2022年03月22日

レーザーの入れ替え

昨年12月に注文していたレーザーが3月7日に搬入され設置できました。

ウルトラパルス発振機能のあるかなり高性能な炭酸ガスレーザーです。ウルトラパルス発振での皮膚切開は熱損傷が少なく患部の修復改善がはやいといわれます。使い慣れればホクロ治療(くりぬき法)のも当レーザーが優れるとも考えます。設置後にしばらく新しいレーザーで治療していましたが、元の古い機種使用に戻しました。ハンドピースの軽さやレーザービームの細さから慣れた機種の方が使いやすいのです。多機能なレーザーなので皮膚切開以外の用途に利用するつもりです。



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2021年12月30日

2021年の診察は終了しました

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12月29日、最終日は忙しくあっという間に終了でした。
来年は1月5日(水曜日)からスタートします。何卒よろしくお願いいたします。

12月24日に注文契約書にサインをしました。一台レーザーを入れ替えます。


高崎メディカルクリニック 院長・貝瀬友規



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2021年08月13日

ホクロ治療の説明です

久しぶりに治療の説明をします。

新規来院の患者さんの治療希望はその時々によって変化するのですが、最近ホクロ除去希望の人が増えています。診察時の説明では足りていないので説明を書き足します。単純で簡単な治療と思われがちですが良好な結果を目指するなら簡単ではありません。

ホクロは母斑細胞とメラニンがたまたま皮膚の一部分に集まってしまった状態です。母斑細胞母斑の一種です。コロンっと丸く皮膚に出来ている場合は『単純黒子』と呼ばれ、平らにベタっと黒色皮膚が広がる状態(黒アザ)では『色素性母斑』と呼ばれます。

『獣毛性母斑』『扁平母斑と混在するタイプ』など様々な状態もあります。専門知識がない一般の方は『髪の毛が生えているホクロ』『薄い色のアザに所々ホクロが混ざっている』と説明されます。それぞれでレーザー治療法は異なります。いずれも当院で治療可能で実際に治療しました。ただし巨大色素性母斑は悪性化可能性があり当院では治療していません。


|噂禮子 【当院でのレーザー治療法】

炭酸ガスレーザーを主に用います。料金は長径1mmにつき8,000円+TAXです。(ホクロを日本で一番こだわって治療しているのは都内M先生だと思います。そちらでは複数のウルトラパルス炭酸ガス、Qスイッチなどを組み合わせて治療しているようです。当院は一般的なスーパーパルス炭酸ガスの使用ですが細いビームが出せるようにハンドピースを特注に替えてます。)

その炭酸ガスレーザー使用の『くり抜き法』を主に行っています。皮膚焼灼、蒸散ではありません。パンチ生検の『くり抜き』とも全く異なります。慣れないと出来ない難しい手技です。大学病院勤務時の助教授の技(ワザ)を盗みました。更に自分流にモディファイも加えています。治療後には取ったホクロを患者さんに見せてお渡ししてますが一般的な治療法ではないと思います。

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ホクロは(浅いことが多いですが)深さが一定していません。小さくても深い場合もあります。中心部だけ深いこともあります。レーザー治療は綺麗に仕上げられることが最大のメリットですから深追いはしません。『治療後に目立つ傷痕(瘢痕)が残ってしまう』と予想される深いホクロでは一旦深部のホクロ成分は残し治療を終了します。

皮膚が治るのを待ち様子を見ながら治療追加します。治った皮膚の中心部などにホクロ(色素)が再発してくれば黒アザと同じようにノーマルルビーとQYAGレーザー照射を追加します。(治療費用は初回のみです。それ以降は再診料500円+TAXです。時間間隔が長く空いた際は再処置料1,000円+TAXご負担をお願いすることもあります。)

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『炭酸ガスレーザー利用のくり抜き法』が優れるのは肉眼で直視下に組織層を確認しながら皮膚を切れるところです。この『目に見えない光のメス(炭酸ガスレーザー)』で自在に皮膚を切るのは実は熟練の技です。(蒸散法は均一に皮膚を飛ばしてしまいます。残すべき正常皮膚組織も削除してしまいます。)短パルス巾レーザーが組織熱損傷は少なく創傷治癒は良好です。しかし一定深度で均一に組織を除去するよりも患部に合わせて【非直線的に患部を切り取る『くり抜き法』】の方が後々の傷痕(瘢痕)は綺麗になると考えます。(以前にウルトラパルス炭酸ガス、ErYAGでのホクロ蒸散治療経験もあります。)

複数回治療につき説明しましたが大抵の場合は1回治療で終了します。炭酸ガスレーザーで患部除去後はさらにQRL照射、炭酸ガスレーザーでドリリングなどを足します。術後はハイドロコロイド、カルトスタット、プロスタンディン軟膏等を適宜お渡しします。大きいホクロ除去では太い栄養血管からの出血もあり得ます。必要に応じて圧迫テープも渡すこともあります。出血が続きそうな場合は治療後ベッドで15分程休んで貰い患部を確認します。帰る際に念のため私の連絡先をお伝えすることもあります。

2週間後ごろに再診をお願いしています。治り方の確認は必要です。心配あればその前の来院でも問題ありません。小さいホクロは4.5日間、大きいホクロ(8mm以上)では14日間程でキズが治ってきます。傷跡が赤く盛り上がってくることがあります(肥厚性瘢痕まれにケロイド)。逆に凹みが目立ち治ってくることもあります。暫くは手を付けず皮膚改善を待ちますが状態を見ながらステロイド注射、色素レーザー照射、フラクショナルレーザー照射を追加する場合もあります。

個人体質にもよりますが前胸部、肩部、耳垂がケロイドが生じ易い箇所です。その部位での治療は勧めません。(その部位でも治療し綺麗に治せたことはあります。)ホクロ除去治療希望では、ほとんどの場合では『顔にあるホクロ』です。顔でもレーザー治療後の『傷痕が目立たない部位』『目立ちやすい部位』があります。目周囲は綺麗に治りやすく眼瞼縁でもかなり綺麗に治ります。『眼瞼縁はメスで切る手術が適しない』と思われますからレーザー治療が最適でしょう。電気メスよりも繊細な治療が行えます。また『脱毛しにくい』のも当治療メリットです。頭髪内、眉毛内、睫毛内のホクロ除去で治療痕が『ハゲ』になりにくいです。ほぼ元通りに発毛してきます。

とても珍しいですが目の涙丘のホクロを取ったことが2例ありました。とても繊細な治療でした。粘膜部位は直ぐ綺麗に治ります。顔のホクロ除去で傷跡が目立ちやすいのは【鼻尖部】と【上口唇】です。とくにこの部位は深いホクロでは無理な治療をしないことを心がけます。また【鼻翼部】ではホクロがかなり深い場合があります。(←教科書には載っていない経験で判るホクロの特性です)単純黒子以外に毛包腫などの腫瘍である可能性もあります。治療前に複数回の治療になる可能性や上述についても簡潔に説明しています。

レーザー治療でのホクロ除去は治療後の皮膚見た目の綺麗さがなにしろ一番のメリットです。しかし皮膚一部分を切除するのですから傷痕は必ず残ります。この傷痕『瘢痕』をいかに目立たなく出来るかが医師の腕の見せどころでもあります。なおレーザー治療ではホクロの細胞を全ては取り切れません。治療後直ぐに、あるいは長い時間を経て小さく再発することもあります。(前述の通りです)ホクロの大きさ外見などから(悪性の有無確認として)病理検査を勧めることも有ります。

「頭髪内にピンク色の大きいイボがある。とって欲しい」と来院される方がたまにいます。これもだいたいの場合は母斑細胞母斑(ホクロと同じ皮膚病態)です。脂腺母斑と紛らわしい場合などでは他院受診を勧めています。ホクロ除去治療希望で来院される方の99%はレーザー治療適応ですが、稀に他院受診を勧めることもあります。大学病院や日赤病院に紹介状をお書きします。

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表現は悪く申し訳ないですが、大きい目立つホクロが顔にあるとやや鈍重な印象となります。なくなると『すっきりとしたシャープな印象』に変わるように感じています。(個人的な感想です)

レーザー使用よりも『メスによる切除手術が適切』と思われる際にはその説明もします。

小さく浅いホクロが顔に沢山ある状態ではレーザー治療より『IPL治療繰り返しで全体的に目立たなくする方法』を勧めています。





黒アザ:色素性母斑  【当院での治療法】

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治療費用は状態を見て説明します。『単純黒子の炭酸ガスレーザー料金』とは違います。(複数レーザー組み合わせ治療では1回につき5〜10万円程度になることが多いです。*保険レーザー治療の適応がありません。保険治療の制約がない為、比較的短期間で治療繰り返しが可能です。)
ノーマルルビーレーザーを照射し患部を剥脱し点状に残るメラニンにQYAGレーザー照射追加を行います。色調が薄くなってくればQRLも照射追加します。治療繰り返しで皮膚性状に『やや凹凸』『若干の白抜け』が生ずることもあります。その場合はフラクショナルレーザー治療を追加します。複数回治療は必要です。治療期間も長くかかります。

現在は分かりませんが10数年以上前はネット検索しても黒アザに対するレーザー治療がほとんど見つからなかったそうです。当時九州からわざわざ治療に来院された女性がいました。「群馬に来なくても京都にレーザー治療では日本一有名なDrがいますよ。」と伝えましたが(←私の黒アザ治療はそのDrが学会発表した方法を取り入れていたからです。)当院に通ってくれました。数回通って治療しかなり綺麗に色調改善出来たと思います。ご本人も喜んでいました。目周囲にある分離母斑などでも治療回数(期間)はかかりますが【複数のレーザー組合わせ治療】で改善できます。

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10年前頃までは他治療も含め東京から来る患者さんも何人かいました。最近は遠方からの患者さんほとんどいません。群馬県出身で海外在住の方も数名いましたが今は来院が止まっています。


各種レーザー、IPL、ラジオ波治療器など、様々な治療器が現在あります。
炭酸ガスレーザーとQYAGレーザー(一番好んで利用するレーザーです)の治療に関してはかなり自信があります。ルビーレーザー、色素レーザー、IPLなども適切に使用し治療しています。
『次に治療器を増やすならピコ・レーザー』と考えていましたがM22ステラ(IPL治療器)購入を優先しました。通院中の患者さんの要望を考えてそのようにしました。


上記はあくまでも個人的な意見です。ご承知ください。(見学に来る医師に説明出来るよう考えをまとめてみました。)


※※※※ 当院の施術は比較的安全な治療が多いですが医療行為には必ずリスクが伴います。予想外の反応が起こる可能性もあります。満足出来る結果が出るよう治療を提供しますが医師側、患者側で治療結果に対する評価にズレが生ずる可能性もあります。万人が100%満足できる施術はないと思います。特に美容目的治療は緊急性・必要性が薄い医療です。以上につき十分ご理解の上でご来院ください。※※※※


高崎メディカルクリニック・貝瀬友規


※写真はすべて20年以上前の実際の治療症例です。20年以上前にここまで治療は出来ていました。当時レーザー治療専門クリニックは全国でもごく僅かでした。幸い様々な機種を使い治療する機会に恵まれました。




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2021年07月26日

おしらせ

群馬大学皮膚科学教室からクリニック見学の依頼があり、お引き受けしました。

特に美容的な治療では『通院を他人に知られたくない』と考えている人が多いです。群馬大学病院に近い立場で当院を利用されている方もいらっしゃいます。当院で把握している場合は予約時にその旨を説明します。通院中の全ての患者様におきましても下記につきご承知おきください。よろしくお願いします。


10月から群大病院皮膚科の研修医師が週一回半日レーザー治療見学に来る予定です。今までにも様々な医師がクリニック見学に来ましたが定期見学は初めてです。

『他病院の医師と顔を合わせるのは避けたい。治療を見られたくない。』と思う人が一定数いると予測出来ます。そのような場合はスタッフにお伝えください。自費治療では治療見学を控えます。アザ保険レーザー治療の場合ではオープンにさせていただきたくご理解お願いします。

守秘義務を遵守しクリニックで得た個人情報を外部に漏らすことはありません。

高崎メディカルクリニック・院長 貝瀬友規


t_m_c at 17:48|PermalinkComments(0)

2021年07月06日

VbeamPrima【色素レーザー】&ステラ・M22【IPL】

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赤アザ、毛細血管拡張症の治療用として以前よりVbeamは設置していましたが2021年1月に【Vbeam・Prima】を導入しました。旧Veamと較べ治療効果は確実に上がっています。

難を言うと治療時の痛みが増しました。治療後の腫脹も出やすい可能性があります。

短パルス巾の高出力照射が出来るため以前のVbeamでは限界に近い薄い色調の単純性血管腫にも改善効果が出せるように感じます。

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去年に注文していたので国内5番目の速さでクリニックに設置出来ました。

症例数も増えており適切な照射に大分慣れてきました。




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2021年6月にIPL(Intense Pulsed Light :光線治療器)を増やしました。米国ルミナス社製のStellarM22です。縁がありそうで無かったルミナスの製品がようやく設置出来ました。

治療法の選択が数多く出来ます。すでに当院に設置してある他のIPLとは違った使い方が出来そうで期待しています。

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短所は・・・躯体がかなり大きく場所を取るところです。



t_m_c at 18:07|PermalinkComments(0)

2021年05月16日

ルミナス製・IPL治療器 【Stellar M22】設置のお知らせ

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ルミナス営業さんから貰ったStellar関連の資料をみていてとても懐かしく大学病院勤務時を思い出しました。1995年開発のEpiLightを形成外科レーザー外来で治験治療を依頼されて実験的に使っていたのです。

強い日焼けで出来てしまった自分の胸の老人性疣贅(盛り上がったシミ)にバチバチ当ててみました。取れませんでした。後日QRL+nRubyレーザーの組み合わせ照射でキレイに取りきりました。

当時、性能はそれほど優れているとは思えず同様の治療であえばノーマル・ルビーレーザーを当てた方がよほど状態改善が見込めると自分では認識していました。

VascuLightも名前をよく憶えているのでレーザー会社から借りて大学病院で使っていたのかもしれません。


2000年登場のNatuLight(←国内では機種名・施術名として【フォトフェイシャル】と呼ばれました。)当機種こそがIPL治療器の始祖であり王道とも言えます。

かなり早い時期2001年ごろから勤務先クリニックで【フォトフェイシャル】を使い始めました。その後のIPL治療器は雨後の筍のように増えましたね。


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【フォトフェイシャル治療】という治療名称はルミナス社が商標登録しており他メーカーのIPL治療器では呼称が出来ませんでした。フォトRF治療、フォトオーロラ、IPL治療などという呼び方をするのはそのためなのでした。


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随分昔になりますが開業する際にルミナスの機器も導入候補で見積もりを取りました。タイミングが合わずルミナス製品を購入していませんでしたが初めてルミナスの治療器を導入します。

ルミナス営業さんが昔のエピソードを憶えていて、
『1995年ごろ治験で大学病院にEpiLightを貸し出して先生にも症例を集めていただきました。当社との古くからのご縁もあり、是非 貝瀬先生にM22Stellarを購入して欲しいのです!』と。。この言葉が購入の決め手でした。




t_m_c at 17:05|PermalinkComments(0)

2021年01月06日

Vbeam・Prima設置

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7月中に契約していたVbeam・Primaようやく設置されました。

コロナ影響で米国でのレーザー製造が遅延、さらに輸送も遅れ半年以上も納品がずれました。

性能がずいぶん上がっているそうですので治療が楽しみです。



t_m_c at 18:10|PermalinkComments(0) レーザー治療について 

2020年12月29日

2020年の診察は終了しました

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毎年、最終日は忙しくあっという間に終了でした。

来年は1月5日(火曜日)からスタートします。

7月に契約書にサインしていたレーザーがようやく輸入されたようです。1月6日にクリニックに設置です。

高崎メディカルクリニック 院長・貝瀬友規


t_m_c at 19:17|PermalinkComments(0)

2020年07月28日

レーザー1台を新機種に入れ替えます。

世の中が新型コロナ感染症で大変な時ですが新しいレーザーを1台導入します。
本日、契約書にサインをしました。

設置日時が決まれば『新しいレーザー』につきご報告させて頂きます。


高崎メディカルクリニック院長・貝瀬友規


t_m_c at 14:57|PermalinkComments(0) 重要なお知らせ 

2019年12月30日

2019年 すべて終了しました。

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クリスマスは過ぎましたが、まだクリニック前のシンフォニーロードはイルミネーション点灯中です。(12月29日現在)


2019年の診察は12月29日で終了しました。
毎年、12月下旬はは予約が多く28日・29日ととても慌ただしい一日でした。お待たせした患者さまには申し訳ございませんでした。12月30日(月曜日)〜1月4日(土曜日) は休診です。


本年は、7月と今月に寿退職でスタッフが2名退職していきました。新しいスタッフも2名入職しました。
2020年は 1月5日(日曜日)から診療開始します。宜しくお願い申し上げます。


高崎メディカルクリニック 院長・貝瀬友規


t_m_c at 09:45|PermalinkComments(0)