2019年05月

先週末は大阪の帝塚山音楽祭に

出演させて頂きました。

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真夏のような日差しの下で

賑やかに各ステージが行われていました。

たしか昨年出演時は尿管結石を発症して

地獄のステージでした。

というかあまり痛すぎたため

ステージでの記憶がない(笑)

ということで今年は帝塚山を楽しい記憶に

上書きすべく挑みました。

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しかし、今回は今回で

大事な機材を忘れてしまった上に

直つなぎしたラインも不調で

結局マイク集音のみで対応してもらうことに。

音響スタッフさんには迷惑をかけてしまいました。

大変申し訳ない。。

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とはいえ温かいお客様のおかげで

和やかにステージを進める事ができ

ホッとしております。

長く続いている音楽祭なので

お客様も楽しみ方を知っていて

地味なギター独奏でも

それぞれ楽しんでくれて

本当に嬉しかったです。

お越し頂いた皆様、スタッフの皆様、

ありがとうございました!


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さてレッスン関連では、

普段教室に貸しギターを置いているので

手ぶらでレッスンに来られる方も多いのですが

生徒のTさんがこの日は

数ヶ月前に購入したギターを持参。

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FieldsのD-SC。

製作は10年ほど前のUSEDですが

とても状態も良く、

驚くぐらいバランス良く鳴っていました。

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こういうのを弾くと

やっぱりアコギはDサイズやなーと

痛感しますね。

とはいえ僕はDを鳴らしきるタイプではないのと

腕が短いので(笑)

マイギターはスモールボディですが、

やはりバランスの良いドレッドノートは

1音で周りを黙らせるエネルギーがあります。



また、10年という時間による

経年変化も大きいですね。

ギターは時間が経つと木材の水分が抜けていき、

非常に抜けの良い音になっていきます。

そして長時間しっかり弾き込んであげることで、

表板が常に振動することに慣れていくのか

さらにレスポンスが良くなっていきます。

ですので、どのメーカーのギターでもよいのですが、

・しっかりと弾きやすく調整をする

・ある程度の湿度管理をする

・10年、20年と弾き続けてあげる

ということをしていけば

必ず自分にとって最良の楽器に

仕上がっていくと思っています。



そこで難しいのは、

ギターは弾き込んでいくとどうしても

フレットが減ってくるので

長く保っても10年くらいで交換はしないと

いけないようになってしまいます。

費用は3-5万円くらいでしょうか。

他にもペグ、ナット、サドルなど

パーツが傷んで交換ということも

長年の付き合いになると必要になります。

それだとあまりに安価なギターでは

ギター本体以上の金額になってしまい

複雑な気持ちになってしまうので、

やはり長年相棒として弾き込んでいきたいギターは

エントリーモデルだと少し難しいかもしれません。

もちろん、エントリーモデルのパーツを

アップグレードして能力を最大限引き出すという

アプローチも個人的には楽しいですが。



生ギターに関しては

木材のスペック、作り方、工場生産か手作りか、

などで金額、鳴りに差が出てきますが、

予算内で買える範囲で

自分の体のサイズや音楽ジャンルに合わせて

しっくりくるギターを選び、

そこから上記にあるような扱いをしてあげて

育てていくのが、シンプルですが

長年の相棒を作るのに一番よいと思います。



ということで

いつのまにか話もどんどん逸れましたが

個人的に思うことを長々書いてみました。

やはり楽器というものは、

「弾く」ということを中心にして考えてあげると

関わり方を整理しやすいですね。

yahooブログのサービスが

今年の12月に終了するとのこと。

ですのでこのブログも近々

どこか別のブログサービスに引越ししないと

いけなくなりました。

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最近は週1しか書いていないとはいえ、

使い慣れたブログを替えるのは

困ったものです。

せっかくこれまで色々な備忘録も兼ねての記事もあるので

うまくデータ移行できるとよいのですが。。


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さて先週末はライブがなかったので

土日も通常のレッスン。

70代から4歳児まで笑

いつも通り幅広い年代のレッスンでした。

現在最高齢の生徒さんは76歳。

8年ほど前から教室に来られていますが、

今ではバリバリ演歌ギターを弾いて

施設の慰問演奏にもボランティアに行かれたりと

充実しているようです。



数年前にガンを患い抗がん剤治療で

手の痺れの副作用があったのですが、

ギターを弾くことでその痺れも改善されたとのこと。

「ギターをしていて本当によかった」

という言葉を聞いて、

そのお手伝いを僅かながらできたことが

素直に嬉しかったです。



「所詮音楽なんて衣食住じゃないからねぇ」

と昔ある方に言われた事があったのですが、

その生きることプラスアルファの部分を充実させるのは

とても大切だと年を重ねるごとに強く感じます。

その生徒さんにも少しでもお元気で長くギターを

楽しんでいってもらえるよう

お手伝いを続けていきたいです。


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さてさて来月15日ですが、

西神戸の西神中央にあるカフェにて

ミニコンサートをさせて頂くことになりました。

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※満席になりました

【6月15日(土) カフェ・ルーエ アフタヌーンコンサート】
 
[日時]

2019年6月15日(土)

14:00~15:00

[会場]

カフェ ルーエ(神戸市西区糀台4-14-106)

[料金]

1,500円(お茶・お茶菓子付)

※席に限りがありますのでお早めにご予約ください

[予約・お問い合わせ]

カフェ ルーエ TEL 090-9618-2239 担当:柳瀬(やなせ)

※ソロギターで出演します。

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住宅街にあるカフェで、

自宅リビングを改装したような

小さなスペースで、

月1回音楽家を招いて

サロンコンサートを開いているとのこと。

ですので、今回はスピーカーを使わず

生音でのコンサートになります。



マイクを使わない生音でのコンサートは

おそらく10年ぶりぐらい?

力強く音量を出すタイプではないので

ちょっと不安ではありますが、

普段ない機会なので楽しみでもあります。

座席が少ないようですので

ご予約はお早めに頂ければ幸いです。

ご都合合う方は是非お越しください♪

先週末は新開地音楽祭に出演させて頂きました。

今年もギターデュオAmashinで。

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町全体に特設ステージができて

ライブ音楽を楽しむ2日間。

もちろんギターだけでなく様々なジャンルが

ごちゃまぜで出演します。

僕らの前枠は賑やかな女性歌手の熱いステージ、

前列でファンのおじさんたちが

応援タオル振っていました。

そのあとにギターデュオのインスト、

なかなかのカオスです。

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そういう雰囲気も込みで

音楽祭は楽しいものですね。

今回も音楽祭でいつもお越し頂く方や

教室の生徒さんも大勢かけつけてくれて

おかげで楽しく演奏させて頂きました。

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本番の写真も生徒のSさんにいただきました、

ありがとうございます。

今回のKAVCステージは2度目で

前回は2007年だったので12年ぶり!

たいして成長がないのは驚愕ですが

続いているだけで上出来ですね。

お越し頂いた皆様、スタッフの皆さん、

ありがとうございました!


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さてレッスン関連では、

ある生徒さんで長くピアノなど鍵盤楽器を

弾いてこられた方で

数年ギターを習いに来られているのですが、

ある練習曲を2回弾いて

「このフレーズはどちらのほうがいいですか?」

と言うのですが

聴いている限り違いがわからなかったので

そう伝えると、

左手の弦を押さえる力を変えて

弾いた、とのこと。

どうやら、押弦の強さによって

音の強弱を変えるものだと

ずっと思っていたらしいのです。



ギターの音の強弱は右手で調整するので、

左手で強く押さえても音がシャープしてしまうだけの

変化になります。

(厳密に言えば、強く押さえると物理的に

ほんの少し弦のテンションが上がるので

僅かな音色の変化にはつながりますが。。)



たしかにこれまでその生徒さんの左手は

少し力んでいるなーとは思っていたのですが、

まさかそんな理由だったとは。。

鍵盤楽器を弾いている方特有の勘違いで

意外とよくあることなのかもしれませんし、

楽器ごとでの無意識の思い込みは

発見すると非常に興味深いなと思います。



ギター誌であるギタリストが

「ギタリストの左手は知識を、右手は感情を表す」

というようなことを言っていたのですが、

なるほどなーと思います。

左手でかけるビブラートは感情だ、とか

異論や例外もありそうですが笑

鍵盤を押さえるという動きを

両手でそれぞれ独立させられるよう

訓練するピアノとは違い、

左手は一定の脱力した状態で押弦し、

右手は強弱や音色変化をつけるというギターの奏法は

弾き手には当たり前に感じていますが

なかなか特殊なことなのかもしれません。



ということで長くなりましたが

レッスン時に興味深いなと思ったことでした。

各楽器の経験者ごとにギター演奏時の癖は出てくるので、

それに合わせてうまくギターにアジャストしてもらえるよう

レッスンしていきたいと思います。

今日で大型連休も終了。

新元号でお正月明けのような雰囲気ですね。

ギター教室は通常レッスンでしたが

合間にお休みもあったので平和なGWでした。

週末はヒロコーポレーションでもレッスン。

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レッスン後は久々にヒロさんとゆっくり話す機会だったので

ギター談義しようかと思いきや、

ガラケーからスマホに替えたいけど

電話帳移行できるかな、という類の相談に

乗っている間に終わりました(笑)平和な週末です。


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ところで、先日ブログでおすすめのギタースタンド、

ULTIMATEの「GS-100」を挙げたのですが、

どうやら生産終了になってしまったようです。

上位機種のGS-1000も同様に。

とても良い製品だったので非常に残念です。

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後継機種として「GS-1000Pro」というのが

発売されているのですが、

ネットショップでのレビューがあまり良くないので

ちょっと怪しいです。

画像で見てみても、ギターのネックをひっかける部分が

長過ぎるので、アコギをかけると

地面と垂直に近くなってしまいバランスが悪いのでは

ないかと思うのですが。。

一度購入してみて確認してみようかと思います。

他メーカーでも類似品があるので、

またおすすめのスタンドが見つかりましたら

ブログでアップしたいと思います。

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頑丈かつ、折りたたむとこんなにコンパクト。

とてもいいスタンドでした。



それにしても、ギタースタンドに限らず、

楽器関連の機材は良いものほど生産終了になるのは

なぜなんでしょうね。

海外メーカーもそうですが、国内大手も

その傾向を感じます。

生産終了の中古品が値段高騰しても

メーカーは儲からないと思うんですが。

どなたか経済に詳しい方、また教えてください。。


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さて今週末は神戸新開地での恒例の音楽祭、

新開地音楽祭に出演予定です。

KAVCステージという野外ステージで

5月11日(土)の12:30頃の予定。

ギターデュオAmashinで今年も出演します。

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ここ数年はずっと地下のステージだったのですが

今回は天気や気温が気になる会場。

とはいえ野外演奏は天候に恵まれれば

とても心地良いので好きな環境です。

お時間合う方はふらっとお越しください。

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