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-下日枝神社-
・山形県酒田市日吉町1丁目地内
・JR羽越本線「酒田」駅から車5分


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舞娘坂と呼ばれる通りを歩いていくと紅色の塀が見えてきます。
ここは相馬楼という建物です。
北前船で賑った酒田にはかつては多くの芸妓がいて酒田舞娘といわれました。
ここではそんな伝統ある舞娘の踊りや食事が楽しめるそうです。


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舞娘坂の突き当たりには下日枝神社の鳥居が見えてきます。
そしてその先には境内へと続いていく石段がありました。


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ここは酒田の産土神。
毎年の例祭「山王祭」は江戸時代初めから途絶えることなく続くといいます。
現在の社殿は本間光丘によって天明年間に建立されたものだそうです。


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日和山公園の方へ向かうと壮麗な随身門がありました。
酒田の繁栄と豊かな町衆の信仰。
そのことを窺わせるとても立派な構えの神社です。


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公園からは最上川河口と日本海を見ることができます。
ここは北前船の船乗りが出港の前に日和を見たという場所です。
酒田は風の通り道。この日も海の方から強い風が吹いていました。


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日和山公園を後にして市街へ向かうことにします。
日吉町にある山王くらぶは酒田を代表する格式の料亭の跡です。


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西廻り航路が上方から運び北の湊町で咲いた風流な文化。
町衆は茶道、俳諧、生花に親しみ、芸妓は芸事と教養を備えたといいます。
山王くらぶではそんな茶屋や料亭の文化が伝えられています。


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奥庭がある落ち着いた空間。
ここにいるとまるで京都かどこかの町家にでもいるように感じます。


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二階には酒田で作られる「傘福」が展示されています。
美しい番傘に吊るし飾られた着物の端切れで作った農作物、魚、動植物。
家族の健康や商売繁盛、豊漁などの願いが込められているといいます。


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山王くらぶを出て本町通りを歩いていくと酒田本間家の旧本邸がありました。
本間家は戦後の農地改革までは日本一の大地主だったといいます。
酒田の繁栄に尽くした豪商の住まいの跡は今も大切に護られています。


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山居倉庫へやってきました。
庄内米の集積に使われた美しい建物が並びます。


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ケヤキ並木に沿って並ぶ山居倉庫の風情ある景観は酒田を代表するものです。


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最上川河口に開けた酒田の港。
最盛期には川船も含め年に三千隻もの船が入ったと伝わります。
今は岸壁に漁船が並んでいます。
どこか懐かしくもありもの哀しくも感じるそんな美しい酒田の街。
印象深い三日間の庄内の旅を終えてそろそろ帰路に着くことにします。



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