2010年05月

<成人T細胞白血病>発症予測に血液診断 悪化抑制にも道(毎日新聞)

 成人T細胞白血病(ATL)の原因となるウイルスの感染者が将来、発症するかどうかを判断する血液診断法を、岩永正子・長崎大研究員と渡辺俊樹・東京大教授らが開発した。現在、日本産科婦人科学会などは全妊婦に血液検査を実施する準備を進めている。未確立だった発症リスクを知り、予防や症状悪化を抑える道が開かれる可能性がある。米血液学会誌「ブラッド」(電子版)に掲載した。【斎藤広子】

 ウイルスは母乳や精液を通して、血液中のリンパ球の一種「T細胞」に感染する。厚生労働省研究班によると、国内の感染者は約108万人、感染後の発症率は5%と推定されている。調査は02年8月~08年12月、全国の43医療機関で感染者1218人(男426人、女792人)を対象に、毎年1回の血液検査を実施。リンパ球のうちウイルスに感染したT細胞の割合(感染細胞率)を調べた。

 その結果、期間中にATLを発症した14人(男4人、女10人)の感染細胞率はすべて4%以上だったことが分かった。平均値は10.3%で、発症していない感染者の平均1.56%を大きく上回った。14人のうち3人は家族に発症者がいた。

 現在、感染細胞率の上昇を抑える新薬開発が進んでいる。

 また、鹿児島大は04年、緑茶から抽出したポリフェノールを摂取した人ほど感染細胞率が下がったと報告した。

 渡辺教授は「感染細胞率が発症リスクを判断する指標になる。感染しても発症を抑える可能性が出てきた」と話す。

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「車に傷」と代行運転手に30万円要求、恐喝未遂容疑で男逮捕(産経新聞)

 神奈川県警津久井署は7日、恐喝未遂の疑いで、東京都町田市相原町の土木作業員、大木光宏容疑者(38)ら2人を現行犯逮捕した。

 同署の調べによると、大木容疑者らは今月3日、車の代行運転を依頼した相模原市緑区若葉台の契約社員の男性(35)に、「代行運転中に助手席側のドアが傷ついた」と因縁を付け、男性から修理代名目で現金30万円を脅し取ろうとした疑いが持たれている。

 同署によると、大木容疑者らは7日に男性の自宅に現金を取りに来たところを、同署員に逮捕された。2人は「修理代金を要求しただけ」などと容疑を否認しているという。

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