2023年01月10日

前回の記事において、お焚き上げにおける古札等のお納めについていろいろと説明させていただきました。

年末と三が日においては氏子青年会の皆さまが、それ以降では職員が、質問されていた方にいろいろと説明させていただき、お遠くからわざわざお越しいただいた方もおられると思いますが皆さんに納得してくださいました。

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三が日以降は納札所も無人となるため、納札所となるテント内も来ていただいた方々に仕分けをして納めていただくようにしました。

多くの方はその通りに納めてくださり、預かることができなくなったお正月飾りも持ち帰ってくださるので、本当にありがたい限りです。

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ただ、長年のくせなのでしょう訪れては看板や貼紙も読まずにいろんなものが入った袋を放り込んで帰って行かれる方も少なからずおられます。

ぜひとも、それぞれを分別して所定の場所に納めてください。


さて、本来であれば1月の中頃に どんど焼き を行っておりましたが、今年からは行いません。

厳密には 古札焼納祭 という神社における神事は行いますが、いわゆる どんど焼き は行わない形となります。

今年から木材でできた御札のみを神事としてお焚き上げし、それ以外は後日改めてお祓いをし、廃棄処分することになりました。

前回の記事でも書きましたが、燃焼灰の処分が非常に難しくなったことや世界がCO2削減の方向に向かっていることもあり、分類としては“野焼き”となるお焚き上げを行うことが難しいのです。

そのため、御札や御守、縁起物などの授与品はお預かりして後日お祓いをして廃棄処分ということになりしたが、それだけでも相当の容量となります。

ただ、そうなるとお正月飾りなどはとても預かりきれなくなるため、これらはお持ち帰りいただいて各ご家庭で処分していただくようにいたしました。

ありがたいことにみなさんがご協力してくださるおかげで、当初予想していたよりもだいぶ少ない分量となっております。

しかしながら多くの方が来られるため、看板に気づかずに置いていく方もおられますし、中には読んだけど気づかないふりをして置いて行かれる方も残念ながらおられます。

神社としても探り探り行っているため、お知らせの看板も簡易的なものになっていますので咎めるわけにもいかない状況なのですが、もしこの記事を読まれたならば、ご協力をお願いします。

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鏡開き以降、上のようなお飾り類のお納めが多くなってまいりますが、お持ちいただいてもお焚き上げができないため、これらは各ご家庭にてお塩でお清めをしていただきまして家庭ごみとして処分していただけます様お願い致します。

そして、お飾りと一緒に↓↓このようなものが本当にたくさん入っております。

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 鏡餅(お餅そのものや食べ終わったパッケージのみ)

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 お飾りに付いていた装飾品




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 長年使って思い入れのある物(お財布など)


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 神社やお寺でもらった暦・広報誌・パンフレットなど


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 カレンダー(未使用、使用済み限らず)


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 お正月飾りや神棚などの説明書


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 御神酒の空き瓶、空き箱

恐らくですがこれらは「神社・お寺でもらったものだからゴミとして捨てるとバチがあたる」と思ってお持ちになるのでしょう。

ただ、これらはぜひ各ご家庭でゴミとしてお出しください。

もし、ゴミとして出すとバチあたりだったとしたら、神様のお庭である境内にゴミを持ってきて置いていって片付けさせる方がずっとバチあたりな行いですから…


何かとお願いばかりで恐縮ですが、今年はこのように行います。

来年以降はどうなるかわかりませんが、恐らく行政ルールが緩和されることはないでしょうし、環境問題を考えたら年ごとにさらに厳しくなっていくと考えた方が良いでしょう。

皆さまのご理解とご協力を何卒よろしくお願い致します。

不明な点がございましたら、社務所(TEL:0282-24-4530 朝9時〜夕方4時)にご確認ください。






栃木のお伊勢さま 神明宮
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t_jinja at 12:00コメント(0) 

2022年12月29日

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神明宮ではお正月および「どんど焼き行事」において古札等のお焚き上げを行ってまいりましたが、昨今の地球環境に関する問題に配慮した行政ルールの改定に伴い、これまで通りにお焚き上げを行うことが大変困難になりました。 お焚き上げできないものについてはお祓いののち廃棄処分となりますのでご了承ください。なお、今後のお焚き上げ料については以下の通りになります。廃棄処分となりますのでご了承ください。なお、今後のお焚き上げ料については以下の通りになります 。

  無料にてお納めできるもの
   神明宮にて授与した御札・御守・縁起物などすべての もの
  有料にてお納めできるもの
   他神社・寺院にて授与された御札 1,000 円
   他神社・寺院にて授与された御守    500 円
   だるま                500 円
   神棚              1,000 円
   しめ縄             1,000 円 
  お納めできないもの
   人形・ぬいぐるみ・お正月飾り など上記以外のもの
  ※お納めの際は 袋や包み紙はお持ち帰りください

なお、お納めできないものについては、各ご家庭で塩にてお清めしていただき、市のゴミとして廃棄 をお願いいたします。不明な点につきましては、社務所にお尋ねください。みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。

神明宮社務所  




 ◆◆補足◆◆

毎年、お焚き上げのあとには大量の灰が発生するため、お祓いした後にお焚き上げ出来ないものと共に業者さんにお願いして処分していただいておりました。

しかし、今年のお正月では業者さんが持って行ったもののうち、お焚き上げの灰がそのまま戻ってくることとなりました。

廃棄物処理に関するルールがいろいろと変わったことにより、灰を受け入れてもらえないようになったためです。

業者さんによれば、灰の中にどんな成分が含まれているかを科学的に検査して、その成分結果に応じて処理を行わなければならない、と教えていただきました。

要するに、いろいろなものを燃やした灰なのでダイオキシンなどの有害な物質が含まれる場合も考えられるため、これを適正に処理するためには有害な灰ではないと証明されてないと受け入れられないということです。

そのため、処分するために必要なことを調べてみると、成分分析の検査に時間と膨大な費用がかかる上、その結果によって決まる処分でも費用がかかることがわかりました。


お焚き上げにはいろいろなものが納められますが、昔ならば何でもかんでも燃やしていたでしょうけど、今はそういう時代ではありませんからそれらを全て燃やしているわけではありません。

燃やすものは紙や木や竹などでできたものが中心で、樹脂など化学製品のものはもちろん燃やしません。

熊手やしめ縄などについたプラスチック製の飾りなどは一つ一つ手で外し、分別した上でお焚き上げを行ってまいりました。

ただ、それでもいろいろなものをお焚き上げしているので、科学的な証明がない灰は引き受けてもらえなくなったわけです。


もう一つ、お人形についても今年からお預かりできないものとなりました。

これまでは年末年始のお焚き上げの時だけでなく、年間を通じてお人形が神社に納められておりました。

もちろんそれらは境内ではお焚き上げできないため、御霊抜きとお祓いをした後、市のクリーンセンターにお願いして処分していただいておりました。

しかしながら、この4月より廃棄物の受入れルールが変更されたことで、お人形を受け入れてもらえなくなってしまいました。

もし神社に納められると、処分ができないためどうすることもできませんし、業者さんにお願いしてとなると神社としても大きな負担となってしまうのです。

こういった状況から、この年末年始より納札所に関してのルールを変更せざる得なくなりました。


神社としては大変に心苦しいかぎりですが、世の中がこれだけCO2削減とかサステナブルとか叫ばれている中で神社だけは特別扱いされると時代ではなくなったため、このようにすることとなりました。

みなさまのご理解とご協力いただけますよう、何卒よろしくお願いいたします。


不明な点がございましたら、社務所(TEL:0282-24-4530 朝9時〜夕方4時)にご確認ください。






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t_jinja at 12:00コメント(0)社務所よりお知らせ 

2022年12月16日

 新年特別祈祷の受付時間 
  元日   /0時より午前2時頃まで
        朝8時より夕方5時頃まで随時受付(予約せずにご来社ください)
  2日・3日/朝9時より夕方5時頃まで随時受付(予約せずにご来社ください)
  4日以降 /通常通り(平日は要予約/土日祝日は朝9時〜午後3時)
   ※4日・5日は仕事始めのため、企業団体様が多く来られます。
    当日受付が困難な時間帯もありますので、必ず事前予約の上、ご来社ください。

   (社務所:0282-24-4530 受付時間:朝9時〜夕方5時)


年末となりまして、新年特別祈祷のお申し込みやお問い合わせが増えてまいりました。

このお正月こそは従来通りの新年特別祈祷が行えるのではないかと期待しておりましたが、コロナも第8波の到来により現時点では今年のお正月と同じような形式(お祓いと祝詞は通常通りでお参りの際の玉串は接触のリスクがあるため省略)で行う見込みです。

もちろん今後の状況によっては一昨年の同様の形式(お祓いと参拝のみで極力短時間で昇殿していただき、その日の終わりに参拝されたみなさんの祝詞をまとめて上げる)のようになる場合も考えられますが、現段階では何ともいえません。

そのあたりが気になる方は、お正月が近くなりましたらこちらか電話などでご確認いただきましたら幸いです。


さて、社務所ではただいま新年特別祈祷の受付も行っております。

上記の通り、三が日については予約の必要はなく、当日お越しいただければ受けることができます。

ただ、受付の後から御札を作りますので、場合によっては次の御祈祷の回に間に合わず、そのあとまで待たなければならない場合もございます。

もし、新年特別祈祷を受ける予定の方で、年内に神棚を御札などを受けに来社される場合には、その際に受付を済ませていただきますと、当日のご来社の際はスムーズにご案内することができます。

なお、1月4日からの新年特別祈祷ですが、普段通りのスケジュール(平日は事前予約にて、土日祝日は当日受付)で受けることができますが、

コロナになって以降、三が日を避けて1月4日以降に御祈祷に来られる方も増えましたが、1月4日と5日は仕事始めの企業団体様の御祈祷が分刻みで予定されています。

企業様によっては30名を超える大人数となり、一緒に入っていただいて…ということが難しい場合も多く、当日受付は困難です。

以前、企業さんが来られた時間に予約なしで厄除に来てしまった若い方を見て、社長さんが「寒い所で待ってもらうのもかわいそうだから…」とのご厚意で企業さんの御祈祷と一緒に厄除祈願をしたことがありました。

ただ、10数人おられる企業の幹部の方々の中に若いお兄さんが入るのは勇気がいることだなあと思いました。

予約なしで来られると、場合によってはこんな状況が起こりえますので、4日以降の平日に御祈祷をお考えの方は必ず電話にてご確認とご予約をお願いします。

土日祝日については予約なく当日受付で大丈夫ですが、10名以上の企業団体様や七五三詣を予定されるご家族さまは準備の都合がございますので、事前にご予約をいただければ助かります。


そして、新年の御祈祷を年内に受ける幸先詣や、お祓いしました御札を郵送にてお届けすることも対応させていただきます。

その受付の他、不明な点などございましたら、社務所までお電話ください。
(社務所:0282-24-4530 受付時間:朝9時〜夕方5時)





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t_jinja at 12:00コメント(0)社務所よりお知らせ新年特別祈祷 
神明宮について

栃木県栃木市旭町に鎮座する栃木市の総鎮守、神明宮の日常を綴っていきたいと思います。
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