バッグ修理イロイロ

ちぎれたセンターハンドルの作り替え。
テープが切れたファスナー交換。
ちぎれた縁側の交換をまとめて。

ちぎれた革の交換

革がちぎれました。
バラしてここだけ交換。

スーパーバルブの寿命

自転車のタイヤチューブに使われていた
スーパーバルブ。
従来の英式バルブに使われていた虫ゴム
かないため交換の手間が省けるというのが
売りのバーツです。
しかし、寿命がないわけではありません。
今回の空気漏れはコレが原因。


ちょっと分解。
白い弁が出てきました。
コレが下に移動することで
通気穴を通して空気をチューブ内に入れ、
空気圧で便が上に上がることで
空気漏れを塞いでいたわけです。


空気漏れの原因は
この便がスムーズに動かなくなったか、
黒いパッキンの経年劣化で変形し
隙間が出来たのでしょう。

以前からある
ノーマルのバルブのように
ひと目でパッキンが原因だなと
判断がつきにくいのが、唯一の欠点。
新しいバルブに交換して
今回は完了となりました。

ストレッチ金具のオプション

部分的にもっと伸びて欲しい場合に
追加する金具が数種類あります。
伸ばしたい箇所、程度に合わせて
選択しています。

派手な先親骨っ！

コレは目立ちますね！
グラスファイバー製なので
交換しか方法はありません。
色は二の次、寸法、形状最優先で
探しました。

バインダーの金具交換

金具が取れてしまったバインダー。
固定用の爪が折れてしまい
留まらなくなったようです。


ご自身で直してたのかな？
革切って両面テープで固定してありました⋯
ここ直さないと金具留まりませんね💦
裏から革をあてておきます。


同じ金具が見つかったので
同じ構造で直せました。
見つからない場合は、
穴を空けたりと、
本体に加工が必要なケースがあります。

スニーカーは伸ばせない？ その4完結

うーん、10.4センチ。
相変わらず、小指の当たりが気になります。


ここからポイントストレッチに移行。


反対側の伸ばしも12センチにしていました。


すごい形になってますが(汗)⋯
新しいからここまで出来ているのでしょう。
古い材料ならどうなっていたか？
表面か割れたり、裂けたりするはずです。


やってみて思ったのは
追加で行なったポイントストレッチが
1番効果あったということです。
中心から周辺の生地を全部伸ばしていきました。
結果
小指、親指の当たりも軽減、
窮屈感も無くなりました。
計測すると10.8センチ。
片側で4ミリか⋯
結論としては合皮靴は少しは伸ばせるが
材料にダメージが出る場合がある。
ストレッチャーだと
拡げた長さの1／5位は伸びる。
ナイロン生地は伸びない。
ナイロン生地は熱風を当てない方が良い。
ポイントストレッチャーが効果ある。
といったところ。
それでも、この後戻るかもしれませんので
気にして様子をみましょう。
今後、このデータを元に
対応しようと思います。