキイチリンソウとも呼ばれる事があります。
日本に自生する「アネモネ」です。
花色は白から紫ですが、青に近い色から、ピンクに見えるものまで様々な変化があります。春に花を咲かせた後、初夏が近づく頃には葉も枯れて、地上からすっかり姿を消してしまいます。

こういった生活サイクルを持つ植物は「スプリング・エフェメラル -春のはかないもの-」と呼ばれています。
キクザキイチゲ
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