2010年12月31日

肩の力み・・・・・

試合でよく肩に力が入りすぎている選手を観受けるが、、。

そもそも肩が力みすぎると戦う上で どの様な弊害があるのか?。

①肩が力むとパンチそのものが腰・肩の回転を伴わず、ほとんど手打ち状態に
なってしまう為、パンチそのものの威力が抑制される。

②肩の力みは上半身・下半身の繋ぎをも分離してしまうため、相手からの攻撃に対する反応(たとえば相手の攻撃に対するバックステップなど)がワン・テンポ以上遅れる・・・。
それゆえ、相手の攻撃を被弾し易くなる。

③ ①・②より、すべてが部分々の攻撃になり 必然的に屈筋系主導になる為、
その屈筋系主導の中で、本来は伸筋主導の打つ・蹴りを出してしまうと体の中に
相当の無理が生じるために、必要以上のスタミナを浪費してしまう。 

大きくいえば この3点である。

この様に肩の力みは自身の攻防そのものの力自体を大きく制限してしまう・・・。

よく試合でセコンドが「肩の力を抜け、、、」と指示しているケースもあるが
経験上、肩の力みをなくす練り上げを実践していない者では この指示だけで
対応するのは非常に難しい、、、と。

次項で肩の力みをなくす練習法を幾つか紹介してみたい。

t_ystk at 22:54|PermalinkTrackBack(0)clip!

ダメージ蓄積の件・・・・・

最近 度々KO負けした選手が約1か月後の興行に参戦し、試合しているケースを見かける。

KO負けした脳へのダメージは30日そこらでは決して抜けきれるものではなく、CTスキャン等で医者から「問題なし、、、」という判断を出されたとしても、それを信じて試合に参戦することは危険極まりないものである。
何故なら神経系統の細かな損傷等まではわからないことが多く、CTスキャンの検査などで異常なし、、、と判断されても、パンチドランカーとしての症状が観られることがあるのだから、、、。

KO負けした選手はダメージを蓄積しない為にも以下に掲載される事項を厳守してもらいたい。

・KO負け後、最低 2週間はアルコール、並びに香辛料のきつい飲食は避けること。
脳へのダメージで倒れた場合、大抵は頭の毛細血管・神経系統に亀裂が生じるものであり、その亀裂部分が回復しないまま、アルコール等を摂取すると、より亀裂が広がり、自然回復をより遅らせる為である。
→ 場合によっては、長期にわたり回復しないこともある。

※回復しなければ当然のことながら動体的反応力は鈍り、反射による反応は正常時との比較できないくらい劣化する。


・KO負け後、スパーリングは約 1か月は行わないこと。
すぐにスパーリングを開始する選手がいるが、脳というものは倒れたことを確実に記憶している為、ある期間(最低1カ月以上)をおかなければ、軽いパンチでも倒れてしまう、脳が倒れることを覚えてしまうのである。

※これは一度、癖になってしまうと未来永劫 取り除くことは難しい、、、、。

・ディフェンス面の強化をより重視し、ステップワークを共用した攻防を遵守する技術を強化する。

一度KO負けしてしまうと、少なからず打たれ脆くなり、相手の中に入っての攻防をどうしても限りなく避けがちになってしまうものである。
これを回避するには、空手の約束組手の様な約束練習による約束ディフェンス面の強化を実践し、技術面での精度向上を図る以外にない、、、。





t_ystk at 20:49|PermalinkTrackBack(0)clip!

2010年02月13日

逆ワンツー2

逆ワンツー(オーソドックス)については、2006年11月19日に掲載しているが、更に打ち方ついて追記したい。

通常のワンツー様に2打目のストレート(逆ワンツーなら左ストレート)は脇を締めがちに そこからまっすぐの軌道で打ってしまうものだが、これだと拳先にウェイトを乗せ難い。
重心移動と手の伸ばす際のタイミングと伸ばす力が合わないからである。

それ故、やや基本から離れた打ち方が必要となる。

?左足を踏み込み、まず重心移動を行う。
 ↓
?同時に右ストレートを放つ。
 この右は脇をしめたまま、まっすぐ相手の顔面への軌道を通るストレートにする。
 ↓
? ?の後に、左肘をやや外へ開けながら、少しだけ後ろへ引く。
ここから左肩甲骨を利用して拳を最初から返した状態(横拳)でパンチを放つ。

※要領としては、左手で砲丸投げのボールを投げるかの様に、、。

この?〜?の打法が経験上、拳先にウェイトを乗せるには最適である、、、。

是非試行して頂ければ、、、、と思う。

t_ystk at 18:51|PermalinkTrackBack(0)clip!

2010年02月12日

ジャブへのパーリングを遅らせる為に

こちらが放つ左ジャブへのパーリングへの反応を少しでも鈍らせる為のポイントを掲載してみたい。


?ジャブは相手の(左ジャブなら、自分から見て相手の右目を狙う)目を狙うようにまっすぐ放つ。
 ↓
どんなに訓練された選手でも目を狙われると やや後ろへ仰け反り動作が生じる為に、パーリングが ほんの少しは遅れがちとなる。
 ↓
当然パーリングから返すジャブのリターン等もややテンポがずれたものとなり
こちらとしてはパンチを見切りやすくなるものである。


?左に回る動作と前に出る動作を混ぜ合わせた変則的な左のステップインを行う。
このステップインと同時にやや斜めの角度から入り込んいく様な左ジャブを放つ。
 ↓

やや回りこまれたところから放たれるジャブに対して、その動作がたとえどんな遅い動作でも目で追ってしまうものである。
当然 目で追ってしまってからの反応(パーリング)になるので、返しのタイミングもずれてしまうものである。

?脇を締めずにやや手を前に出した状態に構えて(左手は少しだけ曲げるくらいでかなり伸ばしておく)相手に届く手の距離をできるだけ縮める。


間の縮まったところからの左には当然、反応もこれまたやや遅れがちとなるもの。

この1〜3をうまく活用するとそれなりの効果を必ず得られるだろう。













t_ystk at 01:22|PermalinkTrackBack(0)clip!

2008年04月17日

ガードを堅めながら前に出てくるタイプへ

経験上、ガードを堅めながら前々に出てくるタイプとの対戦は非常に骨が折れる。
こと十分、ブロッキングしながら、前々に圧をかけてくる選手は尚更。

この手タイプの選手との対戦では、こちらも一定の距離をとることが大事だが、バックステップやサークリング、もしくは前蹴りのストッピングだけでは対応するのは
タイ人と異なり、日本人には非常に厳しいものだ。

勿論、例外やこれを実践する日本人選手も少数存在するが、、、。
(欧州系の体力ある選手に対応出来る選手は私が知る限りではいない。)

この手のタイプへの対応策としては以下のようなものをお勧めしたい。


(例)オーソドックスでガードを堅めて前々に出てくる選手に対する
   オーソドックスの場合

        ↓
 ̄βを斜め45度に踏み出す

        ↓
右ロングフックをややオープンブロー気味に放つ

※相手の顎を打つのではなく、左ガードの上を平手で押すように放つ

        ↓
この右ロング打った後戻さず、相手の左ガードを支点としながら左へ回り込む

 ※回りこむ際に、,覇Г濬个靴娠βも動かさず、左足を後方回すように
  右斜め後方へ動かし、続いて右足もそれに追随するよう動かす
 

 銑い覗蠎蠅留Ε汽ぅ桧銘屬鮗茲襦 

ここから攻撃する。

(ア)再度右フックを相手の耳下へ狙う

※顎よりも耳下を狙われると意外に反応しずらい

(イ)左フックで耳下を狙う

※特に右サイド位置を取られた処から放たれる左フックは非常に見え難い。

(ウ)左ローを放つ

※左手で相手の首を交差掛けしながら蹴ると相手は非常に見え難い。

以上


余談だが、自身の最近のスパーリングにおいてはこの技術を有効活用し、相手の
サイドを取ることを心掛けている。
打ちながら、相手に手を抑えながらの「いなし」は重心が浮かず、息も上がり難いし即攻撃へも繋ぐことが可能ゆえに、、、。

一読された方は是非、活用してもれれば、、、幸いだ。


   






t_ystk at 12:29|PermalinkTrackBack(0)clip!

2008年03月25日

左ジャブに右ローを合わせてくる 相手への対処 

先日のDREAMの試合でも 門馬選手と対した桜井は巧妙に、このジャブでウェイトの掛った前足をよく狙って右ローを放っていた。
(実に効果的な攻撃だった)

あれを何度か繰り返されると左ジャブを打つ方が却って、リスキ−な戦い方になってしまう。

しからば、左ジャブに右ロ−を合わせられる門馬選手側からはどう対処すべきだっただろうか?。

※ 左足の踏み込む位置を 左斜め前に変える。

これは10センチもすることはなく、せいぜい5センチくらいで十分である。
この5センチが、右ローの威力を抑制するには十分だからである。

左足をサイドに出されてしまうと、こちらが右ローで蹴ったとしても、インパクト自体がずれてしまい、こちらの重心も逆に浮いてしまい、左足に跳ね返されている感じさえ受けるものである。

こうなれば、ローを合わす側も出しずらくなりがちとになるものである(経験談)。

更に左足の左斜め前足ステップをより効果的に且つ自然に行うには、左々へ少しサークリングしながら、ステップ・インすると良いだろう。

ローを返されたり、合されたりする選手は是非実践して頂きたいと思う。



 

t_ystk at 00:02|PermalinkTrackBack(0)clip!

2008年03月24日

左ジャブに右ローを合わせてくる 相手への対処 

左ジャブに右ローを合わせてこられると、非常に厄介だ。
(経験上、右クロスをかぶせてこられる方がまだやり易かったような。)

左前足に重心がかかるタメ、まず左足をあげてカットすることは不可能。

対処法としては、

.献礇屬鳳Ε蹇爾鮃腓錣擦討るのを、左足にさらに重心乗せて角度を変えて、威力を抑制し、右ストレートを返す。

↓,汎韻犬少し角度変えて力を逃がし、即 左足を踏み込ませ右ローを返す。
相手も左踏み込み足に重心がかかっているタメ、こちらのローを防御することは難しい。

1Ε蹇爾僚个刑櫃法 ̄Ε好肇譟璽箸鮃腓錣擦襦
このローへの合しの右拳ナックルは経験上、少し大きめに返して右脇も甘めの方が
肩の回転が効きやすく、パンチも伸びるため、ローを放つ相手にもパンチが届きやすい。

逆に右縦拳のストレートは伸びが甘く、ローへの合わせには適さない。



t_ystk at 21:37|PermalinkTrackBack(0)clip!

2007年07月18日

右利きサウスポーへの対策 (オーソドックスより) 

ムエタイの選手など、キック系は非常に右利きサウスポーが多い。
多い理由については、また日を改めて書いてみたいと思う。

右利きサウスポーと対すると、本来のサウスポーと異なりより間を遠く感じるものである(経験談)。

その理由は

〜絢蠅留手が利き腕ゆえに、動作がスムーズな上に手打ちでも強いパンチ(右ジャブ)となり得る為に、それを警戒するあまり中に入り難い。

∩安が利き足である右足ゆえに、力強いうえに よく利くため出鼻を止められやすい。

1手が左手より強いが為に、左手に比べてやや構え位置が高く、半身傾向で構えられるため、懐深く感じる。

等々


こちらの対応策としては、上背・リーチで劣る場合には 通常の左ジャブ、左フックから崩していくことは容易なことではない。

左手よりも右手のパンチ系から崩していくことをお勧めしたい。

ただし、注意すべきポイントは左足からステップ・インしての右ストレート、右ロングフックは動作を察知されやすく、スウェー等で空振りさせられやすく、カウンター等の餌食になりやすい。
また、利き腕の右が当たらない時の、精神的なダメージ、並びにスタミナの浪費は相当なもので、簡単に試合の主導権を握られかねない。

経験上、お勧めなのは右手のパンチを打つ際も、空手の順突きのように右足を前に進めながら入り、左足が着地と同時に打つ、もしくは着地した後、0.2秒くらい遅れて打つと良い。
見た目は順突きの追い足の方が動作が大きく、テレフォンパンチ気味なのだが、間合いがあり、スウェー等に長ける選手(ムエタイ)にはこちらの方がヒットしやすい。

 ̄β踏み込み →着地同時式 右ストレート

※順突きの場合は拳が縦拳だと、体の中に居つきが生じるため、パンチが乗らないし
フォロースルーが効かない為、ナックルを返してやや脇をあけ気味に打つと良い。

※右足の踏込みは、足先自分の体と90度上の真っ直ぐは ×









t_ystk at 12:47|PermalinkTrackBack(0)clip!

2007年05月25日

左ミドルキック応用(4)

左ミドルキック応用(4)

左スイッチミドル → 左足を下ろしながら 右上体スライドストレート

最初の左ミドルで相手の右手肩口をわざと狙う。
続いて、その蹴りを放った左足をやや左サイドへ下ろしながら、右ストレートをスライドして打ち込む。

ミドルで肩口を狙われると腕で基本的は捌くものが多い。
その様な相手に、この一連の足を下ろしながら流れるように、右へつないでいくコンビは 効力を発揮してくれる。

この下ろし右へのつなぎが、案外入りにくい相手も出てくる。
その際には、今度は

左スイッチミドル →  左足上式 左ストレート

へつなぐといい。
左ミドルからの右は交差のコンビゆえ、相手にとっては視覚が90度ちかくある為非常によけ易くなりがち、、。
しかし、同方向の蹴り⇔パンチは視覚を遮り(50度くらい)、ヒット率が増すのである。

ただし、この左スイッチミドルからの足上げストレートは 相当練り上げておかないと練習ではでないので、日ごろからの反復練習がより重要になってくる。

t_ystk at 01:47|PermalinkTrackBack(0)clip!

2007年05月22日

左ミドルキック応用(3)

左ミドルキック応用(3)

相手の右ストレート等に左ミドルを合わせたい場合の有効な攻撃法

ムエタイ式の左手を伸ばして右手添手するブロックもいいのだが、リーチの短い非力な日本人には私も現役時にが使用した「閉」ブロックが向いているのではないか、、、と。

この閉ブロックを行いながら、右ストレートを出してくるタイミングに合わせて相打ち気味(スイッチはしたほうがよく、少しタイミングが遅れても問題ない)に左ミドルを放っていく。

相手の右ストレートには、閉じブロックが確実に守ってくれる為、安心して蹴り放つことが可能。

その際、ポイントとして、右足をスイッチした際に可能ならば右斜め方向へ、右足を開いた状態で踏み込みたい。
この開いて 蟹股気味に入る踏み込みが体の中に捻力をこしらえ、あとは自然とこの捻れを開放するように蹴りはなつと威力あるミドルを出しやすくなる。

そして更に威力を増す為に、最後のインパクトの際に右体側を締めるように右へ体を傾斜させるといい。

以上 左ミドルのカウンター的攻撃を述べてみた。

特にこの技術は 若い選手にお勧め!。




※閉ブロック
→顔面を平手で覆うようにブロックする。決して手を握らない!開くことでブロックの面積が2センチちかく広がるため


t_ystk at 08:38|PermalinkTrackBack(0)clip!