「アルペンスキー」を考える

湯谷信二がアルペンスキーをいろんな角度から考えてみます。

2017/18アルペン部技術・運営ハンドブック

 SAJのHP、右側の方に「ライブラリー(各種資料)」→アルペン の中に、『2017/18アルペン部技術・運営ハンドブック』 がアップされた。
 
 昨年までは販売されていたものだが、今季からはWEB上に掲載されることとなった。
 
 必要な情報が多く掲載されている。ぜひご活用下さい。

 

今後のオープン

 北海道は今日、真冬並みの寒さ。

 北海道だけではなく、これは全国的なのかもしれないが。

 札幌などはかなりの大雪。

 砂川市付近は、残念ながら今のところはそれほどでもない・・・。
 かもい岳にも早く積もってほしいものだ。


 さて、一昨日の札幌国際スキ−場に続き、今日は中山峠スキ−場と黒岳スキ−場がオープン。

 今週はこの寒さ・雪もあって続々オープンのようだ。


 北海道のスキ−場、『今後のオープン』予定。

 21日(火) テイネハイランド

 23日(祝) オーンズ、キロロリゾート

 25日(土) 富良野

 このようになっている。


 さあ、次の週末はどこにすべりに行こうかな?
 

今季の初すべり

 砂川高校スキー部、『今季の初すべり』をしてきました。
 
 札幌国際スキー場、思いのほか条件が良かった。
 
 少し雪は柔らかめではあったが、NEWの板でも大丈夫なくらい。
 
 街の天気が良くなかったせいか、お客さんも多くなく比較的スムースにリフトにも乗れたので、本数を稼ぐことができた。
 
 最高の初すべりだった。
 
 明日は黒岳スキ−場と中山峠スキ−場もオープンするそう。
 
 いよいよ始まりました。
 
 頑張らなくては!!

ティナ・バイラター選手のすべり

 ティナ・バイラター選手のすべり
 
 スローになる所からのGSのすべりはとても参考になる。
 
 ターンの切りかえ時、どのように体を使い、スキ−と体を入れかえるのか。
 
 日本人選手が上手くできていない所と思うが、これを見ると「どうすべきか!?」がよくわかると思う。
 
 とにかく何度も見て、参考にしてほしいと思う。
 
 このすべりに近づけることができれば、必ずやGSは速くなる!!

 

WC男子SL開幕戦、レヴィ(FIN)

 WC男子SL開幕戦、レヴィ(FIN)。J SPORTSで見た方もおられると思うが、こちらでも見られます。
 とにかく勉強になります。
 ライディング選手、今季の男子SLを面白くしてくれそうです。
 
 (1本目)


 (2本目) 

SAJポイント No.3、FISポイント No.6

 全日本スキー連盟のHP、データバンクに『SAJポイント No.3、FISポイント No.6』がアップされた。
 
 それを受けて、FISレースの有資格者と全日本選手権(技術系)の有資格者リストもアップされた。

 砂川高校ではFISレースの有資格者の中に、男子は伴、女子は嘉屋、山崎の名前があった。

 ぜひのぞいてみて下さい。

北海道の最初のオープン

 さあ、シーズンが始まります。
 
 『北海道の最初のオープン』は、札幌国際スキー場。

 明日オープンのよう。
 
 山頂で60cmほどの積雪のよう。
 
 さあこの週末、雪上に立てるかな!!

 いよいよ始まる17/18シーズン。

 いつもながら、慌てず焦らずじっくりといこう!!

コメントその2

 WCで頑張っている清澤恵美子選手からの『コメントその2』です。
 
 彼女が世界のトップシーンで感じていることの続編、ぜひ読んでみて下さい。

 


 こちらでは毎日体感スピードが上がっていくトレーニングにぎゃー。怖いー。って言いながら練習を積んでいます。
 
 スキーに限らずスピードを競うスポーツでは技術革新や道具の進化でスピードは年々増しているとおもいます。
 そのため高い次元でスピードを操作できるようにならないと益々取り残されると思います。

 
 よくインスペクション後に絵美と話します。
 あのストレートを死ぬ気で入っていく。と。

 それくらいの覚悟を持ってスピードに挑んでいくんですが、練習でやってなければリスクは高くなる一方です。

 少しでも現場の声がみなさまに届きますように僭越ながら書かせていただきました。
 
 どうぞよろしくお願いいたします。

清澤恵美子選手がコメント

 私が昨日書いた内容について、歌志内高校時代の教え子 『清澤恵美子選手がコメント』をくれました。
 
 世界のトップで戦っている現役選手が感じていること、現場の生の声がたくさん書かれています。
 
 ぜひ読んでみて下さい。
 
 そしていっしょに考えましょう。これからの日本アルペン界のことを。


 
 

 先生!僭越ながらコメント失礼します!!

 私が自分で感じるのはスラロームの中でのスピードの弱さです。

 日本では男子ワールドカップしか見ることが出来ないので、男子ワールドカップが基準になってそう感じるかもしれませんが、女子のワールドカップやヨーロッパカップ、FISレースなどは基本的にセットはすごく簡単です。

 そのかわりコースのうねりがあったり硬かったりしていることがありますがセットは本当に凄くシンプルで基本的にインターバルは10.5m女子は特に簡単なセットが多いです。

 むしろ縦目ゲートに突っ込んでいくことが怖いくらいです。

 いくら練習で難しく振り幅があったり、5mもないコンビネーションを攻略しても、こっちのレースに行ったら、殆ど縦目のオープンに5.5mから6mの普通のヘヤピンがあったら、😫😫😫って思います。

 レビ前にカナダチームやドイツチームと練習した時も、斜度があるのにセットが真っ直ぐで彼女たちとスピードの次元があまりにも違くて、驚愕しました。私は約50秒で3秒近くついてました。

 私の中で感じる差は、ヨーロッパの選手は真っ直ぐのセットになればなるほど強いし、日本人は真っ直ぐになるほど差がつきます。

 また上から下まで振り幅があってスピードがコントロールされているレースはなく、セッティングが縦になった時にそこを縦にいけるか、いけないか等で差がつくと思っています。

 いつも言わせて頂いていますがアジアのレースが1番コースセッティングが難しいです。
 1レースに全体の3分の2がアウトするレースなんてヨーロッパではありません。

 それを選手の技術レベルのせいの一言で片付けたら日本の成長はないと思います。

 また実際はそういう話をしているのではなくて、、スピードに強くなるためにはGS、スーパーG、滑降をやればいいという発想には賛成ですが、スラロームの中でスピードに強くならなくては根本的な解決にはなりません。

 また各国の戦略はセットする国が決まった数日前の時点で、そのコーチがレースを想定して、セットをして練習います。だから彼らは練習済みのセットをレースでやるだけです。

 日本全体で強くなることが大切でその為には日本独自のやり方を確立して、強くならなきゃいけないと私は思います。

 極端に行ったら全員がFISレースでポイントを取れるような国の戦略とか、、、ただそんなことはないに等しくそして難しいですが、、、、スイスのFISレースではそういった思いも大会運営側伝わってくるくらいです。

 色々なバリエーションという面で恐縮ながら補足としてコメントさせていただきました!!!
お許しください。

男子SL開幕戦

 昨日のWC、『男子SL開幕戦』。

 トップ選手たちのすべりの素晴らしさももちろんだが、私が一番注目したのはセットだ。

 2本目のセッティング。
 確かオーストリアのコーチのセット。

 私が見ていた中では「2つの罠」が仕掛けられていた。

 .粥璽訌阿痢▲好圈璽匹望茲辰燭△箸亮侈綿儔集紊凌兇衂の大きさ。
  速い選手ほどそこでやられていて、数名の選手がコースアウトしていた。

 △修亮蠢亜急斜面下部のヘアピン。 
  その処理でゴール前の緩斜面のスピードが大きく変わる可能性がある。

  普通通りにも、下からでも、どちらからでも入ることが可能なセット。

 国によってその選択ははっきりと分かれていた。
 それこそ、それは”戦略”だ。

 オーストリアは1本目の結果ではトップを取れていなかったので、「逆転優勝」を勝ち取るためのセットだったことと思う。(残念ながらそれがはまることはなく、途中までかなり速かった選手はゴール前でコースアウトをし、ヒルシャー選手は大きく順位を落としてしまった。結果的にはそれは上手くはまらなかったのだが・・・)


 日本では、ちょっと変わったセットやリズムの難しいセットがレースで立てられるといろいろ外野が騒がしくなる。

 やれ「振りすぎだ」とか、「難しすぎだ」とか。

 でも、世界の最高峰であるワールドカップでさえ自国の選手に有利となるような独特の、難しいセットが立てられるのだ。(普段の練習からそんなセットを滑っているということ)

 数シーズン前までは、クロアチアのコステリッチ選手の父親のセットなどは最たるものだった。
 何度物議が醸し出されたことか。

 しかしそれが「ルールの範囲内で立てられたセット」であれば、何の問題もないのだ。
 
 裏を返すと、「なぜ日頃からいろいろなことを、いろいろなバリエーションでトレーニングをさせておかなかったんだい?」ということになる。


 日本では昔からずっと、斜面変化のないコースで、リズム変化もほとんどない簡単なセットばかりトレーニングをする傾向がある。

 それで今、どんな状態にあるのか。

 世界からは遠く置いていかれてしまっているのが現状と言える。
 

 そろそろ我々指導者は目を覚ますべきだ。

 斜面変化をつけることはそう容易なことではないが、リズム変化をつけたり、ヘアピン・ストレートなどの入り方、出方などを難しくしたり変化させることは何も難しいことではない。

 我々指導者の意識の問題だ。


 昨日の『男子SL開幕戦』を見て確信した。

 「日本アルペン界が変わるには、我々指導者のセットが変わらなければいけない」と。

 
 
 
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