2005年12月20日

追加ワクチンについて

先日、妻そして2人の子供たちにHBs抗体がついた。
しかし一般的にはワクチン誘導でついた抗体は数年で陰性になる。

その場合、追加でワクチンを接種するとHBs抗体が復活して陽性になる。
通常は1度の追加摂取で陽性に戻るらしい。

この追加ワクチン(ブースター)
日本ではHBs抗体が陰性化した場合は直ちに追加摂取を必要とする意見が多い。
いや、正確には多かったようだ。

欧米を中心とする諸外国では追加ワクチンの必要はないとの考え方らしい。
# HBs抗体が陰性化しても感染防御の免疫記憶があるので
# HBV感染があった場合は速やかにHBs抗体が再生産される。
そして日本でもこの考え方が多くなってきているようだ。

しかしコンセンサスは得られていない。
# ワクチンで1度HBs抗体を獲得した人で
# 急性B型肝炎を発症したという報告はないようだ。

ちなみに2005年7月の日医雑誌、第134巻・第4号のP628
「特集 肝炎診療を見直す 肝炎ワクチン」
八橋 弘 先生(国立病院機構長崎医療センター)
の記事にも
「原則として、その後の追加ワクチンは行わない、という対応をとっている。」
との見解が記されている。

医学に100%はないのならば
結局は自己責任による判断となるのだろう。

ta_da at 23:00│Comments(0)TrackBack(0)

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