計量なんでもかんでも話

2018年07月12日

1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度

1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度
写真は本文とは連動しない挿絵ですのでよろしくお願いします。

写真は高層湿原に咲き始めたレンゲツツジです。夏の始まり。

(タイトル)
1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度

(本文)

 特定計量器に追加された動的状態で計量するハカリの検定のことである。つくるハカリが計量法が規定する検定対象の器種であるか、ということはメーカーはほぼわかる。供給されたそのハカリには検定の有効期間があってこれが満了すれば再検定を受けて使用しなければならないことを説明する。検定制度ができるまえに供給された当該器種は2年ほどの経過措置の後には検定を受検してこれに合格しなければ引き続いて取引証明のための計量器として使用することができない。使用者にこのことがよく伝えれれて検定受検につなげなければならない。当該器種であるかどうかの説明と判定をだれがどのようにするのか。意図せずにことが進行すると当該ハカリの検定受検率が低くなる。下手をすると2割程度になるのではないかと危惧する。

 地方計量行政機関は当該ハカリの所在を知り、検定受検のための説明をして受検に導くことになる。この方面の業務は地方計量行政機関の大事な仕事になる。当該ハカリの要件を理解するのはたやすくない。技術上の説明では理解できないだろうから当該器種やその型番によって対処するとしても、それから漏れるものもでる。準備をよくして十分な対処をすることだ。

 計量法は取引と証明分野の計量を対象に検定を実施している。取引と証明分野の計量器のすべてが検定の対象であるかというとそうではない。取引・証明分野の計量器のうち特定計量器として指定されたもののうち、さらに細かに規定された器種が実際の検定の対象になる。ハカリのうち停まった状態で計量するハカリであっても検定を実施する器種は限定される。また検定対象器種であっても取引と証明分野で使用されないハカリは検定を受けなくてよい。

 計るための器具・機械・装置が計量法が定める計量器である。その計量器に対して特定計量器を指定し、さらに細かな規定をして検定対象器種が定まる。電力量計、ガスメーター、ガソリン計量器、水道メーター、体温計、血圧計、ハカリなどは検定を要する計量器であり、特定計量器に指定されている。これらの器種のほとんどを計量法はメーカーが自己検定できる仕組みにしている。メーカー自己検定のため技術要件が定められ制度は円滑に運用されている。

 計量法による検定が実施されている計量器は、計量法が定める計るための器具・機械・装置としての計量器のうち、どのように大きく見積もっても1%に達していない。その昔、計量法はメスシリンダーも検定対象にしていた。巻き尺もそうである。計るための器具・機械・装置のすべてに対して検定の義務を課していた。昭和40年代の計量法改正によって検定対象器種を大幅に減らして現在にいたっている。計量器の製造事業者に対しては正確な計量器の供給の義務を課し、同じように計量器を使用する者にも正確に計ることを義務付けている。計量法が直接に関与するのは取引と証明に関係する計量の分野である。

 特定の計量器に検定の義務を課しこれを実施することで社会における取引と証明に関係する適正な計量の実施を確保するというのが現在の計量法である。この制度内容は円滑に機能している。取引と証明分野に対して正確に計量する義務を課すこととあわせた制度内容によって社会にある計量器の1%に満たない計量器を検定することで計量の安全が確保されている。どの計量器にどのような法的規制を課すかということは行政の政策である。東南アジアのある国はどのような事情か巻き尺の検定を実施している。

 動的状態で計量するハカリの検定制度への追加があってもその対象は国際法定計量機関(OIML)が定めている4器種に限られる。この4器種は動的状態で計量するハカリの全体のどの程度か定かではないが3割に達していないのではないかと推察される。検定対象機種であってもそれから外れた器種であっても正確に計量する義務が課せられる。ことに取引と証明分野における計量については不正計量は罰則の対象になる。風袋という正味質量とは別のものを加えた不正計量がときどき発生する。正確な計量器で正確な計量結果を得るために関係する知識を備えることと保守と管理が大事だ。

2018-07-11-japan-weighing-system-which-realizes-the-safety-of-weighing-with-a-1-percent-test-

(誤字、不適切な表現などについてはご容赦ください)

syokota2 at 13:10|PermalinkComments(0)

2018年07月04日

エー・アンド・デイ森島泰信社長に聞く。018年3月30日にインタビューしました。

エー・アンド・デイ森島泰信社長に聞く。「測ることに集中してビジネスを構築する」。2018年3月30日にインタビューしました。

  
写真は森島泰信社長

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2018年07月02日

計測の在り方と計測値の表示をめぐる諸事情。計量計測エッセー。

計測の在り方と計測値の表示をめぐる諸事情

写真は挿絵であり本文とは連動しません。

田植えを待つ稲苗。関ヶ原付近では夏至のころに田植えをする。

(タイトル)
計測の在り方と計測値の表示をめぐる諸事情

(本文)

 計量値の有効利用ということで、計量して得た値は繰り返し、重ねて利用されなければならない。これは計量管理の第一歩である。このように述べるのはかつて工学部に計測科の第一期卒業生の高徳芳忠氏である。高徳氏は大学を卒業して川崎製鉄所に勤務し製鉄業務にかかる品質管理あるいは計測管理に従事した。

 高徳芳忠氏は次の言葉を大事にする。英国のJ・トムソンは「科学は計測に始まる」と述べた。漢字の科学の「科」とは「禾(か)」といって稲や麦などの穀物の総称であり、科の片方をなす「斗」とは容量の単位である。科に学をつけて穀物などの容量を計ることという。この言葉を自らが計測の専門技術者として生きる糧(かて)にした。誤差論は計測管理の重要な位置を占める。現代では「不確かさ」という言葉で表現されるが日本社会の言葉として定着するか疑わしい。製鉄の現場ではストレーンゲージの技術進歩に目を見張り感激した。

 製鉄における計測管理の現場で仕事をしてきた高徳芳忠氏は他社のこととはいえ製鉄ほかの製造現場での計測値のごまかしを怒る。自分が現場にいたころにはそのようなことをしたことがない。「計量値の有効利用ということで、計量して得た値は繰り返し、重ねて利用されなければならない。これは計量管理の第一歩である」と教わりこれを実行してきたからである。

神戸製鋼所の計測データーの改ざん或いは最近のスバルにおける計測条件としての温度のごまかしなどをどのように理解すればよいのか。神戸製鋼所、スバルあるいは日産の不正行為によって製品の性能や品質に影響がでているかというと、数値から追跡する理論値として影響がなく、実際に製品に不具合は生じていない。

 神戸製鋼所とスバルなどがデータ改ざんという「不正」をしたことは間違いない事実である。その事実としての内容をどのように評価するかということもあわせて考えなければならない。製品の安全や性能に影響しないための安全率を見越して物は製造される。100という数値の安全率に10を上乗せして製品をつくっているときに、そのうちの1か2の数値を満たさない物に対して数値を100プラス10として表記するといったデータ改ざんであると考えればよい。或いはもう一桁下の部分の数値の誤魔化しだったかもしれない。測定における環境条件としての温度の設定の範囲をわずかに外れていたということなどはそのたぐいのことであるといえる。

 温度計メーカーの証言である。ある自動車メーカーはガラス製の精密温度計に0・01℃の精密さを要求した。何かのおりに検査をしたら0・01℃の精密さがなかったので製造会社を呼び出して叱責した。要求される精密さは0・1℃であった。0・1℃の精密さの温度計を納品したら偶然にもその温度計は0・01℃の精密さを実現していた。だから次ぎに納める品も同じ精密さのものにしろと、納入業者を呼びつけた。基準器の精密さを求めながら実際には1℃の精密さで足りた。その温度計は実際には使われていなかった。品質管理者が計測技術と計測器に無知であることを示す事例である。

 日産が無資格検査実施員による検査があったことが問題になりリコールを余儀なくされた。自動車工業会会長会社の当時の副会長の豊田章男氏は、検査方法の取り決めと実際の差であることを述べた。自動車の最終検査の取り決め方が自動車の安全と性能に影響していないことのニュアンスがある。取り決め方を見直すべきなのだ。

 神戸製鋼所のデータ取扱いの不正は騒がれなくなっていたがここにきて米国の司法当局が断罪のために動き出した。製鉄関係者もあの件は済んだことだと考えていたところで米国司法当局の動きにあわせて日本では東京特捜部と警視庁が立件に向けて神戸製鋼所東京本社を強制捜査した。同社製造品の納入先には米国航空機大手ボーイング社が含まれている。日本の納入先では安全率の面から性能と品質に影響しないと結論を出しているが米国では違う動きとなった。訴訟社会だからなのかこのことを盾にとって何かをしようとするためなのか米国では司法当局が動いている。

 スバルの元は中島飛行機である。現代でも普通の人には見えない状態で軍事がらみの仕事をしている。製造品目として軍事用飛行機などを分担生産している。分担の形をとるのは日本が軍事力を持たない平和国家であるという建前のためである。組み合わせれば軍用機になる。その内容は次のとおりだ。

 F-2戦闘機(主翼・尾翼等)、T-4中等練習機(主翼・尾翼・キャノピィ)、OH-1小型観測ヘリコプタ(尾翼・キャノピィ等)、US-1A救難飛行艇(主翼外翼・ナセル・尾翼)等、P-3C対潜哨戒機(主翼ライセンス生産)、U-125A救難捜索機(装備品取り付け・納入前整備)等、P-1哨戒機(主翼・垂直尾翼等)、C-2輸送機(主翼等)、ボーイング737(昇降舵)、ボーイング747(補助翼、スポイラー)、ボーイング757(アウトボードフラップ)、ボーイング767(YX共同開発、主脚扉・翼胴フェアリング)、ボーイング777(共同開発、中央翼・主脚扉・翼胴フェアリング)、ボーイング787 ドリームライナー(共同開発、中央翼)、エアバスA380(垂直尾翼構造)、ホーカー ホライゾン M4000(主翼構造およびシステム開発)、アグスタウェストランド AW609 ティルトローター機(胴体構造開発)、エクリプス・アビエーション エクリプス 500(主翼)、ボンバルディアDASH-8。

 日本では普段は問題にされなくてもときどき法令の建前が表にでる。それだけならよいが小さなことでも日本の新聞、テレビ、ラジオほかのマスコミは大問題だということで騒ぎだす。日常のどのような事柄も白か黒かというと灰色である。灰色は白の扱いをされていながら、ときおり黒に変化する。恐ろしき法治国家日本である。

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計測の在り方と計測値の表示をめぐる諸事情。計量計測エッセー。


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光波干渉測定システムはアインシュタインの理論を事実として確認した。計量計測エッセー。

光波干渉測定システムはアインシュタインの理論を事実として確認した
光波干渉測定システムはアインシュタインの理論を事実として確認した
計量計測のエッセー
光波干渉測定システムはアインシュタインの理論を事実として確認した
写真は挿絵であり本文とは連動しません。

春遅い信州の山間の景色。桜の花が咲いている最中である。5月1日撮影。

光波干渉測定システムはアインシュタインの理論を事実として確認した

(本文)

 文字を人は骨に書いた。日本では木の板に書いていた。短冊とはこの名残か。書く場所がないと洞窟の壁に書いた。文字が発明されなかった時代には絵を描いた。それがアルタミラの壁画である。日本だって墳墓の内壁に絵を描いた。キトラ古墳の白虎である。文字は紙に書いて表現する時代が長く続いた。筆記用具を使って手で書いていたのが日本人である。アルファベット文字を用いる文化圏ではタイプライターを発明してキーボードを叩いて文字を書くようになった。

 日本だって平仮名や片仮名を使えばタイプライターを使える。読んで音を拾いながら漢字を連想して意味を考えることになるので不便である。夏目漱石は平仮名と漢字混交で現代の日本の文体に通ずる文章形式を使いだした。それによって読み物が大衆に普及した。普通の人も漱石の文体を真似すれば事実や心模様の表現がたやすく行える。日本の現代の文章に果たした漱石の役割は大きい。小説はまた漱石によって誰でもが書けるようになった。読むに値するかどうかは別のことだが。

 テレビを見ていたら文章を書くことを両手の指をぺなぺなさせて表現する人がいた。古い世代ではペンを握って文字を紙に書く仕草をしたことだろう。ワープロ世代あるいはパソコン世代と旧世代が分かれる。コンピュータの能力が高まったことで日本語の漢字表現への障壁が消えた。

 江戸の時代であれば絵をかいて表現していたことを写真が代わってする。事実の写し取りということでは写真は絵の及ぶところではない。ニュース報道は絵ですべてを語ることができるほどだ。絵のない報道は怪しさが付きまとうほどである。意図して絵に嘘を含ませることができなくはないが大儀なことなので余程のことがないとそれはしない。誰が誰といつどこで会って「男たちの悪だくみ」があったかを示したのが首相府時による写真で示され。深い仲が事実として示されると様々なことがそこから発すると推察されてしまう。そうではないと否定しても信用する人はいない。何もなかったと決めているのは本人だけだから、それによってご自身は救われる。

 紙に書かれた事実はそのままだと疑われるから疑わしい事実を紙から消し去ることを財務省が行った。文章削除を実行した財務省職員は遺書を残して命を絶った。命令した者は罪に問われるが形だけの刑がでるはずだ。紙に書いた事実を消し去ることに命が掛かった。

 「男たちの悪だくみ」の手助けをした首相官邸に出向したキャリア官僚は事実の明言は避けとおすついでに、記憶も記録もないと言い張り、さらに自分の行動は職務に誠実であったと強弁した。2018年5月10日の加計学園獣医学部開設にかかる国会参考人招致の場面である。この人は罪に問われることがなさそうなので財務省関係者は気の毒なことだ。

 数字と記号によって数学が描く世界は成立する。幾何の分野では図形が加わる。数学者たちは頭脳が繰り広げる世界を事実だと思っている。それがそのように展開すればこのようになる、という世界は数学者たちには事実なのである。理論物理学者たちの思考も同じである。頭に思い描くこと事実であるのが数学者たちの世界だ。

 物理学も数学も多くの学芸や技術の世界も過去の人々の業績の蓄積の上に成立する。ニュートンがいなければアインシュタインはなかった。身近にアインシュタインに影響を与えた物理学者と物理理論は沢山ある。アインシュタインがいなければハッブルもハッブル宇宙望遠鏡もなかった。そして爆発宇宙理論もでてこなかった。重力によって空間が歪むとアインシュタインは言った。空間が歪むと光は歪んだところを走るので一定である光の速度は歪まないところを通った光との間に到着時間に差を生ずる。巨大な仕掛けの光波干渉計はこの事実をとらえた。また重力によって光が歪んで通過すると物体の背景の見えない部分が見える。この二つのことが確かめられた。アインシュタインが思い描い事実は、実験と観測によって事実として確かめられた。

 事実と現実の奇妙な関係であるが、光波干渉による測定システムによってアインシュタイン事実として思い描いた構想が事実として確かめられこの研究者たちにノーベル物理学賞が贈られた。

(誤字、不適切な表現などについてはご容赦ください)

光波干渉測定システムはアインシュタインの理論を事実として確認した。計量計測エッセー。

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収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚。計量計測エッセー。

収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚
収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚
計量計測のエッセー
収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚
写真は挿絵であり本文とは連動しません。

信州の丘陵に広がるレタス畑。トウモロコシも蕎麦も植えられる。田園風景だ。5月2日撮影。

(タイトル)
収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚

(本文)

 写真家は言う。写真に時代を写さないために風景のなかにある旅行者がスマートホンで拝み撮りしている姿を排除するのだと。出始めのデジカメの一眼レフは50万円したが出来上がる写真は現代のスマートフォンに遠く及ばない。かつて三洋電機がデジカメ市場でトップシャアであったものがあっというまに崩れた。普通の人にとって写真撮影はスマートフォンで十分である。写真は思い出を記録する道具であるからだ。スマートフォンで動画を撮影できる。ビデオカメラになっており8ミリカメラの機能を凌駕している。映像の記録はデジタルカメラ機能を備えたスマートフォンで用立てられる。

オリンパスは2018年5月にはデジタルカメラや交換レンズを生産する中国・深センの工場の操業を停止した。マートフォンの普及によるデジタルカメラ市場の縮小で、稼働率が低下していたためである。工場従業員約1700人は解雇される。オリンパスは、中国とベトナムでデジタルカメラを生産しており、2017年3月期の出荷台数は計83万台。デジタルカメラ生産はベトナムに集約する。

 オリンパスが中国工場閉鎖を発表した5月7日の翌日の8日には、前重慶市トップの孫政才・前同市共産党委員会書記が収賄罪で無期懲役の判決を受けている。オリンパス中国工場をめぐっては、地元税関当局への贈賄の疑いが一部で報道されていた。日本企業の中国工場の運営をめぐっては何時でも危ない橋を渡る様相がある。

中国工場を運営するにあたっての賃金が月額5千円というのは昔のことで今では4万円は下らない。中国労働市場の高騰はベトナムなどへの工場移転の動きを加速している。韓国工場は中国以前に賃金高騰で運営困難になっていた。日本の工場運営は非正規雇用が常態になっている。これに加えて中国、フィリッピンなど人々に日本語と作業内容を教えて工場要員にしている。労働市場が国際化していてフィリッピンの賃金が日本の労働市場に作用する。正規雇用者と非正規雇用者との賃金格差は広がる。コンビニで働く人の賃金は月額20万円に満たない。月額10万円ならばメルカリで不用品を売って稼げるからコンビニで働くのをやめたという女性がいる。うまく買ってうまく売れば10万円にはなる。

 日本人の賃金が上がらない。平均賃金のことである。購買する力がないから消費は下がる。日銀が物価目標を2%上昇とする。市場に異次元の金融緩和ということでお金を大量に注込んでいる。物価は上がらず、市場は膨らまない。このことをどのように説明し、あるいは理解するか。日本の人口は減り続ける。アジアからの労働力の移入が一層進む。羽田空港の貨物取り扱いの人員にそれをみる。レタス産地の長野県川上村は中国からの季節労働で成立している。

 計量計測機器産業でも中国工場のベトナム移転の事例がある。ベトナムに工場を建設した企業もある。豊富で安い労働市場を求めての工場建設である。ベトナムの政府が中国政府に似ていそうなことは読み取れる。地方行政トップへの覚え目でたくするための気遣いをするのだろうか。

 面従腹背がモットーだと文部科学事務次官だった前川喜平は言ってのけた。行政の本務と国民への忠誠に背を向けて首相にすり寄る中央官庁のキャリア組の様態は異常である。5月10日に国会に参考人招致された経済産業審議官の柳瀬唯夫氏の説明は首相をかばうためなのか、首相の同じ姿勢の元もと能弁であったために言葉の端はしに人柄が垣間見えた。素直でいられない立場や状況におかれているのが現代のキャリア官僚なのだろう。収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚。見事な対比である。

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収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚。計量計測エッセー。




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ウィキペディアによる計量の世界の説明は1割ほど。計量計測エッセー。

ウィキペディアによる計量の世界の説明は1割ほど
ウィキペディアによる計量の世界の説明は1割ほど
計量計測のエッセー
ウィキペディアによる計量の世界の説明は1割ほど
写真は挿絵であり本文とは連動しません。
ノグルミ。真後ろにケヤキがあって背丈を競っております。



(タイトル)
ウィキペディアによる計量の世界の説明は1割ほど

(本文)

 目的をもって情報検索する。手早くこれはありがたい為になったと満足できればよい。同じキーワードによって表出するものでも要らないのが多い。すぱんと目的の情報に行き当たることは快感に近い。身勝手で人を貶(おと)めるような情報が山とある。余程の見識と理性をもってインターネット検索をしないと悍(おぞ)ましい情報に踊らされて虚構の世界をさまよう。

 ある情報が確からしいことがわかってもその発信源が不明であると参考として押えておく程度の扱いになる。自己紹介のある確固とした個人のホームページからの情報発信であれば内容を検証して受け入れる。企業や団体あるいは公共団体などの情報も同じだ。公益事業を行う団体が自らの目的にしたがってさまざまな知識や情報を出していくことは重要である。目的を掲げてそれを実現する事業の一つとして情報発信を謳(うた)っていてもそれをしない団体が目につく。責任感の欠如、意欲の欠如、能力の欠如によってそれがなされない。無残な状況が目につく。

 説明というのはどのように上手になされていても7割ほどのできである。5割と思えばよい。対象にもよるけれどもWikipedia(ウィキペディア)であってもせいぜい7割だ。以前あった説明が削除されて別の内容になっている事例が多いのでそのまま信用してはならない。対立する考え方のせめぎあいがウィキペディアでなされている。自分がよく知る専門分野でのウィキペディアをみればせいぜい7の正確さでしかないことを確認できる。このことは人の頭脳を介してなされる新聞などの報道でも同じだ。役所の発表を鵜呑みにしてそのままニュースにするのがマスコミだ。

 ウィキメディア財団は自らのことを次のように説明する。「Wikipedia(ウィキペディア)」とは、ウィキメディア財団が運営しているインターネット百科事典。誰もが無料で、「ウィキペディア」内のウェブページを、自由に執筆や編集(複製・改変・頒布など)することができ、世界中のボランティアの手によって行なわれる。ウィキペディアは、広告や有料サービスなどが一切なく、運営に必要な資金は寄付によってまかなわれている。また世界の各言語で展開され、現在では世界中の250を超す言語で作成されている。記事のカテゴリは幅広く、一般の百科事典にはない項目も多いため、「調べ物」という目的で利用する人が多くなっている。記事の作成、編集履歴はすべて記録・公開され、他の利用者やサイト管理者がチェック・修正できるため、いい加減な内容や虚偽の内容、特定の意図をもって書かれた内容(政治的宣伝や企業の広告など)は書き込んでもすぐに発見され、修正される仕組みとなっている。

 計量計測の世界のことをウィキペディアはどのように説明しているか調べたらよい。とても満足などできない。説明は1割にも満たないうえ不正確であることを確認する結果になる。調べないまでも自らの領域については手の及ぶ範囲で頑張って説明し情報発信することはその人の立場における正義である。それができないでいることは怠けた状態である。

(誤字、不適切な表現などについてはご容赦ください)

ウィキペディアによる計量の世界の説明は1割ほど。計量計測エッセー。

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時代の波と計量器産業の浮き沈み。計量計測のエッセー。

時代の波と計量器産業の浮き沈み
写真は挿絵であり本文とは連動しません。
イヌシデは望まれないのに日本では繁茂します。5月の風景。



(タイトル)
時代の波と計量器産業の浮き沈み

(本文)

 世の中は変わる。いまは変わり方が激しい。地方では県庁所在地だけが繁栄し、県庁から離れるほどにさびれる。人口が減り買い物も生産も下がる。福島原発で土地から追われた人が殆ど戻らないのに似て地方の市町村の人口が減る。福島原発に依拠して生きていた人々は戻りようがない。そうでない場合でも錆びれる一方で未来への希望を見出しがたい地域の人々は戻らない。普通の地方の市町村と福島原発被災地の状況が重なる。

 町の個人商店が店を閉める。食品と雑貨屋、衣料品店、魚屋、八百屋、肉屋、お茶屋、、米屋、果物屋、金物屋、ハカリ屋と軒並みである。これが商店街であればシャッター通りになる。買い物はスーパーマーケット、ホームセンター、総合衣料品の大型店でする。ショッピングモールもある。この現象を解く鍵の一つは消費は一定であるのに新型店舗の増大ということである。車社会も鍵の一つだ。冷蔵庫は食品の買い物の周期を長くするから歩いて行ける範囲にあった食品店はいらない。インターネットでのお買い物が増えている。商品は宅配便で運ばれる。当日に届くのもある。在庫があれば翌日に届く。宅配事業が需要に追い付かない。運転手が不足している。

 商品の仕入れ、在庫の管理、発送業務の管理の場面で自動倉庫が機能する。注文があると連動して商品を発送して補充をする。スーパーマーケットのPOS機能に倉庫機能が付加されている。POSシステムでは幾つかのハカリ企業が重要な地位を確保した。その企業が自動倉庫でも同じように成功している。自動倉庫は大型の構築物であるから建物をつくるのに似ている。大掛かりな工事をして上がる利益はどうか。仕掛から完成までの期間が長いから資金力が要る。

 町々にあったハカリ販売店は姿を消している。一台のハカリを売っての利益が小さくなったこと、ホームセンターほかに注文が行くようになったことなどによる。ハカリ販売が免許制であった時代は事業継続ができていた。ハカリなど計量器の量産ができるようになったこととハカリおよび計量器事業者の数が減ったこととは比例する。

 機械仕掛けの計量器であった時代には量産には限界があった。このことが小さなハカリ事業者でも生きる余地になっていた。電子方式によって量産され価格が安くなって販売における利益が小さくなると小規模小売も小規模生産事業者も窮地に陥った。計量の細密さと計れる大きさが同じである電子式のハカリが機械式のハカリより安くホームセンターで売られる。手仕事による計量器分野があって需要は小さいとはいえ確実にある分野では巧みな生産方法と新しい需要先を確保する努力によって商売している。

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時代の波と計量器産業の浮き沈み。計量計測のエッセー。

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世界でも範たる状態を築いている日本の計量行政。計量計測エッセー。

世界でも範たる状態を築いている日本の計量行政
世界でも範たる状態を築いている日本の計量行政
計量計測のエッセー
世界でも範たる状態を築いている日本の計量行政

アカシアの花が咲いている。夏が近づくと白い花をつける。

(タイトル)
世界でも範たる状態を築いている日本の計量行政

(本文)
 「坊っちやん」は人の世を描く。夏目漱石は帝大英文科卒であるが物理学校を卒業したばかりの数学教師に替える。会津出身数学主任教師の山嵐のモデルは同志社普通学校をでた渡部政和であるから「叡山の悪僧」のようだとその影を残す。渡部政和は漱石のことを「坊っちやん」のような性癖はなかったと伝える。下敷きになったのは漱石が高等師範学校英語嘱託として愛媛県尋常中学校で1895年(明治28年)4月から熊本の第五高等学校に赴任するまでの1年の経験。知人が訪ねてきたおりに隣室であっという間に書き上げたことをNHKのテレビドラマが描いている。

 「坊っちやん」登場するのは、優柔不断で事なかれ主義の校長の狸。帝大卒の文学士で教頭の赤シャツ。ネルの赤いシャツを着ていて陰湿。赤シャツの腰巾着の東京出身で画学教師の野だいこ。マドンナの婚約者のうらなりは気弱な英語教師。色の白い、ハイカラ頭の、背の高い美人がマドンナ。うらなりが遠くの延岡に飛ばされてかれは不貞にも赤シャツにつく。ほかに坊っちやんと山嵐など。正義漢の坊ちゃんと山嵐が赤シャツと野だいこに制裁を加えて松山を後にする。

 「坊っちやん」を学校の教員の世界を役所の人の世界に移し替える。

 一つは、遅れず休まず働かず、安定した地位をずっと確保して大過なく終える。キャリアでもノンキャリでも同じ。キャリアであれば勤めあげれば再就職が世話される。大概の役人はこのようである。

 二つは、全体への奉仕者として国のため人のため一生懸命に働こうとする人。公務員はこのような気持ちでいるけれども、どうしても「遅れず休まず働かず、安定した地位をずっと確保して大過なく終える」ように行動する。その意味で官僚組織あるいは公務員の組織はそのような空間だ。

 三つは、上司や議員の覚えをよくしてその後の地位を確保していこうという行動をする人。権力志向といってよい。権力を握っていくためなら何でもする。国家公務員は戦前は天皇の勅使であった。戦後は憲法の定めに従って国民のための公僕である。戦前も戦後も権力志向の人は確実にいる。国家公務員を経て国会議員になり総理大臣になった人を数え上げてみたらよい。

 第二次安倍内閣になってからは中枢の機構が肥大になって大臣の地位がこれまでで最低の状態になっていると事務次官経験者がいう。首相官邸、内閣官房、内閣府の意思が各省庁の権限を越えて通ってしまっている。首相官邸、内閣官房、内閣府に派遣された秘書官が省庁に総理の意向であると命令する。

 各省庁には役目があってそれを実行するためには議会やほかの圧力をかわしていかなくてはならない。予算も議案も議会をウンといわせなければ通らない。筋の通らないことで怒鳴りだす議員は多い。弱腰なのが予算部局の職員である。議員の不当な要求には理不尽ではあっても頭を下げてなだめる。弱腰の予算担当直員には法の根拠と必要を懇切に説く。議員も予算職員も独裁者・ファシストのように行動する。国民への奉仕者の行政職はアシストである。国民にとって大事であり必要な予算を獲得して行政を運営していかなくてはならない。

 「遅れず休まず働かず、安定した地位をずっと確保して大過なく終える」という公務員の空間のなかにいれば、長いモノに巻かれる。国民への奉仕者という気概を持っている人も結局はそのように行動してしまう。計量行政の実施の分野ではどのようになっているか。計量法は計量の憲法である。憲法に書かれていることを確実に実施していくことに熱意を注いできたのが日本の計量行政機関である。衰退しがちな状態にあるとはいえ都道府県と地方公共団体に計量行政担当職員を配置して、適正な計量の実施の確保の体制を築いている日本の計量行政は世界にもまれな状態にあり、世界の計量行政の範たる存在であることは違いない。

(誤字、不適切な表現などについてはご容赦ください)
世界でも範たる状態を築いている日本の計量行政。計量計測エッセー。


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中国では日本以上の人口減少状態が出現している。計量計測エッセー。

中国では日本以上の人口減少状態が出現している

名古屋へも新宿へも行ける鉄道の要衝地塩尻駅の掲示板。

(タイトル)
中国では日本以上の人口減少状態が出現している

(本文)

 私たちホモサピエンスは気象変動によって人口1万人まで減った。アフリカの海岸線に閉じ込められて貝などを食べることによって生命をつないで現在の人口になった。1万人というのは人の遺伝子のようすから想定される。2018年4月のNHKの特集番組が伝えた。

 人は雑食性と小さなエネルギーの放出による食物の獲得によって生きそして増殖した。日本国の人口は明治初年で大体3千万人を超えた程度、最後の大戦を終えたころには7千万人ほどであった。現在は人口が減り続けている。それでも1億2千万人を超えている。外国人が日本で労働に従事している数は少なくない。日本の人口は明治初年に向けて減少することになっていて、その速さと終着点がどうなるか。人口7千万で留まる。

 GDPの6割は人による消費でできている。6割を構成する個人消費が一定で変わらないものであり、ほかの構成比が変わらないとすると日本のGDPは人口が減った分だけ小さくなる。人口7千万人時代になるとGDPは現在の6割ほどになる。人の経済活動は何を目的になされるのか考えなくてはならない。明治政府は富国強兵政策を選んだ。戦後は経済至上主義で走った。どのように施策しても7千万に減っていく人口を見据えた国の施策が求められる。前提が変われば施策も変るので状況を確かめての行動になる。

 高度資本主義の世の中では人は子育ての費用を計算する。大人世代は自己の幸福を追求する。快適に仕事をし、得た収入で旅行をし、贅沢な消費物資や車を買い、健康増進のための様ざまなことにお金と時間を使う。子ども一人を育て上げるのに2千万も5千万も使っても見返りはない。あるのは気持ちの満足だけである。費用計算をする人には子どもがいない。計算しないまでも感覚としてわかる。

 同じことが中国でおきている。中国の個人資産は増大している。世界を旅行し日本では値の張る鰻丼と和牛ステーキを食べる。ブランドを纏(まと)い化粧品を買う。贅沢な家も車も家具も欲しい。そちらに支出を向ける。中国の出生率は減少している。20年にわたり人口減少が続いている。中国の出生率の減少に歯止めはない。

 中国政府は2016年に「一人っ子政策」を緩和した。どうなったか。中国政府統計は2017年の出生数1723万人で出生率1.24%を記録している。2015年の日本の出生率は1.46%だった。日本を下回る。人口減少の法則が中国にも当てはまるから日本が危惧していることが中国でもおこる。13億8000万人の中国の人口減少がもたらすものは何か。中国の65歳以上の高齢者人口比率は近く英国や米国と同じ水準になる。

 中国人といえばタバコをふかしている姿が思い浮かぶ。お酒も飲む。そのタバコとアルコールの消費が2001年から2016年にかけて最も売上が低下した。もっとも売り上げが低下した市場である。2001年には中国経済の20%以上を占めていたものが2016年には約12%に減った。健康志向による動きだ。

 60年も前の中学校の社会科の教科書はフランスの人口構成と人口減少を釣り鐘型で説明した。日本では人口減少がまともに語られるようになったのは数年前である。学者も行政は何をしていたのか。政権は不都合な事実を隠して行政運営をする。現代では日本の軍事費増大ほど不都合なことはない。福祉費用との関係を調べたらよい。言葉で飾って覆い隠してはならない。

 原子力発電の止めようと行動している小泉純一郎元氏と細川護熙氏である。二人は組んで「原発ゼロこそ最重要テーマ」と東京都知事選で叫び隠居したはずの細川護熙氏が立候補した。菅直人氏は事故発生後に東電福島原発視察を内閣支持率低迷の打開策として行動した。見え透いた虚偽行動である。菅直人氏は原発事故の責任当事者である。学校で原発のことをかじっただけなのに何でも知っているかのように振る舞うから呆(あき)れる。菅直人氏はベトナムへの原発輸出を推進していた。三氏はみな首相経験者である。原発をどうするか。原発と核のことをよく知っておきたい。不都合な事実は官僚が統御している。首相はそのうえで動いている。

(誤字、不適切な表現などについてはご容赦ください)
中国では日本以上の人口減少状態が出現している。計量計測エッセー。



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城下町の鍛冶屋が日本の産業の元になった

城下町の鍛冶屋が日本の産業の元になった
計量計測のエッセー

城下町の鍛冶屋が日本の産業の元になった

写真は挿絵です。東京都心のケヤキの芽吹き。4月4日撮影。


(タイトル)
城下町の鍛冶屋が日本の産業の元になった

(本文)

 和歌山城の周辺を散策していて鍛冶屋の多いことに気が付いた。今は開店休業の金物屋になっている。高岡市は前田家の城下町である。この地も鍛冶屋が多い。江戸東京の神田には鍛冶町がある。別の地域には鍛治屋町というのがある。社会の成り立ちの一つとしての鍛冶屋だ。どの藩のどの町にも村にも鍛冶屋があって大小さまざまな道具をつくっていた。加賀藩では人目に付かない五箇山で火薬の製造をしていた。鉄砲もどんな形かでつくっていたのだろう。

 江戸期までは各藩それぞれに度量衡組織を備えていた。金銀の質量とかんけいする秤座の測定精度がどの程度であったかは別にして改鋳によって金の含有量を減らすことがなされていたのだからお上自らが不正をはたらくことをしていた。日銀の金融政策の異次元緩和はそれに似たことをしているのではないか。米国と中国がでたらめな金融政策をしてドルと元の洪水をまきおこしているのだから日本だって似たようなことをしないことには割りを食うというのだろうか。日本は振り出したお金の始末は自分の責任でつけなくてはならない。米国は世界の金融と経済が壊れるまでドルを振り出すことができる。貸付先に困るとモゲージとかいう商品を開発して先々の支払いを見越した貸付先を探し出す。

 当てにならない返却予定を担保だと思って貸し付けたら回収が滞ってしまって恐慌をきたす。現代の資本主義は米国と中国の見境のない国益追求によって危機を増大させている。日本はどうであろうか。アベノミクスという意味不明の飾り細工は成長戦略と称する分野の怪しさが増している。デフレの泥沼に陥ることは免れてはいるが2%の物価上昇は見果てぬ夢のようである。町や村から人が消えていることが地方を歩いて回ればみえてくる。中国地方のある自治体では人口を減らさないために外国人の定着の施策を打ち出した。自治体間の競争ということが盛んになされているがこれは良いことなのだろうか。どうしたって減っていくこと必至の辺地での人口減少に対してこの対策は有効とは思えない。

 日本の人口は30年ほどの間に終戦直後の7000万人まで減りそうである。ぐんぐんぐんぐん減って行く過程で生産者人口割合はそれ以上に減る。経済に占める6割以上がサービス部門に属するようになった。このサービス部門という分類に疑義があるけれども日本人は年々歳々モノをつくらなくなっている。衣食住をもって経済とするとわずかの衣類とわずかの食によってつましき住まいに暮らすことを考えれば恐いものはない。

 辺地には使われなくなった住まいが沢山あり、野菜は安い。そのような辺地における働き場所は介護のための補助員である。老老介護で助け合って行くことになる。心身ともに健康である人は生きていける。精神も身体も健康であると自負している人は仕合わせである。二つを害している人がいるのだから優しさが求められる。

 江戸時代は士農工商といった。世の中の経済の仕組むの解き明かしといってよい。現代は商工農と士であるようだ。士に相当する公務員には何故か心を病む人が多い。さまざまな矛盾が集約される場であるからなのだろうか。財務省の地方組織では文書改竄をめぐって二人が命を落とし、中央局では未遂者がでた。経済規模が一番大きくなった商の部門である。城下町に機能していた工としての鍛冶屋はその後に工場に発展した。高岡市などは鋳物産業に転換し住宅建材産業も生まれている。

 モヤシ生産は工場方式になっている。マイタケなどキノコ類も同じである。野菜生産の工場方式が推進されている。カップ麺ほか食品の工場生産方式はもっと推進される。誰かは鉄は国家なりと言った。戦争をするためならそうだろう。日本においては工場は国家なりと言えそうだ。着て食し住まうことを満たすために工場が動く。そうなのだがこれが満たされるのと連動して経済が妙な動きをするから人は困る。さて計量と計測の技術はどのように働いていくのか。

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学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ<

学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
計量計測のエッセー
学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
ぬくもりで人を癒すシンビジュウム(写真は挿絵です)


(タイトル)
学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ

(本文)

 世界の経済は穏やかな均衡を保っており、そよ風が吹く状態だと形容される。貨幣である金の実態に対して米国が過剰に紙幣を印刷・供給し、中国も似たようなことをしているように思われる。日本の場合には縮小する経済規模を押しとどめるために通貨供給量をむやみに増大させている。米、中、日と欧州などの経済の動きが日本の株価市場に反映してバブル期の株価水準に近づいている。株式市場にお金を投じているいる人はみな利益を出しているというのがこの道に通じた人の言葉である。新卒者の雇用は増えている。しかし新卒者は勤めて数年で転職する時代だから間に合わせの不満足な勤務をつづけていることになる。

 世の中理屈っぽくなっているなと感じている。東大と京大の卒業者の人気企業をみてなんとなくそれがわかった。2019年春卒業予定の学生を対象にした調査最も人気が高かったのはマッキンゼー・アンド・カンパニー次いでボストン コンサルティング グループ(BCG)。さらにやアクセンチュア、ベイン・アンド・カンパニー、A.T.カーニーなどがつづく。「外資コンサル会社」の人気が圧倒的だ。同様に三菱商事も人気が集まる。商社人気は好調な業績と高いボーナスである。

 マーケティングやロジカルシンキング文化で有名なP&Gは、企業方針に「リーダーシップ」「オーナーシップ」「勝利への情熱」を掲げ、若手にも裁量権を持たせて自己成長の機会を与えている。こうした社風も東大・京大生には魅力に映る。日系の大手企業を志望する学生の意識は二極化している。定年まで働くつもりで入社する学生と、2〜3年で転職や独立することを前提にしていることだ。そして後者のほうが増えている。「大手企業に入るのは次にステップを踏むためのファーストキャリアとして捉えている。あるいは現時点ではやりたいことが見つかっていないので可能性を最大化するためである。

 階段をのぼるにつれて仕事の振り分けが決まり人生の予測がついてしまうというのが日本の学校制度である。その学校制度をどのように理解すればよいか考えた。コンピュータに例えれば記憶容量とソフトウエアとしてのアプリケーションである。この修得の訓練を学校でする。記憶容量が小さいものは聞こえの高い学校に進めない。

 理学や工学のアプリケーションが備わっていないものはこの専門分野では働けない。のちに修得するという方法もあるが企業はそれを受け付けない。法律や経済や商業や文芸などの分野のアプリケーションはセールスとか営業とかのアプリケーションとしてとらえられているようだから、超有名校の卒業者以外は営業の下積みから仕事を始める。その後に総合力を発揮して栄進する人は少なくない。

 「リーダーシップ」「オーナーシップ」「勝利への情熱」といった聞こえのよい言葉による企業方針があってもこれをまともに実行できる人は少ない。企画と構想の力を持たない、自分の仕事をだとは思っていない、情熱に似たものはあっても形にできない、といった人がほとんどである。衣食住のうちで食べることは健康の基本であるのに、まともに食べることよりも副食物が健康をつくると思わされている日本のへんてこな状態があり、有名食品企業と製薬会社はこの方面に力を注ぎ稼いでいる。その情熱と力を日本の未来をつくる分野に注げないのでは勤めがつまらないし産業と経済の先が危ぶまれる。

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計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること



計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること

冬に花のぬくもりで人を癒すシンビジュウム(写真は挿絵です)


(タイトル)
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること

(本文)

 計量器の販売規制にはいくつかの改変があった。当初は免許制であった。のちに登録制になり、現在の届出制になった。届出制の現在は一枚の書面に必要事項を書きこむだけである。更新の手続きはない。登録制時代には更新手続きのために計量協会が業務を代行し更新のための講習受講が義務になっていた。免許制は酒屋などに似た特権があった。

 家庭や普通の事業場で使うハカリは電気式になってしばらくすると値段が急落した。大規模小売店であるホームセンターが店舗数を増やすと金物屋が立ち行かなくなった。金物屋、薬局、文具店でのハカリ販売は減る。金物店と薬局は計量器販売の免許制、登録制の時代から計量協会の会員でありこの両者が過半であった。体温計販売の登録規制がなくなると薬局会員は協会から抜けた。協会の半数が薬局会員であったところは多い。紙一枚を提出すればよいだけの届出制になると金物店会員あるいはハカリが併売品の一部でしかない会員が抜けるようになった。ハカリ販売により利益が少なくなったことも一因である。

 地方計量協会における販売事業会員の年会費は3000円ほどであり、集金に回って集めるということが慣習になっているところが多かった。いくつもの県では販売事業者のためといってよい協会支部があったが、販売会員の減少にともなって解散している。昭和60年代には販売登録事業者の会員は半減していた。登録制時代には数百名あるいは千数百名の販売事業者会員がいることは普通であった。北海道計量協会は4000近い会員数がいた。までは300名を超える会員がいる協会は珍しい。

 1993(平成5)年に新計量法はメーカー自己検定の指定製造事業者制度が発足した。電気式のハカリのほとんどが指定製造事業者制度によって検定されるようになった。血圧計と電気式体温計は指定製造事業者制度でマーカー自己検定されている。ガスメーター、水道メーター、電力量計や燃料油メーターも同様である。地計協は県などから証紙売りさばき人の指定を受けていて、3%の手数料が計量協会の収入源の一つであった。手数料だけで1000万円の減収が生じる地計協があり、会費収入の減少と併せたダブルパンチでノックアウト状態に陥った。

 会費収入で計量協会の事務運営は賄えなくなった。計量協会の名前があって事務局があり人がいるがその実態は都道府県からハカリの指定定期検査機関に指定されて、ハカリの定期検査を実施する組織である。運営にあたっての検査関係要因の処遇は役所が手当てする運営しによって決まる。検査要員の給与は今年より来年は減額されるという状態に続いていてまともな状態ではない。

 昭和20年代の中ごろ日本一の検定所長といわれた安保浩二氏は50から60人いる検定所の予算をたっぷり取ることが仕事だと公言していて、その後を職員の成長を見守っていた。いまの時代では検定所業務への知識も誇りも自信も持ち合わせていないために「合理化」の攻撃に負けて指定定期検査機関への業務運営費などの削減にはしる計量行政当事者が垣間見える。その「合理化」をその後の自己の処遇改善と引き換えにする者がいるから油断できない。

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社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎

社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎
計量計測のエッセー

社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎

冬に花のぬくもりで人を癒すシンビジュウム(写真は挿絵です)

(タイトル)
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎

(本文)

 20代を前にしたある女性が訴えた。私はこの仕事が好きなんです。だからずっと働き続けたいんです。同じことを30代の女性が話す。どうすれば辞めなくてすみますか。ある人が答えた。パソコン業務に精通することだ、と。40代の女性が勤めていた。会計帳簿の手書き記載であった。いずれも関東地区の計量協会の事務局員である。20代の女性は協会の収入が減ったために退職した。30代の女性は精神を病んで仕事の継続が困難になった。40代の女性は会計処理をコンピュータでするようになったのと協会の収入が減ったので退職を求められた。

 地方計量協会に勤務する人のことである。65歳で大企業を退職して週3日働く。3日の勤務で業務を処理できないと言っていて休みなしで業務する。普通の人の勤務が週5日なのに週3日契約だが7日働く。同じ年齢で協会事務局長の要職を非の打ちどころなくこなしている人がいる。週5日の勤務だ。予算の確保と指定定期検査期間としてハカリの検査ほかに全力で取り組むと休日は寝たきりになる。県庁の事務職員であった人だ。役所で熱心に仕事をした優秀な人である。計量協会の職員と会員からの信頼が厚い。65歳の二人は地元の有名高校から旧帝大などに進んだ英才である。

 地方計量協会に勤務する5人のようすを取り上げた。協会は計量器販売事業者の会員が減った。製造・修理などの会員の減少も著しい。20年前の会員数の半分以下である。30年前に比べたら四分の一ほどだ。それ以上のところもある。計量器の検定に伴う証紙の販売手数料で女性事務局員一人の給与が賄えた。会費収入と役所などからの事業補助によって事務局長の給与がでた。これが計量協会の財政であった。計量器の検定がメーカー自己検定になったために証紙収入に消えている。わずかな会費額の200に満たない会員数であることが多い。正規雇用の事務局体制が崩れているところが大半である。

 外目には計量協会の事務局があるようにみえる。ハカリの指定定期検査機関に指定されて県内のハカリの定期検査をほぼ全て実施していることで、この関係の職員がいるからである。地方公共団体の計量事務を取り扱う計量検定所や計量検査所などの業務の主要部分のハカリの定期検査業務が地方計量協会に移っている。ハカリの定期検査の実務が地方公共団体から地方計量協会に移行したことで何がおこっているのか。

 10あった行政費がはじめは9になった。その後に5になった。地方公共団体の計量行政費が半分になったのである。半分になった計量行政費でそのほとんどとといってよいハカリの定期検査を地方計量協会が実施している。役所には計量行政職員が少しいるだけになった。兼任事務の体制を敷いているところもあるので、いないともいえる。計量行政の専門知識をもつ職員が地方公共団体にいない。そのような状態で指定定期検査機関に指定された地方計量協会が従来の半分の費用でハカリ定期検査業務を行っている。ハカリの定期検査の業務を地方計量協会などが行い、役所のほうはもぬけの空になった。

 そのような事情だから週3日勤務の職員が休日なし働く。また役所にいた人が役所にいたころの何倍も働いて心身をすり減らす。そのような状態でも役所の人は暢気(のんき)だ。定時に出勤し定時に退庁する。指定定期検査機関の職員は年齢と経験にともなって給与が上がることがない。指定定期検査機関の指定に伴う費用は上がらずに下がるだけだからだ。夜と休日には別の仕事をして生きている。計量法のハカリの定期検査は運用の実態を直視すると壊れているではないか。

 計量協会の会長など幹部役員は自社と地方公共団体の関係を悪くしないために役所の要望に応じる。何だかんだといいながら役所の意向を受け入れる。そんなことをするつもりはないといっても体質なり構造がそのようになっていて、5年、10年、20年の期間を通じるとそのようになっている。おもんばかり(慮り)が働く構造なのだ。ある地方公共団体は計量検定所と計量検査所の業務の分掌を「一本化」という言葉を用いて処理した。市の計量行政をなくしてしまった。地域に密着して行き届いた計量行政としての計量事務を行うのが計量検査所などの設置意義であった。別の地方公共団体では30人いた計量検定所職員が5人ほどに減員された。人が減れば計量行政実施の知識と技術と意欲と工夫が削がれる。市の計量行政を捨てた地方公共団体は県の計量行政も知識と技術と意欲は細るから、指定定期検査機関業務実施の費用は無残な状態になる。行政を崩すのにさまざまな目くらましの言葉が使われる。誤魔化されないだけの計量行政への理解と知識と意欲を養うことが大事だ。

 計量行政は小規模県であれば保育所一つ分ほどのの行政職員で運営されていた。多いか少ないかは別にしてこの規模ほどの計量行政の運営費と人員を確保できないことがあってはならない。計量行政は直接に住民サービスを行うのではないが県民などの計量の安全のための基礎としての働きをする。計量行政を切り捨てることは飢えて窮した蛸(たこ)が自らの足を順次食べていることと同じだ。計量行政をないがしろにすることは住民サービスの基礎を捨てることにつうじる。計量行政に真っ当な費用を当てるは社会の正義である。予算を編成するにあたって賢い人、賢い計量行政職員はこのことを良く知っている。

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2018年07月01日

「計量計測データバンク」サイトマップ。日本の計量計測分野の官公所

「計量計測データバンク」サイトマップ 【分類4】日本の計量計測分野の官公所(掲載は順不同)

「計量計測データバンク」サイトマップ

環境省
      ├環境基準・法令等
      ├法令・告示・通達
      ├白書・統計・資料
      ├政策分野・行政活動

文部科学省
      ├文部科学省白書・統計・出版物
      ├文部科学省及び文化庁が行う統計調査情報
      ├
      ├技術士審議会
             ├最新の議事要旨・議事録・配付資料
             ├技術士審議会の概要
             ├技術士審議会 試験部会
             ├技術士審議会 一般部会
             ├議事要旨第10回【開催日時:平成12年2月3日(木曜日) 9時30分〜12時30分】
             ├議事要旨・議事録・配付資料の一覧
             ├2000年02月23日技術士制度の改善方策について
             ├1999年12月01日「技術士制度の改善方策について(案)」 (平成11年12月1日技術士審議会)に対するご意見と回答
             ├1999年08月05日技術士関連情報
             ├1996年04月08日社団法人日本技術士会とは
             ├1996年04月08日技術士・技術士補になるには
             ├1996年04月08日技術士・技術士補とは
             ├1996年04月08日技術士審議会に関する情報公開について(技術士審議会会長決定 平成9年4月18日)
             ├1996年04月08日技術士・技術士補の特典
      ├
      ├測地学審議会
             ├「地震予知のための新たな観測研究計画の推進について」(中間報告)及び「第6次火山噴火予知計画の推進について」(中間報告)
             ├測地学審議会 委員名簿
             ├日本測地系の世界測地系への移行について(取りまとめ)の概要(平成12年3月 測地学審議会測地部会)
             ├日本測地系の世界測地系への移行について(取りまとめ)(平成12年3月 測地学審議会測地部会)
             ├第6次火山噴火予知計画の推進について(建議) (平成10年8月 測地学審議会)
             ├地震予知のための新たな観測研究計画の推進について(建議) (平成10年8月 測地学審議会)
             ├地震予知のための新たな観測研究計画の推進について(中間報告) (平成10年7月 測地学審議会地震火山部会)
             ├第6次火山噴火予知計画の推進について(中間報告) (平成10年7月 測地学審議会地震火山部会)
             ├第6次火山噴火予知計画の推進について(中間報告)の概要 (測地学審議会地震火山部会)
             ├地震予知のための新たな観測研究計画の推進について(中間報告)の概要 (測地学審議会地震火山部会)
             ├
      ├
      ├国語審議会 第2委員会(国語審議会の審議の結果として計量に関係する幾つかの漢字が常用漢字表から除かれました)
             ├議事要旨第17回【開催日時:平成10年5月15日(金曜日) 午後2時30分〜5時】
             ├議事要旨・議事録・配付資料の一覧
                   ├議事要旨第17回【開催日時:平成10年5月15日(金曜日) 午後2時30分〜5時】
                   ├議事要旨第16回【開催日時:平成10年4月13日(月曜日) 午後2時30分〜5時】
                   ├議事要旨第15回【開催日時:平成10年3月3日(火曜日) 午後2時30分〜5時】
                   ├議事要旨第14回【開催日時:平成10年2月16日(月曜日) 午後2時30分〜5時】
                   ├
      ├国語審議会 第1委員会
             ├議事要旨第14回【開催日時:平成10年5月8日(金曜日) 午後2時〜4時30分】
             ├議事要旨・議事録・配付資料の一覧
                   ├
                   ├
      ├科学技術・学術に関する基本的政策
      ├科学技術関係人材の育成・確保
      ├分野別の研究開発
      ├研究費、研究開発評価
      ├研究環境・基盤整備、研究拠点形成
      ├産学官連携、地域科学技術振興
      ├科学技術・学術の国際活動
      ├生命倫理・安全等
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      ├

農林水産省
      ├農林水産省統計情報 トップ
      ├農業技術総合ポータル
      ├6次産業
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厚生労働省
      ├厚生労働省各種統計調査
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      ├

中小企業庁
      ├中小企業庁の白書と統計
      ├ 中小企業診断士


(国研)産業総合技術研究所
      ├産総研について
      ├
      ├組織
      ├
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              ├標準供給保証室
              ├標準物質認証管理室
              ├法定計量管理室

          ├計量標準普及センター
              ├計量標準調査室
              ├国際計量室
              ├標準供給保証室
              ├標準物質認証管理室
              ├法定計量管理室
              ├計量研修センター
          ├研究戦略部
          ├研究企画室
          ├標準供給計画
          ├研究戦略
          ├
          ├
          ├


「計量計測データバンク」サイトマップ measure and measurement data bank of saite map
「日本計量新報」今週の話題と重要ニュース(速報版)「デジタル版」(ウイークリーニュース)
「計量計測データバンク」日替わり情報(ディリーニュース)



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「計量計測データバンク」サイトマップ。日本の計量計測分野の官公所

「計量計測データバンク」サイトマップ 
【分類4】日本の計量計測分野の官公所
(掲載は順不同)

経済産業省
        ├統計の公表 新着情報
        ├以下の経済産業省統計は順次更新されるのに従って削除されます。
        ├そのような場合には経済産業省あるいは統計の公表 新着情報から閲覧してください。            ├

平成29年
平成28年
平成27年
平成26年


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2018年06月06日

2018年6月7日号「日本計量新報週報デジタル版」。神戸製鋼所の製造データの改ざんと偽装と日産自動車スバルなどの検査不正は実際にはどのようなことなのか。

「日本計量新報」今週の話題と重要ニュース(速報版)2018年6月7日号「日本計量新報週報デジタル版」

神戸製鋼所の製造データの改ざんと偽装と日産自動車スバルなどの検査不正は実際にはどのようなことなのか。
(新聞報道から問題とされていることを確かめる。神戸製鋼所の問題は何か。日産自動車スバルなどの問題は何か


日本計量新報 今週号の目次。 2018(平成30)年6月10日号(第3197号)目次。
意見募集・計量法施行規則の一部を改正する省令案等 1面
意見公募要領、意見公概要、意見公募の詳細・計量法施行規則の一部を改正する省令案 2面〜7面
社説「収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚」、新製品「A&D」、経産省産業機械課および計量行政室人事 8面



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「球ぎわの強さ」とは無意識に打球に飛びつく執念ということだ

吉川 尚輝のプロフィール 読売巨人軍公式サイト

菊池涼介以上の守備範囲だからこそ。巨人・吉川尚輝が鍛える球ぎわ。Nunber web。

「球ぎわの強さ」とは無意識に打球に飛びつく執念ということだ

川上は「球ぎわの強さ」についてこんな風に解説している。打者の打った打球に野手が反応して体を動かすが、捕れそうにない。しかしそこから体を投げ出して、さらに空中で身体を伸ばし、グローブを突き出して捕球する。身を投げ出した野手の頭には、捕れるという判断もファインプレーを演じようという意識もない。無意識に打球に飛びつく執念ということだ。

吉川尚輝-Wikipedia

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2018年05月18日

【分類2】[a-1]日本の地方の計量協会など

【分類2】[a-1]日本の地方の計量協会など (「計量計測データバンク」社会の統計と計量計測の統計

北海道計量協会
青森県計量協会
秋田県計量協会
計量計測技術センター(岩手県)
宮城県計量協会
山形県計量協会
福島県計量協会

茨城県計量協会
栃木県計量協会(同協会の所在地等を知るための応急でリンクしてあります)
群馬県計量協会
埼玉県計量協会
千葉県計量協会
東京都計量協会
東京計量士会
東京都計量証明事業協会
神奈川県計量協会
神奈川県計量士会
神奈川県計量証明事業協会
神奈川県環境計量協議会
川崎市計量協会
新潟県計量協会
長野県計量協会 (長野県計量協会計量証明部会) (同協会の所在地等を知るための応急でリンクしてあります)
山梨県計量協会


静岡県計量協会
静岡県計量協会環境計量証明部会
愛知県計量連合会
岐阜県計量協会 (岐阜県計量証明協会) (同協会の所在地等を知るための応急でリンクしてあります)
三重県計量協会 (三重県計量協会計量証明部会) (同協会の所在地等を知るための応急でリンクしてあります)
富山県計量協会
石川県計量協会(同協会の所在地等を知るための応急でリンクしてあります)
福井県計量協会(同協会の所在地等を知るための便宜でリンクしてあります)

滋賀県計量協会
京都府計量協会
大阪府計量協会
兵庫県計量協会
神戸市計量士会

奈良県計量協会 (同協会の所在地等を知るための便宜でリンクしてあります)
和歌山県計量協会 (同協会の所在地等を知るための便宜でリンクしてあります)

香川県計量協会 (同協会の所在地等を知るための便宜でリンクしてあります)
徳島県計量協会 (同協会の所在地等を知るための便宜でリンクしてあります)
愛媛県計量協会 (同協会の所在地等を知るための便宜でリンクしてあります)
高知県計量協会 (同協会の所在地等を知るための便宜でリンクしてあります)
岡山県計量協会
広島県計量協会
山口県計量協会
鳥取県計量協会 (同協会の所在地等を知るための便宜でリンクしてあります)
島根県計量協会 (同協会の所在地等を知るための便宜でリンクしてあります)

福岡県計量協会
大分県計量協会 (同協会の所在地等を知るための便宜でリンクしてあります)
佐賀県計量協会
熊本県計量協会
長崎県計量協会 (同協会の所在地等を知るための便宜でリンクしてあります)
宮崎県計量協会 (同協会の所在地等を知るための便宜でリンクしてあります)
鹿児島県計量協会

沖縄県計量協会 (同協会の所在地等を知るための便宜でリンクしてあります)


【分類2-a1-】日本の地方の計量協会など


日本の地方公共団体の計量行政機関、計量検定所、計量検査所など


【分類2-a1-】日本の地方の計量協会など

社会の統計と計量計測の統計 【分類2】日本の計量計測と分析と科学機器などの団体とその業務(生産高などを含む)

「計量計測データバンク」
計量計測データバンク 目次 サイトmeasure and measurement dictionary data bank table of contents
計量計測データバンク「計量計測辞書」measure and measurement dictionary

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2018年05月16日

「計量計測データバンク」サイトマップ

「計量計測データバンク」サイトマップ
measure and measurement data bank of saite map

「計量計測データバンク」日替わり更新情報「デジタル・ニュース」 updating information statistics of daily news measure and measurement data bank website

「計量計測データバンク」の最新情報です measure and measurement data bank of saite map

「日本計量新報」今週の話題と重要ニュース(速報版)「週報デジタル版」

「計量計測データバンク」のニュース サイト measure and measurement data bank of news saite

計量計測データバンク 目次 サイト

計量計測データバンク 目次 サイト(一括閲覧サイト)

社会の統計と計量計測の統計

一括表示版「社会の統計と計量計測の統計」

「計量計測データバンク」小論、評論、随筆、論文、エッセー、文芸ほか(目次版

「計量計測データバンク」小論、評論、随筆、論文、エッセー、文芸ほか(一括掲載版)

計量計測データバンク「計量計測辞書」  measure and measurement dictionary

「計量計測データバンク」
計量計測データバンク(日本計量新報社) Site map

旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 旅行家 甲斐鐵太郎
essay and journey(essay of journey) by kai tetutaro



「計量計測データバンク」サイトマップ
measure and measurement data bank of saite map

syokota2 at 16:30|PermalinkComments(0)

アインシュタインが思い描い事実は、実験と観測によって事実として確かめられた

収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚
写真は挿絵であり本文とは連動しません。

信州の丘陵に広がるレタス畑。田園風景だ。5月2日撮影。


光波干渉測定システムはアインシュタインの理論を事実として確認した

春遅い信州の山間の景色。桜の花が咲いている最中である。5月1日撮影。


計量計測団体の行事と日程 「計量計測データバンク」
2018年計量計測関係団体総会日程


syokota2 at 14:33|PermalinkComments(0)

2018年05月11日

アインシュタインが思い描い事実は、実験と観測によってお願い事実として確かめられた。

光波干渉測定システムはアインシュタインの理論を事実として確認した

春遅い信州の山間の景色。桜の花が咲いている最中である。5月1日撮影。
(本文)

 文字を人は骨に書いた。日本では木の板に書いていた。短冊とはこの名残か。書く場所がないと洞窟の壁に書いた。文字が発明されなかった時代には絵を描いた。それがアルタミラの壁画である。日本だって墳墓の内壁に絵を描いた。キトラ古墳の白虎である。文字は紙に書いて表現する時代が長く続いた。筆記用具を使って手で書いていたのが日本人である。アルファベット文字を用いる文化圏ではタイプライターを発明してキーボードを叩いて文字を書くようになった。

 日本だって平仮名や片仮名を使えばタイプライターを使える。読んで音を拾いながら漢字を連想して意味を考えることになるので不便である。夏目漱石は平仮名と漢字混交で現代の日本の文体に通ずる文章形式を使いだした。それによって読み物が大衆に普及した。普通の人も漱石の文体を真似すれば事実や心模様の表現がたやすく行える。日本の現代の文章に果たした漱石の役割は大きい。小説はまた漱石によって誰でもが書けるようになった。読むに値するかどうかは別のことだが。

 テレビを見ていたら文章を書くことを両手の指をぺなぺなさせて表現する人がいた。古い世代ではペンを握って文字を紙に書く仕草をしたことだろう。ワープロ世代あるいはパソコン世代と旧世代が分かれる。コンピュータの能力が高まったことで日本語の漢字表現への障壁が消えた。

 江戸の時代であれば絵をかいて表現していたことを写真が代わってする。事実の写し取りということでは写真は絵の及ぶところではない。ニュース報道は絵ですべてを語ることができるほどだ。絵のない報道は怪しさが付きまとうほどである。意図して絵に嘘を含ませることができなくはないが大儀なことなので余程のことがないとそれはしない。誰が誰といつどこで会って「男たちの悪だくみ」があったかを示したのが首相府時による写真で示され。深い仲が事実として示されると様々なことがそこから発すると推察されてしまう。そうではないと否定しても信用する人はいない。何もなかったと決めているのは本人だけだから、それによってご自身は救われる。

 紙に書かれた事実はそのままだと疑われるから疑わしい事実を紙から消し去ることを財務省が行った。文章削除を実行した財務省職員は遺書を残して命を絶った。命令した者は罪に問われるが形だけの刑がでるはずだ。紙に書いた事実を消し去ることに命が掛かった。

 「男たちの悪だくみ」の手助けをした首相官邸に出向したキャリア官僚は事実の明言は避けとおすついでに、記憶も記録もないと言い張り、さらに自分の行動は職務に誠実であったと強弁した。2018年5月10日の加計学園獣医学部開設にかかる国会参考人招致の場面である。この人は罪に問われることがなさそうなので財務省関係者は気の毒なことだ。

 数字と記号によって数学が描く世界は成立する。幾何の分野では図形が加わる。数学者たちは頭脳が繰り広げる世界を事実だと思っている。それがそのように展開すればこのようになる、という世界は数学者たちには事実なのである。理論物理学者たちの思考も同じである。頭に思い描くこと事実であるのが数学者たちの世界だ。

 物理学も数学も多くの学芸や技術の世界も過去の人々の業績の蓄積の上に成立する。ニュートンがいなければアインシュタインはなかった。身近にアインシュタインに影響を与えた物理学者と物理理論は沢山ある。アインシュタインがいなければハッブルもハッブル宇宙望遠鏡もなかった。そして爆発宇宙理論もでてこなかった。重力によって空間が歪むとアインシュタインは言った。空間が歪むと光は歪んだところを走るので一定である光の速度は歪まないところを通った光との間に到着時間に差を生ずる。巨大な仕掛けの光波干渉計はこの事実をとらえた。また重力によって光が歪んで通過すると物体の背景の見えない部分が見える。この二つのことが確かめられた。アインシュタインが思い描い事実は、実験と観測によってお願い事実として確かめられた。

 事実と現実の奇妙な関係であるが、光波干渉による測定システムによってアインシュタイン事実として思い描いた構想が事実として確かめられこの研究者たちにノーベル物理学賞が送られた。

(誤字、不適切な表現などについてはご容赦ください)



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収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚。見事な対比である。

収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚

写真は挿絵であり本文とは連動しません。

信州の丘陵に広がるレタス畑。トウモロコシも蕎麦も植えられる。田園風景だ。5月2日撮影。

(タイトル)
収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚

(本文)

 写真家は言う。写真に時代を写さないために風景のなかにある旅行者がスマートホンで拝み撮りしている姿を排除するのだと。出始めのデジカメの一眼レフは50万円したが出来上がる写真は現代のスマートフォンに遠く及ばない。かつて三洋電機がデジカメ市場でトップシャアであったものがあっというまに崩れた。普通の人にとって写真撮影はスマートフォンで十分である。写真は思い出を記録する道具であるからだ。スマートフォンで動画を撮影できる。ビデオカメラになっており8ミリカメラの機能を凌駕している。映像の記録はデジタルカメラ機能を備えたスマートフォンで用立てられる。

オリンパスは2018年5月にはデジタルカメラや交換レンズを生産する中国・深センの工場の操業を停止した。マートフォンの普及によるデジタルカメラ市場の縮小で、稼働率が低下していたためである。工場従業員約1700人は解雇される。オリンパスは、中国とベトナムでデジタルカメラを生産しており、2017年3月期の出荷台数は計83万台。デジタルカメラ生産はベトナムに集約する。

 オリンパスが中国工場閉鎖を発表した5月7日の翌日の8日には、前重慶市トップの孫政才・前同市共産党委員会書記が収賄罪で無期懲役の判決を受けている。オリンパス中国工場をめぐっては、地元税関当局への贈賄の疑いが一部で報道されていた。日本企業の中国工場の運営をめぐっては何時でも危ない橋を渡る様相がある。

中国工場を運営するにあたっての賃金が月額5千円というのは昔のことで今では4万円は下らない。中国労働市場の高騰はベトナムなどへの工場移転の動きを加速している。韓国工場は中国以前に賃金高騰で運営困難になっていた。日本の工場運営は非正規雇用が常態になっている。これに加えて中国、フィリッピンなど人々に日本語と作業内容を教えて工場要員にしている。労働市場が国際化していてフィリッピンの賃金が日本の労働市場に作用する。正規雇用者と非正規雇用者との賃金格差は広がる。コンビニで働く人の賃金は月額20万円に満たない。月額10万円ならばメルカリで不用品を売って稼げるからコンビニで働くのをやめたという女性がいる。うまく買ってうまく売れば10万円にはなる。

 日本人の賃金が上がらない。平均賃金のことである。購買する力がないから消費は下がる。日銀が物価目標を2%上昇とする。市場に異次元の金融緩和ということでお金を大量に注込んでいる。物価は上がらず、市場は膨らまない。このことをどのように説明し、あるいは理解するか。日本の人口は減り続ける。アジアからの労働力の移入が一層進む。羽田空港の貨物取り扱いの人員にそれをみる。レタス産地の長野県川上村は中国からの季節労働で成立している。

 計量計測機器産業でも中国工場のベトナム移転の事例がある。ベトナムに工場を建設した企業もある。豊富で安い労働市場を求めての工場建設である。ベトナムの政府が中国政府に似ていそうなことは読み取れる。地方行政トップへの覚え目でたくするための気遣いをするのだろうか。

 面従腹背がモットーだと文部科学事務次官だった前川喜平は言ってのけた。行政の本務と国民への忠誠に背を向けて首相にすり寄る中央官庁のキャリア組の様態は異常である。5月10日に国会に参考人招致された経済産業審議官の柳瀬唯夫氏の説明は首相をかばうためなのか、首相の同じ姿勢の元もと能弁であったために言葉の端はしに人柄が垣間見えた。素直でいられない立場や状況におかれているのが現代のキャリア官僚なのだろう。収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚。見事な対比である。

(誤字、不適切な表現などについてはご容赦ください)

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2018年05月10日

計算を行うにあたって要求するところの精度に順応するように対数表ができている。それが計算尺の目盛りの刻み方でもよくわかる。

田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方

写真はホテルのロビーを飾る花(写真は挿絵です)

(タイトル)
田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方

(本文)

 北海道の就学前の女児が質問した。蝶の蛹(さなぎ)は凍っても死なないのですか、と。回答は凍らないで冬を過ごすのだ。問答はそこまでだった。しくじって凍った蛹は死ぬ。大概は凍らないようにして越冬するのだろう。恐らく氷点下10℃ぐらいなら凍らないのだろう。カマキリの産卵位置はその年の降雪量を示すという。そうであることが多いのだろうが、そうであるように理解したがるのが人である。軒下に産卵するカマキリを賢いというのだろうか。

 NHKは冬休みラジオ子ども電話相談室を初めて開設した。宇宙・天文のこと、科学のこと、ロボットのこと、恐竜のこと、動物のこと、植物のことなど子供の関心ごとを題材として取り上げた。恐竜のことんどは図鑑をよく読んでいてそれを丸ごと暗記している児童が多くて、恐竜の名前と行動様式のことをすらすらと語っていた。夢は何かと聞かれると恐竜を研究する人になることだという。

 恐竜と宇宙のことを質問する児童はみなこまっしゃくれている。観察の要素がからむ蛹が凍らないかという女児は素朴であり事実に即して考えている。そのようなことが多いようだ。覚えたことを際限なく喋っている人がいる。新しい知識の修得はわずかでほとんどが昔仕入れた知識であり、それをのべつ幕なししゃべる。大学の教壇に立っている者にこのようなのがいる。精神科医の北杜夫が描く病院にもいる。20年前の筆記ノートが受け継がれていてそれを写して試験の回答にする。どこかにある知識を仕込んでそれをひけらかすように講義しているのだ。その知識は本に載っている。そしてインターネットにはもっと深い知識が盛り込んである。「教育者」とは何であろうか。

 志賀潔はプロペラーが風洞で発生させる渦をプロペラーの指定の位置で直接写真乾板上に撮影することを命ぜられた。命じた先生が夜中に実験室に現れて、実験のあの先はどうだったかと尋ねる。腹が減っただろうからと焼き芋を持ってきて自分も食べて、芋の皮を扇風機の前に投げ込んで風洞のなかを飛んで行くのを喜んで見ていた。あの時に僕は実際に困ったが幸いにどうにか漕ぎつけた。放電発光を電気回路に組み込んだインダクタンスの量で任意に加減することを指示されたのだった気付いて、あのときにインダクタンスという概念がわがものになったと志賀潔は述べている。

 中村清二は述懐する。先生から対数表を使って計算することの意義を初めて聞かされてハッと驚いた。計算を行うにあたって要求するところの精度に順応するように対数表ができている。それが計算尺の目盛りの刻み方でもよくわかる。たとえば同じ10という数でも10と20のところと、80と90のところの10とでは大きな相違がある。それが計算尺をみれば10から20までの距たりは大きくて、80から90までの距たりはまことに小さいのが明瞭であろう。これが計算尺、対数表のよいところ。このように物事を大局から達観するような態度の大切さを種々教えられた。そこに先生の学問の偉さというものがある。根底のある人でないと、あんなことは言えない。先生は器械のような講義はなさらない。

 上のことは中村清二著『田中舘愛橘先生』にある。志賀潔は赤痢菌の発見者として知られ、朝鮮総督府医院長、京城医学専門学校校長、京城帝国大学総長などを歴任。中村清二は東京帝國大学理科大学教授、文化功労者。

 子ども電話相談室の回答者にも田中舘愛橘のように学生に深い同情を寄せ、ともに考えるという人がいるし、単純に知識を提供するだけの人もいる。教えとは何であるか考えさせられる。

(誤字、不適切な表現などについてはご容赦ください)



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2018年05月09日

100の数値の末尾が0.01といった程度の検査データの改ざん・偽装であるから素材強度の安全率を考慮すれば痛くはない。

神鋼素材は計測器性能に影響がない

東名高速藤川サービスエリアの向う側に富士山が見えていた(写真は挿絵です)

(タイトル)
神鋼素材は計測器性能に影響がない

(本文)

 神戸製鋼所の製造データの改ざん・偽装が2017年10月に発覚したことで世の人の気持ちは恐慌をきたした。この時点で改ざん・偽装は数値に手心を加えたほどであるようすがみえていたの。神戸製鋼所の製造素材が加工製品の性能や安全に支障をもららすことがないことが予測された。改ざん・偽装は100であるべき強度数値が50ほどでしかないように思わせる報道がなされたので人々は大慌てした。100の数値の末尾が0.01といった程度の検査データの改ざん・偽装であるから素材強度の安全率を考慮すれば痛くはない。

 トヨタ自動車は神戸製鋼所から仕入れた品質データが改ざんされていた製品の全てで安全性を確認したことを2018年1月17日に発表した。神鋼が保有していた偽装前のデータを使い、車両の品質や性能が社内基準を満たしているか検証したその結果である。トヨタ以外でもホンダや三菱自動車、スズキ、ダイハツ工業も品質データが偽装されていた製品すべてで安全性を確認している。トヨタは仕入れ先が海外で購入していたアルミ押し出し品、銅管や鋼線などの安全性を今回、新たに確認した。これによって神戸製鋼所の品質データ偽装対象となった素材すべてが安全圏にあることが確かめられた。

 強度などのデータ改ざんが最初に発覚したの2017年10月のアルミ製部材であり、その後に鋼線など他の製品でもデータ改ざんが明らかになった。神戸製鋼所が得意とする分野である。トヨタは2017年10月ボンネットなどに使っているアルミ板の安全性を確かめた。同年11月には国内で購入したアルミ押し出し品、銅管や鋼線などで安全性を確認している。また川崎重工業は2017年10月27日に自社の二輪車の車体部品に不適合品を使用していたことを明らかにする一方で製品の性能や安全性に影響はないことを発表していた。

 神戸製鋼所の金属素材によって製造した自動車ほかの製品の安全に支障がないことが確認されたことで一般の人々の恐慌状態(パニック)が解消された。データ改ざんとか偽装という言い方で取扱いされた神戸製鋼所の金属素材のデータ表記はどういうことだったのか。自らが許容とする品質の定め方に無理があったのだ。許容値を超えた計測データは許容値の範囲にデータをいじることが長年行われてきたと伝えられる。ある厚みまたは太さの素材で強度に不安がある場合には厚みと太さを大きくすればよい。また品質規定はそれを満足できる範囲で定めるのがよい。無理のある品質表記を定めたことがもたらした製造データの改ざん・偽装であった。

 神戸製鋼所は、鉄鋼では新日鉄住金、JFEスチールに次ぎ国内3位、アルミではUACJ(旧古河スカイ)に次ぎ、国内2位の大手メーカーである。主力の鉄鋼事業の不振で神戸製鋼は2017年3月期まで2年連続赤字決算だった。2018年3月期は3年ぶりの黒字決算を見込んでいた。これが一転し総額で100億円ほどの赤字になることを発表した。実際にはこの金額を超える。

 金属素材製品の品質データをいじることが継続したなされたことがもたらした代償は大きい。ある確かさ、あるいは求められる確かさで計測し計測結果を検証する。計測結果に疑問があればその原因を突き止める。そして確かな計測値を求める。計測値が確かで、製品の品質が十分でなければ品質規定を製造技術など現状にあわせるのがよい。計測値が品質規定から外れているときに品質規定にあわせて計測値をいじってしまうことが常態となっていたのが神戸製鋼所の製造データの改ざん・偽装であった。

 トヨタが素材製品が安全に及ぼす影響がないことを確認して公表した。計量計測機器のある大手メーカーでも神戸製鋼所の素材製品を検査して計測機器の性能に影響を及ぼさないことを確かめている。

 のぞましい方法で計測をして確かな値を求める。当たり前のことだがこれがなかなかできない。旧計量研究所の第4部長をしたのちに通産省計量教習所の所長をした人が語った。公平な第三者が計量器の検定をするのと製造者が検査をするのとでは実際には値が違ってくる。ここに公平な第三者が検定する意義がある。悪い冗談のような事例を次にあげる。ある県の検定所職員がハカリメーカーに検定にやってきて、仕事を始めるまえに「さあ、今日も落とすぞ」と掛け声した。メーカーの立場からは許せないということで抗議をしたら泣いて謝った。一定の比率で検定に不合格する器差の品物があった時代のことである。

 規格を定めて計測の許容範囲を決めて自前でそれを確かめる行為を公平な第三者の立場で公正になすことは容易ではない。企業の売上や会計処理においても数字のやりくりをしているうちに社会には認められない処理をする。不正会計だ。数値を自己に都合のよいように取り扱いたくなるのは人の心の弱さの現われである。正しく計ることの大事さとあわせて出てきた数値を受け入れる素直さがなければならない。

(誤字、不適切な表現などについてはご容赦ください)


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2018年05月08日

計量法のハカリの定期検査は運用の実態を直視すると壊れているではないか。

社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎

冬に花のぬくもりで人を癒すシンビジュウム(写真は挿絵です)

(タイトル)
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎

(本文)

 20代を前にしたある女性が訴えた。私はこの仕事が好きなんです。だからずっと働き続けたいんです。同じことを30代の女性が話す。どうすれば辞めなくてすみますか。ある人が答えた。パソコン業務に精通することだ、と。40代の女性が勤めていた。会計帳簿の手書き記載であった。いずれも関東地区の計量協会の事務局員である。20代の女性は協会の収入が減ったために退職した。30代の女性は精神を病んで仕事の継続が困難になった。40代の女性は会計処理をコンピュータでするようになったのと協会の収入が減ったので退職を求められた。

 地方計量協会に勤務する人のことである。65歳で大企業を退職して週3日働く。3日の勤務で業務を処理できないと言っていて休みなしで業務する。普通の人の勤務が週5日なのに週3日契約だが7日働く。同じ年齢で協会事務局長の要職を非の打ちどころなくこなしている人がいる。週5日の勤務だ。予算の確保と指定定期検査期間としてハカリの検査ほかに全力で取り組むと休日は寝たきりになる。県庁の事務職員であった人だ。役所で熱心に仕事をした優秀な人である。計量協会の職員と会員からの信頼が厚い。65歳の二人は地元の有名高校から旧帝大などに進んだ英才である。

 地方計量協会に勤務する5人のようすを取り上げた。協会は計量器販売事業者の会員が減った。製造・修理などの会員の減少も著しい。20年前の会員数の半分以下である。30年前に比べたら四分の一ほどだ。それ以上のところもある。計量器の検定に伴う証紙の販売手数料で女性事務局員一人の給与が賄えた。会費収入と役所などからの事業補助によって事務局長の給与がでた。これが計量協会の財政であった。計量器の検定がメーカー自己検定になったために証紙収入に消えている。わずかな会費額の200に満たない会員数であることが多い。正規雇用の事務局体制が崩れているところが大半である。

 外目には計量協会の事務局があるようにみえる。ハカリの指定定期検査機関に指定されて県内のハカリの定期検査をほぼ全て実施していることで、この関係の職員がいるからである。地方公共団体の計量事務を取り扱う計量検定所や計量検査所などの業務の主要部分のハカリの定期検査業務が地方計量協会に移っている。ハカリの定期検査の実務が地方公共団体から地方計量協会に移行したことで何がおこっているのか。

 10あった行政費がはじめは9になった。その後に5になった。地方公共団体の計量行政費が半分になったのである。半分になった計量行政費でそのほとんどとといってよいハカリの定期検査を地方計量協会が実施している。役所には計量行政職員が少しいるだけになった。兼任事務の体制を敷いているところもあるので、いないともいえる。計量行政の専門知識をもつ職員が地方公共団体にいない。そのような状態で指定定期検査機関に指定された地方計量協会が従来の半分の費用でハカリ定期検査業務を行っている。ハカリの定期検査の業務を地方計量協会などが行い、役所のほうはもぬけの空になった。

 そのような事情だから週3日勤務の職員が休日なし働く。また役所にいた人が役所にいたころの何倍も働いて心身をすり減らす。そのような状態でも役所の人は暢気(のんき)だ。定時に出勤し定時に退庁する。指定定期検査機関の職員は年齢と経験にともなって給与が上がることがない。指定定期検査機関の指定に伴う費用は上がらずに下がるだけだからだ。夜と休日には別の仕事をして生きている。計量法のハカリの定期検査は運用の実態を直視すると壊れているではないか。

 計量協会の会長など幹部役員は自社と地方公共団体の関係を悪くしないために役所の要望に応じる。何だかんだといいながら役所の意向を受け入れる。そんなことをするつもりはないといっても体質なり構造がそのようになっていて、5年、10年、20年の期間を通じるとそのようになっている。おもんばかり(慮り)が働く構造なのだ。ある地方公共団体は計量検定所と計量検査所の業務の分掌を「一本化」という言葉を用いて処理した。市の計量行政をなくしてしまった。地域に密着して行き届いた計量行政としての計量事務を行うのが計量検査所などの設置意義であった。別の地方公共団体では30人いた計量検定所職員が5人ほどに減員された。人が減れば計量行政実施の知識と技術と意欲と工夫が削がれる。市の計量行政を捨てた地方公共団体は県の計量行政も知識と技術と意欲は細るから、指定定期検査機関業務実施の費用は無残な状態になる。行政を崩すのにさまざまな目くらましの言葉が使われる。誤魔化されないだけの計量行政への理解と知識と意欲を養うことが大事だ。

 計量行政は小規模県であれば保育所一つ分ほどのの行政職員で運営されていた。多いか少ないかは別にしてこの規模ほどの計量行政の運営費と人員を確保できないことがあってはならない。計量行政は直接に住民サービスを行うのではないが県民などの計量の安全のための基礎としての働きをする。計量行政を切り捨てることは飢えて窮した蛸(たこ)が自らの足を順次食べていることと同じだ。計量行政をないがしろにすることは住民サービスの基礎を捨てることにつうじる。計量行政に真っ当な費用を当てるは社会の正義である。予算を編成するにあたって賢い人、賢い計量行政職員はこのことを良く知っている。

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2018年05月07日

計量協会の名前があって事務局があり人がいるがその実態は都道府県からハカリの指定定期検査機関に指定されて、ハカリの定期検査を実施する組織である

計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること

冬に花のぬくもりで人を癒すシンビジュウム(写真は挿絵です)


(タイトル)
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること

(本文)

 計量器の販売規制にはいくつかの改変があった。当初は免許制であった。のちに登録制になり、現在の届出制になった。届出制の現在は一枚の書面に必要事項を書きこむだけである。更新の手続きはない。登録制時代には更新手続きのために計量協会が業務を代行し更新のための講習受講が義務になっていた。免許制は酒屋などに似た特権があった。

 家庭や普通の事業場で使うハカリは電気式になってしばらくすると値段が急落した。大規模小売店であるホームセンターが店舗数を増やすと金物屋が立ち行かなくなった。金物屋、薬局、文具店でのハカリ販売は減る。金物店と薬局は計量器販売の免許制、登録制の時代から計量協会の会員でありこの両者が過半であった。体温計販売の登録規制がなくなると薬局会員は協会から抜けた。協会の半数が薬局会員であったところは多い。紙一枚を提出すればよいだけの届出制になると金物店会員あるいはハカリが併売品の一部でしかない会員が抜けるようになった。ハカリ販売により利益が少なくなったことも一因である。

 地方計量協会における販売事業会員の年会費は3000円ほどであり、集金に回って集めるということが慣習になっているところが多かった。いくつもの県では販売事業者のためといってよい協会支部があったが、販売会員の減少にともなって解散している。昭和60年代には販売登録事業者の会員は半減していた。登録制時代には数百名あるいは千数百名の販売事業者会員がいることは普通であった。北海道計量協会は4000近い会員数がいた。までは300名を超える会員がいる協会は珍しい。

 1993(平成5)年に新計量法はメーカー自己検定の指定製造事業者制度が発足した。電気式のハカリのほとんどが指定製造事業者制度によって検定されるようになった。血圧計と電気式体温計は指定製造事業者制度でマーカー自己検定されている。ガスメーター、水道メーター、電力量計や燃料油メーターも同様である。地計協は県などから証紙売りさばき人の指定を受けていて、3%の手数料が計量協会の収入源の一つであった。手数料だけで1000万円の減収が生じる地計協があり、会費収入の減少と併せたダブルパンチでノックアウト状態に陥った。

 会費収入で計量協会の事務運営は賄えなくなった。計量協会の名前があって事務局があり人がいるがその実態は都道府県からハカリの指定定期検査機関に指定されて、ハカリの定期検査を実施する組織である。運営にあたっての検査関係要因の処遇は役所が手当てする運営しによって決まる。検査要員の給与は今年より来年は減額されるという状態に続いていてまともな状態ではない。

 昭和20年代の中ごろ日本一の検定所長といわれた安保浩二氏は50から60人いる検定所の予算をたっぷり取ることが仕事だと公言していて、その後を職員の成長を見守っていた。いまの時代では検定所業務への知識も誇りも自信も持ち合わせていないために「合理化」の攻撃に負けて指定定期検査機関への業務運営費などの削減にはしる計量行政当事者が垣間見える。その「合理化」をその後の自己の処遇改善と引き換えにする者がいるから油断できない。

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2018年05月06日

日系の大手企業を志望する学生の意識は二極化している。定年まで働くつもりで入社する学生と、2〜3年で転職や独立することを前提にしていることだ。


学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ

ぬくもりで人を癒すシンビジュウム(写真は挿絵です)


(タイトル)
学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ

(本文)

 世界の経済は穏やかな均衡を保っており、そよ風が吹く状態だと形容される。貨幣である金の実態に対して米国が過剰に紙幣を印刷・供給し、中国も似たようなことをしているように思われる。日本の場合には縮小する経済規模を押しとどめるために通貨供給量をむやみに増大させている。米、中、日と欧州などの経済の動きが日本の株価市場に反映してバブル期の株価水準に近づいている。株式市場にお金を投じているいる人はみな利益を出しているというのがこの道に通じた人の言葉である。新卒者の雇用は増えている。しかし新卒者は勤めて数年で転職する時代だから間に合わせの不満足な勤務をつづけていることになる。

 世の中理屈っぽくなっているなと感じている。東大と京大の卒業者の人気企業をみてなんとなくそれがわかった。2019年春卒業予定の学生を対象にした調査最も人気が高かったのはマッキンゼー・アンド・カンパニー次いでボストン コンサルティング グループ(BCG)。さらにやアクセンチュア、ベイン・アンド・カンパニー、A.T.カーニーなどがつづく。「外資コンサル会社」の人気が圧倒的だ。同様に三菱商事も人気が集まる。商社人気は好調な業績と高いボーナスである。

 マーケティングやロジカルシンキング文化で有名なP&Gは、企業方針に「リーダーシップ」「オーナーシップ」「勝利への情熱」を掲げ、若手にも裁量権を持たせて自己成長の機会を与えている。こうした社風も東大・京大生には魅力に映る。日系の大手企業を志望する学生の意識は二極化している。定年まで働くつもりで入社する学生と、2〜3年で転職や独立することを前提にしていることだ。そして後者のほうが増えている。「大手企業に入るのは次にステップを踏むためのファーストキャリアとして捉えている。あるいは現時点ではやりたいことが見つかっていないので可能性を最大化するためである。

 階段をのぼるにつれて仕事の振り分けが決まり人生の予測がついてしまうというのが日本の学校制度である。その学校制度をどのように理解すればよいか考えた。コンピュータに例えれば記憶容量とソフトウエアとしてのアプリケーションである。この修得の訓練を学校でする。記憶容量が小さいものは聞こえの高い学校に進めない。

 理学や工学のアプリケーションが備わっていないものはこの専門分野では働けない。のちに修得するという方法もあるが企業はそれを受け付けない。法律や経済や商業や文芸などの分野のアプリケーションはセールスとか営業とかのアプリケーションとしてとらえられているようだから、超有名校の卒業者以外は営業の下積みから仕事を始める。その後に総合力を発揮して栄進する人は少なくない。

 「リーダーシップ」「オーナーシップ」「勝利への情熱」といった聞こえのよい言葉による企業方針があってもこれをまともに実行できる人は少ない。企画と構想の力を持たない、自分の仕事をだとは思っていない、情熱に似たものはあっても形にできない、といった人がほとんどである。衣食住のうちで食べることは健康の基本であるのに、まともに食べることよりも副食物が健康をつくると思わされている日本のへんてこな状態があり、有名食品企業と製薬会社はこの方面に力を注ぎ稼いでいる。その情熱と力を日本の未来をつくる分野に注げないのでは勤めがつまらないし産業と経済の先が危ぶまれる。

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2018年05月05日

1キログラムの質量が富士山では1グラム軽い状態になる。赤道付近では遠心力の作用で1グラム以上の重い状態になる。

ハンドルで曲がらずブレーキで車は止まらない

ぬくもりで人を癒すシンビジュウム(写真は挿絵です)


(タイトル)
ハンドルで曲がらずブレーキで車は止まらない

(本文)

 高速道路を一般道路とおなじ車間距離で走って5台6台の玉突き衝突をする。狭い道をアクセルに任せて走り道から外れて谷に落ちる。煽り運転は論外であり精神の異常か錯乱を想定する。車間距離が短ければブレーキを踏んでも追突する。カーブを曲がるには遠心力とタイヤの粘着力との均衡との間の安全率を心得ていることが求められる。日本のこのような事情にもかかわらず「安全・安心」と平気で語る人の心情がわからない。その安全のための必要事項を語り、安心であるためにどのようなことをするかを説明しなければならないのに「安全・安心」を言葉にする。これは「遺憾」と同じだから遺憾。

 1キログラムの質量が富士山では1グラム軽い状態になる。赤道付近では遠心力の作用で1グラム以上の重い状態になる。そのような影響を排除する質量計を用いれば1キログラムの質量はその値どおりに示される。ヤジロベー式の精密な天びんの片方に質量1キログラムの質量を載せて比較すると質量1グラムのものを計り取ることができる。バネ式のハカリを用いると重力値の差が1グラム重かったり軽かったりして表示に現れる。

 7つの計量基本単位のうちで最後まで金属の塊に依拠していた質量の単位であるキログラムが定義のうえでは金属塊から解き放たれる。別の方法でキログラムが定義される。電気量との関係になるかそのほかの方法になるかはほぼ決まっている。決定するまではどんでん返しを考慮しておかなくてはならない。

 次は岩田重雄氏による「質量と重さ(重量)を混用してはならない」という題目での論考である。

 1687(貞享4)年にアイザック・ニュートンはプリンシピア(自然哲学の数学的基礎)の中で質量を「物質の量とは、その物質の密度と体積の乗積をもってはかられるものである」と定義した。1870〜1872(明治5〜7)年のリッテル述・市川盛三郎訳・理化日記には質量を「体の真量、乃ち体内実質の分量」としている。1879(明治12)年の川本清一訳・士都華氏物理学には質量とあり、これが質量の初出である。同年に出版された飯盛挺造編訳・物理学で質量を「絶対的ノ重サ」と定義している。かくして物理学訳語会は1883(明治16)年9月12日の会合で、質量という用語を公認した。重さ(重量)を質量の意味に使うためにおこる国際的混乱をさけるため1901(明治34)年にパリで開催された国際度量衡総会で、物体そのものを構成する物質の分量である質量(基本単位kg)と、質量と重力加速度の積に等しい重さ(重量)とは異なることを決議した。日本からも2名出席している。

 計量分野のことでは学術面、産業と工業面で単位の使用を国際単位系(SI・エスアイ)によることの普及は未だし、という状態にある。質量を重さとか重量と記す事例は多い。キログラムはkgである。それをKGと記しているし、kmはKMとなる。SIの単位表記の普及はいまなお大きな課題である。

 こうしたことの普及を計量思想の普及・開発と言ってきた。これが計量協会の定款の第一番に書いてあり、計量記念日行事の看板になる。思想とは何であるかは知らない。計量と計測の基礎知識が普及して人々の常識になることが望まれる。こうしたことの推進活動が「計量思想の普及・啓発」であるように思われる。ブレーキは掛けても車は停まらない、ハンドルを回すだけではコーナーは曲がれない、といった物理常識が普及することと計量知識とは隔たった間柄ではない。

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2018年05月04日

対立する考え方のせめぎあいがウィキペディアでなされている

ウィキペディアによる計量の世界の説明は1割ほど

写真は挿絵であり本文とは連動しません。
ノグルミ。真後ろにケヤキがあって背丈を競っております。



(タイトル)
ウィキペディアによる計量の世界の説明は1割ほど

(本文)

 目的をもって情報検索する。手早くこれはありがたい為になったと満足できればよい。同じキーワードによって表出するものでも要らないのが多い。すぱんと目的の情報に行き当たることは快感に近い。身勝手で人を貶(おと)めるような情報が山とある。余程の見識と理性をもってインターネット検索をしないと悍(おぞ)ましい情報に踊らされて虚構の世界をさまよう。

 ある情報が確からしいことがわかってもその発信源が不明であると参考として押えておく程度の扱いになる。自己紹介のある確固とした個人のホームページからの情報発信であれば内容を検証して受け入れる。企業や団体あるいは公共団体などの情報も同じだ。公益事業を行う団体が自らの目的にしたがってさまざまな知識や情報を出していくことは重要である。目的を掲げてそれを実現する事業の一つとして情報発信を謳(うた)っていてもそれをしない団体が目につく。責任感の欠如、意欲の欠如、能力の欠如によってそれがなされない。無残な状況が目につく。

 説明というのはどのように上手になされていても7割ほどのできである。5割と思えばよい。対象にもよるけれどもWikipedia(ウィキペディア)であってもせいぜい7割だ。以前あった説明が削除されて別の内容になっている事例が多いのでそのまま信用してはならない。対立する考え方のせめぎあいがウィキペディアでなされている。自分がよく知る専門分野でのウィキペディアをみればせいぜい7の正確さでしかないことを確認できる。このことは人の頭脳を介してなされる新聞などの報道でも同じだ。役所の発表を鵜呑みにしてそのままニュースにするのがマスコミだ。

 ウィキメディア財団は自らのことを次のように説明する。「Wikipedia(ウィキペディア)」とは、ウィキメディア財団が運営しているインターネット百科事典。誰もが無料で、「ウィキペディア」内のウェブページを、自由に執筆や編集(複製・改変・頒布など)することができ、世界中のボランティアの手によって行なわれる。ウィキペディアは、広告や有料サービスなどが一切なく、運営に必要な資金は寄付によってまかなわれている。また世界の各言語で展開され、現在では世界中の250を超す言語で作成されている。記事のカテゴリは幅広く、一般の百科事典にはない項目も多いため、「調べ物」という目的で利用する人が多くなっている。記事の作成、編集履歴はすべて記録・公開され、他の利用者やサイト管理者がチェック・修正できるため、いい加減な内容や虚偽の内容、特定の意図をもって書かれた内容(政治的宣伝や企業の広告など)は書き込んでもすぐに発見され、修正される仕組みとなっている。

 計量計測の世界のことをウィキペディアはどのように説明しているか調べたらよい。とても満足などできない。説明は1割にも満たないうえ不正確であることを確認する結果になる。調べないまでも自らの領域については手の及ぶ範囲で頑張って説明し情報発信することはその人の立場における正義である。それができないでいることは怠けた状態である。

(誤字、不適切な表現などについてはご容赦ください)

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2018年05月03日

地方では県庁所在地だけが繁栄し、県庁から離れるほどにさびれる。

時代の波と計量器産業の浮き沈み

写真は挿絵であり本文とは連動しません。
イヌシデは望まれないのに日本では繁茂します。5月の風景。



(タイトル)
時代の波と計量器産業の浮き沈み

(本文)

 世の中は変わる。いまは変わり方が激しい。地方では県庁所在地だけが繁栄し、県庁から離れるほどにさびれる。人口が減り買い物も生産も下がる。福島原発で土地から追われた人が殆ど戻らないのに似て地方の市町村の人口が減る。福島原発に依拠して生きていた人々は戻りようがない。そうでない場合でも錆びれる一方で未来への希望を見出しがたい地域の人々は戻らない。普通の地方の市町村と福島原発被災地の状況が重なる。

 町の個人商店が店を閉める。食品と雑貨屋、衣料品店、魚屋、八百屋、肉屋、お茶屋、、米屋、果物屋、金物屋、ハカリ屋と軒並みである。これが商店街であればシャッター通りになる。買い物はスーパーマーケット、ホームセンター、総合衣料品の大型店でする。ショッピングモールもある。この現象を解く鍵の一つは消費は一定であるのに新型店舗の増大ということである。車社会も鍵の一つだ。冷蔵庫は食品の買い物の周期を長くするから歩いて行ける範囲にあった食品店はいらない。インターネットでのお買い物が増えている。商品は宅配便で運ばれる。当日に届くのもある。在庫があれば翌日に届く。宅配事業が需要に追い付かない。運転手が不足している。

 商品の仕入れ、在庫の管理、発送業務の管理の場面で自動倉庫が機能する。注文があると連動して商品を発送して補充をする。スーパーマーケットのPOS機能に倉庫機能が付加されている。POSシステムでは幾つかのハカリ企業が重要な地位を確保した。その企業が自動倉庫でも同じように成功している。自動倉庫は大型の構築物であるから建物をつくるのに似ている。大掛かりな工事をして上がる利益はどうか。仕掛から完成までの期間が長いから資金力が要る。

 町々にあったハカリ販売店は姿を消している。一台のハカリを売っての利益が小さくなったこと、ホームセンターほかに注文が行くようになったことなどによる。ハカリ販売が免許制であった時代は事業継続ができていた。ハカリなど計量器の量産ができるようになったこととハカリおよび計量器事業者の数が減ったこととは比例する。

 機械仕掛けの計量器であった時代には量産には限界があった。このことが小さなハカリ事業者でも生きる余地になっていた。電子方式によって量産され価格が安くなって販売における利益が小さくなると小規模小売も小規模生産事業者も窮地に陥った。計量の細密さと計れる大きさが同じである電子式のハカリが機械式のハカリより安くホームセンターで売られる。手仕事による計量器分野があって需要は小さいとはいえ確実にある分野では巧みな生産方法と新しい需要先を確保する努力によって商売している。

(誤字、不適切な表現などについてはご容赦ください)


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