メガネ王国

〜文系就職した理系院生の雑記(ハッタリ系)〜

減価償却費用から考えるデータセンターへの投資の可否

書いたのに公開するのを忘れてました(∀`*ゞ)テヘッ

一時期流行ったデータセンターへの投資が投資としてイケてるかについて書きます。


少し前に出てきたクラウド、データセンターというテーマ!乗るしかない、このビッグウェーブに!!・・・ということでデータセンターに投資する企業がいくつかありました。

データセンター専業の会社以外にデータセンターへの投資をした企業としてはシステム会社もあります。日本におけるシステム会社は、

・成長していない(売上高が伸びていない)

・投資してないキャッシュリッチ

という企業が多いので、貴重な投資機会という意味でデータセンターに投資したのかもしれませんが、うまくいくでしょうか?


データセンターと言えば聞こえはいいですが、要はハードディスクです。

「お金が欲しいからハードディスクを買う!ハードディスクを買えばお金が入ってくる!!」

と言う人がいたらどう思いますか?残念な感じですよね。ですが、

「クラウドの仕事をとるためにデータセンターが必要だ!」

と言われると「そんなもんか」 ということで投資予算が下りたりします。日本語って不思議ですね。


基本的にこの領域のメガプレーやはAmazonやGoogleですが、価格競争力について、「ハードディスクを効率的に使えるソフトを導入しているからコストでは負けていない」という主張をされる企業はあります。実際、それはどれほどの効果があるでしょうか?


日本企業が行うデータセンターへの投資金額の半分ぐらいは土地建物です。残りの3分の2は電気系の設備の投資などで、ハードディスクへの投資は15%程度です。仮にソフトを使うことでハードディスクを2倍の効率で使えたとして、抑えられるコストは全体の7ー8%程度なので全体からみると効果は限定的で、投資効率の観点からは土地建物への投資コストを如何に抑えるかが重要になります。まぁ、AmazonやGoogleより効率の良いソフトを開発できるのかというそもそも論の問題はありますが・・・

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ちなみに、日本で建物を建てると規制の関係でどうしてもコストがかかってしまいます。そこで如何に土地のコストを下げるかという観点では、土地の安いところ(北海道とか?)に建てることが有効でしょう。涼しいところだとハードディスクを冷やす冷房コストも下げられるのでなおプラスです。地震の少ないところ(広島県?)もいいかもしれません。「お客が何かあった時にデータセンターを見に行きたいから」という理由でデータセンターを都内とかに持ってたりする企業がいますが、ちょっと微妙だと思います。何かあった時にハードディスクを眺めても何もできないと思いますけどね。そもそも、「このHDにA社のデータが入っている」とわかるのはセキュリティ的にマズイと思いますし、データが分散保存されているのであれば、それこそどのHDにどのデータが入っているかわからないので、データセンターに出かけて行ったところであまり意味が無い気がします。場所については海外だと通信の遅延が多少発生したりするでしょうが、日本国内であれば遅延はあまり関係ないと思います。単純にコストだけを考えればサバンナ(?)みたいなところにデータセンターを建てるのがいいかもしれませんが、医療情報のような重要度の高い情報は日本国内のデータセンターに置いておくことには意味があると考えます。


当たり前の話ですが、投資した金額以上のお金を稼げなければ投資としては失敗です。とはいえ、1年目で全額回収できるケースはあまりないので、何年かかけて回収することになります。この1年当たりのコストを減価償却費といいます。仮にA社9億円かけてデータセンターへの投資をして、10年かけて回収するとすると、毎年の減価償却費は9,000万円です(厳密には土地には減価償却が無く、償却期間も建物は30年、HDは5年で償却についても定額償却と定率償却がありますが、あくまでイメージということでここでは10年の定額償却として考えます)。年間の固定でかかる管理コストを1,000万円とすると、全体のコストは1億円となります。

より大きな観点からは、データセンターを建てないことが投資戦略上は有効です。これならゼロ円でできます。「データセンターが無ければビジネスできないだろう」という話はありますが、元々持っているデータセンターを使うことができれば投資する必要はありません。イメージとしては、通勤用に車を持っているものの、週末は乗らないので近所の知り合いに貸してレンタル料をもらうようなものです。貸すために車を新たに買うわけではないので、レンタル料はまるまる利益になります。

Amazonの場合は物流も含めたキャパシティをクリスマス商戦のピークに合わせて持っているので、その部分を外部に貸し出すことになります。

しかし、データセンターを手がけている専門の企業はあるものの、外部に貸せるほどの規模のデータセンターを持っている企業がAmazonなど以外にあるのか?・・・という疑問はあります。実例は伏せますが、大規模な企業であれば、自社で専用のデータセンターを持っています。そのデータセンターは社内の業務を円滑に行うために購入されているので、その余った部分を使用するのであれば投資コストはゼロでスタートすることができます。

先ほどと同様に費用構造を考えますが、B社は既にデータセンターを持っていて、余っている部分を貸し出すとします。投資コストはゼロなので、コストは管理コストの1,000万円のみです。全然コスト構造が違いますね。サービスの提供価格が1.1億円だとすると、同じ値段でサービスを提供してもA社の利益は1,000万円、B社の利益は1億円となります。

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この投資に関するコストの差は社員が後から努力することによって覆すことはできません(がんばって管理コストを100万円削減することはできても、既に行った投資に対する減価償却は減らすことができない)。 コンビニの立地のように、社員の努力で覆せない大きな要因がある場合は無理に頑張らずに撤退した方が良いと個人的には思っています。


なお、既存のシステムで使っているデータセンターを外部に貸し出す際の留意点としては、既存のシステムは既存業務の遂行のために最適化されていますから、外部に貸し出すとなると効率の低下は避けられません(パワーポイントとエクセルを同時に立ち上げると動作が遅くなるようなものです)。それをカバーできるシステム能力のある人材の確保などが重要でしょう。


まとめますが、自社でゼロからデータセンター投資をしている人達が「自社には価格競争力がある」と言うのは間違いでしょう。投資に基づく減価償却のコストを考慮すれば、Amazonなどはその気になったらもっと値段を下げれるのは自明です。現状はAmazonなどが今の価格でボロ儲けをしていて、それ以外の人達は「生かしてもらっている」という状況であると認識すべきだと考えます。

本の電子化、自炊:ScanSnapの部品を交換して長持ちさせる

ScanSnapを購入して自炊生活を始めてからたぶん4年ぐらいですが、最近、ScanSnapの原稿読み取りがイマイチになってきてました。そしてとうとう原稿が読み込まれなくなった!・・・ということでまずは新しいScanSnapの購入を検討しました。



最新のScanSnapはWi-Fi接続に対応してたりしてスゴイですね。ただ、お値段が4万円弱ぐらいするのでどうしたものかなと思っていたら、部品の交換が目に止まりました。





私の持っているScanSnapはS1500ですが、こちらは既に販売終了しています。しかし、交換部品の方はまだ販売がされています。S1500の保守終了予定日が2016年10月20日なので、多分、それまでは販売されているのではないかと思います。

正直、ScanSnapの消耗品部品交換については今まで考えたことがありませんでしたが、ググってみると部品を交換することでかなりスキャンが改善するようでした。そこで、まずはこれまで何回スキャンしてきたかを確認してみました(ScanSnapManagerの消耗品の管理で枚数を確認できます)。

写真 1 (2)





















約26万枚スキャンしてました。それだけの枚数をスキャンしたのもすごいし、逆に言えばそれだけの枚数のページを読んでいたのもすごいなと思いました。

推奨交換周期はパッドユニットが5万枚または1年ごと、ピックローラーユニットが10万枚または1年ごとなので、どちらも余裕でオーバーしてます。部品のお値段はパッドユニットが約2,000円、ピックローラーユニットが約6,000円でピックローラーユニットがちょっと高いですが、ScanSnapを新しく買うよりはマシということで両方購入しました(どちらが問題なのかよくわかっていなかったので)。

購入してから新品の部品と見比べてみましたが、これは明らかにパッドユニットの問題ですね。下の写真の左が古いもので、右が新品です。

写真 2 (2)





















古い方はゴムの部分がほぼ無くなってます。続いてパッドユニットを立ててみました。今度は左が新しいもので、右が古いやつです。

写真 3 



 


















差は歴然ですね。 早速パッドユニットを交換してスキャンしてみましたが、非常に快適にスキャンできました!

今のところ、ピックローラーユニットは交換してません。パッドユニットの倍は持つみたいですから、次に交換するのは4年後でしょうか?しかし、ただのゴムローラーなのに6,000円は高い・・・

 今後の方針ですが、2016年にScanSnapS1500の交換部品販売が終了するとして、その際に部品を2〜3個買いだめしておけば、文字通り「あと10年は戦える!」となります。まぁ、あまりたくさん交換部品を買っても、その他の機能がダメになって使えなくなる可能性があるので、あまり欲張っても仕方ないでしょう。ScanSnap本体を買うより安いとはいえ、部品を両方買うと1万円弱はかかりますし。

そんなワケで、ScanSnapのスキャンの調子が悪くなってきたら、部品を交換してみるのはオススメです。多分、大抵のケースはパッドユニットの交換だけで大丈夫だと思います。2,000円ぐらいで快適な自炊ライフに戻れるとしたら安いものだと思います。 

ビッグデータのソリューションを提供する際のビジネス上の留意点(SIサイド)

ビールとオムツの事例に代表されるように、多くのデータを分析することで、仮説として想定できなかったような相関性を発見して売上アップ!・・・などの効果を得るのはビッグデータの醍醐味です。

ただし、これをソリューションとして提供しようとした際に発生するビジネス上の問題点としては、「答え」を出した段階で仕事が終わってしまうことが挙げられます。

確かに継続的な分析を行うことで、「答え」の精度をより高めることは可能です。しかしながら、初回ほどの劇的な効果は期待できません。

こうなると、分析をする側としては単発的な仕事にしかならないし、継続的にやろうとすると相手が内部に人員を抱えてやってしまう・・・SIからすると継続的な業務が発生するサービスに比べて、ビッグデータはビジネス上は取り組みにくいテーマと言えます。ATMのローン審査のような形でアップデートしないと貸し倒れが増加するような形にしないとビジネスとしてはやっていきにくいでしょう。

上記を踏まえ、SIが担いでいるソフトの優先順位は以下のようになっている感じがします。
 ERP(Windows Dynamics AX等)>クラウド(VMWARE等)>ビッグデータ関連
AXはSAP、Oracleと勘定奉行の間ぐらいの規模感の企業向けに好評みたいです。ビッグデータ関連は「この企業には効果がありそうだ!」というような形での一本釣り的な営業の方が効果が高いかもしれません。クラウド関連でデータセンター投資については次回書く予定です。

英才教育用玩具?LEGOのMINDSTORMS

LEGOのMINDSTORMSを購入しました。

レゴ マインドストーム EV3 31313
レゴ
2013-09-20


概要については以下の動画がわかりやすいと思います。


実ははじめて発売されたのは1998年とけっこう昔です。もし子供の頃にマインドストームの存在を知っていたら、お年玉貯金を崩して間違いなく買っていたと思います(笑)。


【キッカケ】
たまたま、以下の2つの記事を読んだことです。
C#、Unity、JavaScript、PHPを使いこなす小学生プログラマがマイクロソフトで最新技術に触れてみた
増井雄一郎が熱中する レゴ マインドストームの魅力

 小学生の低学年がプログラミングをはじめるキッカケになった玩具であり、プログラムでモノをリアルに動かせるという点に興味を惹かれました。

ただ、値段が数万円と高いので少し躊躇しましたが、レゴは大きめのものでも1万円ぐらいするので、『コンピューターとプログラムソフトが付いたらこんなものか・・・』と考えて購入することにしました。


【購入製品】
ただ、いったどのマインドストームを買えばいいのかわからない・・・。レゴ社のHPはイマイチで困りました(少しわかりやすいHPとしてこちらをさっき発見しました)。

しばらく探しているうちに、教育用のセットをアフレルという会社が販売していることを発見。少々値段が高くなってもちゃんとしたソフトと解説書が付いていた方がいいだろうということで、EV3 スタートセットA(税込61,950円) を購入しました。ちなみに、プログラミング用のPCはWindowsでもMacでもOKです。


【組み立て】
久しぶりにレゴを組み立てましたが、指が痛くなりますね(汗)。何を組み立てるかによって時間はかわりますが、60〜90分程度で組み立てました。慣れればもっと早くできそうです。

教育版EV3ソフトウェアを使ったプログラミングは、リンク先のサイトで解説されているようにブロックを組み合わせてやるので簡単・・・というよりも、いわゆる『条件設定』のみに集中できます。

C言語とかでもプログラミングできるようですが、モーターやセンサーなどがどのように反応するかわからない状態でいきなりプログラムを組むのは大変です。構造をブロック化して条件設定のみに集中してあるのは正解で、マインドストームを扱う際にはこのソフトは必須と言えます(最初からうまく動かないと心が折れるので)。


【動作】
初期的に2パターンの動画を撮影してみました。

・マインドストーム:ロボットエデュケーター


・マインドストーム:カラーソーター


マインドストームからチープな音が出ますが、逆に合っている気がします(笑)。自分で作ったハードをプログラムで動かすというのはなかなかできない体験なので面白いです。レゴを組み立てて楽しい、動かして楽しいという意味では二度楽しいですね。

昔は店で売っているラジオと似た製品を自作することができました。今でもラジオそのものは電子工作で作ることは可能ですが、売っているものと同レベルのもの(iPodなど)を個人レベルで自作するのは困難です。一方で、ソフト面は色々とやりやすくなっていて、iPhoneアプリなどは自作が容易になってきています。

販売されているものと遜色ないものを自作するという点ではソフトの方がやりやすくなってきていると思いますが、ハードの方はギャップが拡大しているので、自作の意義という点では高性能ではなくてもソフトと連携できるマインドストームはハードのやる気を引き出すためにはかなり有効だと感じました。


【意義】
小さい子供にプログラミングを体験させるには最適な教材ですね。

個人的には、人は人間の先生に習うよりも、プログラミングをやった方が賢くなると思っています。プログラミングをやったことのある人ならデバッグの経験があると思いますが、あれはコンピューターが人間に対して間違いを指摘しているものだといえます。人間からするとコンピューターは融通が効かないですが、逆に言えば非常に厳格です。論理的思考能力を身につけるという観点からはプログラミングは非常に有効です。

ただし、子供にいきなりマインドストームは厳しいですね。レゴに興味のある子供のうちの何%かがマインドストームをキッカケにプログラムに目覚め、さらにそのうちの何%かが優秀なプログラマーになるのではないかと思います。

マインドストームは全世界60カ国で200万台の販売実績があるそうです。現在のマインドストームに近いタイプのマインドストームNXTが発売されたのが2006年ですから、8歳で遊んだ子供が数年以内に社会に出てくることになりますが、どんな能力を持っているかには興味があります。


【購入に向けて】
YouTubeで色々な人がマインドストームの動画をUPしているとはいえ、事前に実物を見ずに高額のマインドストームを購入するのは難しいと思います。個人的な知り合いには私が見せられますけどね。

トイザらスとかにもマインドストームは置いていないので、事前に体験する場所としてはレゴスクールしか無い気がします。全国に無いのが問題点ではありますが・・・

レゴスクールではマインドストームを学ぶコースがあるので、レゴやプログラミングに詳しくない家庭の場合は、このコースを受けることも選択肢に入ると思います。
ワールド・ロボティクス1
対象は8・9歳なので、小学3・4年生ぐらいからですね。ただし、入会金21,000円、月謝14,910円、教材費49,350円とけっこうかかるので、6ポケット作戦(祖父母☓2と両親の6名)とかでもけっこう大変です。

この値段に合う効果が得られるかという点については、子供に論理的思考力、問題設定能力や問題解決能力を持たせるという点からは安いと思います。これらの能力がある人は学校の勉強などもこなしやすいので、塾に行かせるよりは急がばまわれでマインドストームをさせるのはアリだと思います。

21世紀型の教育という観点では、学校が導入するのが一番でしょう。7〜8万円のタブレットを生徒に持たせて電子的な授業をするよりも、マインドストームの方が効果あると思います。


【参考作品】
・レゴマインドストームを使った自動販売機

子供が独力で作ったみたいです。凄いですね。

・レゴによるルービックキューブ自動解析

私はルービックキューブは解けません(汗)

・LEGO Great Ball Contraption (GBC) Layout 2012.9

ピタゴラスイッチみたいですが、かなり有名な作品で1千万回以上再生されています。

スカイマークの成田便(成田⇒米子)

2013年の12月20日からスカイマークが米子と成田、神戸、茨木を飛んでくれることになりました。
お値段は片道が最安値で4,800円や3,800円からのようです。
http://www.skymark.co.jp/ja/information/yonago.html

米子空港はJALが撤退してANAだけになっていましたが、不採算路線だからか片道3万円以上もかかります。そのため、東京に行く場合は株主優待券の活用や夜行バス、夜行列車の活用、関西に行く場合は高速バスの利用が主な移動手段でした。

そうした状況に1日2便とはいえ、格安の飛行機が飛んでくれるのはありがたいことです。特に、小さい子供と移動する時には便利だと思います。飛行機は拘束時間がそれなりにあるものの、飛行機に乗っている時間が短いので、神戸のアンパンマンミュージアムや東京ディズニーランドに家族に行く時などには重宝できそうです。

今回は年末に乗ってみたので、実際、どんなものかをレポートします。


【値段】
気になるお値段ですが、年末のフリー3(登場3日前までの予約)は9,800円です(普通運賃は14,900円)。

成田空港までの移動ですが、東京まではバスでも電車でも約1時間です。

リムジンバス:1,000円
成田エクスプレス:3,140円

場所によっては京成スカイライナーがいいかもしれませんが、その場合でも3,000円弱はかかると思います。


一方で、ANAで羽田から米子まで飛ぶと33,770円ですが、株主優待割引を使うと16,970円になります(株主優待券の価格は現在5,200円)。

羽田までの移動ですが、東京からは約30分で620円ぐらいなので、まとめると、

スカイマーク:10,800円
ANA(株主優待券を買うパターン):22,790円
ANA(株主優待券を持っているパターン):17,590円

となり、スカイマークを利用することで片道6,790〜11,990円安くなります。


【乗り心地、サービス等】
はっきり言って、乗ってしまえば飛行機には大差ないです。

受付はスカイマークの方が合理化が進んでおり、チケットを発券する際に預ける荷物に貼るラベルも出てくるので、自分でそれを貼って空港の人に荷物を渡します。

ただし、楽器のような貴重品をANAであれば専用のケースに入れてくれますが、スカイマークではそういうものはありません。まぁ、元々ケースに入っているものであればそこまで気にする問題ではありません。

東京での搭乗ゲートですが、米子のような地方路線は空港の端に追いやられるものなので、羽田ではかなり端まで歩かないといけません。一方、スカイマークは搭乗ゲートは近いのですが、そこから飛行機までが遠く、バスで10分近く移動します。そのため、乗客が出発時刻近くに来るとそこから10分は飛行機までの移動にかかるので、スカイマークの便が時間通りに出発することはかなり難しいと思います。

機内での飲み物はスカイマークは有料でお茶が100円でした。ANAは無料ですがその分航空券が1万円ほど高いので、スカイマークの方が9,900円ほど安いと言えます。

あと、成田空港は国際空港のため、駅から空港に入る際に身分証の提示を求められます。そのため、運転免許証やパスポートの携帯が必要です。リムジンバスの方から入る際に身分証の提示を求められるかどうかはわかりません。


【結論】
東京と米子の移動にANAを使うメリットはほぼ無いと言えます。スカイマークの方が多少、移動時間はかかりますが、片道で1万円以上の差はかなり大きいです。 株主優待券を持っている場合はそれを金券ショップに売ることで、実質的にかなり安くスカイマークを利用することが可能です。

ただし、冬の山陰は気候が不安定なので、飛行機を利用する場合は着陸できないリスクは考慮する必要はあります。

スカイマークがなぜ米子と関東・関西を結んでくれたかはわかりませんが、似たような形で地方の空港が活性化していくと面白いかもしれません。 

メガネトップのMBO

たまにはM&Aネタでも書こうということでメガネトップのMBOについて書きます。メガネトップは眼鏡市場を展開している企業です。



【メガネ業界】

まず、ざくっとメガネ業界の主要上場企業の前期の業績です。


・メガネトップ

  売上高635億円、純利益46億円

・三城ホールディングス

  売上高595億円、純利益△12億円

・愛眼

  売上高179億円、純利益△10億円

・メガネスーパー

  売上高192億円、純利益△20億円

・ジェイアイエヌ

  売上高226億円、純利益11億円


なんと2社を除いて赤字です。未上場企業の利益をゼロと仮定すると、上位2社で業界全体の利益の380%を占めています。利益がこんなに特定の企業に集中している業界を私は他に知りません。



【MBO価格】

MBO価格は1株1,400円で、総額630億円です。現金が64億円、負債が28億円なので、EVとしては594億円です。今期の予想営業利益が97億円、利益が55億円、去年の減価償却費が12億円なので、買収金額は、


 予想PER11.5倍

 予想EV/EBITDA倍率5.4倍


そんなに高くはないですね。



【買収資金】

買収資金は全額銀行から調達しています。ファンドは一切関与していません。銀行から借り入れする金額は480億円で、これは少数株主から買収する株式の金額460億円にだいたいあってます(630億円との差額は創業家が持っている)。



【目的】

リリースには色々書かれています。
 

中長期的視点に立った抜本的な構造改革を実施することが必要不可欠であると考えている


なるほど。


かかる試行的施策及び構造改革を積極的かつ急速に展開した場合には、短期的であるにせよ、利益水準の低下やキャッシュ・フローの悪化などを伴うリスクがあり、当社の少数株主の皆様に対してマイナスの影響を与えてしまう可能性も否定できない



ちょっと微妙ですね。今回、買収資金を銀行から調達していますが、銀行のお金は預金者から調達しているので、「失敗しました、損しました」では済みません。銀行としては資金の回収可能性をしっかり検討します。企業のキャッシュ・フローをベースにしてお金を貸す場合、EBITDAの3〜5倍が上限でしょうから、480億円貸す場合、5年で考えても96億円のEBITDAが安定的に出るはずです。実際はキャッシュ・フローは悪化しないんじゃないかな?


ただ、逆に考えると、この買収金額は銀行から借りれるお金で出せる最大の金額だったとも言えると思います。



【理由を推察してみる】

小売業の基本的な成長戦略は出店です。ただし、成長性は将来的に鈍化することが避けられません。例えば、10店舗の企業が毎年10店舗出店すると、初年度の成長率は100%ですが、次年度の成長率は50%です。日本は人口が減る国ですから、売上高の成長を国内だけで継続することは難しいです。


株価は純資産に対する利益率(ROE)で決まるので、売上高が伸びない状態で利益が出続けるとROEが低下して株価が下がります。維持するためには配当や自社株買いをして株価を維持する必要があります。


しかし、メガネトップは株価を維持する必要があるでしょうか?


株式市場から資金調達をする場合には、有利な条件で資金調達するために株価を高くしておく必要があります。しかし、出店は自社で稼ぐ利益の範囲内でできるし、競合は赤字状態。市場の成長もあまり期待できない中で、少数株主に利益を分配してまで株価を維持する必要があるだろうか?それなら創業家で会社を買収して、利益を外部流出させないようにしようという感じなのかなと推察します。銀行のローンは10年以内には完済できるでしょうし。


ちなみに、このMBOによってメガネトップが稼ぐ利益の所有者はかわりますが、従業員やお客さんには何も変化は無いと思います。

ヱヴァンゲリオン新劇場版Q:完全ネタバレ考察

見てない人は回れ右で帰ってください。それじゃ寂しいという人は、下の動画でも見てください。エヴァンゲリオンがよくわかります!
・エヴァンゲリオンがさらにわかる動画



Mattaと色々考えたネタバレ考察までは下にスクロールしていって下さい。ちなみに、新劇場版は『エヴァンゲリオン』ではない、『ヱヴァンゲリオン』だ! 





















〜以下、本文〜
まず、普通に映画を観た感想としては、『前作との間で何があったかわかんねー!』だけど、どうやら空白の14年にあったことは前作の予告編らしい。
 

簡単にまとめると、

ヱヴァンゲリオン破 のラスト
・第10使徒を初号機が倒す
・その際に綾波レイを使徒のコアから救出
・なぜか初号機によってサードインパクトが発生
・月からやってきたエヴァ6号機(with渚カヲル)が槍で初号機のコアを貫きサードインパクトを停止


ヱヴァンゲリオンQの予告
・エヴァ初号機は凍結された(碇シンジと綾波レイは溶けて取り込まれている)
・ネルフの要塞都市は廃棄され、職員は幽閉された(サードインパクトの責任をとらされた?)
・エヴァ6号機はセントラルドグマに投下された(Qで自立型とされていたので、誰も乗らずに動けるようだ)

そしてヱヴァンゲリオンQ本編・・・ってまさか予告が内容だとは思わなかったよ(´・ω・`)


【映画の前の実写版巨神兵は何だ?】
エヴァ初号機によるサードインパクトを表現しているものと思われる。ある日突然破壊されたー!・・・みたいな感じ。ケンスケとか委員長はやっぱ死んだんだろうな。


【冒頭の戦闘は何だ?】
宇宙でエヴァ初号機の入った箱をめぐってドンパチやっているので、初号機の奪還作戦のようだ。おそらく、エヴァ初号機は凍結された後にまたサードインパクトをやらかすと危ないからってことで宇宙に運ばれたのだろう。槍で活動を停止させているはずなので、槍も一緒ではないかな。 

エヴァ初号機を宇宙に運んで奪還を阻止しようとしていたのはゼーレだろうけど、奪還しようとしているのがネルフなのかヴィレなのかについて考えてみる。ネルフが奪還する場合、『とりあえずエヴァ初号機奪還しよう!』という理由で奪還した後、ゲンドウがフォースインパクトに関する情報を流してそれに踊らされたミサトさんがヴィレを設立という流れになる。これは微妙だな。

ゲンドウがフォースインパクトに関する情報を流す

それに踊らされたミサトさんがフォースインパクトを防ぐためにヴィレを設立(このフォースインパクトはゼーレパターンのインパクトであり、人類補完計画であるものと思われる。つまり、ヴィレ=LCL溶液になりたくない人達の集団なのではないかな?)

具体的な手段としてヴンダーを計画

コアをなるエヴァ初号機の奪取を目指す

ということでエヴァ初号機を奪還しようとしていたのはヴィレでいいのではないかな。

エヴァ初号機になぜか使徒がくっついていたのでヤバかったけど、シンジ君が『むにゃむにゃ、うるさいな〜』と寝ぼけながら目から怪光線(?)を出して使徒をやっつけたので助かった。アスカはちょっとは感謝した方がいいと思う。

地球に帰ったシンジ君はTV版と同じようにLCLから復元されたものの、綾波レイはエヴァに溶けたまま元に戻りませんでした。そしてミサトさんはシンジ君の首に爆薬を仕掛けるのでした。


【各勢力の目的の整理】
ここで、今後のために各勢力の目的(各インパクト)について整理しておきます。

使徒:パターン使徒&使徒
・アダムに会いたい。アダムに会うとインパクトが発生して人類は滅亡。なんでそんなことをやりたいかはよくわからんけど死海文書にそう書いてあるらしい。
・アダムの代わりになぜかリリスでもいいらしい。
・リリスはネルフの地下でなぜか磔にされているので、使徒はそれを目指してやってくる。
・だからエヴァで迎撃している。

ゼーレ:パターン使徒&人間
・人類補完計画をやりたい。
・必要なのは渚カヲル(使徒)、碇シンジ(人間)、ロンギヌスの槍、カシウスの槍、エヴァ(何号機でも良い)。
・発動すると、みんな液体(LCL溶液)になってHAPPY?
・渚カヲルは使徒だけど碇シンジLOVEだからこれでいいらしい。

碇ゲンドウ:パターン人間&人間
・死んだ嫁(碇ユイ)を復活させたい。
・必要なエヴァは嫁が取り込まれている初号機でなければならない。
・それ以外がゼーレと同じだとすると、碇シンジ(人間)、ロンギヌスの槍、カシウスの槍が必要。
・槍1本につき魂が一つ必要なので、もう一人、人間が必要。綾波レイはクローンなので不可。生贄はアスカか?
・綾波レイの肉体に碇ユイの魂を入れることで3次元の嫁を復活させるのではないかと思われる。

これらを踏まえた上でサードインパクトについて考えます。


【サードインパクトは誰得か?】
ヱヴァンゲリオン破の最後で発生したサードインパクトですが、
発生条件を考えると、碇シンジ(人間)、綾波レイ(クローン)、エヴァ初号機で、上記のパターンのいずれでもありません。だからゼーレが渚カヲルを使って止めたものと思われます。 

問題なのは多分、人間&クローンにあるのではないかと推察します。おそらく、魂の場所が違うクローンでは本来インパクトは発生しないものの、あまりに二人のラブパワー(?)が高かったためにインパクトが発生。しかし不十分なインパクトなので補完計画が発動したり3次元の嫁が復活したりはせず、多分、人類が滅亡するだけなのではないでしょうか?(恐るべし、ラブラブインパクト・・・)使徒的にはこれでいいかもしれませんが、ゼーレやゲンドウにとっては予定外の避けたい事態だったと思います。


【ゲンドウの計画】
目的は3次元の嫁復活なので、邪魔なのはゼーレと渚カヲル。

・渚カヲルの排除に向けて
フォースインパクトの情報をミサトさんに流してヴィレを作らせる

シンジは危険だから爆薬を仕掛けるに違いない!

シンジを奪い返して人類補完計画をやるとみせかける。エヴァ初号機は嫁復活の時に使うので、使うエヴァは13号機

カヲルはシンジの信頼を得るために爆薬を自分につけかえるに違いない!

槍を2本同じものにしておけば補完計画は発動しない!ただのインパクトが発生して人類滅亡(?)

フォースインパクトを避けるためにカヲルが同じ槍2本をエヴァ13号機に刺す。するとフォースインパクトは阻止できる

ミサトさんが『フォースインパクトが発生するぐらいならシンジ君を殺す!』と爆薬をスイッチ・オン
あの首輪は覚醒(インパクト発生?)すると首チョンパする仕様らしい。普通に観ただけじゃ気づかないよ・・・だからミサトさんの意志で碇シンジを殺そうとしたわけではない。首輪をつけたのはミサトさんの意志だが・・・とにかく条件が整ったので首輪による首チョンパが発生。

しかし首チョンパされるのは渚カヲル。これにて排除完了

・・・う〜ん、なんかかなり運任せな気がする。渚カヲルが『さすがリリンの王、碇ゲンドウ』とか言ったりゲンドウが『葛城大佐の行動は予定の範囲内』とか言ってるからゲンドウの手の上で皆踊ってるんだろうけどホントかよという感じはする。 

Qだけ観てるとゼーレは脳みそだけになって死んだようにも思えるが、予告で人類補完計画とか言ってるからまだ生きてるのかもしれない。後者の場合は渚カヲルの考える人類補完計画とゼーレの考える人類補完計画は別物であり、ゼーレと碇ゲンドウが共謀して渚カヲルを排除したことになる。碇ゲンドウが3次元の嫁計画を実現するには、一度ゼーレを欺く必要がある。 

ちなみに、ミサトさんは覚醒したシンジが首輪で首チョンパされて、シンジはミサトさんの首輪で渚カヲルが首チョンパされたと思ってるわけだよね?再開した時には両者気不味いことこの上ないな・・・


【渚カヲルが碇シンジをエヴァに乗せようとしたのはなぜ?】
おそらく、ゼーレパターンとゲンドウパターンのインパクトで必要な生贄(人間)はエヴァを動かせる人間でなければならないものと推察される(したがって、冬月やミサトさんではダメ)。

Q冒頭で碇シンジのシンクロ率はゼロになっていたので、この状態ではサードインパクトを発生させた実績があるとはいえ次のインパクトは発生できない。そこでトウジのシャツ作戦(?)などを駆使して碇シンジを追い込みその気にさせた(=シンクロ率を回復させた)ものと思われる。

しかし、そうであれば、どう考えても新しい綾波レイに『助けてくれてありがとう!シンジ君大好き♡』とか言わせた方が手っ取り早い気がするが・・・あ、その場合はまたサードインパクト(パターン人間&クローン)になるのか。

パターン使徒&人間にするためにピアノplayなどを通して渚カヲルは碇シンジの好意を自分に向けたものと推察される。めんどくさいね。

あと、セントラルドグマの蓋(?)を開けるためには、なぜか使徒&人間でエヴァに乗らなければいけなかったようだ。あの蓋(?)をつけたのはヴィレなのかな?そうだとしても、なんでそんな解除条件にしたのかは不明。


【トウジのシャツを用意したのは誰だ?】
シンジに精神的ダメージを与え、その後優しくして信頼を勝ち取るという意味では渚カヲルが怪しい。


【もう一つの槍はどこへいった?】
ヴンダーに使われているのではないかな。船の後ろにあるあのグルグルしたヤツ。エヴァ初号機が槍で封じられていたわけだから、そのまま槍で封じているというのはあり得る。

ただし、その場合は渚カヲルがかなりアホの子ということになる。いくらなんでも、エヴァ初号機を封じるのに槍が使われてたけど忘れてました・・・てのはドジっ子が過ぎるだろう。

いずれにせよ、槍のありかは次回作で明らかになるはず。


【ヴンダーって何よ?】
ゼーレパターンのインパクト(人類補完計画)を阻止するための兵器ではないかな。人類補完計画ではどのエヴァを使ってもいいみたいなので、最も強いエヴァ初号機を使ってそれを阻止しようというのはわからなくはない。

ただし、そうなるとなぜ使徒がヴンダーを襲ってきたのかがわからない。ほっといてリリスに会いに行ってインパクト起こせばいいんじゃない?

考えられるのは、何らかの理由でリリスの機能が失われたので、リリスのコピーであるエヴァ初号機でインパクトを起こそうとしているのではないだろうか(サードインパクトでエヴァ初号機がレベルアップした反動でリリスの機能が失われた?)。しかし、アダムがダメならリリス、リリスがダメならエヴァ初号機・・・って使徒も節操ないなww

仮に使徒とヴンダーでインパクトが発生するとしたら、Q冒頭の戦闘で負けてたらBIG★BAN(=人類絶滅)だったので、それはそれで恐ろしい。


【何でヴィレは碇シンジを復元したの?】
エヴァに碇シンジが溶けたままだといつまたサードインパクトが発生するかわからないから。碇シンジを助けるためというより、ヴンダー運用上の危険要因を取り除くためと考えたほうが何かしっくりくる。

とはいえ、初号機じゃないエヴァ(13号機)でも碇シンジはインパクトを発生させているので、あまり状況は改善していない気が・・・やはりミサトさんの趣味か?

インパクトを回避するために万全を期するのであれば、碇シンジを復元した上でSATSUGAIするべきではあった。


【次回作でゲンドウの3次元の嫁復活計画は実現できるのか?】
無理だと思う。エンディングとしては、綾波レイの肉体に碇シンジが助けた綾波レイの魂が入るというのが素直な感じでいいのではないかな?今更、碇ユイが復活してもね〜。 母親として息子の好きな女の子を復活させるというのは不自然な流れではないと思う。(エヴァ初号機には碇ユイと綾波レイが入っているのでどちらが魂として復活してもいいはず)


【よくわからない点】
・エヴァ6号機はセントラルドグマに降りて何をやっていたのか?
・リリスは今は無害な存在なのか?
・ネルフにはゲンドウと冬月以外はいないのか?
これらは映画を観てただけではわかりません。


とりあえず、つらつらと書いてみたけどこんな風に思いました。 

シャープと鴻海グループの提携

シャープと鴻海グループが提携しました。詳しくはシャープのリリース(http://www.sharp.co.jp/corporate/ir/pdf/2012/120327-1.pdf)を見てもらうとして、お金に注目すると、鴻海グループがシャープにお金を渡す形になっています。

ここで、少し離れて液晶業界をざっと見ます。液晶は携帯に使われる小型、30ー40インチぐらいのTVに使われる中型、50インチ以上の大型と大きく3つの分野に分かれます。この中で一番ビジネスとして厳しいのは30ー40インチのTVで、価格下落が激しすぎてメーカーは儲かりません。もっとも、そのおかげで消費者は安くTVを買えるわけですが・・・(ちなみに我が家のTVは未だにブラウン管です)。小型は利益がでるものの、非常に競争の激しい市場で、SONY、日立、東芝 はこの事業を手放すことになりました(http://www.incj.co.jp/investment/deal_023.html)。大型はまだ利益が見込めるということで、シャープとしては中型の生産を縮小して大型へシフトしています。

改めてTV業界を考えてみると、今後の大きなイベントはAppleのTVです。早ければ今年にも発売されるのではないかと噂は出ていますが、発売された場合、現在の携帯電話のように大きな勢力となることも考えられます。電気製品は現在はかなり勝ち負けがハッキリするようになり、勝ち組に入れているかどうかが重要になっています。例えば、携帯電話ではAppleに部品を納めているメーカーは業績が良いですが、そうでないメーカーは厳しくなっています。TVに当てはめるとAppleのTVに絡めるかどうかは重要な問題です。

ここでAppleのTVについて想像すると、TVの画面サイズはおそらく中型でしょう。数はそのサイズが一番出るでしょうから、いきなり大型に出て行くとは考えにくいと思います。そうすると、液晶パネルを供給する側としては、中型の液晶を生産する能力を持っていることが絶対に必要です。

そう考えると、シャープの液晶は大型にシフトしているので、シャープの液晶がAppleのTV に使われる可能性はかなり低いと思います。細かな仕様の調整なども考えると、既にPCなどで連携できていることが望ましいですが、このあたりはサムソンやLGなどが強いということもマイナスです。

では、AppleのTV向け液晶の地位を獲得すべく、アメリカに人を貼りつけ、中型の液晶生産設備を持ち続けて赤字でも生産をし、足りないお金は銀行なり株なりで調達してしばらく耐える!・・・というのはかなり難しいでしょう。いつ出るかもわからないAppleのTVに賭けてお金を集めて赤字を継続するのは経営としてはとてもできません。中型液晶の赤字がもっと小さければそうしたことも視野に入れることができたかもしれませんが、現在の業績では中型を縮小して大型にシフトするのは仕方ないと思います。シャープは国内に液晶の生産設備を持ってしまったので、そのコストが経営としてできることの選択肢(自由度)を大きく制限してしまったのかもしれません。

今日はシャープの株価は大きく上がりましたが、将来的にAppleがTVを中型で出し、そして大型へと展開してきた場合、Apple向けに液晶を納められなければかなり事業環境は厳しくなるかもしれません。

一方で、 鴻海グループが大型はシャープに任せ、中型はAppleとうまく組んでやっていこうと考えているのであれば、なかなかいいポジションを狙っているようにも思いました。

コダックの生涯に一片の悔いなし

時期を外した時事ネタで今更ながらのコダックです。

今年の頭にコダックが連邦破産法11章(チャプターイレブン)を申請しました。簡単に言えば倒産したみたいなものです。コダックは世界的なフィルムメーカーでしたが、デジカメが主流になっていくなかで経営が行き詰ってしまいました。一方で、日本企業の富士フィルムは生き残っていて偉い!・・・というのがよく目につく記事です。

ここで、少し視点を変えて考えてみます。コダックはフィルムメーカーでしたが、コダックがフィルムを作ったおかげで、多くの人が写真を撮って楽しむことができました。また、コダックに材料を売っている人達やコダックのフィルムを売っている人達はおかげでお米(パン?)を買うことができましたし、コダックに勤めていた人達はもちろん給料をもらって生活ができました。コダックのある地方には法人税が入り、従業員の給料を介して所得税や消費税が払われ国家財政にも貢献していますし、株主にも配当が払われました。こうして考えると、コダックは金銭だけでなく、フィルムの提供を通して人々の生活を豊かにすることで大きな価値を世の中に与えてきていました。

最終的にコダックはチャプターイレブンを申請するので株主は損をしますが、それまでに株主は売る機会はいくらでもあったので、損をしたのは自己責任です。もちろん、売る人がいる一方で買う人がいたわけですが、コダックがよみがえると考えて買ったわけですから、読みを外したということでやはり自己責任です。

コダックで働いていた人達はたくさんいたので、多くのコダックを去った人にとってはコダックの晩年はつらいものだったと思います。ただし、社会全体として考えた場合、企業は永続する必要はあるか?・・・という点には注意が必要かと思います。

企業は法律上では法人とされているものの人間ではありません。その企業の活動(コダックであればフィルムの提供)を行うのに都合がよいということで法人とされていることに立ち返って考えると、コダックはその生涯を全うしたと言えるのではないでしょうか。

逆にうがった見方をすれば、富士フィルムは株主に十分に利益を還元せずに活動を続けているという言い方もできるのかもしれません。

企業には働いている人達がいるので、『企業が存続することを目的とするのはけしからん』などと言う気はありません。ただ、つぶれたからといってその企業を責めるばかりではなく、社会的に多くの価値を創造した企業が役目を終えて終わることに恥じることはないと考える視点があってもいいと思います。

コダックさん、お疲れさまでした。

ドラクエ9をクリアする

我輩はドラクエ9をクリアしたのである。発売されてから4つの冬が過ぎたところでクリアである。何を今更という話ではあるが、去年、たまたま3DSを購入しており(すぐ1万円値下がりしたが・・・)、知人が500円でドラクエ9を売ってくれるということだったので購入してしまった。『よし!ドラクエ9をやるぞ!!』という積極性はまるでなかった。

そしたら昨年末から風邪をひいた。風邪をひいたら結局のところ寝るしかないのだが、どう頑張っても人間一日中は寝れない。時間を持て余す。そんなときにDSをやる。やってるうちに寝る。起きる。そしてDSをする。寝る・・・あれは充実するよ。これがWiiだとこうはいかない。いかに部屋を暖かくしても、病人としては布団から出たくないのだ。DSなんてやらない方が風邪の治りは早そうな気もするが、そんな医学論文は聞いたことないので布団の中でDSをやっても大丈夫だろう。やはり風邪にはDSである。 だから、世の中のお母さん達も、風邪で休んだ子供が布団の中でDSをやっていてもあまり怒らないで欲しいなぁ。

話がそれた。ドラクエ9は敵キャラクターが見えているので、避けていれば戦闘にはならない。 だから逃げ回っていたら、案の定、ボス戦で苦戦する。これはダメかなと思ったが、スーパーハイテンションになった主人公が735のダメージを出してボスをやっつけた。735!ドラクエで735のダメージが出るなんて21世紀の訪れを感じざるをえない。スクウェア・エニックスがエニックスの頃には考えられないよ。

更に進むとヒョウのようなボスがいるのだが、魔神斬りによる会心の一撃を連発するせいでサッパリ勝てない。思い余ってネットで調べてみると『それは運が悪いですね』というようなことが書いてあった。そうか、我輩は運が悪いのか。風邪をひいてる時点で確かに運は悪いなとクヨクヨした後でレベルを10ぐらいあげたら簡単に勝てた。そしてそのままラスボスを倒してクリアした。けど、なんかまだ続くらしい。アイテムを集めるとかなんたらかんたらとか。でも、正直やってられないっす。我輩、ストーリー性の無いゲームはできないのである。これ以上進めるのは次に風邪をひいたときだなぁと思いながら今日も暖かくして寝ようと思うよ。

おしまい。

今年のM&A見通しについて

表題のテーマで質問を受けたので、それをネタに久しぶりにブログ書きます。なお、ここで言うM&Aは事業上の必要性があるM&Aであり、相続対策とか後継者問題絡みのM&Aは除きます。

・ 今年は去年と比較してM&Aの件数は増えるのか?
増えます。昨年は東日本大震災、欧州危機、タイの洪水などで企業としては基本的にはM&Aどころではありませんでした。しかし、買わなければ海外の会社に買われるとかオークションになってた場合はその限りではありません。今年は天変地異がなければそれによって押し下げられていた分が増加するでしょう。 

・ 日本企業にとって海外企業は今は買い時ですか?
どちらともいえない。『円高だから海外企業を買うべき!』という流れに持って行きたいからこうした質問が出てくるのはわかりますが、為替はM&Aを実施するトリガーにはならないです。事業会社は円高という理由で海外企業を買いません。投資機会があれば円高だろうと円安だろうとM&Aをします(『その結果』として1$=80円でよかったね・・・ということは言える)。例外としては、資源とか権益を買うようなケースは資産価値を測りやすいので円高は追い風になりそうにも思えます。しかし、その場合であっても『今が円高だから』ということはつまりは『このあとすぐ円安になる(=今が最高に円高だ)』ということでなければ『買い時』とは言えません。それはもはや単なる為替(FX)の話であってM&Aの話ではないでしょう。

・日本企業は買い時ですか?
買い時ではない。全体としてみると、日本の株価は過去20年間下がり続けています。つまり買ったら損するので買い時ではないです(永久成長率がマイナスだと考えられるので、逆に言えばいつでも売り時)。株価が上がっている企業もありますが、そうした企業は買い手であって売り手ではないので買収対象にはなりません。 

・M&Aが活発化すると予想される業界はどこですか?
業界というよりは企業規模の問題です。一定以上の企業規模であれば体力があるので投資機会のある海外に投資を行うことができます。そうした規模の無い企業は借金を返します(実質金利がマイナスなので負債の返済が優先される)。 

こんな感じでした。

スティーブ・ジョブズ

今更ながらにスティーブ・ジョブズの伝記について書く。

おそらく、偉大な経営者や芸術家には0か1で物事を判断する必要がある。

スティーブ・ジョブズにとっては世の中のものはグッドかバッドであり、人間には天才かバカしかいない。会社は2割の人でまわっていて残り8割は取り替え可能だとして、8割をクビにするのがジョブズ。 問題は、そうした人達はそれを生活全てに当てはめてしまうため、他人とぶつかりすぎて必ずしもその才能を発揮できなかったり、家具のようなものにも必要以上にこだわる為に人として生きていくことさえ難しかったりすることにある。特に家族は苦労をするのだが、ジョブズはローリーンと結婚しなかったら人としてはまともな生活できなかったと思う。そういう意味では、もう一人の結婚相手の候補を選ばなかったのは懸命だった。相手もジョズブと同じようなタイプだったから、生活としては破綻することが目に見えていた。

何かを選ぶということは別の選択肢を選ばないもしくは現状を変化させるということであり、企業経営であればそれに紐づく人、結果としてその家族などの関係者に負担を強いることもある。常に8割をクビにすることはなくても、何らかの負担を相手に強いることができるか?それがない場合には経営とは言えないのだろう。

ただし、上記は自由競争市場においてであり、規制産業では別の力学が働くのでこの限りではない。

あと、ジョブズはすごく永続する会社を創ることにこだわっていた。自伝をつくった動機は子供に自分のことを伝えるためとしていたけど、Appleを永続する会社にするために、本という形で自分の考えを残したということもあると思われる。

本書は自伝としてはジョブズについて批判的なことも書かれているものの、全体としては肯定的なので、批判的なものが読みたければ『iCON 偶像崇拝』を読むのがいい。

私個人としては、0か1ではなく、0.3と0.7ぐらいでジャッジしている気がする。

11月のアクセス解析『キーワードトップ10』

唐突に11月のアクセス解析の結果、キーワードトップ10です。

1:キングダム
2:アニメ化
3:xeed
4:枕
5:wimax
6:肩こり
7:メガネ
8:犬マユゲでいこう
9:バスタオル
10:5グラムの小鳥 

…いや、1から9まではともかく10の『5グラムの小鳥』って何?って感じ。あー、そういえば、昔なんか箱の中に閉じ込められた小鳥がうんぬんとか書いたかなー。でも覚えてないや。

10がとても気になったので思わずブログに書きました。

企業に寿命がある場合、企業価値は計算できない?

企業に寿命があるかどうかは色々意見があって、30年説とかありますよ。個人的には、『永続したらいいよね(・∀・)』って感じです。

話は一旦外れますが、M&Aの世界なんかでは、企業に値段(いわゆる企業価値)をつけます。企業に値段をつけるということ自体に一般の人は馴染みが無いとは思いますが、その計算をするのが投資銀行とか会計事務所とかのお仕事の一部だったりします。

企業価値の計算方法は色々ありますが、DCF法なんかはわりとメジャーです。詳しく知りたい人はググったりWikipediaで調べてください。

詳細は省きますが、DCF法では企業が永続する前提で企業価値を計算します。ザクっとかいつまむと、『来年の利益が◯円で、再来年の利益が◯円で、・・・6年目以降も5年目の利益が継続するとして企業価値は◯億円!!』という感じで計算します。

この計算で出てくる企業価値のかなりの部分は『6年目以降の利益』が占めることになります。計算の前提にもよりますが、だいたい全体の7−8割 を占めます。

余談ですが、この無限に継続する利益の計算のために無限等比級数を使って計算するので、文系の人はなんか賢そうなことをやってる気になるかもしれませんが、無限等比級数なんて理系的に言えば北斗の拳で言うモヒカン雑魚って感じではっきり言って全然たいしたことないですわ。

話を戻すと、企業価値を計算するDCF法でそのほとんどを占める将来の利益って会社が永続する前提なんですよね。でも、それは会社が永続しなかったら成り立たない。

これって結構本質的な問題だよなー。『企業は永続しない』ってことになったら、M&Aに関連する主要な業務の一部が『本質的に意味なし!』ってことになっちゃう。

そうはいっても、明日も明後日もDCF法は健在だと思います。T-1000はDCF法を応援します (`・ω・´)キリッ

オリンパスのレッスン

『オリンパスの事件についてどう思う?』と言われても『もうブログ書いたよ(http://blog.livedoor.jp/t1000_1981/archives/52789381.html)』なわけですが、リクエストがあったのでまた書きます。

本件から得るべきレッスンとしては、普通の日本企業の社外取締役になってはいけないということです。リスクがでかすぎる。

取締役は法律的に色々な義務を負いますが、普通の日本の会社では内部者を守ることが優先されるので、その結果、取締役が法的なリスクを負うことになります。逆に、取締役としての義務を全うしようとすると、ウッドフォードさんのように排除されることになります。

そもそも、普通の日本企業では情報は関与している人のところにとどまるので、まず社外取締役まで上がってきません。ですから、仮に『ちゃんとした人』を社外取締役にしても情報がこないから意味なしです。 

従って、自分の会社ならまだしも、社外取締役にでもなろうものなら、情報はこなくて知らない間にリスクを抱えるか、仮に知ることができても隠してリスクを抱えるか排除されるかのどちらかということでまさに解なしの状態になってしまいます。

ですから『本件を踏まえて社外取締役を強化しよう!』と主張している教授はイケてないと思いますが、そうした教授に学生が指導されることはまさに悲劇ですね。

あと、日本生命のような日本の誇る投資家や多数の外資の投資家がオリンパスに投資していたということは、日本の投資家でも外国の投資家でも見抜けないということですが、逆に考えると、それができれば大きなアービトラージチャンスになりますね!

為替によるアジャストの限界

為替を安くすることによって国内企業の輸出競争力を高めるのは無理があると思う。

仮に世界に日本とギリシャしかなかったとして、日本の通貨が強くなってもギリシャ企業の輸出競争力は強くならない。なぜなら、日本にホンダはあってもギリシャにはホンダはない。

もし日本とギリシャにまったく同じホンダAとホンダBがあるなら調整されるだろうけど、ホンダは日本にしかない。実際にはホンダが通貨の変動に耐えれるように強くなるだけ。

通貨を安くすることで第二の本田宗一郎が生まれるかというとそれはない。

ホンダは一つの例だけど、自動車に限らず、いったんできた先行者メリットを突き崩すのは容易なことではないから、違うフィールドで戦う必要がある。

とはいえ、そうそう新しい産業はできないので、今後も先進国の企業は強くあり続けると思う。

祝、キングダムアニメ化!あとブルー将軍がタオパイパイに殺された(´・ω・`)

なんとキングダムがアニメ化である。
http://news.thetv.jp/article/26085/

ヤングジャンプに連載されているのは前から知っていたけど、絵があんまり気に入らなかったので読み飛ばしてたけど、ちょっとしたはずみで読み始めたら、
何これすごい面白い
ということで、今では単行本を全巻持っています。

舞台が春秋戦国時代ということではっきり言って名前のわかる人物としては始皇帝ぐらいしかいないわけです。そうした予備知識が無くても楽しめるのは作品のパワーだよ。

それで先日、単行本の最新刊が届いたのだけど、劇辛将軍が死んでしまったぁ。おお、劇辛よ、死んでしまうとは情けない・・・

そういえばちょっと前に読んだドラゴンボールではブルー将軍が死んだなぁ。近頃は好きなキャラがすぐ死ぬから困るぜ(´・ω・`)

ブルー将軍の追悼記念文でも書いてみよう。


〜参考:あーん!スト様が死んだ!のガイドライン(http://slpy.blog65.fc2.com/blog-entry-350.html)〜

あーん!ブルーさまが死んだ! 

ブルーさまよいしょ本&ブルーさまF.C(ファンクラブ)つくろー!って思ってたのに… 

くすん美形薄命だ… 


・゚・(Д`)・゚・うっうっうひどいよおふえーん!! 

この間「今、時代はブルー将軍だ!」の葉書きを出してまだ2週間じゃないですか! 

どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!? 

信じられないよおっあんなタオパイパイごときに殺られるなんてっ!! 

ヤムチャと差がありすぎるわっ!!生き還りますよね?ね?ね? 

……泣いてやるぅ・゚・(Д`)・゚・ 


私はあのおそろしく潔癖症の彼が(たとえオカマでもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!! 

ブルーさまあっ!死んじゃ嫌だああああああっ!! 

先生のカバッ!!え〜ん・゚・(Д`)・゚・



〜古文にしてみる〜

あなや、はや青将軍はみまかりにけり。 

青さまよいしょ本&青さまF.Cをばつくらむと思ひ侍りたりけり。 

さても花の色は移ろひにけり。 


・゚・(Д`)・゚・うっうっううたてしあなや。 

この間「青将軍、まさにときめきたりけり」の文おこせてまだ十四日なり。 

など、などてかあれにてをはりたるべき。いつはりならむ。 

信じるにかひなし。かくの桃白白ごときに殺められたりける。 

飲茶との差こそいみじけれ。生き還りこそすべけれ。 

……袖も濡れむずる・゚・(Д`)・゚・ 


かくのごときいみじく清潔な彼こそ(男狂いといへども)めでたしと聞こゆ。 

青将軍あっ!逝ぬべくこそ口惜し。 

河馬なるべし。あなや・゚・(Д`)・゚・


劇辛将軍のは気が向いたら考えよーっと。 

補助輪で補助金を考える

自転車に最初から補助輪無しで乗れた人はいるのだろうか?

ちびまる子ちゃんの単行本2巻に自転車の練習をする話があるけど、人は誰でも、
(篏輪つきの自転車に乗る
∧篏輪の片方を外す
J篏輪を両方外して誰かに後ろを持ってもらいながら走る
い修凌佑こっそり手を離して転ぶ
タ佑榔海弔だ(ノД`)シクシク
というドラマを経て自転車に乗れるようになっているかと思うと、道行く人達の若かりし日々に思いを馳せずにはいられませんな。

で、補助金についてですが、補助金は自立できるようになるまでの補助なわけだから、減らすことはあっても増やすとかありえないでしょ。 自転車に乗れないからって、『じゃあ補助輪を4つにしよう!』とかにはならないよ。補助金増やさなきゃダメってことは、その活動はそもそも何か間違ってる。

そういうわけで、補助金欲しがる人の自転車には補助輪をつけまくれ。恥ずかしいから嫌?補助金ほしがるのはもっと恥ずかしいことだよ。

タイの洪水がHD業界に与える影響

またしても時期を逃した時事ネタ。

今年は、タイで国土の3分の1が水につかるという大洪水がありました。その洪水で色々なメーカーの工場が操業できなくなり、特にHD関連はかなりの影響を受けています。

少々のことであれば他社から部品を購入するとかで回せるでしょうけど、HDの部品メーカーは寡占化が進んで数も減ってきていたところに今回の大洪水で操業できないとなると、これは一企業の業績問題ではなく、HDが世界的に供給できなくなるという業界問題になってきます。

ですが、生産できない⇒即、品不足・・・にはならず、まずは在庫が減ります。在庫にもメーカーが持っている在庫に加え、流通過程にある在庫もあるので、年末ぐらいまでは生産<消費でこれらの在庫が減り、 年明けからは生産>消費となって来年の中頃までには適性な在庫水準になるのではないかと言われています。

洪水が起こった後で、『これぐらい予想できなかったのか!』という意見もあるかもしれませんが、フィリピンは火山があるし中国は共産主義だしとか考えれば、世界で『ここなら完全に安全』という場所は無いです。どこでもリスクはあります。こうなると企業としてできることは分散することです。

ただ、分散しても、特定の部品はタイで作ってた・・・とかだとダメなので、今後は地域地域でサプライチェーンごと分散していく流れになると思います。

衣食足りてデモをする

かなり時期を逸しているけどデモについて書いてみる。長いこと風邪だったから仕方ない。

アメリカの金融機関向けデモ、欧州の国家支出削減反対デモ、日本の内定欲しいデモとか色々なデモがありました。デモの理由については色々な意見が出ているようですが、不景気とか格差とかをキーワードに説明する人もいるようです。

しかし、不景気ということで歴史を振り返ると、大恐慌の時なんかは炊き出しがあってそれに皆さん並んでいました。何が言いたいかというと、デモをするにはそれなりに『余裕』がないとダメだということです。餓死しそうな時にはデモよりもパンですよ。

そう考えると、近年の不景気と過去の不景気ははっきりいってシリアス度が全然違います。過去はまさにデッド・オア・アライブだったわけです。

今のデモは、『今までの生活水準を落とすのが嫌だ』とか『期待していたような職に就けない』 といった『不満』が原動力だと思いますが、生命の危機が背景にあるようには思えません。

つまるところは『プライド』の問題だと思います。プライドに見合わないとはいえそのような仕事も存在はしているので、プライドと仕事はいつかはバランスするでしょう。
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