February 07, 2009

ほんやたいしょう

http://www.hontai.jp/

こうしてノミネート10作品が決定して
じゃぁあとひと月でこれ全部読んでねなんて
しかも上下巻あるものもあるしさ。

でもせっかくだから努力だけはしようと思って
読みはじめたのが新世界よりなんだけど
これがいやはや
読みはじめたらなかなか止まれなくて
なおかつ普通に生活してても
ふっと場面が出てくるというか
自分の記憶のように思い出すという
なんともややこしい感じ。

関係ないけど
三省堂「やさしい現代詩」がいいんだよこれが。
小池昌代のあまりに素晴らしい朗読が。
あ、あ、会いませんか。
って。
朗読のうますぎる詩人だ。
音に出して聴く詩は新鮮で
でもその詩を書いた人が読むんだから
きっと正しいニュアンス。


t_chiori at 23:47|PermalinkComments(3)TrackBack(0)日記 

January 30, 2009

ことば

急に必要になる時がある。

ことばを、言葉を。

誰か、ことばを、言葉を。





今日出たPHP「生まれてすみません」という
太宰治名言集の中にこんな一文があって、
誰か私の瞳の中に同じように
何かしら私に都合のいいものを見出してくれないかと
そんなことを思ったわけです。

「僕は君の瞳のなかに
   フレキシビリティの極致を見たような気がする。」

t_chiori at 00:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)日記 

January 28, 2009

ROCKER

もうふた月も前に版元さんにいただいていた、
小野寺史宜の「ロッカー」を今さらながら読んでみた。

今まで読まなかったことを真剣に後悔した。

青春小説が好きなら絶対に気に入ると思う。
語り手の女子高生ミミを通して見る世界はどこかよそよそしく
と同時に瑞々しく、祝福されている。

登場人物は多いが、
メインは語り手のミミと、イトコの永生。
プロのロッカーである父を持つ永生は
父親の血をしっかり継いで同じくロッカーであるも、
父の仕事を継ぐというロックとはかけ離れたことが出来ず
不良みたいな高校教師をしている。
永生とミミ、永生と父、
様々な人間関係が生じる様を本当にうまく書いていると思った。

陳腐な青春モノになりそうな側面もあるけれど
冷静で客観的な視点を持ったミミが中心で物語を握っているので
ぶっ飛びすぎず、でもがっつり感動させつつ物語は進む。

唯一の欠点は、永生が格好良すぎるところだ。
恋しちまったぜ。

rocker

t_chiori at 00:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)Book review 

January 23, 2009

加山又造

加山又造展。
http://www.kayamaten.jp/

kayama


日本画にあまり馴染みがないので
どうやったらこれが描けるのかまったく見当もつかん!と思いながらも
その大きさと輝きと動きにすっかり魅了されてきました。

まるで光を放っているようにきらきらしていて
桜の花の揺れる様子や
何羽もの鶴が一斉に飛び立つ音、
岩にくだける波しぶき。
まるで映像で観ているような感覚。

きれい、すごい、を何度も繰り返し、
また来よう!で締めくくった、国立新美術館での休日。
いやはや、これはすごい。
久しぶりに興奮する美術展。

t_chiori at 21:06|PermalinkComments(5)TrackBack(0)日記 

January 21, 2009

重力ピエロ&オバマ

どこ行ってもこの話題で持ち切り?


「重力ピエロ」の完成披露試写会に行ってきました。
映画はどうせ公開になれば観るのが分かっているので
むしろお目当ては舞台挨拶!加瀬亮!!素敵!!!

伊坂さんを知ったのがこの重力ピエロがきっかけで
(大学の図書館であの表紙につられて手にとった。
 大学に図書館があって良かったと思った一番の要因がこの出会い。)
とてもとても好きな作品だからとてもとてもとても楽しみだった。
加瀬亮主演だし、間違いないだろうと。

泉水も春もお父さんも、もうすごーくすごーく素敵だった。
伊坂さん特有の深刻さと軽さの混ざり合い方が活きていたし、
伊坂さんの格好良すぎる台詞もきちんとなじんでいた。
小説で読んでいた時よりもリアルだった、というか、
春役の岡田将生が思ったよりも重量感があって
キャラクターとしてではなく、
人間としての春に出会えた感じがした。

監督・脚本家がかなり原作を意識していたらしく
舞台挨拶でも何度もそう話していたので
これは本も合わせて売れると、じゃなくて
原作も合わせて楽しめるんじゃないかと思われます。



オバマさんの演説は好感度大。
部分的にしか聴いてないけど
飾り立てることばを減らして現実を見てる感じがね、
今後が期待できそうですよね。

でもね、
ご存知の方も多いかと思いますけど私は
do not let the nation ask you for your sacrifice,
but instead, let us ask the nation for the fulfillment of our demands.
の人ですから。
the new era of responsibilityにはちょっと・・・

とはいえ、期待はしてます。
アメリカの有色人種のあの迫害の歴史と現実から
今、新しい時代が始まったことに涙しました。
久しぶりにラングストンヒューズでも読み返そうかしら。

t_chiori at 19:44|PermalinkComments(4)TrackBack(0)日記