2014年09月
2014年09月13日
暑かった御幸祭から2か月近く経ち、少し涼しくなってまいりました。
実りの秋もすぐそこまでやってきております。
先日まで神社の片隅で、ひっそりと稲が育っておりました。
でも、境内に田んぼがあったわけではなく、バケツにの中に植えられていました。
まあ、御幸祭で使った稲穂の残りをバケツに入れたまま放置しただけなのですが(笑)
稲は成長したのですが、しっかりとした実がつくまでには至りませんでした。
さすがに、バケツの中の土だけでは養分が足りなかったのかもしれませんね。
しかし、水の中を見てみると、なんだか見たこともない小さい生物がたくさん…
とても小さな巻貝のようですが、これはどうらや タニシ のようですね。
そして、2センチあるかないかの魚のような形状の生き物も…
もしかして、カブトエビなのかなと思ったのですが、ネットで調べると、形が全然違います。
そこで、もう少し調べてみると、それは ホウネンエビ という生物だとわかりました。
この生物は、卵を産むとすぐには孵化せず、卵のままで越冬するそうです。
卵は冬の低温と乾燥にも耐え、翌年に水田ができると再び発生する、という生物なんだとか。
地域によっては お化けエビ や 田金魚 とも呼ぶようですが、なぜホウネンエビという名がついたのか…
それは、この生物がたくさん発生する年は、お米が豊作になると言い伝えられていたから…
豊かな年の蝦(えび)、すなわち 豊年蝦(ほうねんえび) というわけですね。
見た目はちょっとグロテスクですが、とっても縁起のいい生物なんです。
そんなホウネンエビですが、バケツから大きな水瓶にお引越しいたしました。
現在、社務所の前の桜の木の下に水瓶は置かれ、その中で元気の泳いでおります。



