建築家という言葉道産子の彼女

2005年10月04日

建築家と建築士の違い

昨日、建築家という言葉のことを話したが、
今日は建築家と建築士の違いについて少し触れてみたい。

インターネット上のウィキペディア・フリー百科事典で見てみると、
それぞれ次のように記されている。

 ●建築士とは、建築士法に拠って定められた国家資格。
  建物の設計、工事監理等を行う技術者である。

 ●建築家とは自らの美学的見地で建築物を設計する人のことである。

この内容から判断すると、建築士は国家資格を持った技術者で、
建築家はデザインのことを大切に考える設計者ということのようだ。

そのことを建築家出江寛氏は「建築家資格制度の必要性」を語る時に、
フィギアスケートの採点法に例えて、こんな風に表現した。

  「技術点が満点でも芸術点が低ければメダルには手が届かない。
  現在の建築士制度は技術のみの資格であり、
  技術と芸術の両面を兼ね備えた建築家資格制度を早急につくるべきである」

芸術の良し悪しは見る人によって変わるから、
資格の項目に入れることはできないとは思うが、
建物が技術だけではもの足りない時代になっているのは確かなようだ。

(S.Tomita)

taa2003 at 20:59│Comments(0)TrackBack(0) 教育 | 建築

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