★とよた科学体験館★にっき★

豊田市にある「とよた科学体験館」のブログです☆ サイエンスショーやミニワークショップなど たのしいイベントいーっぱい!ぜひ、あそびにきてね!

2014年10月

10月13日(月・祝)、サイエンススクール学習会がありました。
 
サイエンスショーをしたのは、愛知教育大学 戸谷教授(左端)と学生のみなさん。
学生のみなさんは、将来学校の先生になる「先生のたまご」の方たちです。

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 危険と思われている「化学」をテーマに、実験の方法、注意点など
解説を加えながらサイエンスショーをしました

教わったのは、1214日、「サイエンススクール」に出場する中学・高校生のみなさんです。

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 まずは、有名アニメソングの楽しい替え歌でこれからのショーを盛り上げます
戸谷先生は、クラリネットも演奏できて、すご~い

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生さんもギターやユーホニュームなどの楽器と歌や踊りで演奏に加わり、
ステージがミニコンサート会場になりました。


さて、本題のサイエンスショーはというと・・・
 

空き缶にかぶせたプラカップを飛ばす「ロケット」、


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燃料は、きちんと計って空き缶に入れることが注意点です。
色々な燃料でロケットを飛ばしましたが、

燃料をウイスキーにしたとき、
プラカップの底に残ったいいお酒の甘い匂いを嗅いでみましたが、

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中学・高校生には、ちょっと分からない大人な話でしたね


花火の原料となる金属を燃やす「炎色反応」、
「セキエイるつぼ」という容器で実験すると、とてもきれいに見えます。
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それが、これ!!
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理科の資料集でしか見たことのない生の「炎色反応」に、みなさんクギづけでした。


③冷たい光「ケミカルライト」、
透明に見える液体をブラックライト(紫外線)にかざすと・・・
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蛍光に光ります。その透明な液ともう一つの液を混ぜ合わせると・・・

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おお~蛍光ライトのように光りました
この容器を触っても、熱くなくて冷たいので、びっくり


④手のひらに載せた魔法の綿に火をつける「瞬間消滅
」、

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手のひらがやけどしてしまうのでは
写真だけ見ると思うのですが、綿が一瞬で燃えてなくなるので、
熱くないのだそうです。
これは、見学していた中学・高校生全員、体験しました。

わくわくドキドキのサイエンスショーでしたね。
最後に、大学生から中学・高校生のみなさんへアドバイスをいただきました。


12月14日に「サイエンススクール」があります。
今回の経験をふまえ、中学・高校生のみなさんがサイエンスショーをします。
(詳細は、ホームページに近日中に掲載予定です。)
中学・高校生のサイエンスショーもお楽しみに

10月11日、サイエンスクラブ中級の4回目が行われました。

今回は「蛍光と蓄光の実験~暗闇で緑色に光る蓄光スライムを作ろう~」です。
スライムは当館のミニワークショップでも子どもたちに大人気!!

サイエンスクラブでは、ちょっと特別なスライム「光るスライム」を作ります(^o^)丿

スライム作りを行う前に、まずは光について学習します。
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光には目に見える光もあれば、目に見えない光もあるんだね。
「紫の外が紫外線で、赤の外が赤外線なんだー」と気づいた子もいました。

さて、いよいよ今回のメインである「蛍光と蓄光」について考えます。
「蛍光」は聞いたことあるよね。蛍光ペンとか蛍光灯とか・・・
蛍光剤を水に溶かした液に紫外線(ブラックライト)を当ててみると・・・

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「光った!」部屋を暗くするとよくわかるね。
先生の白衣も白くボーっと浮かび上がっているね。

では、さっそく蛍光スライム作りをしよう。

蛍光剤は、身近なところにも使われているよ。洗濯洗剤を見てみると・・・

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袋の後ろにちゃんと書いてある!こんなところにも蛍光剤が使われているんだね。

洗濯洗剤にエタノールを注ぎ、フィルターでこして取り出します。

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ブラックライトを当てると・・・光ってる!!


スライムについて、「学校で作ったことがあるよ」と教えてくれた子もいました。

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洗濯のり(PVA)を水で薄めたものの中に、こして作った蛍光剤を入れます。
そこに飽和状態のホウ砂水溶液を入れて混ぜていくと・・・
だんだんかたくなってきて、蛍光スライムのできあがり。

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ブラックライトを当てると・・・光ってる!!

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今度は、蓄光について考えてみよう。

蓄光剤も身近なところに使われているよ。

非常灯のところとか、目覚まし時計とか、ランドセルについている子もいるかもしれないね。
光のエネルギーを吸収して、暗闇でぼんやり光っているのを見たことあるよね!

蓄光スライムは、蓄光剤を水で薄めたものを混ぜて作ります。

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2つ目はみんなスムーズにあっというまにできあがりました。


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スライムに光のペンで書いた文字が、暗闇で光ってる!
光を当てる時間をかえたり、光の強さを変えたり、いろいろと試してみてね。
どんな違いが出るかな?

今回は「スライム作りが楽しかった」という意見が多かったです。
青白くひかったり、暗闇で光って、とってもきれいでしたね!

また「家でもやってみたい」という声も聞かれました。おうちの人にも見せてあげてね。
「蛍光」と「蓄光」、光のエネルギーについては難しいお話もありましたが、
みなさん楽しく実験できたようです。


次回は少し先ですが、12月6日(土)です。
テーマは「静電気」 バチバチっとイヤーな、あの静電気をためる「ライデンびん」を作ります。

 

10月11日(土)に、とよた科学体験館では初の試み

演劇×プラネタリウム を 開催しました!

演劇とプラネタリウムが一体どのように
コラボレーションするのかな?と
思う方も沢山いらっしゃるかもしれませんね

出演は、雑貨団のみなさんです

雑貨団さんは、1998年にはじまった アートパフォーマンスの製作チームです
「ウチュウ+ドラマ」をテーマにしたプラネタリウム演劇、
「シアトリカル・プラネタリウム」をメインプロジェクトに活動されています。

 公式HP http://zakkadan.net/

今回の作品は、シアトリカル・プラネタリウム30作目の
「ディスカバ~る!」
テーマはずばり宇宙人!です
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この作品とともに雑貨団さんはさまざまなプラネタリウム館へ
ツアーをされていますが、この豊田が千秋楽公演となりました
東海地区での公演は初だったということで、
初めてにして千秋楽という少しフシギな?ことに

我々スタッフも最初はいったいどんな感じでプラネタリウムで
お芝居されるのかと思っていたのですが、実際リハや本番を
観させてもらって驚いたことがいくつもありました

まずその場でお芝居をされる演者さんは4人!

でも登場人物は、4人ではなく もっとたくさんいるのです
映像出演や1人2役をこなすことで成り立っていました!
音響や舞台進行も演者さんが行うなんてスゴイです

▼こんな風にドームに映像出演したりします!
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雑貨団さんならではの笑いどころはもちろん、天文知識が
たくさん詰まったストーリーはとても素晴らしかったです
プラネタリウムの機能と連動させることでよりダイナミックに
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沢山のお客様にご来場いただきまして、本当にありがとうございました
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10月4日(土)、サイエンスクラブ初級がありました。
テーマは、「音の性質~ブンブンぜみを作ろう」です

まずは、音叉(おんさ)を使って音がどのように伝わるか、説明を聞きました。

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その後、ストローと紙コップを使った「アイウエオこっぷ」
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次に、毛糸と紙コップを使った「にわとりコッコ」
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最後に紙管とリリアンを使った「ブンブンぜみ」を作りました。
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「にわとりコッコ」の毛糸と「ブンブンぜみ」のリリアンを竹ひごに固結びするのが難しかったみたいです

家に帰ってブンブンさせているかな?

次回は、11月29日(土)です。


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