2010年12月31日

ダメージ蓄積の件・・・・・

最近 度々KO負けした選手が約1か月後の興行に参戦し、試合しているケースを見かける。

KO負けした脳へのダメージは30日そこらでは決して抜けきれるものではなく、CTスキャン等で医者から「問題なし、、、」という判断を出されたとしても、それを信じて試合に参戦することは危険極まりないものである。
何故なら神経系統の細かな損傷等まではわからないことが多く、CTスキャンの検査などで異常なし、、、と判断されても、パンチドランカーとしての症状が観られることがあるのだから、、、。

KO負けした選手はダメージを蓄積しない為にも以下に掲載される事項を厳守してもらいたい。

・KO負け後、最低 2週間はアルコール、並びに香辛料のきつい飲食は避けること。
脳へのダメージで倒れた場合、大抵は頭の毛細血管・神経系統に亀裂が生じるものであり、その亀裂部分が回復しないまま、アルコール等を摂取すると、より亀裂が広がり、自然回復をより遅らせる為である。
→ 場合によっては、長期にわたり回復しないこともある。

※回復しなければ当然のことながら動体的反応力は鈍り、反射による反応は正常時との比較できないくらい劣化する。


・KO負け後、スパーリングは約 1か月は行わないこと。
すぐにスパーリングを開始する選手がいるが、脳というものは倒れたことを確実に記憶している為、ある期間(最低1カ月以上)をおかなければ、軽いパンチでも倒れてしまう、脳が倒れることを覚えてしまうのである。

※これは一度、癖になってしまうと未来永劫 取り除くことは難しい、、、、。

・ディフェンス面の強化をより重視し、ステップワークを共用した攻防を遵守する技術を強化する。

一度KO負けしてしまうと、少なからず打たれ脆くなり、相手の中に入っての攻防をどうしても限りなく避けがちになってしまうものである。
これを回避するには、空手の約束組手の様な約束練習による約束ディフェンス面の強化を実践し、技術面での精度向上を図る以外にない、、、。





t_ystk at 20:49│TrackBack(0)clip!

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