先週の台風ではレッスン振替も多く行ったのですが
結果的には周辺の被害は少なかったです。
とはいえ最近の台風は油断できないので
心配し過ぎてちょうどいいくらいかもしれませんね。
さて台風翌日に無事開催された京都での送り火コンサート。
会場周辺は当日朝まで大雨だったらしく、
送り火の設営も大変だったようです。
今回も熱中症対策でドリンクや塩タブレットを
たくさん持参。
会場の歳時樹さん玄関では
いつも通り焼き鳥やビールなどの準備。
空き時間に色々と分けていただきながら
設営から本番まで一気に頑張りました。
本番中の写真はありませんが、
ギターデュオAmashinでの出演で
合計2時間ほど弾き倒しました。
アンコールではリクエストもたくさん頂き
即興で応えながらセッション。
意外と作りこんだアレンジよりも結果的に
いい感じだったりするのが
ライブの面白いところですね。
録音して後で聴いたらひどいものだとは思いますが笑
今年はオーナーのKさんの息子さんが
送り火の火を付ける大役。
歳時樹さんで最初にさせて頂いた2006年には
彼もまだ小さかったのに、立派に伝統を受け継いでいく姿は
頼もしいものですね。
その町の大切な行事に少しだけですが関われていることは
嬉しいことです。
お越し頂いた皆様、歳時樹ファミリーやスタッフの皆様、
本当にありがとうございました!
また来年もお会いするのを楽しみにしております。
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さて今回の送り火コンサートでは
久々にフォルヒに頑張ってもらいました。
最近は登場機会の少ないフォルヒ"OM24-SR"ですが
夏の野外演奏、過酷な現場での緊急登板。。
汗と湿度でべちゃべちゃになりながらも
しっかりと良い音を出してくれました。
湿気取り剤と共にケースに入れて
ケアしてあげたいと思います。
このフォルヒは今販売されているフォルヒの23シリーズより
ネックは薄く平たいので、
クラシックフォームで弾く自分には
とても押さえやすいです。
ただ薄い分ネックの強度は損なわれるので、
そのあたりは今のフォルヒで改善されているのかも
しれません。
フィンガージョイント方式?のいい加減な作り方も
今はしていないようです笑
ペグはGOTOHの510Zシリーズに交換していますが、
ギア比1:21という世界最高精度!
フィールズギターのペグは510で1:18なので
それ以上です。
ただ、数年使ったところでの感想としては
1:18で十分かな、というところ。
どちらかに交換を考えている方には
通常の510シリーズを勧めたいです。
10年以上現場で酷使してきたので
色々とガタが来ているフォルヒですが、
今後もパーツ交換や修理をしながら
まだまだ頑張ってもらいたいです。
言い方は変ですが、
このギターの良いところも悪いところも
わかっている分、憎めないギターなのです。