地霊が語りかけてくる眉山の山頂に夕陽が沈む時

2008年10月14日

引戸と鴨居の納め方

建具の切り込みが始まると引渡しが間近に迫ったことを実感する。

建具の切り込み1
















この現場もいつものようにほとんど引戸を使っているが、
引戸と鴨居の納め方は幾通りもある。
一般的には正面になる上部の方を切り欠いて鴨居の溝に差し込むが、
ここでは下の写真のように納めてくれている。

建具の切り込み2
















このように建具を入れる鴨居の溝が二段構えになっていることで、
裏という面がなくなり、どちらから見ても表の顔になる。
最近のシンプルな納め方の一つとして、建具の厚み分だけ溝幅を取り、
建具を一切加工せずに納める「大入れ」というやり方もあるが、
それだと建具が溝の側面で擦れて傷が付いてくる。
(二段構えの方は上の狭い方の溝で擦るから擦り傷は見えない)

この工務店の社長の書く施工図はいつも職人気質がそのまんま東知事(笑)
溝二段の納まりは閉めた時にその真価を発揮するのだ。
言わないと誰も見てくれないけど・・・・・。

(S.Tomita)

taa2003 at 18:00│Comments(2) 現場 | 眉山を臨む家

この記事へのコメント

1. Posted by kimoty   2008年10月14日 22:55
建具を滑らせるための溝。
無い物ねだり、羨ましく美しいです。
施工業者の間では、開き戸のものも全て鴨居と呼ぶ方もいますね。
鉄道車両においては、
客用扉上部のスペースのことを"鴨居"といいます。
実家に近いJR横浜線に鴨居と言う駅があります。(笑)


2. Posted by tomiyan   2008年10月15日 01:09
縁のない話ですみません(笑)
それにしてもいろんな「鴨居」があるんですね。
「鴨」に「居」。「鴨の住まい」って変ですね。
ルーツは一体何処から何でしょうかねぇ。

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