映画
March 19, 2024
■The Buzz
動画投稿サイトなどで話題を呼んだ雨穴による書籍を映画化とのこと。
書籍は未読。
間取りを見て、その不自然さに気づき、ホラー展開する、という着想は初めてではないか。
また 殺すための間取りが 実は 隠れるため、あるいは逃げるための間取りであったと
いう点も新鮮である。
でも、後半 ド田舎の実家(本家 どこにあるの?)のどろどろしたエピソードが でてきて、
(今時 そのような話があるのか?)と考えると、つまらなくなり、ーーー。
全体に もう少し お金をかけて欲しい気もする。
この内容では テレビで十分ではないか。
石川淳一監督「変な家」
シネコンで、日曜日2回目で鑑賞。
150のコヤが ほぼ満席 90%くらいか。
よく入っている。
人気があるのだな、とびっくりした。
(映画評価表)
・ストーリー ★★
・キャスト ★★★
・映像 ★★
・音楽
・美術
・衣装
・好/嫌度 ★★
・その他
・合計 ★★
★ 時間があり、映画が好きな方は観てください。
(目安=450円)
★★★ 観てください。料金価値はあります。
(目安=1800円)
★★★★★ 是非観てください。最高です。感動します。
(目安=5000円)お読みいただいて、ありがとうございます。
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■解説
・動画投稿サイトなどで話題を呼んだ雨穴による書籍を映画化。
オカルト専門の配信をする動画クリエイターが一軒の家の間取りについて相談を持ち掛けられ、
不可解な間取りの真相を解明しようとする。監督を『エイプリルフールズ』などの石川淳一、
脚本を『七つの会議』などの丑尾健太郎が担当。
動画クリエイターを『全員死刑』などの間宮祥太朗、彼と共に謎に迫る設計士を『さがす』
などの佐藤二朗、物語の鍵を握る人物を『恋のしずく』などの川栄李奈が演じる。
■あらすじ
・「雨男」の名で活動するオカルト専門の動画クリエイター・雨宮(間宮祥太朗)は、
ある家の間取りについてマネージャーから相談される。
雨宮がミステリー好きな設計士・栗原(佐藤二朗)に意見を聞いてみると、その家は至る所に
奇妙な違和感があるという。
そんなとき、ある死体遺棄事件が世間をにぎわせるが、その現場はあの家の近所だった。
事件と家の関連を疑った雨宮が一連の疑惑を動画にして投稿すると、宮江柚希と名乗る
人物(川栄李奈)から、その家に心当たりがあるという連絡を受ける。
March 18, 2024
マックスさんから 映画時評が届いた。
以下に 紹介しよう。
こんにちは
アカデミー賞の日本作品受賞について私の感想です。
長編アニメーション賞は、宮崎駿監督の今までの功績に対しての賞賛と感じました。
作品単体としては「君たちはどう生きるか」は監督の私小説のようで、考察は捗りますが、
気軽には楽しめず、私はマイ・エレメントやニモーナの方が面白かったです。
視覚効果賞は、VFXでは最も難しいと言われる昼間の海上シーンで素晴らしい映像を生み出した
白組スタッフに敬意を表します。
国際長編映画賞については、未見作ばかりで何とも言えません。
「関心領域」は、なかなか重い舞台設定の様で、作品賞「オッペンハイマー」と並んで
鑑賞が楽しみな作品です。
ここからは、前回投稿以降から最近までに観た作品の感想です。
〇ダム・マネー ウォール街を狙え! ★4
株には全然素人な私だが、「投資は善、投機は悪」の様な描写が少し気になった。
まだ最近起きた実話の映像化で、その速さにびっくり!
〇ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ ★4
元のゲームは数年前に流行し、私も何度か遊びましたが朝までが長く怖かった。
ゲーム版の要素があまり無くて戸惑いましたが、無難に作劇化した感じでした。
〇梟-フクロウ- ★5
私的には今回観た中で1位。朝鮮王朝時代の史実がベースで、歴史に詳しくなくても
楽しめるミステリーサスペンスだが、相関図は見ておいた方が良いかも。
次々と起きる予想のつかない展開の中、葛藤し決断する主人公に惚れました。
〇ストップ・メイキング・センス 4Kレストア IMAX ★5
こちらは今月2位。アメリカンユートピアの感動再び。IMAXで観れて良かった。
〇仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド ★4
20年経っても、キャラへの愛をもって出演してくれるキャストに感謝。
井上脚本は相変わらずで、ツイストが効き過ぎ、だがそれが良い(笑)
〇瞳をとじて ★5
ビクトル・エリセ30年ぶりの監督作ということで、名作「ミツバチのささやき」を
サブスクで観直してから鑑賞しました。フィルム撮影の冒頭&終盤と、デジタル撮影の
本編の映像質感の違いに感動が倍増。
〇ゴジラ−1.0 (カラー版3回目)
モノクロ版を2回観た後だと、カラー版は「昭和の着色カラー」に見えて味が有りました。
〇ボーはおそれている ★5
アリ・アスター監督が描く独特のダークコメディを堪能しました。
そもそも、冒頭に表示される配給&制作会社のロゴ表示の中に、見慣れない「MW」のマークが
あって、これは劇中での母親の会社のマークと同じで実は最初から「この映画は母親の会社が
製作したものです」と宣言されているメタ構造。
他にも、そういうことかな要素が一杯で面白い。でも長かった。
〇犯罪都市 NO WAY OUT ★4
マドンソク刑事が悪人をボコボコにする雄姿を楽しむシリーズ3作目。
敵も敢えて銃を置いて素手で戦ってくる所が好き。ちょっとマンネリ気味だけど、
本シリーズはこれでいい。
〇夜明けのすべて ★4
恋愛要素がないのは良いね。職場に同じ症状を持つ人がいるので、複雑な気持ちで観た。
本作のようにうまく付き合って行ければ良いが、現実は厳しい。
〇ハンテッド 狩られる夜 ★5
深夜のコンビニで女性が何者かに狙撃されるワンシチュエーションもの。
粗は有るが「これどうなるの」感にワクワクする。舞台はコンビニの中だけで17日間で
撮影された超低予算作品だが、濃厚な90分が楽しめる。ラストシーンも印象的。
〇落下の解剖学 ★5
「で、真実はなんなの?」に興味が行きがちだけど、ミステリー作品ではなく人間ドラマ。
ただし「犬だけは見ていた」からのラストカットは超意味深。
親子3人ぞれぞれの関係性が露わになっていく過程が凄まじく、考察が捗る。
夫婦喧嘩のシーンと、それを法廷で聴く子供とでカットが入れ替わる演出は本作の白眉。
法廷で繰り広げられる「映画・羅生門」的な疑似科学があまりに扇動すぎて怖い。
〇コヴェナント 約束の救出 ★4
終盤の救援部隊が往年のアメリカ映画の騎兵隊の様で、それに蹂躙されるタリバン兵も
二次大戦映画のドイツ兵のような描写で気になったが、まあドラマチック優先で。
エンドロールの実際の通訳たちの笑顔が印象的。
〇ソウルメイト ★5
リメイク元の中国版は未見。少女時代に出会い成長していく2人を描く韓国映画。
ありがちな展開ではあるが、主演の2人の熱演に引っ張られる。
3層構成の物語は複雑で分かりにくいが、十分に楽しめる。
〇ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突 ★5
TVシリーズでは出来なかった色々をやり切った感じで、随所に田口監督のこだわりを
感じる傑作。着ぐるみミニチュアセット撮影でしか得られない感動がここにある。
〇マダム・ウェブ ★4
評判が悪いのを聞きハードルを思い切り下げたからか、そんなに悪くなかった。
ただSSUであるマダムウェブの前日譚にはあまり惹かれないかな。
これを「本格サスペンスミステリー」として宣伝している日本スタッフは売り方を
良く考えて欲しい。
〇ARGYLLE/アーガイル ★4
キングスマンのノリが楽しめる人向け。スパイ映画というよりコメディアクション。
ダンスしながら悪人をバッタバッタと倒していく雄姿を楽しもう。
〇仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング ★5
坂本監督のアクションは芸術の域に。TVシリーズの彼らが健在で楽しかった。
〇ゴールド・ボーイ ★5
超掘り出し物。中国の小説?の映画化らしいが、題名で損してると思う。
魅力を書こうと思うとネタバレになってしまうので困ってしまう。
真夏の沖縄感が良く出てる。繰り広げられるスリラーに夢中になって観ました。
金子修介監督はヒロイン俳優の魅力を引き出す天才です。岡田将生さんの胡散臭いヤツ演技は
本当に上手い。
以上ですが
アカデミー賞作品賞ノミネートの2作品もサブスクで観ました。
アメリカンフィクション ★5
マエストロ:その音楽と愛と ★5
最近点数が甘めになって来ました。遠征して観たりするとそれだけで贔屓目に
なってしまいますね。
長文失礼しました。ありがとうございました。
ありがとうございます。
次回もよろしくお願いいたします。
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March 16, 2024
■The Buzz
漫画が原作とのこと。
テレビドラマ化もされたとのこと。
いずれも 未読、未見。
ストーリーがコチャコチャしていて、ストンと頭に入らない。
それ故 主人公(佐々木蔵之介)やその妻(木村多江)が味わう(怖さ・絶望・抗い)が
身に沁みて、こない。
対する悪役たちも、どこかで観たような演技ばかりで、怖さがほとんど感じられない。
後半 警察の動きが遅すぎて、臨場感・緊迫感がまるで感じられない。
青山貴洋監督「映画 マイホームヒーロー」
本当は 評価★ としたいのだが。
残念な出来!
平日第一回、シネコンの一番大きいコヤで 鑑賞。
観客は20名くらい?!
これでは 回収できないよね。
(映画評価表)
・ストーリー ★
・キャスト ★★★
・映像 ★★
・音楽
・美術
・衣装
・好/嫌度 ★
・その他
・合計 ★★
★ 時間があり、映画が好きな方は観てください。
(目安=450円)
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★★★★★ 是非観てください。最高です。感動します。
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■解説
・娘の恋人を殺してしまった男が家族を守るために奮闘する、山川直輝と朝基まさしによる漫画を
原作にしたドラマの完結編となる劇場版。
ドラマ最終話から7年後を舞台に、愛する家族のために罪を隠し通した父親に降りかかる
新たな危機を描く。ドラマ版に続き監督を青山貴洋、脚本を船橋勧が担当。
主演の佐々木蔵之介をはじめ、齋藤飛鳥、高橋恭平、音尾琢真、木村多江らが続投するほか、
声優としても活動する津田健次郎、『渇水』などの宮世琉弥、お笑いコンビ「インパルス」の
板倉俊之らが新たに出演する。
■あらすじ
・娘に危害を加えようとした恋人を殺害し、彼が所属していた犯罪組織との攻防を何とか
切り抜けたサラリーマン・鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)。
7年後、山中に埋めたはずの死体が土砂崩れによって発見され、警察官となった
娘・零花(齋藤飛鳥)は、恋人を殺したのが父・哲雄ではないかと疑念を抱く。
一方、死体とともに消えた10億円の行方を追う組織のボス・志野寛治(津田健次郎)は、
再び哲雄に狙いをつける。
さらに、かつて哲雄の策略によりぬれぎぬを着せられ、逃亡生活を送っていた
間島恭一(高橋恭平)が姿を現す。
March 15, 2024
日本時間11日に第96回アカデミー賞の発表・授賞式があり、
3作品がノミネートされていたが、
(3作品)
・国際長編映画賞 ヴィム・ベンダース監督「PERFECT DAY」
・長編アニメーション賞 宮崎駿監督「君たちはどう生きるか」
・視覚効果賞 山崎貴監督「ゴジラ −1」
下記の2作品が 受賞した。
・長編アニメーション賞 宮崎駿監督「君たちはどう生きるか」
・視覚効果賞 山崎貴監督「ゴジラ −1」
この日は 何となく一日中、気分が良かった。
拍手!
今回の長編アニメーション賞にノミネートしていたのは以下の5作品。
・君たちはどう生きるか ★★★★★
・マイ・エレメント
・ニモーナ
・ロボット・ドリームス
・スパイダーマン・アクロス・ザ・スパイダーバース ★★★
「マイ・エレメント」「ニモーナ」「ロボット・ドリームス」の3作品は 未鑑賞であるが、
ほとんど話題にはなっていない。
「スパイダーマン・アクロス・ザ・スパイダーバース」★★★は
傑作「スパイダーマン・スパイダーバース」★★★★★の続編であるが、内容的には物足りない
作品であった。
「君たちはどう生きるか」は素晴らしい作品であるが、環境にも恵まれていたようだ。
視覚効果賞にノミネートされたのは 以下の5作品。
・ザ・クリエーター 創造者 ★★★
・ゴジラ −1 ★★★★★ 山崎貴監督ほか3名
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME3 ★★★
・ミッション:インポシブル デッドレコニング PART ONE ★★★★
・ナポレオン ★★★★★
「ナポレオン」の映像も素晴らしかったが、「ゴジラ −1」が 上でしたね。
順当な受賞だと思います。
「ゴジラ −1」では 山崎監督が受賞しましたが、視覚効果賞を監督が受賞するのは
「2001年宇宙の旅」のキューブリック監督以来の快挙だと何かで読みました。
次回作に期待したいですね。
国際長編映画賞にノミネートされたのは 以下の5作品。
・Io capitano(原題)
・PERFECT DAY ★★★★★
・雪山の絆
・ありふれた教室
・関心領域
受賞は 「関心領域」で、残念ながら、「PERFECT DAY」は受賞を逃した。
観ていない作品ばかりで、今後の鑑賞が楽しみだ。
*上記の★印は 私の鑑賞評価です。
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March 13, 2024
■The Buzz
全編94分のサスペンススリラー。
ラッセル・クロウが主演と監督と聞いて、かなり期待をしたが、少しがっかりした。
長さはいいのだが、
・旧友に毒をもるという手法にびっくり
・突然襲ってきた侵入者たちのドジな行動→ 面白くなるのかな、と期待したが、ダメ
・冒頭の似顔絵のエピソードは エンドタイトルで完成した似顔絵がでてくるが、何だったの?
冒頭の少年時代のエピソードばかりが キラキラ輝いているような映画でした。
ラッセル・クロウ監督「ポーカー・フェイス 裏切りのカード」
ラッセル・クロウは昨年鑑賞した
「ヴァチカンのエクソシスト」★★★★
見ごたえがあったのだが。
次回作に期待しよう。
(映画評価表)
・ストーリー ★★
・キャスト ★★★
・映像 ★★★
・音楽
・美術
・衣装
・好/嫌度 ★★
・その他
・合計 ★★
★ 時間があり、映画が好きな方は観てください。
(目安=450円)
★★★ 観てください。料金価値はあります。
(目安=1800円)
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■解説
・オスカー俳優のラッセル・クロウが『ディバイナー 戦禍に光を求めて』以来2度目の主演と監督
を務めたサスペンススリラー。億万長者の男によって突如集められ、十数年ぶりに再会した
旧友たちが挑むポーカーゲームの行方を描く。
キャストには『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』などのリアム・ヘムズワース、
『アイアン・フィスト』などでクロウと共演したRZA、
『INTERCEPTOR/インターセプター』などのエルサ・パタキが名を連ねる。
■あらすじ
・オンラインポーカーゲームの開発で富を築いた億万長者のジェイク(ラッセル・クロウ)。
ある日、長らく疎遠だった旧友たちを自宅に招き、大金を賭けたポーカーゲームを開催する。
当初は思い出話で盛り上がっていたものの、次第に参加者たちの体調に異変が生じ始める。
理由も告げられないまま集められた旧友たちだったが、ゲームが進むにつれ、彼らの秘密と
ジェイクとの関係が明らかになっていく。
March 11, 2024
■The Buzz
「魔女の宅急便」などで有名な児童文学作家(角野栄子 1935年〜 88歳)の
自伝ドキュメンタリー。
88歳の本人の暮らしぶりが 本当にカラフルで、チャーミングにカメラに収められており、
目を見開いて、スクリーンを凝視した。
・おだやかでにこやかな顔、
・衣装に合わせたカラフルなメガネ、
・赤と原色を基調とした衣服の数々、
・家の中、(赤)をベースにした壁 調度 器具 他
・娘さんとの語らい
・ブラジルの知人との出会いと親交
・そして、一日中 書斎でパソコンに向かい、創作活動をする姿
「書くことが大好きで、一生続けていこうと思った。」
全編96分。
生き方に共感・共鳴しつつ、楽しんで鑑賞した。
宮川麻里奈監督「カラフルな魔女 角野栄子の物語が生まれる暮らし」
「君たちはどう生きるか」ではないが、今後の生き方の参考にできればな、と思う。
(映画評価表)
・ストーリー ★★★★
・キャスト ★★★★
・映像 ★★★★★
・音楽
・美術 ★★★★
・衣装 ★★★★
・好/嫌度 ★★★★★
・その他
・合計 ★★★★★
★ 時間があり、映画が好きな方は観てください。
(目安=450円)
★★★ 観てください。料金価値はあります。
(目安=1800円)
★★★★★ 是非観てください。最高です。感動します。
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■解説
・「魔女の宅急便」などの著者で、児童文学の国際的な賞である国際アンデルセン賞を
受賞した角野栄子氏を4年にわたって取材したドキュメンタリー。
創作の裏側とともに、幼いころの母の死や戦争体験などについて、結婚後に移った
ブラジルで出会った少年との再会を軸に映し出す。
監督を宮川麻里奈、語りを俳優の宮崎あおいが担当する。
■あらすじ
・「魔女の宅急便」の作者である児童文学作家の角野栄子氏は、1935年に東京の深川で生まれ、
5歳のときに母親を亡くしながらも戦時下を生き抜いた。
24歳のときに夫とブラジルに移住し、一人の少年にポルトガル語を習い、
35歳で「ルイジンニョ少年:ブラジルをたずねて」で作家としてデビューする。
それから多くの本を執筆してきた角野氏が、62年ぶりに当時の少年に再会する。
March 04, 2024
■The Buzz
スタイリッシュな映像で展開するスパイ映画。
オッと思う構図の映像がいくつかあり、楽しい。
でも アクションなど、あまりにスタイリッシュで、スパイ映画としてのスリリングさ、
緊迫感は あまり感じられず、サスペンス度も高くない。
スパイ映画としては 少し物足りない。
マシュー・ヴォーン監督「ARGYLLE アーガイル」
館内 観客が少ないが、本作品 シリーズ化されるのであろうか。
*アーガイル=スパイ小説の名前
(映画評価表)
・ストーリー ★★
・キャスト ★★★
・映像 ★★★★
・音楽 ★★★
・美術 ★★★
・衣装 ★★★
・好/嫌度 ★★
・その他
・合計 ★★★
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(目安=450円)
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■解説
・『キングスマン』シリーズなどのマシュー・ヴォーン監督によるスパイアクション。
小説の内容が現実のスパイ組織の行動を言い当てていたことから、その作者が命を狙われる。
キャストには『コードネーム U.N.C.L.E.』などのヘンリー・カヴィル、
『ジュラシック・ワールド』シリーズなどのブライス・ダラス・ハワード、
オスカー俳優のサム・ロックウェルのほか、ブライアン・クランストン、
デュア・リパ、サミュエル・L・ジャクソンらが集結する。
■あらすじ
・有名作家のエリー・コンウェイ(ブライス・ダラス・ハワード)は、すご腕エージェントの
アーガイル(ヘンリー・カヴィル)が活躍する人気スパイ小説「アーガイル」シリーズの
新作執筆に苦慮していた。
あるとき愛猫のアルフィーを連れて列車で移動中、突如見知らぬ男たちに襲われ、
同じ車両に乗り合わせていたエイダンと名乗るスパイ(サム・ロックウェル)に助けられる。
その後も命を狙われ逃げ惑う中、エリーは自分が書いた小説が本物のスパイ組織の行動と
一致していたことを知る。
March 03, 2024
■The Buzz
実話の映画化。
「ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦」
として、ドキュメンタリー化もされたらしい。
未鑑賞。
全編104分、笑って、涙して、楽しい、快作である。
主人公(マイケル・ファスベンダー)が何故 サモアの監督として赴任してきたのか?も
キチンと挿入し、ファファフィネと呼ばれる選手が初めて公式戦に出場した実話も挿入し、
ストーリーに厚みを与えて、感動を盛り上げる。
サモアの選手が試合冒頭に 行うパフォーマンス(シバタウ?)も楽しい。
タイカ・ワイティティ監督「ネクスト ゴール ウインズ」
笑って、感動して、楽しい映画なのに、観客は6人ほど。
残念!
*ネクスト ゴール ウインズ=学校の休み時間で、子供たちが負けているチームが休み時間が
終わる直前にゴールを入れたら、逆転勝利するゲームのこと。
(映画評価表)
・ストーリー ★★★★
・キャスト ★★★★
・映像 ★★★
・音楽 ★★★
・美術
・衣装
・好/嫌度 ★★★★
・その他
・合計 ★★★★
★ 時間があり、映画が好きな方は観てください。
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■解説
・『ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦』として
ドキュメンタリー化もされた実話を基に描くヒューマンドラマ。
長い間公式戦未勝利だったアメリカ領サモアのサッカー代表チームが、
FIFAワールドカップ・ブラジル大会予選で、新任コーチと共に初勝利を目指す。
監督などを務めるのは『ジョジョ・ラビット』などのタイカ・ワイティティ。
『ソング・トゥ・ソング』などのマイケル・ファスベンダーのほか、
オスカー・ナイトリー、エリザベス・モスらが出演する。
■あらすじ
・アメリカ領サモアのサッカー代表チームは、長きにわたりFIFAランキング最下位で、
2001年には0対31という記録的大敗も喫していた。
チームに次の予選が迫る中、破天荒な性格でアメリカを追われたコーチの
トーマス・ロンゲン(マイケル・ファスベンダー)が、新たに代表チームのコーチに就任。
彼は世界で最も弱いと言われてきたチームの立て直しを図ろうとする。
February 29, 2024
■The Buzz
(罪と悪)
・大切なものを守るため罪を犯し、
・大切なものを守るために悪人になった
20年前 中学生の頃の出来事と 20年後、大人になってからの出来事を描く。
出演者は 魅力的なのだが、
・(高良健吾)、・(大東駿介)、・(石田卓也)、・(佐藤浩市)、(椎名桔平) 他
残念ながら、ストーリーが分かりにくい。
20年前の殺人、20年後の殺人、そして ラストの殺人、流れと動機がストンと頭に落ちてこない。
また、主人公(高良健吾)が ヤクザの親分(佐藤浩市)とかわす会話や
悪徳刑事(椎名桔平)とやり取りする場面があり、「次になにかあるぞ」と期待させるが、
それらは具体的な映像となって提供されない。
一人の観客として物足りなく感じる。
齊藤勇起監督「罪と悪」
予告編を観て、かなり期待して鑑賞したのだが、残念。
(映画評価表)
・ストーリー ★★
・キャスト ★★★★
・映像 ★★★
・音楽
・美術
・衣装
・好/嫌度 ★★
・その他
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■解説
・『アンダー・ユア・ベッド』などの高良健吾が主演を務めるサスペンス。
22年ぶりに再会した3人の幼なじみが、ある殺人事件をきっかけに陰惨な過去と向き合う。
メガホンを取るのはドラマシリーズ「ワカコ酒」などの齊藤勇起。
『草の響き』などの大東駿介、『狼 ラストスタントマン』などの石田卓也らが共演する。
■あらすじ
・ある町で、13歳の正樹が何者かに殺される。
正樹の同級生の春(高良健吾)、晃(大東駿介)、朔(石田卓也)、朔の双子の弟・直哉は、
正樹と交流のあった老人「おんさん」が犯人に違いないと家に押しかけ、
4人のうちの一人がもみ合いの末におんさんを殺して家に火を放つ。
22年後、刑事になった晃は、父の死をきっかけに町に戻った際、朔と再会し、
彼が家業の農家を継いで引きこもりの直哉の面倒を見ていることを知る。
ほどなくして、町で少年の遺体が発見され、晃は事件を捜査する中で春とも再会する。
February 28, 2024
■The Buzz
19世紀末のフランス。
天才料理人(ジュリエット・ビノシュ)と美食家(ブノワ・マジメル)の二人の愛と人生を
描いたヒューマンドラマ。
冒頭から 料理をつくるシーン。
食材をさばき、処理する過程が(料理音)を入れて、見事にワイドスクリーンに映し出される。
その手際よさにうっとり酔い、膨大でスピーディーな準備過程を想像する。
食するときは まず(ワイン)。
徹底的に極上を求めるこだわりに拍手!
トラン・アン・ユン監督「ポトフ 美食家と料理人」
素晴らしい料理の数々、私に料理の知識がもっとあれば、心から楽しめた作品になったと思う。
一方、今の健康管理から言えば、このような食欲をそそる料理を毎日食すると、
よほど体調管理をする必要があるな、と心配になりました。
*ポトフ=牛肉の塊と人参・キャベツなどを塩味で煮込んだフランスの家庭料理のこと
(映画評価表)
・ストーリー ★★★★
・キャスト ★★★★★
・映像 ★★★★★
・音楽 ★★★★
・美術 ★★★★★
・衣装 ★★★
・好/嫌度 ★★★★
・その他
・合計 ★★★★★
★ 時間があり、映画が好きな方は観てください。
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(目安=1800円)
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■解説
・『青いパパイヤの香り』などのトラン・アン・ユン監督が、
天才料理人と美食家の二人の愛と人生を描いたヒューマンドラマ。
美食家の男性が彼のアイデアを完璧に再現する料理人の女性と共に、ポトフで皇太子を
もてなそうとする。料理人と美食家を『年下のひと』で共演したジュリエット・ビノシュと
ブノワ・マジメルが演じ、料理監修を人気レストランのオーナーであるピエール・ガニェールが
担当する。
■あらすじ
・19世紀末のフランス。美食家のドダン(ブノワ・マジメル)と彼が思いついたメニューを
完璧に再現できる料理人のウージェニー(ジュリエット・ビノシュ)の評判は、
ヨーロッパ中に広がっていた。ドダンはある日、招待されたユーラシア皇太子の晩さん会の
料理に失望し、シンプルでありながら食の真髄を表現するポトフを作り、
皇太子をもてなそうとウージェニーに提案する
February 27, 2024
■The Buzz
アフガニスタンから帰還したアメリカ軍兵士(ジェイク・ギレンホール)が、
自分の命を救ったアフガニスタン人の通訳(ダール・サリム)とその家族が
タリバンに追われていることを知って救出に向かうという(美談)の映画化。
主演が(ジェイク・ギレンホール)、監督が(ガイ・リッチー)と聞いて、即 シネコンへ。
全編123分、適宜エピソードを挿入し、ソツなくまとめて、魅せる。
ラストのダムの上におけるタリバンとの攻防もスリリング。
観終わって、「よかった! 拍手!」と思うが、現実には アメリカ軍に協力した
アフガニスタン人の多くが約束のビザが発給されていない現状に 心が痛む。
ガイ・リッチー監督「コヴエナント 約束の救出」
傷ついたアメリカ軍(ジェイク・ギレンホール)をアフガニスタン人通訳(ダール・サリム)
が100キロ 担架に乗せて運ぶ苦難をもう少し描いても良かったのではないか。
*コヴェナント=絆
(映画評価表)
・ストーリー ★★★
・キャスト ★★★★
・映像 ★★★
・音楽 ★★★
・美術
・衣装
・好/嫌度 ★★★
・その他
・合計 ★★★
★ 時間があり、映画が好きな方は観てください。
(目安=450円)
★★★ 観てください。料金価値はあります。
(目安=1800円)
★★★★★ 是非観てください。最高です。感動します。
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■解説
・『オペレーション・フォーチュン』などのガイ・リッチー監督によるサスペンス。
アフガニスタンから帰還したアメリカ軍兵士が、自分の命を救ったアフガニスタン人の通訳と
その家族がタリバンに追われていることを知って救出に向かう。
『アンビュランス』などのジェイク・ギレンホール、
『皆殺しのレクイエム』などのダール・サリム、
ドラマシリーズ「ザ・ボーイズ」などのアントニー・スターのほか、
アレクサンダー・ルドウィグ、ボビー・スコフィールドらが出演する。
■あらすじ
・2018年、アフガニスタン。アメリカ軍の曹長ジョン・キンリー(ジェイク・ギレンホール)は、
部隊を率いてタリバンの武器や弾薬の隠し場所を探していた。
部隊は爆発物製造工場を突き止めるが、そこに多数のタリバン兵が現れ、
キンリーと彼が雇ったアフガン人通訳のアーメッド(ダール・サリム)以外が命を落とす。
腕と足に被弾して動けないキンリーだったが、アーメッドによってアメリカ軍のもとへ運ばれる。
その後回復し、家族のもとへ戻ったキンリーはアーメッドと彼の家族がタリバンに
追われていることを知る。
February 24, 2024
■The Buzz
マーベルコミックが原作とのこと。
未読。
マダム ウエブ(ダコタ・ジョンソン)=未来を予知する女性の誕生の物語で、かつ 3人の
少女の今後の活躍を予想させるストーリーが展開する。
アマゾンで行われている研究(蜘蛛について)のシーンから始まる。
また、(蜘蛛)かいな、と思いつつ、その後を鑑賞する。
チラシには ミステリーサスペンス とあるが、その味は薄い。
かつ 主人公を演じる(ダコタ・ジョンソン)や3人の少女にも 本作品では 魅力に乏しい。
今後 期待できるのかもしれないが。
また、予知に関するシーンは数回でてくるが、観ずらい。
今後 シリーズ化されるのであろうが、大丈夫かいな、と思う次第。
S・J・クラークソン監督「マダム ウエブ」
3人の少女のコスチュームは 2010年の快作「キックアス」★★★★★ の(クロエ・モレッツ)
のそれと似ている。面白さのレベルには かなり差があるが。
次回作に期待!?
*ウエブ=糸の意味
(映画評価表)
・ストーリー ★★
・キャスト ★★
・映像 ★★★
・音楽
・美術
・衣装
・好/嫌度 ★★
・その他
・合計 ★★
★ 時間があり、映画が好きな方は観てください。
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■解説
・マーベルコミックに登場するキャラクター、マダム・ウェブを主役に、
未来予知の能力を持つ彼女の誕生物語を描くサスペンス。
監督を務めたのはドラマ「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」などのS・J・クラークソン。
主人公を『サスペリア』などのダコタ・ジョンソンが演じ、
『リアリティ』などのシドニー・スウィーニー、『ザ・スイッチ』などのセレスト・オコナー
のほか、イザベラ・メルセド、タハール・ラヒムらが共演する。
■あらすじ
・アメリカ・ニューヨーク。
救命士として日々奮闘するキャシー・ウェブ(ダコタ・ジョンソン)は、ある日生死を
さまよう大事故に遭遇したことをきっかけに、未来を予知する能力を手に入れる。
思いがけず手にした能力に戸惑うキャシーだったが、あるとき3人の少女が謎の男に
殺される未来を見たことで、彼女たちを救うことを決意。
やがて、少女たちの使命とキャシーの能力の秘密が明らかになっていく。
February 22, 2024
■The Buzz
原作は瀬尾まいこの同名小説。
未読。
PMS(月経前症候群)に悩む主人公(上白石萌音)とその同僚でパニック障害に悩む
(松村北斗)が出会い、お互いを認め、共に病気に向き合いながら、成長していく姿を
やさしい視点で描く。
PMS(月経前症候群)とパニック障害、このような病気があり、悩んでいる人々がいるのだと、
初めて知った。
パニック障害に悩む(松村北斗)が、自転車でさっそうと走る姿を長回しで捉えたシーンは
秀逸。
三宅唱監督「夜明けのすべて」
題材は素晴らしい、と思うのだが、映画としては もう一つ欲しい、ところ。
今 仲間と運営している中学生の学習お手伝い組織:寺子屋で、国語を教えているが、
その1年生の教科書に 瀬尾まいこさんの(花曇りの向こう)が掲載されている。
爽やかな青春小説であったと記憶する。
(映画評価表)
・ストーリー ★★★★
・キャスト ★★★
・映像 ★★★
・音楽
・美術
・衣装
・好/嫌度 ★★★
・その他
・合計 ★★★
★ 時間があり、映画が好きな方は観てください。
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■解説
・「そして、バトンは渡された」などで知られる人気作家・瀬尾まいこの同名小説を、
「ケイコ 目を澄ませて」の三宅唱監督が映画化した人間ドラマ。
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が
山添くん役と藤沢さん役でそれぞれ主演を務め、2人が働く会社の社長を光石研、
藤沢さんの母をりょう、山添くんの前の職場の上司を渋川清彦が演じる。
2024年・第74回ベルリン国際映画祭フォーラム部門出品。
■あらすじ
・PMS(月経前症候群)のせいで月に1度イライラを抑えられなくなる藤沢さんは、
会社の同僚・山添くんのある行動がきっかけで怒りを爆発させてしまう。
転職してきたばかりなのにやる気がなさそうに見える山添くんだったが、そんな彼もまた、
パニック障害を抱え生きがいも気力も失っていた。
職場の人たちの理解に支えられながら過ごす中で、藤沢さんと山添くんの間には、
恋人でも友達でもない同志のような特別な感情が芽生えはじめる。
やがて2人は、自分の症状は改善されなくても相手を助けることはできるのではないかと
考えるようになる。
February 21, 2024
■The Buzz
全編171分=約3時間。
長い、長すぎる。
ストーリーが すんなりと理解できる内容ではなく、意味不明で、つい 2回もウトウトした。
時々 オッとおもう映像もあるが、それにしても、理解しにくい。
再度 鑑賞して 細部を理解したいのだが、そのような気分に積極的になりずらい映画。
残念。
アリ・アスター監督「ボーはおそれている」
主役を演じるのは(ホアキン・フェニックス)。
前作では ナポレオンを寡黙に颯爽に演じていたが、本作品では さえないおじさん。
俳優というのは なんと魅力的な職業だろうか、と思う。(なりたいと思いませんが)
館内 10名くらいの鑑賞者。
公開週でこの入りでは そく 上映打ち切りだな、と思いつつ、シネコンを後にした。
*ボー=主人公の名前
(映画評価表)
・ストーリー ★
・キャスト ★★★★
・映像 ★★★
・音楽 ★★★
・美術
・衣装
・好/嫌度 ★
・その他
・合計 ★★
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■解説
・『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』などのアリ・アスター監督と、
『ジョーカー』などのホアキン・フェニックスが組んだスリラー。
ささいなことでも不安になる怖がりの男性が、母親の突然の訃報を受けて帰省しようとするも、
その旅路は現実とも悪夢ともつかぬものになっていく。
共演には『プロデューサーズ』などのネイサン・レイン、『ストレンジ・アフェア』などの
エイミー・ライアン、『ドライビング Miss デイジー』などのパティ・ルポーンらが名を連ねる。
■あらすじ
・日常のささいなことでも不安になってしまう怖がりの男性・ボー(ホアキン・フェニックス)は、
ある日、直前まで電話で会話していた母親が死んだという知らせを受ける。
母親のもとへ向かうべくアパートを出ると、世界は様変わりしていた。
現実なのか悪夢なのかも分からないまま、次々に奇妙な出来事が起こる里帰りの道のりは、
いつしか壮大な旅へと変貌していく。
February 19, 2024
■The Buzz
シネマイーラで開催された「鈴木清順 生誕100年記念」において、初めて鑑賞した。
鈴木清順監督「浪漫三部作」の第3弾。
主人公 竹久夢二を演じるのは(沢田研二)。
大正浪漫を象徴的に生きた男を、ある意味 爽やかに演じる。
脇は 坂東玉三郎(初の男装で登場) 毬谷友子 原田芳雄 長谷川和彦 他 が固め、
女たちの愛憎を漂白し、詩を画に歌い上げた画家:竹久夢二の浪漫世界を描く。
鈴木清順監督「夢二」
浪漫三部作とは 「ツィゴイネルワイゼン」が1980年、「陽炎座」が1981年、そして
本作品「夢二」が 1991年で、第3作目がずいぶんと間があいている。
監督の年齢増加のためではなかろうが、「夢二」は 前2作品に比較、画面から放射される
パワーが落ちているように思う。
(映画評価表)
・ストーリー ★★★★
・キャスト ★★★★★
・映像 ★★★★★
・音楽 ★★★★
・美術 ★★★★
・衣装 ★★★★
・好/嫌度 ★★★★
・その他
・合計 ★★★★★
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■解説
・「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」に続く鈴木清順監督の“大正浪漫三部作”完結編。
毎夜悪夢にうなされる夢二。そんな中、夢二は駆け落ち相手の彦乃と落ち合うべく
金沢近郊の湖畔へとやって来る。だが、彦乃は現われない。
そして、静かな村に銃声が鳴り響く。
旅館の女将は、鬼松という男が妻と妻を寝取った男・脇屋を殺し山へ逃げ込んだため、
山狩りをしているのだと教える。
一方湖では、殺された脇屋の妻・巴代が湖面にボートを浮かべ夫の死体が
浮かび上がってくるのを待ち続けていた。
その姿を目にした夢二は次第に巴代の虜になっていく…。
February 18, 2024
■The Buzz
シネマイーラで開催された「鈴木清順 生誕100年記念」において、初めて鑑賞した。
鈴木清順監督「浪漫三部作」の第2弾。
原作は泉鏡花の同名小説。
未読。
大正末年の1926年を背景に、劇作家である主人公(松田優作)の、美しい女性たちの
愛と憎しみの世界に翻弄されながら、現世ともあの世ともつかない妖しい世界を
さまよう姿を活写する。
松田優作 大楠道代 中村嘉津雄 加賀まりこ 原田芳雄 楠田枝里子 大友柳太郎 他
特に 後半の(子供歌舞伎)のシーンは 魅せる。
(フィルム歌舞伎)と呼ばれて有名らしいが、身を乗り出して鑑賞した。
鈴木清順監督「陽炎座(1981年 4K)」
加賀まりこが美しい。
本作品は キネマ旬報第3位であるが、当年の1位は 小栗康平の「泥の河」。
加賀まりこは 「泥の河」にも出演し、ワンシーンの登場で素晴らしい存在感があった。
加賀まりこは 「泥の河」と本作品で、キネマ旬報助演女優賞を受賞している。
拍手!
(映画評価表)
・ストーリー ★★★★
・キャスト ★★★★★
・映像 ★★★★★
・音楽 ★★★★
・美術 ★★★★
・衣装 ★★★★
・好/嫌度 ★★★★★
・その他
・合計 ★★★★★
★ 時間があり、映画が好きな方は観てください。
(目安=450円)
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■解説
・「ツィゴイネルワイゼン」の大成功を受けて製作された、
シネマ・プラセット式(ドーム型移動式映画館)作品の第二弾。
泉鏡花の同名小説を鈴木清順監督が映像化。
劇作家の松崎春弧が、不思議な魅力を持つ女性・品子と出会い、
次第に幻想の世界に引きずり込まれていく……。
前作に続き清順美学に彩られた大正ロマネスク調の奔放なイメージに溢れた映像美が炸裂する。
91年製作の「夢二」と合わせ“大正浪漫三部作”の1本。
February 17, 2024
■The Buzz
2014年に発表されたゲーム「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」の実写化ホラー。
主人公(ジョシュ・ハッチャーソン)の弟も含めて、消えた子供たちはどうなったの?
廃虚化したピザレストラン「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」の機械仕掛けのマスコットたちに
変身させられたのであろうか?
全編109分、ホラー度は低く、釈然としない気分で、シネコンを後にした。
エマ・タミ監督「ファイブ・ナイツ・アット・フレディー」
結局 仕事紹介の男性(?)が 女性警官の父親であり、犯人であったということか?
原因・理由は何?
重要な点を見逃したかしら。
*ファイブ・ナイツ・アット・フレディー=今は廃墟になっているピザレストラン(フレディー)
の5日間
(映画評価表)
・ストーリー ★★
・キャスト ★★★
・映像 ★★
・音楽
・美術
・衣装
・好/嫌度 ★★
・その他
・合計 ★★
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■解説
・2014年に発表されたゲーム「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」を
ジェイソン・ブラム製作で実写化したホラー。
廃虚化したレストランに放置された機械仕掛けのマスコットたちが動き出し、
警備員に襲いかかる。監督は『ウェザリング』などの製作を手掛けてきたエマ・タミ。
『ハンガー・ゲーム』シリーズなどのジョシュ・ハッチャーソン、
『カウントダウン』などのエリザベス・レイルのほか、パイパー・ルビオ、
メアリー・スチュアート・マスターソン、マシュー・リラードらが出演する。
■あらすじ
・未解決のままとなっている弟の失踪事件を引きずったまま仕事を探していた
マイク(ジョシュ・ハッチャーソン)は、廃虚化したピザレストラン
「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」の夜間警備員として働き始める。
深夜の巡回中、彼は店内に放置された機械仕掛けのマスコットたちが動き出すのを
目撃する。
February 16, 2024
■The Buzz
スコットランドの作家アラスター・グレイの小説を映画化。
未読。
何んという凄い映画だろうか。
・奇想天外なストーリー展開
・主人公を演じる(エマ・ストーン)の確とした演技を中心に (ウィレム・デフォー)や
(マーク・ラファロ)他の充実した演技者たち
・時代を彷彿とさせる(美術・衣装)
・それらを踏まえて、絢爛豪華に展開する(映像と音楽)
拍手!
ヨルゴス・ランティモス監督「哀れなるものたち」
第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で金獅子賞を受賞したというのも納得。
もう一度 鑑賞したいのだが、時間があるかどうか。
(映画評価表)
・ストーリー ★★★★★
・キャスト ★★★★★
・映像 ★★★★★
・音楽 ★★★★
・美術 ★★★★
・衣装 ★★★★
・好/嫌度 ★★★★
・その他
・合計 ★★★★★
★ 時間があり、映画が好きな方は観てください。
(目安=450円)
★★★ 観てください。料金価値はあります。
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★★★★★ 是非観てください。最高です。感動します。
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■解説
・『女王陛下のお気に入り』などのヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再び組み、
スコットランドの作家アラスター・グレイによる小説を映画化。
天才外科医の手により不幸な死からよみがえった若い女性が、世界を知るための冒険の旅を
通じて成長していく。
エマふんするヒロインと共に旅する弁護士を『スポットライト 世紀のスクープ』などの
マーク・ラファロ、
外科医を『永遠の門 ゴッホの見た未来』などのウィレム・デフォーが演じる。
第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で金獅子賞を受賞。
■あらすじ
・若い女性ベラ(エマ・ストーン)は自ら命を絶つが、
天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)によって胎児の脳を移植され、
奇跡的に生き返る。
「世界を自分の目で見たい」という思いに突き動かされた彼女は、放蕩(ほうとう)者の
弁護士ダンカン(マーク・ラファロ)に誘われて大陸横断の旅に出る。
大人の体でありながら、新生児の目線で物事を見つめるベラは、貪欲に多くのことを
学んでいく中で平等や自由を知り、時代の偏見から解放され成長していく。
February 15, 2024
■The Buzz
アリス・ウォーカーの小説が原作。自伝でもある。
スティーヴン・スピルバーグが監督を手掛けた作品(1985年)をミュージカルとしてリメイク。
原作は未読。
また、スティーヴン・スピルバーグ監督の同名作品(1985年)も未鑑賞。
冒頭から 黒人の父親が自分の娘に対する虐待(差別)の数々に目は見開いて、唖然とする。
父親と夫に支配され、最愛の妹と生き別れた主人公(ファンテイジア・バリーノ)が自由で
型破りな女性たちと出会い、輝ける場所を見つけようとする姿が 素晴らしい。
そして、全編141分、適宜挿入される音楽(メロディー、歌唱力、群舞、)が見事。
ダイナミックで、スピーディーで、館内音響はガンガンで、まさに圧倒される感じ。
ラスト近く、白人が黒人に対する差別には これが現実か?とも思い、
ラスト、成長した子供達と再会する主人公(ファンテイジア・バリーノ)の姿に 涙した。
ブリッツ・バザウール監督「カラーパープル」
再度 鑑賞して、音楽(メロディー、歌唱力、群舞、)に酔いたいと思うのだが。
*カラーパープル=紫の色
=作者は 小説を書くために田舎に移り住み、自然の中に紫色が多いことに
気づきます。彼女は タイトルを「カラーパープル」と名付けたそうです。
普段 日常で過ごしていては何も見えてこないが、外の世界を見ることで
気づくパープルという意味(らしい)。
(映画評価表)
・ストーリー ★★★★★
・キャスト ★★★★★
・映像 ★★★★★
・音楽 ★★★★★
・美術
・衣装
・好/嫌度 ★★★★★
・その他
・合計 ★★★★★
★ 時間があり、映画が好きな方は観てください。
(目安=450円)
★★★ 観てください。料金価値はあります。
(目安=1800円)
★★★★★ 是非観てください。最高です。感動します。
(目安=5000円)お読みいただいて、ありがとうございます。
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■解説
・アリス・ウォーカーの小説を原作に、スティーヴン・スピルバーグが監督を
手掛けた作品のミュージカル版リメイク。
過酷な状況に置かれながらも、前向きに生きる女性の姿を描く。
『ブラック・イズ・キング』などのブリッツ・バザウールが監督を務め、
オリジナル版監督のスピルバーグのほか、同作に出演したオプラ・ウィンフリーらが製作を担当。
ブロードウェイミュージカル版で演じたセリーをファンテイジア・バリーノが再び担当するほか、
『ドリーム』などのタラジ・P・ヘンソン、ダニエル・ブルックスらが出演する。
■あらすじ
・10代のセリー(ファンテイジア・バリーノ)は、父親の決めた相手と強制的に結婚させられる。
夫のせいで最愛の妹と引き離され、不遇な日々を送る中でも彼女はユーモアを忘れずにいた。
そんな折、セリーは人気歌手の世話をすることになる。二人は次第に絆を深めていき、
やがてある出来事をきっかけにセリーの未来は大きく動き出す。
February 13, 2024
■The Buzz
「超高速!参勤交代」シリーズの原作などで知られる土橋章宏の時代小説の映画化。
小説は未読。
悪役として描かれる吉良上野介(ムロツヨシ)に弟がいた、という仮説をたて、兄の身代わりに
仕立てられた弟(ムロツヨシ 兄と二役)の奮闘を描く。
全編119分、赤穂浪士の討ち入りとして あまりに有名なストーリーを、
・江戸城内での刃傷沙汰
・お家お取りつぶし
・赤穂浪士の討ち入り 他
を分かりやすく描く。
主役で 二役を演じる(ムロツヨシ)が よく頑張っている。
それにも増して、大石内蔵助を演じる(永山瑛太)のさわやか感が 印象に残る。
河合勇人監督「身代わり忠臣蔵」
久々の忠臣蔵。
子供の頃はよく鑑賞したものだが。
いつか 東映オールスターの「忠臣蔵」を観たいもの。
(映画評価表)
・ストーリー ★★★
・キャスト ★★★
・映像 ★★★
・音楽
・美術
・衣装
・好/嫌度 ★★★
・その他
・合計 ★★★
★ 時間があり、映画が好きな方は観てください。
(目安=450円)
★★★ 観てください。料金価値はあります。
(目安=1800円)
★★★★★ 是非観てください。最高です。感動します。
(目安=5000円)お読みいただいて、ありがとうございます。
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■解説
・『超高速!参勤交代』シリーズの原作などで知られる土橋章宏の時代小説を映画化。
赤穂浪士たちが亡き主君の無念を晴らそうと討ち入りを決行する忠臣蔵の物語をベースに、
江戸城内での刃傷沙汰によるお家取りつぶしの危機を回避するため、吉良上野介の
身代わりに仕立てられた弟の奮闘を描く。
『かぐや様は告らせたい』シリーズなどの河合勇人が監督、原作者・土橋が脚本を担当。
主人公・吉良孝証と兄・上野介の二役を『神は見返りを求める』などのムロツヨシ、
大石内蔵助を『怪物』などの永山瑛太が演じる。
■あらすじ
・江戸時代中ごろの江戸城内。嫌われ者の旗本・吉良上野介(ムロツヨシ)が、彼に恨みを
募らせた赤穂藩藩主・浅野内匠頭に斬りつけられ、瀕死(ひんし)の状態となる。
逃げて死んだとなれば武士の恥、そればかりかお家取りつぶしの危機となってしまうため、
吉良家家臣は彼にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりに仕立て、幕府をだまそうと画策。
一方、切腹した浅野の家臣・大石内蔵助(永山瑛太)が、主君の敵を討つ機会を狙っているかの
ような動きを見せる。
February 11, 2024
■The Buzz
監督:クリストフ・オノレ自身の自伝の映画化。
監督自身も 父親役で出演している。
17歳少年(ポール・キルシェ)の思春期の恋愛や父の死による喪失と再生を描く。
主人公を演じる(ポール・キルシェ)は本作品で、
2022年・第70回サン・セバスチャン国際映画祭で主演男優賞
を受賞したとのこと。全編 まばゆいくらいに輝いている。
父親の事故死(?)〜パリでのさまよい〜自死の試み、17歳の彷徨を 懐かしく楽しんだ。
また、母親を演じる(ジュリエット・ビノシュ)が相変わらず魅力たっぷり。
彼女を観るとうれしくなりますね。
クリストフ・オノレ監督「ウインターボーイ」
1970年〜1980年代、フランスでも ゲイに対する環境は 厳しいものがあったのだろう。
フランスはLGBTに関し、先進国だと思っていたので、本作品を観て、少しびっくりした。
*ウインターボーイ=冬(?)の少年
(映画評価表)
・ストーリー ★★★
・キャスト ★★★★
・映像 ★★★
・音楽 ★★★
・美術
・衣装
・好/嫌度 ★★★★
・その他
・合計 ★★★★
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★★★★★ 是非観てください。最高です。感動します。
(目安=5000円)お読みいただいて、ありがとうございます。
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■解説
・「愛のあしあと」「今宵、212号室で」などで知られるフランスのクリストフ・オノレ監督が
自身の少年時代を題材に、思春期の恋愛や父の死による喪失と再生を描いた半自伝的映画。
俳優イレーヌ・ジャコブを母に持つ新星ポール・キルシェが主人公リュカを演じ、
2022年・第70回サン・セバスチャン国際映画祭で主演男優賞を受賞。
「イングリッシュ・ペイシェント」のジュリエット・ビノシュがリュカの母、
「アマンダと僕」のバンサン・ラコストが兄を演じた。
「フラワーズ・オブ・シャンハイ」「プラスティック・シティ」の半野喜弘が音楽を担当。
■あらすじ
・冬のある夜。寄宿舎で暮らす17歳の少年リュカは父が事故死したとの連絡を受け、
アルプス山麓の実家に帰る。愛する父の死に直面し、大きな悲しみと喪失感にさいなまれる
リュカ。葬儀の後、兄に連れられて初めてパリを訪れたリュカは、兄の同居人である
年上のアーティスト、リリオと出会う。
優しいリリオに心惹かれるリュカだったが、リリオにはある秘密があった。
February 08, 2024
2023年キネマ旬報ベスト10が発表になった。
以下の通りで、対象作品はほぼ鑑賞できている。ほっとした。
なお、タイトル横の★印は 私の鑑賞時の評価(当ブログ評価)です。参考まで。
(日本映画ベスト・テン)
第1位「 せかいのおきく」 未見
阪本順治監督でモノクロ版で、是非鑑賞したいと思っていたが、
あっという間に上映が終了しました。残念!
第2位「PERFECT DAYS」 ★★★★★
第3位 「ほかげ」 ★★★
第4位 「福田村事件」 ★★★★★
第5位 「月」 ★★★★
第6位 「花腐し」 未見
第7位 「怪物」 ★★★★
第8位 「ゴジラ−1.0」 ★★★★★
カラー版2回、モノクロ版2回鑑賞しましたが、
モノクロ版がお薦め。
第9位 「君たちはどう生きるか」 ★★★★★
2回鑑賞、巨匠の魅力を堪能しました。
第10位 「春画先生」 未見
(外国映画ベスト・テン)
第1位 「 TAR/ター」 ★★★★★
第2位 「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」 ★★★★★
2回鑑賞し、巨匠の魅力を堪能しました
第3位 「枯れ葉」 ★★★★★
第4位 「EO イーオー」 ★★★★
第5位 「フェイブルマンズ」 ★★★★★
第6位 「イニシェリン島の精霊」 ★★★★
第7位 「別れる決心」 ★★★★
第8位 「エンパイア・オブ・ライト」 ★★★★★
第9位 「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」 ★★★
第10位 「ウーマン・トーキング 私たちの選択」 ★★★★
(文化映画ベスト3)
第1位 「 キャメラを持った男たち−関東大震災を撮る−」 未見
第2位 「「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち」 ★★★★★
第3位 「ハマのドン」 未見
お読みいただいて、ありがとうございます。
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February 07, 2024
■The Buzz
北欧フィンランドの首都・ヘルシンキで暮らす孤独な男女が カラオケバーで出会い、
女性=(アルマ・ポウスティ )
男性=(ユッシ・ヴァタネン)
別れ、そして再会を果たし、明日に向かって歩む姿を 端正な映像と、音楽は時々冒険的
と思えるようなメロディーを奏でながら、静かに描く。
ラスト、二人が歩む姿に かぶさるは あの名曲「枯葉」。
ほっとした。
全編81分、セリフは少な目であるが、十分理解でき、無駄がなく、(質)の高さを感じさせる。
アキ・カウリスマキ監督「枯葉」
女性(アルマ・ポウスティ)は 男性(ユッシ・ヴァタネ)に言う。
「父はアル中で死んで、兄もそうだった。母は死ぬまで嘆いていた。
アル中は嫌!」
寒い国故、アル中が多いのかな?!
何故か、上記のセリフが耳に残る。
(映画評価表)
・ストーリー ★★★★★
・キャスト ★★★★
・映像 ★★★★★
・音楽 ★★★★★
・美術 ★★★★
・衣装
・好/嫌度 ★★★★★
・その他
・合計 ★★★★★
★ 時間があり、映画が好きな方は観てください。
(目安=450円)
★★★ 観てください。料金価値はあります。
(目安=1800円)
★★★★★ 是非観てください。最高です。感動します。
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■解説
・『ル・アーヴルの靴みがき』などのアキ・カウリスマキ監督によるラブストーリー。
フィンランドのヘルシンキを舞台に、孤独な男女がかけがえのない愛を見つけようと
する姿を描く。『TOVE/トーベ』などのアルマ・ポウスティ、
『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』などのユッシ・ヴァタネン、
カウリスマキ監督作『希望のかなた』などのヤンネ・フーティアイネンと
ヌップ・コイヴらが出演。
社会の片隅で懸命に生きる労働者たちを巡るストーリーは、
第76回カンヌ国際映画祭で審査員賞を獲得した。
■あらすじ
・北欧フィンランドの首都・ヘルシンキ。
アンサは理不尽な理由で職を失い、酒浸りのホラッパは建設現場で働いていた。
ある晩、カラオケバーで出会った二人は、互いの名前も知らないまま恋に落ちる。
しかし不運な偶然と厳しい現実によって、そんなささやかな幸福さえ彼らの前から
遠のいてしまう。
February 06, 2024
■The Buzz
劇団「チーズtheater」を主宰する戸田彬弘が、旗揚げ公演でもある舞台「川辺市子のために」を
自ら映画化。
未見。
一人のとても不幸な主人公(杉咲花)が やがてはモンスター(殺人鬼)に変貌し、周りを
翻弄する姿を描く。
ネット評価も高く、かなり期待して鑑賞したが、以下の点で、少し不満があり、残念。
・時間軸の取り方が 最初は理解できるが、その内 煩わしくなる。
・(すべては生き抜くために)という主人公(杉咲花)が どうしても殺さなければ
ならなかったという必然性のようなものが、観客に理解できるレベルで、十分に
描けていない。
主人公を演じる(杉咲花)ファンには 魅力的な作品なのかもしれないが。
戸田彬弘監督「市子」
一般的には もっと早く警察が 動いてくる、と思うのだが。
(映画評価表)
・ストーリー ★★
・キャスト ★★★
・映像 ★★★
・音楽 ★★★
・美術
・衣装
・好/嫌度 ★★
・その他
・合計 ★★★
★ 時間があり、映画が好きな方は観てください。
(目安=450円)
★★★ 観てください。料金価値はあります。
(目安=1800円)
★★★★★ 是非観てください。最高です。感動します。
(目安=5000円)お読みいただいて、ありがとうございます。
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■解説
・劇団「チーズtheater」を主宰する戸田彬弘が、旗揚げ公演でもある舞台「川辺市子のために」を
自ら映画化。プロポーズされた翌日に突如失踪した女性の壮絶な半生を描く。
過酷な境遇に翻弄(ほんろう)されて生きてきた主人公を『湯を沸かすほどの熱い愛』などの
杉咲花、彼女の行方を追う恋人を『街の上で』などの若葉竜也が演じるほか、
森永悠希、倉悠貴、渡辺大知、宇野祥平らが共演。『書くが、まま』などの上村奈帆が
戸田と共同で脚本を務め、戸田監督作『名前』などの茂野雅道が音楽を担当する。
■あらすじ
・3年間共に暮らしてきた恋人・長谷川義則(若葉竜也)からプロポーズされた翌日、
突如姿を消した川辺市子(杉咲花)。ぼうぜんとする義則の前に彼女を捜しているという
刑事・後藤(宇野祥平)が現れ、信じ難い話を明かす。
市子の行方を追って、義則は彼女と関わりのあった人々に話を聞くうち、彼女が
名前や年齢を偽っていたことが明らかになっていく。
さらに捜索を続ける義則は、市子が生きてきた壮絶な過去、そして衝撃的な事実を知る。
February 04, 2024
マックスさんから 12月から1月の映画時評が届いた。
下記に紹介しよう。
こんにちは。昨年12月と1月の鑑賞レポートです。 題名は一部省略しています。
【12月】
・ナポレオン ★4
・ウォンカとチョコレート工場 ★4
・怪物の木こり ★4
・隣人X -疑惑の彼女- ★4
・市子 ★5
杉咲花さんの代表作と思う。ネタバレになるので詳しくは言えないが、日本はこんな問題を
抱えているのだと知ることができた。
・駒田蒸留所へようこそ ★5
・ガールズ&パンツァー第4話 ★5
・バッド・デイ・ドライブ ★4
・エクソシスト 信じる者 ★3
・窓ぎわのトットちゃん ★5
・ウィッシュ ★2
・劇場版 SPY×FAMILY ★4
・屋根裏のラジャー ★3
・サンクスギビング ★5
随所にイーライロス監督の真面目さを感じた。人が服を着たままオーブンで焼かれるあたり、
欧米の「グロは良いがエロはダメ」レーティングに違和感。
【1月】
・PERFECT DAYS ★5
・仮面ライダー THE WINTER MOVIE ★5
・コンクリート・ユートピア ★5
イ・ビョンホンらの群像劇が見事。非常災害時の集団心理は考えさせられる。
・笑いのカイブツ ★5
岡山天音さんの怪演熱演に尽きる。コミュ障の主人公にイライラせず観たい。
・TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー ★4
気持ちはわかるが我儘な主人公への因果応報ホラー展開にニンマリ。
・アイマスシャイニーカラーズ 第3章 ★4
・エクスペンダブルズ ニューブラッド ★4
・ある閉ざされた雪の山荘で ★4
・アクアマン/失われた王国 ★5
前作を再鑑賞して臨んだが、完全な続編なので良かった。ジェームズ・ワン監督
は本当に作劇撮影が上手く、キャラの魅力が倍増しDCの中でも上位の傑作。
・カラオケ行こ! ★5
冒頭の事案にさえ目をつぶれば、距離感のあるバディ物&少年の成長物語として最高。
主人公と学校の人物配置と演技が絶妙で、特に後輩君の拗らせや映画部の「一度きり鑑賞」は、
彼らの2度目は無い青春と重なりじわっと来ました。
・ゴールデンカムイ ★5
IMAXで鑑賞したが音響も凝っていて臨場感を堪能しました。続きはWOWOWで放送する
らしいので楽しみ。原作31巻のまだ3巻目だから先は長い(笑)
・サン・セバスチャンへ、ようこそ ★4
ウッディアレン監督らしさはあまり感じられないが、同年代の主人公の拗らせ具合には
共感したりしなかったり。
・みなに幸あれ ★3
・あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 ★2
年度ワースト候補。行動原理が理解出来ない人物ばかりで残念な脚本。
・機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ★5
・哀れなるものたち ★5
傑作。エマ・ストーンの成長演技は凄いし美術も素晴らしい。色んな要素を含んでいて
考察が捗る作品。町山さんが「これを理解出来ない者こそ哀れなるもの」みたいな事を
言っていてプレッシャーです。パンフレットは情報が多くオススメ。
今はヨルゴス・ランティモス監督の過去作品を遡って観ています。
・サイレントラブ ★3
ドラマごくせんの様な展開よりも、2人の心の機微を描いて欲しかった。
【2〜3回目鑑賞】
・アイマスシャイニーカラーズ 第3章
・君たちはどう生きるか
・鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
・モノクロ版ゴジラ−1.0/C
1月28日のTOHOシネマズ浜松で行われたティーチンに参加してきました。
監督らの興味深いお話が多く、もう1回観たくなりました。カラー2回モノクロ2回を
観ていますが、どちらにしようか思案中です。
以上です、ありがとうございました。
相変わらす、凄い鑑賞記録(ジャンルを問わない)ですね。
私の映画鑑賞の参考にさせていただきます。
お読みいただいて、ありがとうございます。
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