2005年09月29日

昨日の失敗、今日の喜び、図書館で思ったこと

昨日は飛び込みの査定依頼の方もあり、小品でしたので私が拝見させていただきました。

最初のかたは近代の画家のものでしたが、残念ながら市場性の薄いものでしたので、いい値段つけられず、お持ち帰り。でも、持っていても良かったかな、もう少しいい値段つけられたかなと思ったところへ次のかた。

思い切って値段をつけて、油彩画を買わせていただいたが、帰社した父がみたら、「これはどう見ても○円しかしない。」高く買いすぎたようでありました。冷や汗が出ます。

まったく未熟で、情けない限りであります。

一方、本日は貴重な作品にお問い合わせを頂き、積極的な大変嬉しい御話でした。日々の販売努力が実るでしょうか。

ところで、今日は所蔵作品のことで調べモノあり、日比谷図書館に出向きました。非常に近くに良い図書館があり、銀座は本当に便利です。所蔵作に江戸時代の絵巻があるのですが、これは江戸中期のもの。同時代の国史を調べたのですが、この図書館非常に使い勝手が良く、コピーも非常にスムーズにやっていただけまして、「ああ、いい国に、いい時代に生まれたな」としみじみ思いました。

というのも、今、『菜の花の沖』を読んでいまして、何をするにも江戸期の秩序に阻まれてできない、たとえば洋書ひとつ読むのに命を懸けねばならない、という時代の話が生々しかったためであります。それとは別に、この図書館で、昼間っから非常に多くのオトナが其れぞれに調べ物をしていて、その調べモノが効率よく進むようにシステムを簡潔に整えたところのニッポンジンに素直に感心するのでありました。

ということで、調べ物はスムーズに済みました。

  

一票入れる ←面白い、と思ったら一票下さい!
Posted by syukado at 23:54Comments(0)TrackBack(0)

2005年09月25日

メルマガの日、社員募集

先週は休日続きで、その分いささか忙しく、メルマガ執筆を本日まで持ち越してしまいました。今日、書いています。

一方で、買取の大きな話がまとまりましたが、冷や汗が出ます。美術商は度胸がないとできませんね。まずは一部のお客様に、情報をお届けできるかもしれません。

ところで、メルマガの天田愚庵の特集の次は誰にしようかと考えています。最近なぜか縁がある(今在庫が4幅もあります。他にもくるかもしれない。)松林桂月あたりにしようかと思っていますが、少し調べ始めないといけない。寂寥感ただようなかにある種のロマンのある作風は、何を根拠としているのか、勉強してみないといけませんね。

ところで、社員募集を弊社では開始しました。おんらいんぎゃらりいでの販売力拡大に向けての募集です。ウェブ作成、美術への興味、この二つがあれば楽しいでありましょうし、運転免許と、真面目さ明るさがある方を望みます。

社員募集について詳しい情報はこちら

  
一票入れる ←面白い、と思ったら一票下さい!
Posted by syukado at 13:03Comments(0)TrackBack(0)

2005年09月22日

関西査定、後藤田さん死去

関西に出張査定の父のお供に参りました。査定の勉強もあるが、一人で行かせると「道に迷い」はしないかと心配な事も内心あります。べつだん大丈夫だとは思うけれど、忘れものが多い人なので(僕もそうだが)、ついていくと何かの役に立つこともあろうかと。

で、東京にとんぼ返り。折角西の年に来たのに、お土産買う暇もありませんでした。。。


  続きを読む
一票入れる ←面白い、と思ったら一票下さい!
Posted by syukado at 00:40Comments(0)TrackBack(0)

2005年09月19日

弥生美術館、竹久夢二美術館など

弥生2

 

 

 


 

(併設の喫茶店から前庭を望む。)

弥生美術館、竹久夢二美術館に行ってまいりました。私は商売としてのお付き合いはまだなのですが、父の前の会社では多少おつきあいがあったようです。

弥生美術館はもともと、この私設美術館の館長の鹿野さんが高畠華宵にほれて作ったもの。こじんまりして、受付の雰囲気などは、なんといいますか、学生街の小劇場のそれに近いかな。手作りのテイストです。

小さいながらも根津美術館よろしく日本庭園が本館前にしつらえられて、風情があります。

内藤ルネ、というキャラクターの図案もやった人の展覧会を開催中で、老若の女性が非常に多く、ちょっと私にはついていきにくい主題。しかし、着物を召した女性の方がちらほら見られ、あの夢二美術館に着物で行く、そして根津散歩、というのが下町歩きとして情緒を誘うのかと思われます。

なにか、辛酸なめ子みたいな口調になってきたな...。

竹久夢二美術館は、流石に名品が集めてありまして、見られるのは季節にあ合わせた作品。多分いいものが沢山かくされているので、時々行かないと。恋とロマンをそのまんま生きた夢二の生き方が伝わる展示になっています。そういえば鈴木清順の『夢二』という映画もあるが未見。未見なのは映画好きを自称する画商としてあるまじきことなので見なければとはたと思いました。現実から5センチ浮いたような夢二の世界は清順の世界にぴったりだもの、映画化されて当然ですよね。

どうでもいいけど、ここは東大の裏側、弥生門の前です。門から出てくるカップルがなんとなくアタマヨサソーに見える。人間の幻想というものはこういうところから出てきますね。それは兎も角、東大生の何パーセントがこの美術館の存在を知っているだろうか。たぶんほとんど知らないと思う。根津や上野公園、大観記念館も知らないだろう、と思います。あたまの硬い人の多い東大の人たちにもこの辺りの良さをアピールするといいのでは、と思います。人数も多いし。文化育成にあまり積極的でないこの国の政治にプラスの効果も見込めるかも。

帰りについでに旧岩崎邸庭園に寄って帰りました。こんな風に人がどしどし踏み入る館になったことは良かったことか悪かったのかわかりませんが、このお屋敷がこういう「公園」になっていることが、国がまるくおさまるひとつの方向、ということなのかもしれません。ただ、人が住むために作られた家だから、誰か住んでいる、という状態も素敵じゃないか、とは私は感じました。岩崎邸そうすると、こうして見ることも出来なのだけど。

 

 

  
一票入れる ←面白い、と思ったら一票下さい!
Posted by syukado at 21:22Comments(0)TrackBack(0)

ヒルズではたらく・・

明日出す、メルマガでも書きますが、「ヒルズではたらく社員の告白」を読みました。

冒頭、ライブドアに入社したものの、そのあまりに即物的な文化に憤りを覚え辞める方の手記が出てきますが、ネット企業の若い社員の多くが、電話・訪問・メールとも言葉遣いから大人とは思えない事が多いことの、ある種の裏づけを得たようにも思います。

私は一時期、業務系のソフト開発をやっていましたが、みんながPCの画面に向かってカシャカシャキーボートを打っている現場というのは、ともするとコミュニケーションレスといいますか、限りなくオタッキー(社会とのかかわりを持たず自分の世界に閉じこもる)な性格に埋没しがちな面はあると思います。

どういう会社になりたいか。誰を「幸せ」にする会社にしたいのか。そのあたりの創業メンバーの「意思」「イメージ」が、やはり会社のカラーや、育っていく社員の資質を決めていくのだろうと思います。

それにしても、机の上がびしっと片付いていないといけない体育会系の楽天、ヤフーは早くも大企業病、備品ひとつ与えない(?)究極の個人ツキハナシ主義、ライブドアと特徴が描かれているのは面白いところでした。

私が小売業に入ってきたのは、外部の様々な人と接触する職場の方が、仕事のリアリティを感じられる、という面もあります。美術の業界もいろんな人がいるので、ひとからげにはいえませんが、やはり美術商は礼儀正しく人間味のある人、偉くなっても、むやみにえばらない社長さんが多いように思います。

とはいえ、これからも多くつきあっていかなければならないネット企業ですが、社員が人間としてきちんと育っていく事を重視するところが出てくることを期待したいところです。

人のことをどうこう言えるほどじゃなくて、私も会社も未熟なんですけど、このさい棚に上げて・・・ではなくて、どうか変なところがあればお叱り下さいませ。

  
一票入れる ←面白い、と思ったら一票下さい!
Posted by syukado at 10:49Comments(0)TrackBack(1)

2005年09月16日

連続技で交換会

たまたま今週は交換会に行く用事が多く、会社のパソコンの前にゆっくり座っている時間がほとんど取れませんでした。

近頃は、会社に私の妹と妻が働きに来ています。妹は引っ越したので家賃が増えて少し稼ぎたいとの旨で会社で受け入れました。あまりに肉親がウロウロすると他の人間やチトやりにくいかもしれませんけれども、うまく調和していければと願っています。

今週は、やっとあがってきた『鑑定マニュアル』の配布を再開しました。一応定価500円はつけましたが、余程のことが起きない限り、なるべく無料配布していきたいと思っています。書画の世界へのまずは気軽な案内になればなと思います。

お申し込みはこちら

ところで、最近、板橋区立美術館の安村敏信さんが出した『すぐわかる 画家別近世日本絵画の見かた』という本が書店に並んでいます。その本の製作意図がいい。

ようするに、いまの美術教育現場では、絵画や彫刻などの「制作」オンリーで、「鑑賞」の仕方は教えない、たまに引き合いに出しても、ピカソやジャコメッティ程度であって、雪舟の絵や運慶の彫刻を紹介することは皆無である。そこから日本美術への無関心があるのはやむを得ない。だから、自分がやる。

私も、同じ気持ちです。これほど面白い世界を、知らないまますごす日本人が多いのは、多くの関係者の怠慢ではないでしょうか。

この板橋区立美術館館長さんは、これまでもスゴク面白い企画をやってきた方で、この方がこの「すぐわかる」シリーズを執筆されたことはとてもよかった。(この出版社の回し者ではございません)

そういうわけで、みなさんも読んでみてください。

すぐわかる画家別近世日本絵画の見かた

  
一票入れる ←面白い、と思ったら一票下さい!
Posted by syukado at 00:46Comments(4)TrackBack(0)

2005年09月13日

鎌倉で交換会

なんでも有り、の交換会に行きました。場所は鎌倉。

非常に気っ風のいい、道具屋さんの親玉(カタギの次郎長親分?)みたいな方の主催する会で、元気いっぱいなのですが、チト遠いので、たまにしかいかないのですが。。。

少し売り物があったので、買って頂きました。

帰りは先輩画商さんと750円のグリーン車で歓談。美術業界のうごきと会社の方針などについて。オークションと画商の役割についてなども、話しました。

帰社して聞いた話。アドビのフォトショップのバグがあったので、アドビに電話したが、お金を払わないと相談にも対応しないとのこと。それはあまりに親方商売ではないでしょうか。分割民営化したくなりますね。マイクロソフトもそうだけど。まず公社化してから。

  
一票入れる ←面白い、と思ったら一票下さい!
Posted by syukado at 20:18Comments(0)TrackBack(0)

2005年09月09日

OSMC、カタログ追加

今週は、今回のカタログ向きのお客様を追加公認じゃなかった、追加してお送りする作業を続けています。特に今回「夏カタログ」は歴史的に貴重な作品が入っておりますので、多くの方に知らせたいところです。

火曜日はOSMCの会合に行きました。集客などに関するディスカッションの後、もぐもぐ共和国運営の岡田さんの講演会があり。なんとバイタリティ溢れる女性であろうか、と感嘆しました。こういう人物で21世紀の日本は発展するのでありましょう。ともかくも自社と業界にだけいると井の中の蛙になっちゃうかな。

さいきん、またこのブログの言葉遣いを変えました。ですます。です。きっかけは、このブログを携帯で読んでから。携帯で読むと、自分勝手に日記書いてます、という文体に違和感を感じたのです。やはり、僕や僕の会社に興味を持って頂いた方へのメッセージなり、お手紙でないと、おかしいのではないか、と感じたのです。何故か携帯の画面では。

今週は交換会の多い会で、バタバタしているのですが、会社でやるべき事も多いので、私はなるべく社内におります。犬も歩けば棒に当たる、といいますか、社内に居るとお客さんに当たる、こともままありますので、会社にいる(=店舗にいる)事も案外大事です。電話でのご相談は勿論、店頭にも突然、目利きのお客さんがふらりと立ち寄ったり、あるいは名品を突然持ってくるお客様も、ありますので、気を抜けません。

今週から私の妹(元アマチュア?劇団員。現主婦。)などもパートに勤めに来て、むやみに机が増えました。みんなで御飯が食べられるように頑張りましょう。いや、スケールが小さい。日本の美術・文化をより伝える力のある会社に成長していきましょう。その結果が会社の繁栄になるはず。

 

  
一票入れる ←面白い、と思ったら一票下さい!
Posted by syukado at 14:22Comments(1)TrackBack(1)

2005年09月05日

遅れを取り戻す

昨日は、チバの鴨川シーワールドに家族で行きました。台風の影響か、海岸がひどく波が高いのが印象的でありました。あとでニュースで聞いたのだが、高波にさらわれて亡くなった方もいるとか

さて、ここのところ、おんらいんぎゃらりいへの作品のアップなど、基本的な作業が進んでいないことを反省して、今週は一日、1−2作品を追加することにしました。お楽しみに。

松林桂月の秀作など、これぞ日本美術、というところ、紹介します。ちょっと渋めのものが多いかな。

メルマガで水戸烈公の書の漢文解説をかなりアヤシゲな私流解説で掲載しましたが、読者の方に色々ご教授頂きました。お客様に教えて頂けるのがメルマガの「双方向」の強いところ。この水戸烈公、今の時代にピッタリの作品かもしれません。

  
一票入れる ←面白い、と思ったら一票下さい!
Posted by syukado at 18:06Comments(0)TrackBack(0)

2005年09月03日

メルマガ配送しました

というわけで、メルマガ配送致しました。

以前仕事を一緒にやった人が(今は日本画家志望!)尋ねてきたりした影響で、(いや貴方のせいじゃないけどね)少し今回は短め。

でも、かえって読みやすいのではないでしょうか。

今回も、ご感想お待ちしております!

  
一票入れる ←面白い、と思ったら一票下さい!
Posted by syukado at 18:35Comments(0)TrackBack(0)