別荘は別として、移住(住民票を移して)するということは、その地域のコミュニティに参加するということです。
都会には既に忘れ去られた昔ながらの役割分担や共同作業があります。
回覧板、配布物、集金、地域集会、定例会、奉仕作業(共同作業)、行事参加、役員や係etc.
町には行政区があり、その中がいくつかの集落に分かれています。
町から直接連絡を受ける区長、区長から連絡を受ける隣保班長、隣保班長から連絡を受ける伍長、伍長は各家庭との連絡をとります。
これらの長が新年会で話し合われ、4月の年度初めから仕事を請け負うのです。
集落の大きさによって役員や係が回ってくる頻度が変わります。
近年、独居の方が増したり、高齢によって参加できず役員や係が回ってくる頻度か高くなったり、毎年同じ人が請け負うことも珍しくありません。
上の写真は、年2回行われる道路愛護(道普請)の様子です。
集落内の生活道路の補修を行っているところです。
この共同作業も役員や係と同じように参加できない家庭もあります。
次回からはこのコミュニティの内容についてもう少し詳しくお伝えしたいと思います。