2016年03月02日

第百三十九話「再会(その後)」

霊媒師の不思議な世界をコミカルに紹介します。
語り手:「みうらっち」こと霊媒師「三浦淳一」(太字)
書き手:「たっちゃん」

(このお話は2006年4月のお話です)

さて話は、除霊から半年たって霊媒体質の娘さんが怖がり出した所に戻ります。

「そうか!最近になって娘さんが怖がり出した原因は、半年前に除霊した霊じゃなくて!」
「そうだよ。その霊は完璧に除霊したからね。」

「お父さんが神社から連れてきてしまった、赤い鎧の武士の幽霊とご対面してしまったんだ。」
「(;-_-)ノ[] ピンポーン♪ 」

「その家に呼ばれて行った時に、やっぱり武士の幽霊はいたの?」
「いたいた、階段に座っていたよ」

「また、階段かよ。まさか、コンビニのおにぎりを食べていた訳ではないよね」
「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。流石に今回はオニギリは食べていなかったけどニコニコと笑っていたよ」

「笑う鎧武者か。。。それは、それでオニギリと同じぐらいにインパクトがあるな。それで、娘さんの為に鎧武者の除霊をしたの?」
「そう、除霊を始めたけど・・・」

「始めたけど?どうしたの?」
「霊界に上がりたくないと駄々をこねるんだよ」

「笑う赤い鎧武者が駄々をこねるってか・・・何なんだ、その幽霊は!」

「みうらっち」の説得にも応じず、頑として霊界に上がる事を拒否する鎧武者の幽霊。やがて、その鎧武者はポツリ、ポツリと胸のうちを「みうらっち」に語り始めました。

ミラクルツアーはまだまだ続きます。

※ミラクルツアーは、「たっちゃん」の創作部分を含みますで、実際の心霊世界とは異なる部分があります。

t_tatsumi4 at 09:33 
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