オホーツク地方の春の風物詩、小清水原生花園(北海道小清水町、220ヘクタール)の「火入れ」が20日早朝、行われた。昨年は降雨で中止となっており、2年分の枯れ草を除去した。

 6月以降、ハマナスやエゾキスゲなど約40種の花が咲き乱れる原生花園だが、枯れた牧草類が生育を衰退させており、93年から「火入れ」を始めた。

 今回はJR原生花園駅から東へ約1.5キロ区間の21ヘクタールが対象。同町や網走南部森林管理署の職員ら約120人が参加。バーナーで着火し、煙がオホーツク海側に舞い上がり、安全に焼けるのを確認した。作業を見守った武田準一郎・道オホーツク総合振興局長は「景観を回復したい」と観光シーズンを前に期待を込めていた。【渡部宏人】

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