傘修理
2012年02月12日
下ロクロ交換
今では
修理するところも修理される方も少なくなった下ロクロ交換。
ジャンプ傘で勝手に開いてしまうなんてことがあるのは
まず下ロクロに問題がおきています。
こちらのお客様の傘はロクロが割れてしまいましたね。
たぶん2回目かな?相当気に入ってらっしゃるんですね。

割れていなくてもはじきの当たる箇所が削れたりしていると
ボタンを押さなくても
バネの力で勝手に開いて驚いちゃうんです。
同型のロクロがあるか?という問題と
作業が大変なこともあり修理代は高くつきます。
傘の生産拠点は中国です。
おかげで、交換部品も調達出来なくなってきました。
販売価格の安い今では
ほとんどの方が新しいのを買うと言って持ち帰ります。
すると修理屋さんも だったら必要がないね!
ということでメニューからなくなります。
そんなわけで傘の修理をするところは
年々少なくなってきているはずです。
傘も使い捨て時代にのみ込まれてしまったんでしょう。
下ロクロを交換するには一旦、傘を分解しないといけません。
そう考えると、作業的には組骨交換の方がよっぽど楽です。
作業は上、つまり石突き側からします。
まず、陣笠と菊座・生地・天紙をはずします。
上ロクロからした下ロクロまでを抜きます。
ここまでしないと下ロクロが交換できないんですね。

ロクロの条件も
バネの入る穴の大きさ、中棒の太さに合っているか?
全長がピッタシか?ハジキ穴に収まるか?
受け骨の差込溝の数、形状が一致するか?
と条件がたくさんあります。
メーカー、モデルによって全て違うのが難点なんですよね〜。

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2012年02月07日
生地の縮み対策
傘の生地が縮んだため傘が開かなくなりました。
骨がカーブを描く構造のため
ロクロにも相当、負荷がかかり削れている状態。
他の問題は傘の骨の長さ、中棒の太さが特殊で
同規格の部品が全くないということ。

この傘の使っている部品を個々にいじっていくしかありません。
生地の縮み対策は受け骨を短くします。
たたむ際に手元側のハジキに引っかからなくなりますが
それは我慢してください。

ロクロの削れは加工して対応。
穴を反対側に空けなおし、半回転状態で縛り作業。
と言ってもわかんないですね、こんな感じです。
ロクロは写真位置で十分です。
この陣笠もきれいに外して再利用ですがなかなか難しく・・・
つけ方は変わりましたがなんとか再利用できました。
骨はコレだけ曲がります。おかしくないでしょう。
問題はこのロクロがどこまでもつか?です。
この傘のように骨が湾曲するものは下ロクロに負荷が
かなりかかるためダメになりやすいのは仕方のないことです。
どこまでもつかは 僕にも分かりません。
もし、この構造、中棒の太さでロクロも同じ!
なんて傘があったら部品取り用として入手しておいてください。
コレで完成です。メールご確認を・・・・

2012年02月02日
2012年01月26日
2012年01月18日
折り畳み傘の石突
写真撮りましたのでこちらで説明します。
表に見える部分を頭という名前で説明することにします。
頭の直径と厚みを測りました。
写真の上から順番に数値を明記します。
頭の色の選択肢はありません。
黒・銀を含む4種類のみです。
直径×厚みmm
19.4×2.81
1.99×3.04
21.8×2.69
2.07×3.74

差し込むネジ部分をネジ足という名称で説明していきます。
ネジ足の太さと長さとピッチを明記します。
太さは説明するまでもアリマセンね。
太ければ入らないし、細ければネジがききません。
長さは足の部分だけ測りましたので
頭はいれておりません。
ピッチはここではねじ山同士の間隔とお考えください。
ここで重要なのはネジ足の太さとピッチ数値が
コレに限りなく近いことが差し込める条件です。
上の頭のサイズは二の次でお考えください。
太さ×長さ×ピッチmm
6.02×7.02×1.75
8.05×7.95×2.04
7.41×7.59×1.70
7.79×9.83×20.7
















