二〇一六年長月廿六日

いやあ、本日25日(日)、やっと始めることができましたよ。

2016年、初の稲刈りであります。


それでもまだご近所さんたちは微動だにしてませんで、私の始動状況を見ながら

 「どう?これでも普通に刈れそう?」

とまあ、人柱としての作業について様子を伺っているところでございます。


なお・・・

私が10時からバリバリと最大速度で刈っているものですから、それをみて油断なさった方なのかもしれません。

一軒、午後から刈取を始めた方のコンバインが泥濘にハマりまして、救出作戦も決行されておりました。


私は後からそのことを知ったんですが、気づきませんでした。


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コンバインやバインダー(歩行型刈取り結束機)は泥濘で停止すると厄介でしてね、常に両クローラ(または両輪)で駆動するようにして泥濘部を切り抜けなければなりません。

泥濘部ではコンバインの癖でどちらかに傾いて曲がっていくことが多いんですが(コンバインや籾の積載具合によって右曲がりタイプと左曲がりタイプがある)、これの修正も湿田操作技術の一つであります。


今年は私の田んぼにも泥濘部がございましたが、あらかじめ

 「あそこは危ない!」

という意識を持ちつつ平常心で作業すれば、意外と問題なく刈り取れるものであります。


私の古い型式の袋取りコンバイン(約20才になる)は、グレンタンクや排出菅、結束機などを装備しておりませんので軽量かつ重心が低く、泥濘部ではウイリー姿勢を取ったり片輪走行姿勢を取ったりしながらも、切り抜けてしまいます。

いやあ、私のコンバイン操作をお見せしたかったですなあ。


たぶん、側から見れば

 「おい!あのコンバイン、田んぼの中で前後左右に傾いて踊ってるよ」

みたいな挙動だったでしょうな。


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ちなみに、最近のハイグレードなコンバインはアクティブサスペンション(車高・姿勢水平制御)仕様となっております。


コンバインは刈取部の上下動作に油圧を必要とする機械なんですが、

 「どうせ油圧を準備するなら」

ということで・・・

 ・HST(油圧モーター)
 ・アクティブサスペンション
 ・排出菅動作

などなど、この30年ほどでどんどん油圧を利用した機能が付加されてきております。


結果、高出力のエンジンが必要になりまして、装備類が重く、重心も高くなりました。

自動車も大型化・安全性確保して昔よりだいぶ重くなりましたが、それとちょっと似ております。


まあ、アクティブサスが付いてれば便利ですし、それに越したことはありませんが・・・


私には不要ですなあ。

油圧で出力をロスしますしね、なにより買うとき高いです。


私は根っからの貧乏人ですからね、シンプルなコンバインを踊らせながら、泥濘部を刈っちゃいます。


ただ、クローラ部に大量の泥が引っ付くことだけ、気になりますな。

こちらは、泥を乾かして固めてからバコバコと落とします。


そして、倉庫に格納するときにジャブジャブと下回りを水洗いですね。

錆びますけど、塗装しなおすしかないでしょう。


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こちらは、刈取を実施したミルキークイーンであります。

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まあ、倒伏しやすい品種ですので、安全サイドで肥料設計してます。


一方、そのころ・・・

喜寿糯は部分的に倒伏が始まっております。

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いやあ、気が重いですなあ。

一反歩で小さい圃場ですから、角の部分が倒伏するとコンバイン操作が大変であります。


その圃場で、ちょっと病気っぽい籾を発見しましたので除去しました。

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別途調べてみます。

二〇一六年長月廿五日

いやあ、降りましたなあ。

雨ですよ、雨。


24日(土)の昼過ぎからも夕方遅くまでジャージャーと降り続きましてね、また畑がグチャグチャです。


もう西日本は晴れてるところが多いんですか?

こちらに住んでると信じられませんな。


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さすがに昨日の気象情報でも長雨のことを取り上げてましてね、この5日間で日照時間が6分だそうです。


え?

その程度じゃ、たいしたことないですか?


太陽が出た時間が5日間でたったの360秒だけですよ。

みみっちい日照状況を「誰がどうやって測ったんだよ」って話ですなあ。


まあ、南関東地方では笑っちゃうくらいの長雨ということで。


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つい先日まで、25日(日)以降の予報は晴れだったんですが(というか、もともと24日から)・・・

先ほどYahoo!天気・災害のウェブサイトを見たら、曇りに変わってます。

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おいおいおいおいおい。

明日こそ稲刈り始める予定入れたんだぞぇ?


よせよぉ。

この雰囲気だと10月中に田んぼが終わらなくなりそうな9月最後の週末であります。


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畑もですね・・・

これで三たびとなる水害、受けてます。

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よせよぉ。

せっかく復旧作業したのに、またこれだ・・・


水害復旧用に小型ユンボでも買うか。


二〇一六年長月廿四日

最近、消費者金融に関する話題が少なくなりましたかね。


私が子供の頃ですと「サラ金(サラリーマン金融)」などと呼ばれてましてね、要するに、月収などの定期的収入がある人に対しまして、

 「簡便な信用調査だけで素早く少額を高金利にて貸し出す」

という金融システムであります。


当時、金利が29%くらいでしたかね、100万円を借入れしますと

 1年後:129万円
 2年後:166万円
 3年後:215万円
 4年後:277万円
 5年後:357万円

とまあ、元本と利息(返済額)の合計が膨れ上がっていきました。


今でこそ周知されておりますが、金利について何も知らない若者ですと、

 「金利29%だと?3割の返済なんか楽勝じゃねえか」

と、複利計算の恐ろしさを勘違いしてしまうのであります。


金利イメージが苦手な方は、

 「3年で2.2倍、5年で3.6倍」

と覚えるのがよろしいでしょう。


ちなみに・・・

2016年の現在では、銀行さんに預金するとお金が名実ともに減っていきます。


一方で銀行さんはこの預金を元手に、経営が傾いたサラ金会社たちを安値で買収して、サラ金の運営に本腰を入れてきたわけです。


そんなら、庶民だって銀行なんかに預金せず、金貸し業を始める方がいいんじゃないでしょうか。

・・・これがまあ、低金利政策の狙いでございます。


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 「人生って計画性」

と、一昔前に放映されていた某サラ金のCMであります。


当時、私はこのコマーシャルを見ていて大変に不思議でしたなあ。


そりゃ、

 「顧客に計画性の大切さを宣伝したら、あなたがたの売上が減っちゃうんじゃないの?」

ということであります。


実際にはCMで顧客が増えましてね、「グレー金利ゾーン問題」が勃発して大惨事になりました。

過去に合法だったものを違法とした日本経済史上最大の恐怖政治、「法の不遡及」に抵触した事案とも言われております。


まあ、室町時代の徳政令みたいなもんです。


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私はね、消費者金融という事業がこの世に存在して、素晴らしいことだと思ってます。


 「カネを借りたい」

というニーズは世の中にたくさんあるんですよ。


合法的な金貸しの手足を縛っていきますとね、だんだん非合法なものが増えていきます。


世の中には選択肢が増えるってことが重要でしてね、これを潰すような社会は衰退します。

まあ、いわゆるバブル崩壊後のニッポンですなあ。


いま、テレビ番組もつまらない内容ばかりでしょ?

バブル崩壊後に放映内容の選択肢を狭めてきたからです。


昔は上から下まで何でも垂れ流してましたからね。


民進党代表の蓮舫さんなど、つい二十数年ほど前には、テレビ番組で弱者に熱湯かける集団いじめに加担して、若い女性の生着替えシーンを最先端で煽って視聴率稼いでましたし。


いや、私はそれを批判してるんじゃないですよ。

つまらない世の中になったもんだと嘆いているんです。


例えば蓮舫という人物の経緯がその象徴でしょうな。


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 日本経済新聞 甘いトマトはフィルム育ち 肥料や水が半減


 「デンカ株式会社だと?何でトマトなんだ?」

とのことでございますが・・・

当ブログでもかねがねご紹介する石灰窒素ですが、この生産に古くから携わっているのがデンカさんでして、「ベースは農業用肥料生産」という企業さんであります。


こんなニュースが流れましてね、くだらない技術に思えるんですが、こういう発想やセンスがある(選択肢がある)ってことが重要なんですよ。


皆さんが「金貸し」で1億円持ってるなら、こういう商売にお金出しますか?

ニッポンがここまで衰退したというのは、たぶんそういうことです。


私は出したいですね。

貸すなら高金利、出資なら役員派遣以上の条件で。


二〇一六年長月廿三日

おはようございます。

今日も雨の降り続く神奈川県でございます。


先ほどぐるっと圃場を見回ってきたんですが、地表は滞水状態となっておりまして、もう満タンまで水を吸い込んだスポンジのような景色が広がっております。

まずいですなあ。


腐るんですよ、作物が。

平時の土の中というのは意外と空隙がありましてね、その空隙に根を伸ばしたり地下で呼吸したりするわけですが、その空間が水封されますと植物が窒息しますし、各種腐敗菌たちもウハウハの環境であります。


もはやお手上げですなあ。


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先週末のジャガイモなんですが・・・

SN3V0109


これですよ、これ。


普通、このサイズまで伸長すれば安泰なんですけどね、株数がポツリポツリと減ってます。

いやあ、この長雨にはお手上げですなあ。


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今日雨が上がったら、あわよくば他の仕事を投げ出して稲刈りしようかと思ってたんですが・・・

とんだ戯言でした。


それでも日本各地のダムが満水になったことは素直に喜ぶべきなんでしょうなあ。


二〇一六年長月廿二日

おはようございます。

今朝もシトシトと雨の降り続く、秋分の南関東地方でございます。


まあ、これくらい長い期間にわたり雨が降り続きますと、諦めがつくと申しましょうか・・・

「合間に何をしよう」とか、「明日晴れるかな」といった希望すら湧かない日々であります。


なにしろこれだけ積算雨量が多くなりますと、少々晴れたくらいでは畑が乾きません。

場合によっちゃ、畑までたどり着くことも難しいケースもございます(道路冠水など)。


こんな時は慌てず焦らず、自分にできる範囲を見極めてから行動することも大切だと考えております。


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昨日、日銀の金融政策について、小さな変化の情報がございました。

 日本経済新聞 「黒田緩和」持久戦に 量に限界、金利に軸足


要約しますと・・・

 「今回、追加緩和はしないけど、今後は短期から長期までの金利動向を見て政策対応する」

ということであります(以下、イールドカーブ操作)。


その結果、ドル円チャートは・・・

BlogPaint


と、なりました。

いわゆる円高へ移行(円の価値が上がる)であります。


一方、そのころ・・・

 日本経済新聞 米FRB、利上げ見送り 年内1回なお見込む

とのことで、ニッポン以上に強烈な金融緩和を続けている米国では、「まだまだ緩和をやめない」とのメッセージを出しております。


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なお、

 「金融緩和とは、何をどうするんだい?」

という疑問がございます。


基本は「金利を下げる」ということでございますが、ゼロ金利が続いていたニッポンではもはや引き下げる余地もなく、「金利をマイナスにする」しかなかったのでございます。


 「いや、金利をマイナスにするわけにもいかんだろ?」

ということで導入されていたのが「量的緩和」というもので、銀行さんなどの金融機関から国債や手形などを買い取って、代わりに現金を渡すという作業であります。


しかし困ったことに、この現金が本当にお金を必要としている人たちに流れませんでね・・・

金融機関の中で眠ったまま、積み上がっちゃったわけです。


 「これじゃ金融緩和してる意味がないだろ?」

ということで・・・実際に少しだけマイナス金利を導入してみたわけですが・・・


その際、直ちに銀行さんの収益が悪化したのでございます。

本来、金融の仕事をしている金融機関に対してはニュートラルな政策のはずなんですが、国債金利のサヤ取りメインのようなニセ金融機関だと収益が悪化いたします。


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 「おいおい、そもそも金融機関の業績を悪化させちゃマズイだろ?」

ということで・・・


もともと銀行さんに直接影響のない領域だけで実施していたはずのマイナス金利を継続することになりまして、量的緩和策を維持しつつ、今に至っております。


ただ、量的緩和策につきましては、「買い入れる国債の残高が世の中に少なくなってきた」という問題が表面化してきまして・・・

今回の政策変更(イールドカーブ操作)に至ったわけです。


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マスコミさんも経済学者さんも誰も、決して表通りでは言えませんけどね・・・

 「ニッポン経済のガンは民間の金融機関だった」

ということが広く明らかになりつつございます。


そりゃ、世の中へと流れるべき大量のお金が金融機関で堰き止められちゃってるわけですからね、いくら上流からお金を流しても意味ないです。


ただ、問題の本質は金融機関を批判することじゃなくて、

 「なぜ金融機関から先へとお金が流れないのか」

ということでしょうなあ。


もはや、これを正論として堂々と世に公表できるのは、竹中平蔵くらいしか残っておりません。


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今後の金融緩和なんですが、もう打つ手は限られております。


それは、

 「金融機関を通さず、お金を必要としている人たちに直接お金を流していく」

ということであります。


ただ・・・お金を融通してうまく流すことこそ金融機関の本来の仕事でしてね・・・

それをすっ飛ばしちゃうというのは、健康で食欲旺盛な人を栄養点滴で生活させるようなものかもしれませんな。


いまの日本では、「金融機関が金融の仕事を十分にしていない」ってことです。

食べ物を消化して循環器へと送るべき消化器が本来の仕事をせず、小腸大腸に栄養とうんこを溜めちゃってる状態でしょうな。


ですから、今後とりあえずは

 「政府が新たな国債をジャンジャン発行して金融機関に買い取らせ、日銀が量的緩和を拡大する」

ということが現実的でしょうなあ。


国債発行で大きくなった財政から、直接国民や企業へとカネを配るんですよ。

前者は平成リベラル的政策で、後者は昭和自民党的政策であります。


平成リベラル的政策ならば、一人当たり毎年100万円くらいでいいんじゃないでしょうか。

これでもしもインフレ・円安にならないとすれば、それは地球史上初の素晴らしいことであります。


政府が企業に対して仕事とカネを流せば、その半分以上はロクなことがないですからね。

資金効率が悪いです。


ニッポンは資本主義経済国なんですが、必要とされるところへカネが動かないという点では、資本主義というイデオロギーが成立していないわけです。

戦後、主として統制経済で発展してきた国なんでしょうな。


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「金融緩和しても円高」とまあ、こんな素晴らしいことはございません。

つまり、いくらお金の総量を増やしても円の価値が下がらない状態であります。


これが究極まで進みますと、「無税国家」が誕生するわけです。

税金は全て円を発行することで賄うんですよ。


 「いや、待てよ?どういうことだよ?」

といったところでしょうなあ。


これは論理が破綻しております。


つまり、日本国の金融におきましては、どこかに致命的な歪みがあるんですよ。

これを修正しないことには、アベノミクスは最終的な到達点まで至らないでしょうな。


これまで、日銀はよく仕事してますよ。

だから、

 「政府は何やってんだ?」

というところを明らかにしなきゃなりませんな。


いまきちんと仕事すべき政府機関は、財務省と金融庁ですよ。


ん?

どっちの担当大臣も麻生太郎じゃないですか。


こりゃ、もう更迭すべきでしょうな。


二〇一六年長月廿一日

おはようございます。


台風16号襲来に伴う暴風雨で各地に被害が出ております。

関係各位に謹んでお見舞い申し上げます。


さて。

神奈川県では、風もなく涼しくて穏やかな朝を迎えました。

町内を一周してきましたが、落ち葉やら枝木やらが少し多めに散らかっております。


いやあ、昨夜は降りましたなあ。


すでに刈取りの終わった田んぼなど、

 「おいおい、これから代掻きでも始めるのかい?」

といった様相でございます。


一方、我が家の水稲ですが・・・


北側に向かって倒れていた北側の稲が起きておりました。

いや、これじゃ何言ってんのかわかりませんな。


実は、今年は3回ほど暴風雨の被害を受けておりまして・・・


^豌麑

北風の吹く暴風雨で、水田北側に植わっている水稲ミルキークイーンの3条くらいが南側に倒れた
その後、自律的に稲が起き上がった

二回目

南風が吹く暴風雨で、上記水稲ミルキークイーンが北側の畔上に倒れた
まだ茎に力が残っていたのか、昨日まで傾きながらも少し頭を持ち上げつつあった

今回の台風16号

北風が吹く暴風で、北側に傾いていた水稲ミルキークイーンが起き上がった


・・・という状況でございます。


どういうわけか今回は南側には倒れてませんでね、この点だけが不思議なんです。

ぴったり起き上がった印象なんですよ。


全体的にヨジヨジしておりまして、「刈取り前の大豊作」といった景色になりました。

今年の稲は良好であります。


なお、風と雨の具合がちょうど良かったんでしょうなあ。

今朝、田んぼの見回りに行ったら目が点になりました。


まるで、端っこの稲がメトロノームのように一往復した感じであります。

こんなこともあるんですなあ。


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一方、高畝栽培している人参は無事に生き残っております。


SN3V0108



今年の人参はこれから高騰すると思いますので、助かります。

少し売るか。


二〇一六年長月廿日

おはようございます。

朝方に激しい雨が降ったあと、ようやく小降りとなってきた神奈川県でございます。


いやあ、よく降りますなあ。

日数を数えていないんですが、もう一月ほどは「雨が基本」といった天候であります。


もちろん雨が降らなかった日もございますが、本当に指で数える程度じゃないでしょうか。


この水はどこから来たものなんでしょうなあ。

はるか南方沖の海からですかね・・・


凄いもんですなあ。

雨が少なきゃ文句言う人も多いですし、降ったら降ったでコレですよ。


非農家の皆さんへ

年末から来春にかけて、農産物の価格がさらに上昇するんじゃないかと思います。


今のうちに家計予算を組み替えといた方がいいですよ。

食費6万円の4人家族なら、毎月+5,000円くらいです。


え?

毎月の食費を2万円だけで済ましてる?


本当ですかあ?

素晴らしい生活設計ですなあ。


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農家は幾つかの仕事場を持っております。

これは、大工などの職人でも同様でしょうな。


これによりまして、仕事量を平準化したり悪天候の日でも時間を持て余さないようにするんです。


最近、特にパソコンを使った仕事を取り入れる農家さんも増えておりまして、インターネットで販路を開拓したり、広告宣伝作業をしたりいたします。

とは申しましても、やはり「電話」というツールは昔から重要であります。


以前取引のあったところを中心に、収穫&販売をお知らせするわけです。


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そうは言っても、体を動かす作業もございます。

昔の大工さんなら「ほぞ組み加工」や「道具整備」、農家なら出荷準備や農機整備などであります。


このとき、やっぱり天候に左右されない空間があると使いやすいんですね。

都市部の農家が厳しいのは、この空間を確保しにくいからなんです。


各種固定資産税が高いんですよ。

例えば、住宅街に50坪(だいたい10m×16mくらい)の土地建物を新たに準備するだけで、毎年10万円くらいの固定資産税が持っていかれると思います。


これに騒音対策やら排水対策やら悪臭対策やら防塵対策やらを求められますからね、都市部の農業には膨大なカネがかかります。

それに、こんな程度の面積じゃ、農産物生産で10万円の利益を上げるのも難しいくらいでしょ?


そりゃ、都市部で営農なんかやめろって話にも聞こえますわ。


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でね、こういう雨が続く期間には「何しようか」となります。


私も、雨の中で軽トラ洗ったり床掃除したり住宅設備の改造したりしてます。

もうね、あちこちピカピカになりましたよ。


それだけフィールドに出られない日が長く続いてるんでしょうなあ。


二〇一六年長月十九日

おはようございます。


あいかわらず、

 「ちょうど稲刈りできないくらいの空模様」

が続く南関東地方でございます。


水稲栽培をなさっていない方のために書きますと、稲の収穫作業というのはシビアでして、

 ”兵然諒
 ∈邏叛
 0汰汗

の三要素(ともぞう定義)と、そのバランスが重要でございます。


このうち、刈取り時及びその事前の天候というのは、 銑のすべてに影響してきます。

といって刈取り時期を外しますと、,悗留洞租戮大きくなります。


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そんな折、秋野菜の準備も進めております。


なにしろ今年は数度の豪雨被害を受けておりますので、この後も降雨量の多い天候が予想されます。

つきましては、「高畝栽培」が基本となってまいります。


・大根の播種(7日目)

SN3V0105


・小松菜の播種(7日目)

SN3V0106


・大根の芽と小松菜の芽のサイズ感比較

SN3V0107




というわけで・・・

すでに畝間には土壌流亡した様子がございまして、この7日間だけでも水害を受けております。


今年の天候を見ておりますと、やはり低畝栽培では初期生育から不作と考えられるわけです。


二〇一六年長月十八日

おはようございます。

三連休の中日とされる日曜日でございます。


どうやら明日19日(月)は祝日らしいんですよ。


は?

んー、9月19日は何の日でしたかね?


け、敬老の日だったんですか・・・

誰です? この国の暦をコロコロ変えたやつらは。


いやあ、自民党にもバカが多くて困りますなあ。

祝日と休日とでは、まったく意味が違うんですよ。


月曜日に休みたいやつは、勝手に月曜日に休めばいいんです。


そのうち、

 「元旦も1月の第一月曜日に移動させよう」

などというバカの極みも登場しそうなニッポンでございます。


そうそう、今年の秋分は22日だとお気づきでしたか?

閏年なのも一因ですが、閏年でなくとも22日のケースがございます。


こちらはまだ暦が天文学に則ってますな。


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敬老の日は15日だったような気がするんですが、カレンダーを確認しますと、15日は「老人の日」だそうでございます。


そもそも私など敬老の日からして不要だと思ってますからね、

 「なんだよ?老人の日って」

と感じますなあ。


それほどまでに「老人を大切にする心掛け」を国民に押し付けなきゃなりませんかね?


まずは老人が、

 「老人を大切にしよう」

と思われるような人間になることが優先じゃないんですかね。


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さて。

この時期、農夫は漁師になったりいたします。


先ほど、田んぼで大きなコイを捕まえましてね・・・

SN3V0110


なんと50cmオーバーの大物でした。


私はマメな人間なんで、慌てて1km離れた家までタライを取りに帰りましてね、水を50リットルほど汲んでコイを救い出しまして、さらに1kmほど離れた一級河川まで軽トラに乗せて行き、その堤防から300mほど大タライを抱えて歩いて、川に放してやりました。


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コイといえば・・・

アライ、鯉こく、串焼きなどなどございます。


ただ、今朝捕まえたコイは往生際がよろしくて、

 「食うの?」

と横目で訴えてきたものですから・・・


 「食わないよ、あとで川に戻してあげる」

と回答したのでございます。


このまま田んぼ脇に置いといても鳥に食われちゃいますからね、とりあえず救出です。


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タライに入ったコイを川岸から放しますとね、悠々と数周泳いでから沈んでいきました。


日本人どうしなら、日本語でコミュニケーションできるでしょ?

外国人と言葉が通じなくても、なんとなく意思疎通できるじゃないですか。


生まれたばかりの赤ん坊とだって、母親ならなんとなく会話できる気がしません?

犬猫飼ってる人なら、だいたい動物が考えてることわかりますよね。


じゃあ、コイはどうなんだ、と。

稲だとコミュニケーションは無理なのか、ということですなあ。


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古来より、多くの神は鳥のような姿をしております。

これはニッポンだけじゃありませんで、世界各国で鳥のような容姿の神が多いんですなあ。


だから、鳥居を準備して地上に降り立っていただくわけです。


一方・・・

この世には魚の姿をした神もいらっしゃいます。


昔の人はいろいろな野生動物とコミュニケーションしたんでしょう。

二〇一六年長月十七日

おはようございます。

南関東地方では、なんとなく薄日が差すような気もする曇天の朝であります。


今週末から「稲刈りウイーク」に突入する関東地方ですが・・・

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 「なっ、なんじゃこりゃあ〜?」

であります。


なお・・・

稲刈りシーズン突入時期の天気予報ってのは、まあ毎年こんな感じなんですよ。


「前日から準備万端だぜっ!」みたいな年のほうが圧倒的に少ないです。

これがまた10月に入ると嘘のように晴れましてね、ご存知「体育の日(晴れの特異日10月10日)」へと向かっていくわけです。


地球気象というのは几帳面なヤツですなあ。

我々も見習いましょうよ。


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 「なぜこの雨が存在するのか?」

って考えたこと、ありますでしょうか。


 「なぜだと?そりゃあ秋雨前線が本州付近に停滞するからに決まってんだろうが!」
 「地球は自転と公転をしていてだね、夏を過ぎると日本周辺の気圧配置が・・・」

とまあ、こういう堅苦しい話をしたいのではなく・・・


何のために、と申しましょうか、

 「もし秋雨が無かったら、日本の風景はどのように違うだろう?」

という趣旨でお願いしたいのでございます。


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この時期、雑草が一斉に種を付けます。

例えば、9月上旬に農夫が刈払いを行っても、わずか2〜3週間後には小さな成体まで生長し、さらには種子を形成するんです。


すごい執念ですなあ。

そして、個体としてではなく「種として」子孫を残そうと活動する様子が伺えるんです。


例えば、この時期の雑草は異様に伸長が早いんですよ。

おそらく、周辺にある他の雑草を押しのけようとするんでしょうな。


まあ、植物を細かく分類した分類学者のリンネ登場以来、名前ある雑草たちを「雑草」などと呼びますと、同じく世界有数の植物学者でいらした先帝陛下にも怒られそうですなあ。

もう350年くらい前の、偉大なるリンネの研究活動成果であります。


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スウェーデン人で植物学者・博物学者でもあるリンネさんのフルネームは、

 「カール・フォン・リンネ」

といいます。


彼には息子さんがいたんですが、息子さんの名前をご存知ですか?


実は・・・

息子さんの名前も「カール・フォン・リンネ」であります。


いやあ、リンネ(親)のリンネ(子)に対する深い愛情と希望と願いを感じますなあ。

ちなみに、後世では親のことを大リンネ、子供のことを小リンネ(子リンネではない)と呼びます。


小リンネも稀に見る業績を残した分類学者なんですが、大リンネが偉大すぎたんでしょうな。

いつの間にか呼称が「小リンネ」ですよ、酷い呼び方するもんですな。


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昔の人たちはね、子孫を残すのも大変だったみたいです。

なにしろ、子孫を残す前に死んじゃったり病気になったり生殖機能を失ったりする比率が大きかったみたいです。


それでも一族繁栄とか国家繁栄とか、助け合いの精神もあったんでしょうなあ。


この時期の雑草を見ておりますと、

 「我々には子孫繁栄に対する執念が足りないんじゃないだろうか」

などと感じますなあ。