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ここで書いた内容は当時のもので、技術・理論も日々進化している現在

使用する処理剤やら施術法はかなり進化していますので、あまり参考に

ならないと思いますのでご了承くださいませ! 2010.11.17)



久々に美容技術ネタです。

クリープパーマに詳しい美容師さんはスルーしてくださいませw

一般の方にも「クリープパーマ」っていうネーミング、耳にした方も

そろそろ増えてきたのではないでしょうか?

最近美容業界でも盛んにPRされている「技術」ですが、

ここでいう「クリープ」っていうのは、もちろんコーヒーのお供では

ありませんw

意味合いは「ちょっと・少しづつ・進む&ずれる」のこと

オートマチック車のギアをドライブに入れてブレーキを離すと

ちょっと前進しますね?それを「クリープ現象」といいます。

パーマの場合は「ずれる・たわむ」というような表現をしていますね。

美容技術のパーマにおいての「クリープ」とはなるべく髪に負担のかけない

少量の薬剤で最大限にウェーブ効率をあげるための理論です。

↑はケチるためではないので誤解のないよう・・。

ちなみにこの「クリープ理論」の提案者はミクシーの美容コミュでも

有名な方です。4,5年前から発表なされていました!

一応マイミクさんにしていただいております・・。(o*。_。)oペコッ

業界の常で初めは誰もそれほど興味を示さないくせに、

ちょっと「商売」になると思うと、とたんに色々な商品・レシピが

発表される。そうして名前ばかりの「クリープ」が先走る・・。

どれが正解というのは基本的にないですが、一つ例としてうちの

レシピを公開いたします。

モデルさんは一年前にカラー&クリープパーマ

髪の量は多く太く丈夫です。ただ大きくうねる癖はないですが

全体に細かい縮毛です。

始めにカラーを施術します。

(ケースバイケースですがあまり新生部が長い場合は

先に染めた方が、中間・毛先とのパーマ剤の作用に差がでない)

○前処理・・ケラチン補給 中間・毛先CMC補給・・スチーム処理

 カラー剤塗布



カラー終了、パーマ処理前の状態

○毛先には負担をかけず、が、よりしっかりカールを

つくりたいので、毛先15cmだけにリボリバー「スピエラ」を塗布

 ※「スピエラ」とはパーマ剤ですが髪を弱酸性の状態のまま

 カールをつくることができる薬剤です。ダメージヘア用です



スチームで浸透を促進させて6分で良く流します。



見た目はかわりませんが、毛先は還元されています。



原則水巻きです!

使用するロッドは「アニオンロッド」の25〜30

※アニオンロッドとは網目だらけ?のロッドで薬剤・スチーム

の浸透が抜群にいいものです、ペーパーもメッシュです。



使用する薬剤はリボルバーTC

「チオグリコール酸とシステアミンのダブル処方」の薬

少しだけスチームで浸透を助けます。

今回のパーマは余分な前処理はしません。



7分でテスト OK !

※次に行う「クリープ」作業でウェーブはもっとしっかりします

シャンプーブースにてよーーくすすぎます。 この時点から

クリープは始まっています!



スチームでクリープ工程に移ります。

その前に中間処理

システアミン系の薬剤の欠点である消臭と残留アルカリ処理施術

WONDER「GE+」+ヘマチン処理剤を塗布

スチーム&放置を適宜繰り返し、最後クーリングの後

2剤処理で終了!



ロッドアウトの状態です。

アフターのトリートメントはしっかりと!

○WANDERラメラクリスタル+スチーム5分 充分すすぐ

 ハホニコNO2&NO3+キトサン処理剤+スチーム5分すすぐ

 ハホニコプロメント&ビッツルで処理



全工程終了です! パーマ1剤のW還元によって毛先が

しっかりカールでてます。



↑の写真は何も仕上げ剤を使わず、ただ乾かした状態です。

今回のモデルさんは遠距離のため、最低半年は「もたせる」です!

そういうのも考慮して少し細かいウェーブをつくりました。

トップの根元近辺を軽くブローで伸ばして、後はオイル系仕上げ剤

でカールに艶だしして終了です。もちろんデジパのような

巻髪風も指でクルクルで完成です。ちなみにこのパーマもデジパ

のようにウェット時とドライ時を比較してもウェーブのダレは

ほとんどないです。



最後に一言、言わせてもらえれば、

デジパでもエアウェーブでも、この工程の複雑なクリープパーマでも

お客様のなりたいスタイルを作るために必要だから「使う」です。

けっして万能なわけでもなく、しかも特別なものでもありません・・。

一番大事なのは担当する美容師のカット技術と知識です!

普及すればするほど、簡略化した施術方法や名前だけの技法が

増えてきます・・。

危惧することではありますが、本物は「手間暇」覚える労力も時間も

予算もかかります。

上記はほんの一例です、お客様の毛質・スタイルは千差万別です!

それに応じてレシピは変わります。

御質問があれば遠慮なくどうぞ!

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