2016年11月23日

全てが数値化されているわけではない

かつて、実在するけれども、数値化できなかったことが多かったと思う。今、それがいろんな技術を使って数値化される。情報が単に数字に置き換えられて流通する。その数値だけで判断される。

でも、考えてみると、まだまだ数値化されていない、見えないものも多くある。数値化されていないものにも大事なことは多くあるのではないか。そして大事なことが見落とされていないだろうか。

数字はわかりやすい。誰もの共通言語となりうる。だからこそ、その扱いには慎重になるべきだし、その数字の背景や、数値化されていない大事なことに目を向けるべきである。

見えないものを数値化することは悪いことではない。暗黙知を形式知にし、共有していく上でも大事なことであろう。ただ、今、現在、数値化として見えているものがまだまだ一部である。大事なことは隠されていると思うくらいが良いのではないか。

数字は行動の一部が置き換えられたものであって、行動の全てではない。人は他者とのインタラクションを通じて行動し、学習していくのだから、その中味、意味を理解できなければ、本当に理解したとは言えないのではないか。

そんなことをここ数日、考えている。






  

2016年11月21日

記憶は現在進行形




ジェラルド・ザルトマンの名著「心脳マーケティング」(2005年に翻訳され第一版)は、今でも読み返す。今日は久しぶりに本を開いた。第8章の「壊れやすい記憶」から下記引用。

"カリフォルニア大学ロサンゼルス校社会学部教授及びカリフォルニア精神分析研究所員であるジェフリー・ブラガーは、「消費者がつくり出す記憶というものは、その人の感情や身体的刺激を代弁するためにつくられる物語の断片である」と述べている。”

”そうした記憶は、一見したところ、すでに存在する「写真」を引っ張り出してきているように見えるかもしれないが、実際には、現在の経験を説明するために新たに撮影した「写真」と言った方が正しい。"

引用終わり。

このフレーズに触れるたびに、いつも大きく頷くのだけれど、私もインタビューや人の話を訊いていると、「記憶は、現在進行形」であるといつも感じる。こちらの質問が「キュー」になり、蘇ってくる部分と今の心境とその空間に影響され、また時には、「こうだったらもっと良かったはずだ」という願望も重なり、過去の記憶として語られる。自分の好きなように解釈し、物語として語られる。

そういう意味では、単に記憶は昔の出来事だから、曖昧なのではなく、現在の環境や気持ちも足されその人の解釈が乗ってくるから、掴むのが難しい。歴史は、その記憶が集まりまた編纂されるものであるから、なお一層、複雑になる。

年内、この「記憶」というものをもっと掘り下げてみたいと思う。




  

2016年11月15日

靴擦れ防止にニベア

これは前から書こうと思っていて。
僕は、靴擦れします。
ひどいと血だらけになります。

足にあってないのですが、
足に合う靴なんて一つもないんです。
だから慣れるまではあきらめていたのです。

今回も恐る恐る、新しい靴を購入したのですが、
ネットで調べると、履く前にニベアを塗ると良いとか。

これ、試しました。
すごい塗りました。

結果、、、、最初から靴擦れしませんでした。

結構、小さめな靴なので、恐れていましたが、
これが見事に、何もおこらず。

素晴らしいな。ニベア。
ちなみに、前に使ったのは確か5−6歳のとき。
つまり40年ぶりに使った。

それもすごい。ニベア!

※個人差があるので、使っても靴擦れしたぞと言われても
 責任はとれません。ご了承ください。  

2016年11月10日

歴史的な1日。

米国大統領選。

共和党のトランプ氏が大統領。
数日前から、何度も、トランプの可能性はあるのかと、
頭をよぎったが、その度にいや、ないと、思ってた。

まさかである。

相場は、それに反応した。
その後、下値を探り当てると急伸。
気がつけば高値更新で終了。

冷静になれば、そういうことだ。
絶望より希望を。

そして、オバマ大統領に感謝を。



  

2016年11月05日

知らない街

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ある日、突然、出向かないといけない
場所に呼ばれる。

ここもそうだった。
朝、目覚めて、向かった。
遠い所で、生きている間に
訪れることはあるのだろうか。

不思議な所はだった。
出向くことができて良かった。  

2016年11月04日

2年前のHERMESの展覧会

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整理していたら、2年前のHERMESの展覧会の写真が出てきた。
東京国立博物館・表慶館で開催されたこの展覧会は圧巻だった。

レザーの現物が大量に展示されていたり、
職人が実際に仕事する姿をみれたり、
素晴らしかった。

この箱に埋もれたモニターも、上手。

もともと好きなブランドではあるけれど、
この展覧会でなお一層、好きになった。





  

2016年11月03日

空虚

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世の中、建設ラッシュである。

マンションは一時期より、落ち着いたであろうが、まだまだ建物は増えていくのであろう。

東京の建築物は、大きい。
人が多いからか、限られた土地しかないからか。

そんな風景を目の当たりにできるのも
ここにいるからであり、ロランバルトが言う空虚という意味合いも、また感じることができる。

  

2016年11月02日

二子玉川 ヤマキさん

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全く私の仕事ではないですが、
ヤマキさん、最近、二子玉川でイベントを実施していますね。
先週も見たような・・・

スタッフの方?に「写真は撮らせてもらっていいですか?」と
言ったところ、「ここに立ってください。写真、撮りますよ」と
明るく言ってもらいましたが、時間がなく、断念しました。

やっぱり、リアルのイベントというのは
とてもいいですよね。反応も即座に見ることができるし、
楽しければSNSにもアップされるわけで。

外でイベントを実施するのは寒い厳しい季節ですが、
こたつを置いて、鍋パーティをイベント化するのは
いかがでしょうか・・・

と、10秒で思いついたとはいえ、
その思いつきが安易すぎて、
自分で笑ってしまいました。




  

2016年11月01日

歩きながら考える

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天気が良いので、地下鉄を使わず、
神保町から大手町まで歩いた。

ゆっくり移りゆく風景を眺めていると
様々なアイデアが浮かんでくる。

地下鉄に乗っていれば、
見ることのできない風景。

ロランバルトが空虚と言った皇居も、
都心の大掛かりな工事風景も、
同居している面白さがここにはある。

  

2016年10月31日

「群れない、慣れない、頼らない」 堀文子

孤独で嫌だなと思ったとき、思い出す言葉があります。

「群れない、慣れない、頼らない」

これは日本画家の堀文子さんが、5年ほど前のテレビで
おっしゃっていた言葉です。

Wikipediaをみたら、御年98歳。

女性の年齢を書くなんて、失礼だと叱られるかもしれませんが、
これは単なる言葉というより、堀文子さんの生き方そのものだと、
テレビを観て感じていました。

43歳でご主人と死別。その後、世界放浪の旅へ。

「自分から離れないと自分が見えない」

「過去より現在の好奇心」

「自分の生活状態に慣れてくると酸欠し、未知の世界へ行きたくなる」

「この世の不思議をできるだけみたい」

「年をとるたびに、知らないことが増えていく」
(昔は知ったかぶりしていた)

「本能的に元栓を探している」

「芸術雑誌は読まない」「科学雑誌を読む」

当時の僕のノートには、堀さんの言葉が、
走り書きで一気に書かれています。

どれも琴線に触れる言葉ばかりで、
自分を叱咤激励してくれます。

そして泣きたくなって、
平常心に戻るのです。

堀さんのようには、なれないけれど、
辛くなったら、また堀さんの言葉に
戻ってきたいと思います。

10月ありがとうございました。



  

2016年10月30日

ヴィンテージ エボナイト万年筆 昨日のつづき

昨日、書いた答えですが、
エボナイトの万年筆は、水は御法度のようですね。
メールで教えてもらいました。

売主の方が、一度、見てあげるから
次に来るときに持参するよう話をいただき、
ありがたい限りです。

でも、ほんと、この万年筆は書きやすくて
死ぬまで使っていたいと思えるほどです。

1921年のParker Duofold Senior のエボナイト。
この数年後には、セルロイドに変わってしまうので、
これは大事に使いたいのです。

Hard rubberとPermaniteでは、朱の色が違って、
僕はHard rubberの色が好きです。
人の好みはそれぞれだと思いますが。

所有の喜びですね。完全な自己満足。
それでいいと思います。
  

2016年10月29日

ヴィンテージ万年筆 エボナイトの扱いの難しさ

9月に1921年のヴィンテージ万年筆を購入しました。
材質はエボナイト。

紫外線や蛍光灯で変色すると言われていますが、
あまりにも美しく、一目惚れしました。

書きやすく調整をしてもらい、
大変、気に入っているのですが、
今日、インクの入れ替えで、インクがついた手で
触ってしまいエボナイトを少し汚してしまいました。

すぐにティッシュで拭いてもとれず・・・
エボナイトは、扱いが難しいですね。

エボナイトは硫黄が少し含まれていますし、
どのようにメンテナンスをしていけば、
綺麗に長く使えるのか。

時間があるときに調べていきたいと思います。

  

2016年10月28日

久しぶりの名古屋

今日は久しぶり、半年ぶりの名古屋でした。
名古屋には26歳〜41歳までいて、
つまり故郷の次に長い住処でした。

名古屋のクライアントは、ほとんどを
こちらへ引っ越しする際に、お別れしたり、
ご縁がなくなったりしましたが、
今日、お伺いした所は15年、毎年、仕事をしている先で。

先方のご担当者やメンバーはもう何回も変わったのですが、
ずっとご一緒させてもらえていること
身が引き締まる思いです。

それと同時に、おそらく、この仕事を納得して、
双方に終えることができたとき、僕にとっての
名古屋の生活を終えることができるのかもしれません。

ずっと選んでもらっているのだから、
貢献したいのです。

名古屋で得たこと、こちらで得たこと、
全部、出し切りますから。

負けませんよ。







  

2016年10月27日

「75歳以上、14歳以下の子どもを上回る」より驚いたこと

(日経)総務省が2015年の国勢調査の確定値を公表。

人口は前回の2010年と比較して約96万人減。
1920年の調査以来、初めて減少して1億2709万4745人。
75歳以上、1612万人(8人に一人)>14歳以下 1588万人。
こちらも初めて。

このあたりまでは、そうだろうなあと驚きはあまりなく。
驚いたのは次の数字。

1985年の75歳以上は471万人。

えっ?である。
この30年で、1100万人増えた。
3.4倍。

1985年。私は15歳だった。
その時より、3.4倍多い。
自分の周りに3倍以上、高齢者が増えたという
感覚がない。自分も年齢を重ねたから?
それにしても不思議な感覚だ。

でも、悪いことばっかりではないと思う。
元気な高齢者も増えているだろう。
よく考えれば、両親も75歳を超えたが元気だ。
贅沢は決してしない両親だが、
たまに夫婦二人で旅行に行くのだから、
それはとてもいいことだ。

もっと、楽しんでいいと思う。
彼らはずっと働いてきた。
ただ、その分、旅行以外の楽しみ方を知らない。

東京や都心に住んでいるならいざしらず、
故郷は地方の中の地方。兼業農家の両親は
ほんと、働いてきた。人生、今からだ。

75歳からの10年の生きがいは何か。
旅行以外の何かを両親に提案できるよう
考えてみたい。



  

2016年10月26日

思い出したCM 「全温度チアー」

まだ私が幼い頃、と言っても随分前のことですが、
母とテレビを観ていた時に、よく流れているCMがありました。

P&G 全温度チアーのCMです。

全温度チアー

Youtubeに上がってました。
ちょっとこれとは、違う気がしましたが・・・



※Youtube映像、パンパースの後が全温度チアーのCMです。

「アメリカ生まれの全温度チアー」

この表現が何か当時でも違和感がありましたが、
全温度チアーのCMはとても見た記憶があります。

これは後で知ったことですが、
P&G 日本初参入の商品なんですよね。

先のP&Gの説明には主婦に売れたと書いてありますが、
記憶としては、そんなに根付かなかった気がします。
母も一度買って、すぐに違う洗剤にしていた記憶ですね。

でも、40年近くなって今も、覚えているというのは、
ある意味、このCM、インパクトがあったんでしょうね。






  

2016年10月25日

消費者行動モデル 7つのO

1996年コトラー「マーケティングマネジメント」第7版
不勉強な私が持っているコトラーの本はこれ1冊。
それでも、何度も何度もここに立ち返る。

今日もとても基本的だけれど大事なこと。
以下抜粋

「7つのO」

1.誰が市場を構成しているか(Occupants)

2.何を買うか(Objects)

3.なぜ買うのか(Objectives)

4.誰が購買に関わっているのか(Organizations)

5.どのように買うのか(Operations)

6.いつ買うのか(Occasions)

7.どこで買うのか(Outlets)

以上 抜粋終わり

本著に示されている購買行動モデル

外部刺激→買い手のブラックボックス→買い手の購買意思決定

つまり、マーケティング担当者は
消費者の背後にある購買行動に影響を与える要因と
購買意思決定過程を理解することが必要。

これらを明かしていくことも
アカウントプランナーの当然の役割だと認識している。
  

2016年10月24日

とある事務所の屋上からの風景

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東京、都会のど真ん中。

とある事務所の屋上からの風景は、素晴らしく。
360度、見渡せば、全て、知っている所だった。

いや、そこは確かに東京であったが、
不思議な光景が広がっていた。

50年前に建築されたこの建物は、
日本初の億ションだったとか。

そこには半世紀の歴史があり、
その歴史がなければ、
覗けぬ風景だったのかもしれない。



  

2016年10月23日

切り取り風景 二子玉川駅

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田園都市線の二子玉川駅から見える風景は、それ自体がフレームに入った写真のようで、好きな風景のひとつです。

夏には、みなここでバーベキューをやり、時には花火と様々な風景を魅せてくれますが、やはりこの季節が一番ですね。

私が住む川崎市高津区と世田谷区は多摩川ひとつで遮られていますが、昔はこの川を小舟で渡ったのかと思えばまた感慨深い思いです。