室堂から見た立山
富山県立山町にある立山(たてやま)に登りました。
北アルプス立山連峰の主峰にして、日本国内では最北端に位置する3,000メートル峰です。また、富士山、白山と並び日本三霊山の一つに数えられる、古からの山岳信仰の山でもあります。立山の傍らにはには室堂平と呼ばれる広大な溶岩台地が広がり、登山者のみならず数多くの観光客で賑わいます。
少し早い夏休みを取得し、テントを担いで立山を縦断してきました。

2019年7月26日に旅す。


今回は日本三霊山の一つである、北アルプス立山連峰の主峰、立山へと繰り出してまいりました。

厳密に言うと立山連峰に立山と言う名の山は存在せず、雄山(おやま)、大汝山(おおなんじやま)および富士ノ折立(ふじのおりたて)の3つのピークの総称です。
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そもそも、近代以前の日本における登山と言う行為は、山岳信仰と一体の物でありました。古くから信仰の対象として崇められ、そして登られてきた立山は、日本の登山史の中でも極めて特別な存在であると言えます。

標高2,470メートルの地点にある室堂平までバスで乗り入れることが可能であるため、立山は3,000メートル峰の中にあっては、比較的容易に登ることの出来る山です。
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手軽に登れてかつ展望雄大とあって、山岳信仰が盛んではない現在においても、登山者に非常に人気の高い山となっています。

また室堂平一帯は、ライチョウの大規模な生息地でもあります。運が良ければ、ばったりと出会うことが出来るでしょう。
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今回はそんな魅惑の立山へとテントを担いで繰り出し、一ノ越から剣沢キャンプ場まで、立山の主要なピークすべてを縦断してきました。
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コース
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室堂バスターミナルよりスタートして、一ノ越から稜線沿いに雄山、大汝山、真砂岳および別山のピークを踏み、剣沢キャンプ場まで下って一泊します。

立山の主要なピークの頂上を踏んで歩く、充実の行程です。


1.立山登山 アプローチ編 夜行バス直通便で行く室堂への旅路

7月25日 21時55分 東京メトロ東西線 竹橋駅
週末になると何故か山登りの格好をした人が大勢集うと言う、竹橋駅へとやって来ました。
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当初は黒部立山アルペンルートの起点である扇沢行きの夜行バスを探していたのですが、毎日アルペン号に室堂直行の夜行便があるのを発見したため、急遽そちらにしてみました。


集合場所の毎日新聞社ビルは、1b出口を出た目の前にあります。方向で言うと九段下側です。
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新聞社の玄関ホールに登山用ザックを抱えた集団が座り込むこの異様な光景も、最早すっかり見慣れてしまいました。
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バスは安定の4列シートです。特に足元が広いタイプでもなく、ビッチリとシートが並んでいます。寝心地の方はまあ、良くはありませんな。
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立山室堂までの所要時間は8時間30分と、そこそこ長丁場です。眠つきの悪いデリケートな人には試練の時間かもしれまZzzzz


明けて7月26日 7時 室堂バスターミナル
おはようございます。4列シートは寝心地が良くないとか文句を言っていた割には、完全爆睡して気づいたら現地に到着していました。
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夜行バスで眠るのにコツと呼べるものなど特にありはしませんが、とりあえず首を固定するネックピローと耳栓はあった方が良いと思います。


もう7月も下旬だと言うのに、室堂平にはまだまだ残雪がたっぷりです。別天地のような世界が広がっています。
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朝7時の室堂ターミナルにはまだ人も少なく、閑散としていました。
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ダムなどの巨大人工建築物が大好きな私としては、本当は長野側から黒部立山アルペンルート経由で登ってきたかったのですが、今回は直行便で楽をすることを選んでしまいました。

黒部ダムには、帰り道にでもゆっくりと立ち寄ることにしましょう。


これから目指す立山はこの通り、室堂へ降りたってすぐに目の前に見えます。登山口からの山頂までの標高差は500メートル少々しかなく、ハイキングレベルです。
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室堂平は周囲三方を山に取り囲まれた高原台地です。降り立つなり、どこか日本離れした景観が視界一杯に広がります。登山者のみならず、観光地としても絶大な人気があるのにも納得な光景です。
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2.緩いようで意外と登る室堂平から一ノ越への道のり

身支度を整えて7時25分に行動を開始します。この時間帯は、目指す立山方面がモロに逆光で眩しくてしょうがありません。
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室堂は今まさに花の最盛期です。登山などせずとも、このまま室堂を散策するだけでも十分なのではないかと言う気分になってくる光景です。
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テントの入ったザックを担いでいると、花の写真を撮るためにしゃがむのが何気にツライという事実に今さらながら気づきました。
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立山から見て左手にあるこの山が、本日の縦走の最後に踏む予定のピークである別山です。宿泊予定地の剣沢キャンプ場は、この別山を越えた裏側にあります
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立山の反対側にそびえるこのな山は奥大日岳です。今回は立ち寄りませんが、ここにもいつか登ってみたいですねえ。あの頂上から、立山を眺めてみたいじゃありませんか。
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前方に見えている鞍部が、本日の行程最初のチェックポイントである一ノ越です。まずはあの場所を目指して登って行きます。
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7月下旬になってもまだかなりの量の雪渓が残されており、何ヵ所か横断する場所がありました。今のところ傾斜は緩いため、とりあえずアイゼン無しでも行けます。
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こちらは日本最古の山小屋と言われている立山室堂山荘です。最初の小屋が建設されたのは1726年、江戸時代の出来事です。当時からそれだけ多くの人間が、霊峰立山を目指して登っていたということです。
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山頂部に大きな建物があるのが見えます。雄山の山頂に立つ、その名も雄山神社です。
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稜線上にモクモクと勢いよく、夏の雲が沸き立ってきました。まだ午前中だと言うのに、早い早すぎる
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下から見た時は意外とすぐそこのように見えていた一ノ越ですが、意外と時間が掛かります。まあ、大荷物を担いでいる都合上、いつも以上に鈍足になっているからと言うのもありますが。
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背後をり返ると、室堂平の全域を一望することが出来ました。割とデコボコしていて、思った以上に高低差があるのが伺えます。
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雷鳥沢キャンプ場に、カラフルなテントが並んでいる様子も遠目に見えます。室堂や立山を散策するベースとして、非常に人気の高いテント場です。
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8時25分 室堂からちょうど一時間をかけて、一ノ越まで登って来ました。
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この青いジャージの集団は、地元富山の小学生達です。富山県民は皆、小学生の頃から既に3,000メートル峰へと登っているわけです。高尾山にしか登ったことの無い東京のモヤシッ子とは、比較にならないくらいのガッツがありそうですね。
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稜線に出たことにより、これまで見えていなかった後立山連峰の山並みが前方に広がります。すでにだいぶガスに食われつつあります。
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これは針ノ木岳(2,821m)かな。あとは軒並み山頂部がガスに食われてしまって、山座同定が不可能な状態でした。
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右手に見えるこの凄いインパクトの岩峰は、龍王岳と呼ばれるピークです。一般登山道は存在せず、登ることは出来ないようです。
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眼下に広がるは室堂平。うん、いい景色だあ。
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これから目指す山頂部は、イヤーな感じのガスに覆われつつありました。登頂するまで持ってくれるか。
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3.立山登山 登頂編 立山信仰の中心雄山を経て、最高地点の大汝山へ

8時40分 雄山に向かって行動を再開します。
登山道には渋滞が発生し、完全にふさがっていました。こうなってしまっては、小学生のペースに合わせて登るほかありません。ゆっくり気長に行くことにしましょう。
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一ノ越から先は結構な急勾配です。短時間でグングンと高度が上がって行きます。
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そして先ほどから、純朴な富山の少年たちに「ハロー」と声をかけられて少々困惑しております。すまん、おじさんは大柄で顔のホリが深いだけの日本人で、日本語しか話せないんだ。


眼下にみくりが池温泉が見えます。日本国内で最も標高の高い位置にあると言う温泉宿です。帰りに立ち寄るつもりでいますが、今から楽しみでなりません。
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ここで遂にガスに巻かれてしまいました。しかし周りの富山キッズ達は、ガッカリするどころか大喜びしておりました。「スッゲー霧だー」とか言いながら。
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これが箸が転んでもおかしい年頃と言うやつなのでしょうか。その若々しい感受性が羨ましい。


山頂まではたかが500メートルの程度の標高差しか無いし、楽勝だろうと高をくくっておりましたが、なかなかどうしてしんどい登りです。空気が薄いからなのか、すぐに息が上がります。プ、プリーズ モア オキシゲン!
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ようやく山頂が見えて来ました。一見すると山小屋のようにも見えるこの建物は、雄山神社の社殿です。
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9時45分 雄山に登頂しました。
さほど広くはない山頂部は、大半が雄山神社に占拠されています。
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この鳥居の先が本当の頂上ですが、立ち入るには拝観料500円を納める必要があります。
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なお、私は今回パスしました。500円をケチったわけではなく、ちょうど先ほどの小学生たちが順番に入場を開始しており、相当待つことになりそうな気配だったためです


先へ進みましょう。雄山は立山の最高地点ではなく、これから向かう大汝山が最高地点となります。
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ふと気配を感じて横を見ると、ライチョウが岩の上で寛いでいました。周囲がガスっている時に姿を現すと言うのは、どうやら本当なようです。
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こちらの派手な方が雄です。まだ冬毛から完全に生え変わってはいない状態です。
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登山道は尾根上を微妙に外し、室堂側をトラバースするようにし続いています。特に危険な場所ではありませんが、足を踏み外さないように慎重に。
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山頂部だけに雲がかかっているらしく、眼下の室堂は晴れているようでした。
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みくりが池温泉の背後に、地獄谷と呼ばれる噴煙地帯が広がっているのが見えます。
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ここでなによりも嬉しい青空が、頭上に広がり始めました。
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背後には、先ほど通ってきた雄山の姿も見えました。いかにも修験の山らしい、岩々しい姿をしておりますな。
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山頂が見えて来ました。
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10時10分 大汝山に登頂しました。立山の最高地点にして、日本最北端の3,000メートル峰です。
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前方には、これから歩く別山へと続く稜線が連なります。これはまた良い稜線ですな。このままガスが取れてくれると良いのですが。
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お隣のピークである富士ノ折立がガスの中から姿を見せてくれました。立山と言う名前は、雄山、大汝山とこの富士ノ折立を合わせた3つのピークの総称です。
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山頂直下に休憩所があります。売店が営業していますが、緊急時を除き宿泊は出来ません。
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4.別山へと続く天空の稜線歩き

10時35分 ボチボチ行動を再開します。早めの昼食をとっている間に、稜線は再びガスに覆われてしまいました。
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登山道は富士ノ折立の上を通らずに脇を巻いています。山頂を往復しようかしばし逡巡しましたが、すっかりガスってしまって眺望が望めそうにもなかったのでパスしました。
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次なるピークである真砂岳に向かって、大きく高度を落として行きます。
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ガスで先が見えない急坂をノロノロと下ります。足元はザレており、特に下りでは歩きにくい道です。
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こんな過酷な環境下にある稜線上にも、花が咲いていました。この紫の花はミヤマシオガマかな。ハクサンチドリとよく間違えそうになります。
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前方に真砂岳(まさごだけ)が姿を現しました。その名が示す通り、真砂(花崗岩が風化してできた砂)の堆積した白い山です。
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真砂岳の山頂直下に立つ内蔵助小屋の姿も視界に入りました。立山一帯と言うのは、八ヶ岳並みに山小屋だらけな場所です。
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右手には内蔵助カールが広がります。一見するとただの雪渓のように見えますが、この雪面は日本では珍しい氷河です。
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ここでガスが取れて、周囲の眺望が一気に晴れました。思った以上に残雪が多く、少々驚きです。7月下旬になっても、まだこれほどの量が残っているものなのですね。
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先ほどよりもずっと近くに見えるようになった地獄谷から、噴煙が勢いよく巻き上がっている姿が良く見えました。
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真砂岳には巻き道が存在し、山頂を通らずにパスすることも可能です。しかし、ここはせっかく晴れてきたのだから立ち寄って行きます。
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鋭く切り立った岩の稜線が続く立山の中にあって、この真砂岳だけが放牧的で異質な雰囲気を放っています。
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左手に、本日の縦走最後の山である別山が姿を見せました。あちらも、なかなか良いカタチをした山です。
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背後を振り返ると、富士ノ折立だけがいまだガスに包まれた状態でした。なかなか取れそうで取れないしつこいガスです。
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程なく、のっぺりとした山頂が見えて来ました。甲斐駒ヶ岳を思い出すような光景です。
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11時35分 真砂岳に登頂です。
ただの通り道程度に考え事前に全くノーマークだったピークですが、なかなか雰囲気の良い場所です。
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目の前に横たわる別山。山頂直下の登り返しが、意外と急坂であるように見えます。
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しかし先ほどから私の視線は、別山ではなくその背後に僅かに見えている、この刺々しい山に釘付けとなっていました。
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そう、実のところ今歩いているこの立山は言うなればただの前座で、今回の山行きの真の目的地は、この刺々した山であったりするのです。


さあ、別山へと向かいましょう。鞍部に向かってまた高度を落とします。縦走とはそういうものです。
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ずっと近くなった雷鳥沢キャンプ場が眼下に見えました。こうして見ると、このキャップ場は室堂よりもずいぶんと低い場所にあるのが良くわかります。それはつまり、撤収時に漏れなく登り返しが付いて来ると言う事です。
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鞍部まで下って来ました。ここから、本日最後の登り返しです。気合を入れて行きましょう。
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右手には真砂沢の雪渓がずっと下まで続いています。どこもかしこも残雪たっぷりです。
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危惧した通り、別山の山頂直下はかなり急峻でした。酸欠気味の重たい体を引きずって、ラストスパートをかけます。
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背後を振り返ると、いつの間にか立山を覆っていたガスがほぼ取れて、ようやくその全容を見せてくれました。
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12時30分 別山に到着しました。
雄山からここまで、前座にしてはなかなか骨のある縦走でありました。まあ、荷物が軽ければそこまでキツくはないかな。
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別山は二つのピークを持つ双耳峰です。もう一つの北峰までは往復20分ほどだそうです。
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今日はもう、十分歩いてお腹いっぱいの気分だったので、北峰を踏みには行きませんでした。それよりも、いいかげんこの背中の重荷を早く放り出したい。


そしてついに前方に姿を現したのがこの山。岩と雪の殿堂こと剱岳(2,999m)です。その姿は荘厳にして荘重。圧倒的なまでの存在感を放っています。
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「明日はお前に登ってやるからな。覚悟しやがれ。」と、よくわからない捨て台詞を投げかけておく。
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眼下に、本日の宿泊予定地である剣沢キャンプ場の姿が見えます。結構大きく下るのですね。
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剱岳を覆うガスが取れてくれないものかと少し待機するも、むしろどんどん濃くなって行く一方です。あきらめて行動を再開します。
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5.剱岳を目の前に望む好展望地、剣沢キャンプ場

山頂を辞去し、別山乗越方面に向かって稜線沿いに進みます。
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前方に剣御前小舎が見えて来ました。何やら恐ろし気な高さの雪渓を横断している人並が見えますが、あれは剣山荘へと向かう道で、剣沢キャンプ場へ下るに場合はもっと手前で折り返します。
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稜線の途中で右へ折り返して、剣沢カールの底へと下って行きます。地図には急坂との記載がありますが、果たしてどんな道でしょうか。
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カールの壁に張り付いたような、小さな尾根に沿って道が続いていました。確かに急坂ではありますが、雪が残っていないだけまだ歩きやすい道です。
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下の方はまだまだ残雪たっぷりです。そのおかげで、この剣沢キャンプ場は水が豊富で使い放題です。
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下ってきた尾根を振り返るとこんな感じです。下る分には良いですが、登るとなるとしんどそうな道です。
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雪が無くなって間もない斜面は花が満開です。目の前の剱岳パノラマビューと相成って、剣沢キャンプ場は実に素晴らしいロケーションのテント場です。
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チングルマとハクサンイチゲによる白花の競演が繰り広げられます。
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イワカガミはまだ咲き始めと言ったところです。
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13時55分 別山山頂から1時間かけて、ようやくキャンプ場まで下りてきました。一見すぐそこのように見えておりましたが、歩いて見ると意外と遠かったです。
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夏山シーズンの間、剣沢キャンプ場には臨時の救護所が開かれています。テント泊の受付もここで行います。幕営料は500円です。
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目の前に剱岳が見える位置を陣取ります。
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ようやくこの背中の重荷を下ろすことが出来ます。あー重かった。
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憩いの我が家を手早く設営します。設営後に少し横になっていたら、いつの間にやら寝落ちしていました。
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肌寒さで目を覚まし外に出てみると、いつの間にかガスが取れて、剱岳が完璧なる姿を見せていました。
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いつもの、お湯を沸かすだけの簡単な食事を手早く済ませます。
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夜空にポツポツと星が見え始めてきたので、恒例の星空撮影会を始めます。
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満天の星空の下の剱岳と言う構図を狙うも、また雲が湧いてきてしまいました。残念。
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この後、明日に備えて早々とテントの中に引っ込み、再び眠りにとつきました。


一日目の立山縦走はこれにて終了です。ほんの前座のつもりが、なかなか歩きごたえのある行程でありました。
立山は、室堂からの標高差だけで言うと軽めのハイキングと考えても差し支えの無い山ではありますが、3,000メートル峰なだけあって空気が薄いという事だけは十分念頭に置いておいた方が良いです。空荷状態であればそこまで厳しい山ではありませんが、テントを担いで歩くとなるとそれなりに疲れます。
比較的手軽に登れる割には、立山から見下ろす室堂の眺望は圧巻の一言です。人気があるのにも納得の山です。今回は行きませんでしたが、奥大日岳への縦走にも大いに興味があるので、立山へはいずれまた再訪することになるでしょう。この山には、じっくりと時間をかけて巡るだけの価値が大いにあります。


<コースタイム>
室堂(7:25)-一ノ越(8:25~8:40)-雄山(9:45)-大汝山(10:10~10:35)-真砂岳(11:35)-別山(12:30~12:55)-剣沢キャンプ場(13:55)

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二日目、劔岳に続く。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。