タイトル通り特に言いたいことはないです。雑談みたいなものです。
と言いつつ、ど頭に動画を挿入していくスタイルなわけです。
先日まで一本の小説を書いていたんですが、それが完成した今、僕の気分を表すのにふさわしい曲がまさに有名ボカロP、ハチの『砂の惑星』かなと思ったというだけのお話です。
この曲の有名度といえばなかなかなものなので説明とかしなくても良いと思うんですけど、とにかくハチの思い描いたボーカロイドシーンが「水の無い砂の惑星」に見えたということだけ抑えておけば良いと思います。他にも動画のシーン一つひとつや歌詞に対する考察がありますけど、ぶっちゃけ答えが出ないので考える気にはなれないんですよね。
そもそも現在のシーン全体を見て「砂の惑星みたい」って形容すること自体、かなり喧嘩を売っていると思うんですよね。下手をすればただの懐古主義にしかならない発言も、ハチが言えば許される的なね。数年ぶりにボカロの曲を上げて、堂々とそんなことを言ってのける度胸はすごい。「なお進む」という最後の歌詞も、進む方向を示してくれるわけでもなく、完全に放り投げてくる始末。
そういう意味で、僕は米津、ハチ両名儀を含めた曲の中で、この曲が一番好きかなと思うんです。進む方向なんて分からないけれど、僕は色んな作品を通して、素晴らしい作品があってなお進まなければならないと思い続けてきたんですよね。そこに理由はなくて、示された方向もなくて、ただ遠方を眺めながら進んでいく。個人的な話をすると、その不健全で退廃的な闊歩の果てみたいなものが、今年に入ってから作った小説に表れているなって思うわけです。
どうしてこんな気持ちで小説を書き続けているのか、まあ良く分かりませんが頑張っていきたいです。もっとすっきりとしたものを書きたい。もう少し時間はかかるかもですが。
創作をすることは、砂の惑星を進むがごとく。ですかね。
思いついたらまた何か書こうと思います。