築後17年の中空パティオ建築バカになれますか?

2005年11月30日

伝統工法と在来工法

木造には大きく分けて伝統工法と在来工法があるが、
現在の家のほとんどが在来工法で造られている。
それは昭和25年に建築基準法が制定され、床面積に応じて必要な筋違等を
入れる「壁量規定」の構造基準が定められたためである。

伝統工法は筋違の代わりに貫を使っているが、
貫は鎌倉時代に大陸から仏教建築とともに入ってきた建築様式(=禅宗様)であり、
それまでは貫の代わりとして長押(なげし)で柱間をつないでいた(=和様)。
長押に比べると貫は大層の優れもので地震に強い建築を造れるようになった。
それは筋違のようにがっしりと固める剛構造の考え方ではなく、
柳のようにしなる柔構造であるが、現在の壁量計算では評価は低く扱われているのだ。

古建築や木を知る人からみると腑に落ちない評価であり、
筋違で剛に固める在来工法は木にふさわしい工法ではないという声が多い。
木は生きているから、鉄骨やコンクリートとは違う。
筋違と金物で雁字搦めに固めては木の良さは出ない。
在来工法が伝統工法より本当に強いのか、疑問を抱き続けている。

●こんな内容の文を見つけた→「伝統工法と在来工法

(S.Tomita)

taa2003 at 23:55│Comments(0) 建築 | 構造

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