●DSCN4086

-大國魂神社-
・東京都府中市宮町3-1
・京王電鉄「府中」駅から徒歩5分
 JR武蔵野線、南武線「府中本町」駅から徒歩5分


●DSCN4038
京王の府中駅を出るとすぐに目抜き通りに立派な欅の並木があります。
馬場大門の欅並木。
街の真ん中にこんな場所がある府中は素敵な街です。


●DSCN4040
その起源は古く源頼義、義家父子の苗木の寄進に始まるとも言われます。
古から受け継がれて今に至る情景。
義家公の像がそれを見つめています。


●DSCN4043
そんな欅並木が終わるところに大國魂神社の大鳥居があります。
季節は進み秋の気配が感じられるようになってきました。
木々の緑もそろそろ色づく準備をしているようです。


●DSCN4082
秋季祭のくり祭の行灯の準備でしょうか。
参道の両側には木の杭が並んでいます。
例年は栗を売る露店も並ぶそうですが今年は出店されないとのこと。
早くいつもと変わらない賑わいが戻ることを願います。


●DSCN4052
大國魂神社は武蔵の護り神として大国魂大神をお祀りした社だといいます。
武蔵国造が代々奉仕しましたが、大化の改新により国府がこの地に置かれ、
国司が国造に代わって奉仕するようになりました。


●DSCN4050
拝殿の先にある本殿中殿には大国魂大神、御霊大神、国内諸神が祀られます。
相殿には武蔵国の一ノ宮から六ノ宮が合祀され、六所宮と称されてきました。
一ノ宮 小野大神
二ノ宮 小河大神
三ノ宮 氷川大神
四ノ宮 秩父大神
五ノ宮 金佐奈大神
六ノ宮 杉山大神


●DSCN4059
参拝を終えたあとは参道脇のふるさと府中歴史館を訪れました。
かつてここにあった武蔵国の国府の様子が展示されています。


●DSCN4078
神社から少し歩いたところにある武蔵国の国司館跡。
このあたりの高台からは富士山が望めるといいます。
国司の館では富士を眺めながら宴が催された。
歴史館でそんな様子が描写されていました。
この日はあいにくの曇り空。
またの機会に古の人がそうしたようにここから富士を眺めてみたいです。


●DSCN4083
帰りは国司館跡の隣にある府中本町から電車に乗りました。
ここに来たのは初めて。
武蔵野線の終点で何度も耳にしてきた駅の名前。
そんなことを思いながらそろそろ家路につくことにします。



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