現場

2013年08月20日

今日の佳き日が…

今日は嬉しいことが重なった。

一つは「花と小父さんの家」の上棟式。
花と小父さんの家

もう一つは「路地を愉しむ家」の引渡しだ。
路地を愉しむ家

それぞれが違ったコンセプトに沿って新しい暮らしを求め造られて行く。

体調を崩してしまい、その場に立つことが叶わないのが何とも口惜しいが、今まで思ってもみなかったスタッフのたくましさをやけに感じている。

この佳き日がクライアントにとって、思い出の一頁になりますように!


(S.Tomita)


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2013年05月02日

ポーチの天井高

住宅のポーチの天井や軒高は手が届くぐらいの方がちょうどよい。

高ければ高いほど威厳が出て来て豪壮な雰囲気になるが、
逆に人を招くにはふさわしくない威圧のようなものが生まれてくる。

崇拝心を高めさせる宗教建築や威厳を誇る国会議事堂や裁判所などは
高くなければならないだろうが、住宅にはそんなものは必要ない。

かつての街道沿いの町並みの軒の低かったこと。
あのヒューマンスケールが気易さを生み出し、心地よかったのだ。

『路地を愉しむ家』もそれにあやかっている。
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(S.Tomita)

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2013年03月08日

あえて断つことで

昨日は「路地を愉しむ家」の建前だった。
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眺望のきくロケーションの中で選んだ答えは中庭と路地を愉しむプラン。
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恵まれた条件をあえて断つことで違った何かが生まれてくる。
こころに語りかけてくれる空間づくりに挑戦です。

(S.Tomita)

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2013年02月16日

棟上げに向けて

青空の下、明日の棟上げに向けて『回遊する家』の宵建てが始まった。
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木造は骨組だけの時が最も美しく、何度見ても見飽きることはない。
今回の屋根のカタチは最もシンプルな切妻を選んだ。
棟の上がる明日の夕刻が楽しみです。


(S.Tomita)



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2013年01月07日

今年は地鎮祭から

みなさん、あけましておめでとうございます。
今年は『回遊する家』の地鎮祭からの始まりです。

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敷地は西南の角地で西側道路を挟んで緑豊かな公園が拡がっています。
恵まれた環境の中で子供たちが伸び伸びと遊んでいる姿が目に浮かんできそうです。
回遊する家はそんな想いから生まれました。
事初めが地鎮祭。この一年、いい年になりそうな予感がします。

追伸:建てようネットの金本さんもブログで紹介してくれました→建てようネットブログ

(S.Tomita)



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2012年11月20日

「日本のルーツを探る旅」完!

山菱電機石井工場の癒し空間「四方亭」が完成しました。
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四神相応をキーワードに出発した社長との旅は四方八方十六方、三十二葉を経て、
太古の昔の日本人の祖先「五色人」 へとたどり着きました。
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柱で仕切った四つの間に色違いのローソク立てを吊るし五色人を表現しました。
(東=青人、西=白人、南=赤人、北=黒人)
このローソク立て、何処かで見たことがあるような気がしてならなかったのだけど、
やっと思い出しました。「アラジンと魔法のランプ」の絵本の中でした(笑
怪しい雰囲気を醸し出しているはずですね。
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そしてテーブルには四つの神様が鎮座しました。灰皿だけど・・・(笑
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これでは五色にはまだ一色足らないのですが、黄人は中央の天井にいます。
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もう一つの棟の方は、真ん中に心柱を立てています。
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こちらのテーブルは汗のしずくのカタチです。
四方亭の向こうを張って「しずく亭」と呼ぼうかな。
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その二つの棟を繋ぐのが遊歩道。ウッドデッキもいいけれど
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社長が敷き詰めたセランガンバツの端材を利用した小道の方が遙かに風情を感じます。
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これで日本のルーツを探る旅はおしまいです(笑


(S.Tomita)

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2012年11月08日

四神相応をキーワードに

この夏休みにインターンシップ生の河田さんらと四神相応をキーワードに
まとめたプロジェクト山菱電機石井工場の「四方亭」が進んでいます。

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方形屋根の下は十字に仕切り、北に玄武、南に朱雀、東に青龍、
そして西に白虎の間をつくります。

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改善提案三万件達成を記念して建てられる四方亭は社員のための癒しの場所です。

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大小二つの建物を木の遊歩道で繋ぎます。

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(S.Tomita)

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2012年09月01日

幸田さん「動画に挑戦」の巻

幸田さん、昨日も「ブラックフォート」の現場にやって来て、
こんなヤジロベエのようなものにカメラを付けて歩いてた。

ステディカム スムージー

ステディカム スムージーと言うもので、動いても手振れを起こさず、
滑らかな流れの動画が撮れるらしい。

まだ試運転中ということだが、そこはカメラのプロフェッショナル。
提灯ぶら下げた道先案内人のようにやさしくやさしく歩いてた(笑

成果はこちらから → <You Tube



(S.Tomita)

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2012年08月10日

変則五角のカタチ!

娘さんの誕生日の完成を目指して進めているブラックフォートの足場が
今日外れました。

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変則五角のユニークなカタチはウチから生まれ出たもの。
まっ正面からは立てハゼのラインが地面から出て屋根の先まで伸びています。

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9月30日が21歳の誕生日ですが、「私だけの砦」のプレゼント、
ひと月早く手渡せそうな気配です。

(S.Tomita)

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2012年08月01日

明日引き渡し

着工すればいつか必ずやって来るのが竣工の日です。
名残惜しいけど明日『キッチンを囲う家』を引渡します。

最後の最後に据わったキッチンでこの家に魂が入ったように感じます。
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個人個人の楽しみに走る現代生活では、食事どきが家族の
コミュニケーションを取る数少ない機会になっている。

奥さんの料理好きと相まって家の中心に置いたキッチンが
家族の絆を育んでいく。

それは2階からも
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玄関先の土間からも眺めることができる。
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家族、友人、そして近隣へと、
キッチンを通して、コミュニティーの輪が拡がっていって欲しい。

●追伸
施主Tさんのご厚意で開催できた完成見学会。
建てようネットの金本さんがその様子を紹介してくれました。

  建てようネット 担当者のブログ 7月30日


(S.Tomita)

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2012年07月03日

25年前と変わらない光景

新井建設に初めて建ててもらったのが1987年竣工の「北沖洲の家1」です。
あれから25年、末娘さんのための小さな増築が始まりました。

当時、土工事は社長自らがユンボに載って陣頭指揮を執っていましたが、
その姿はいまも何ら変わりません。

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この光景、いつ見てもいいですね。


(S.Tomita)

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2012年04月26日

看板取付用飾りボルト

障害者支援福祉施設「ひだまり」改め「オレンジノート」の看板を、
久し振りにアクリル板とカッティングシートを使って作りました。

一昔前はなかった取付用の金物。アルミ製のこんないいのができてます。
飾りボルト

まず台座になるナット部分を壁にビスで取り付けたあと、
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アクリル板を当てボルトで締めれば完了です。
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オレンジノートの外回りは少しづつですが進んでいます。

一番したかった中庭のデッキも夏までにはできそうな気配になってきました。
デッキではしゃぐ子供たちの姿が目に浮かんできます。


(S.Tomita)

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2012年03月02日

やっぱり仮設的なものが好き

今日は大安吉日、「キッチンを囲う家」の建前でした。
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建前の度に思うのだけど、木造建築は骨組だけの時が最も輝いて見える。
鳥籠のような内部空間はそれだけで心地いいのだ。
仕上がるに連れその良さが消えて、ただ美しいだけの空間になっていく。
そうならないように設計に工夫を凝らす。
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15年ぐらいの周期で塗り直すのだろうか。ちょうどいま吉野川大橋に
ペンキ塗りのための足場が組まれていることを思い出し、
建前のあとはそちら回りで帰ることにした。
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仮設の足場は鋼管の上に板を置いただけのシンプルなものだけど、
うねる曲線が何とも言えず心地よく、豊かな空間を創り出している。
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仮設的なものが根っから好きな性分なんだと思うけど、
骨組だけの華奢なものなんかには異常に反応してしまう。

「仮設的なものが好き」は偏った美意識なんだろうか?
いままでにもこれだけ書いてました。(笑

2005.09.07 どこにどんな家を建ててみたいか?
2005.10.30 ワンルームがいい
2010.02.04 仮設的な建築に魅かれる
2010.02.12「久住章のゲストハウス」のこと

(S.Tomita)

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2012年01月12日

おしんのような女の子

「キッチンを囲う家」のsakiちゃんは「おしん」のような雰囲気を持った女の子です。
初めて会った時から私の中ではどんなに辛くても耐え忍ぶおしんと重なり続けています。

新学期の始まった昨日が地鎮祭でしたが、
sakiちゃんが帰ってくるのを待って午後から始めることにしました。

ご祈祷札に願いを込める姿や
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玉串を捧げ祈る仕草
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四方祓いの時の表情など
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どれをとっても古い儀式には役者のように似合っているんです。

宮司さんが奏でる横笛の音色と共に忘れられない地鎮祭になりました。

(S.Tomita)

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2011年12月23日

無事年内に引渡せました!

補助金の関係で、どうしても年内に完成させなければならなかった障害者のための
支援福祉施設「ひだまり増築工事」を21日に無事引き渡すことができました。

地鎮祭が10月6日でしたから、わずか二ヵ月半の工期でした。
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敷地には現在施設として使っている15坪のユニットハウスがあり、
それに30坪の平屋の木造をL字型に配置して、
児童たちが自由に外に出て遊び回れる中庭をつくり出すことにしました。

下がその完成写真で、南の道路側から見たところです。
このアングルからはユニットハウスの存在はわかりません。
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下がユニットハウス(右側)と増築した木造で囲われた中庭部分です。
床にデッキを敷いたりガラス屋根を架けたり草木を植えるのは、
予算ができるまでお預けになりましたが、
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内部は手づくり感がふんだんに出た温かい施設に仕上がりました。
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厳しい予算に厳しい工期、この二つをクリアするのも至難の業なのに、
いい仕事という魂まで入れて下さった司工務店には、
今の気持ちを伝える言葉が見つかりません。
在り来たりの言葉になってしまいますが、

ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

(S.Tomita)

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2011年11月04日

長い立ハゼ葺き

「中庭に集う家」の屋根はガルバリウム鋼板の立ハゼ葺き。
片流れの一番長いところは19m余りもある。

折り曲げ機を現場に持ち込んでの製作になった。
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継ぎ目なしの一枚もので仕上がって行く。
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ゆるい勾配でこれだけ長いと雨水を掃くのに時間がかかる。
ガルバの重ね部分にブチルゴムのシールを貼って集中豪雨に備えてくれている。
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(S.Tomita)

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2011年10月12日

みんなで上棟式

10月11日大安吉日、『中庭に集う家』いよいよ上棟です。
祝い事は大勢で祝うのがいいということで、
「僕、高い所だめなんです」という建てようネットのshiraiさんを
無理やり巻き込んでの儀式となりました。
確かに顔は笑っていますが腰から下が・・・・・・(笑)
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そのすぐ下ではパパの雄姿を家族が見守ります。
掛矢を持ってこれほど様になる建て主は滅多にお目にかかれません。
パパの株が急上昇した瞬間です。
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全体の輪郭が現れました。ほぼ中央の凹んだところが中庭になるところです。
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奥になが〜い建物。一番長い登り垂木は19mもあります。
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最奥には吹抜けのリビングとロフトが一体になった大空間があり、
間中の間中ピッチ(1/4間)の登り垂木が化粧になって現れます。
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楽しみを一杯載せて、これからの現場にますます力が入ります。

(S.Tomita)

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2011年09月30日

「大空と暮らす家」引渡し

進入道路の突き当たりの左奥にある30坪ほどの空地が
今回の「大空と暮らす家」の建設予定地だった。
四方が2階建て以上の建物に囲われた厳しい条件だったが、
祖母や両親の住む母屋(白い3階建の建物)と奥で敷地が接していた。
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1階は母屋とをつなぐトオリニワが建物を貫通するが、
それはごく自然な成り行きで生まれたものだった。

そして生活の主体を一層分持ち上げて、
個室は2階に、3階にはLDKや浴室を置いた。
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当然、3階は眺望抜群となり、
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周りの建物の屋根だけが見えて、屋根に寝転んでいるような気分になれる。
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「大空と暮らす家」 やっぱり、このタイトルにして良かったなぁ。
未練を残しながら、昨夜、引渡しました。

(S.Tomita)

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2011年09月29日

打ち水をして

造園工事が終わり、今日は竣工写真の撮影です。
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トオリニワは打ち水をして和の雰囲気を高めます。
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カメラマンは幸田さん、出来上がりが楽しみです。
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(S.Tomita)

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2011年09月24日

暮らしの香りが・・・

3階のリビング・ダイニングに家具が入りました。
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ダイニングの椅子は2種類、どちらも宮崎椅子製作所のもの。
特に左の方のNo.42は座り心地抜群です。
右はDC09、薄くて柔らかなラインの座面がとてもきれいです。
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これはイサムノグチのガラステーブル。
手づくりペンダントに照らし出された脚が彫刻のように見えてきます。
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家具が置かれ、暮らしの香りが漂ってきました。
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引渡しまであと5日。

(S.Tomita)

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2011年09月23日

棚は棚でも・・・

棚は棚でも今日はキッチンの水切り棚の話です。
嫌われそうなので、当分の間、桃から離れることにしました(笑

この家のキッチンはオーダーメイド、家具屋に作ってもらいました。
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クライアントの要望の中で最も頭を悩ませたのがシンク前の水切り棚です。
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ステンレスのアングルを前後に取り付け、
その上に既製の水切りプレートを置きました。
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手前のアングルは面台の木口化粧を兼ねて端から端まで通しています。
うまく納まってくれました。

(S.Tomita)

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2011年09月22日

縦繁障子を背に

一週間前に吊り込んでいた縦繁障子は和紙が貼られて戻って来ました。
待ちに待った光景です。これでトオリニワがグッと引き締まった感じがします。
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トオリニワ側から貼っている障子紙の床からの高さは、
彫り込み引手の位置に合わせて80センチに設定。
この一直線に伸びる白い帯がこのおうちの顔になっています。

部屋内からはまた違った表情を見せてくれています。
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縦繁障子を背にスポットライトを浴びて際立つ桃の飾り棚
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これをしたかった・・・・・・・のだ(笑


(S.Tomita)

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2011年09月20日

すべてが桃に・・・

この家のために焼いてもらった大谷焼の洗面器
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水栓との取り合いのへこみのラインが気に入ってます。
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でもこのカタチ、見ているうちに段々と桃になってくるんです。
そのうちに見るものすべてが桃、桃、桃になるのかな(笑


(S.Tomita)

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2011年09月19日

おもてなしの演出

家の守り神である桃棚は来客をもてなすための飾り棚でもあります。
四季折々に季節のモノを飾って来客を迎えます。

夜は足元の灯りと
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天井のピンスポが
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それを助長させてくれます。
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板戸を開けるとこの光景からドラマが始まるのです(笑
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(S.Tomita)

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2011年09月15日

奥行きを強めさせる縦繁障子

今日は建具の中で一番の楽しみにしていたトオリニワの障子の吊り込みです。
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長いトオリニワの奥行きがより強まるように縦繁デザインの障子にしました。
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全部で六枚です。開けて使うときは右の四枚は右の壁に収納できるので、
左の二枚を左に寄せれば五枚分のスペースが開くことになります。
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引き手には上品な胡麻竹を使います。
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障子紙は室内側から貼って、奥行きを感じさせてくれる縦桟を
トオリニワから見えるようにするのですが、
中ほどの四角い桟のところだけはトオリニワ側から貼り、
このおうちの個性を出すようにしています。
幅広で長い杉の式台も上品な表情なので出来上がりがとても楽しみです。
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桃棚もいいし・・・ね (笑)

※今日は手抜き、現場ブログと同じ内容になってしまいました(苦笑)

(S.Tomita)

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2011年09月13日

外部階段を楽しむ

「大空と暮らす家」は最上階の3階にLDKがあるので、
来客は外部階段で2階の玄関まで上がって来なくてはなりません。
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外部階段の周りに樹木が植わると、
林に見立てた縦格子越しにちらちら見える木の葉を楽しみながら、
木漏れ日がつくるやさしい影に導かれます。
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素材は風雨に晒されても持ちのいいドブ漬け亜鉛メッキしたスチールと
セランガンバツの床で構成しています。
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これで上る負担が楽しみに変わってくれるかな。

(S.Tomita)

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2011年09月08日

銀河の小部屋

「大空と暮らす家」は名の通り、
最上階の3階は大空へとつながる開放的なLDKが拡がっているが、
2階にあるタタミの小部屋は一転、極端に光を絞り込んだ瞑想空間に仕立てている。
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壁から天井へと伸びる銀揉みの和紙が天の川となって夜空を彩る。
部屋の名前は「銀河の間」 これしかないよな(笑

(S.Tomita)

taa2003 at 20:13|PermalinkComments(3)

桃棚・完成!

楽しみにしていた桃棚が付きました。

コンクリート平板の敷かれた長いアプローチを通り、トオリニワに入る板戸を開けると、
縦繁障子を背に、この棚が目に飛び込んでくるというシナリオです。
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桃尻っていう言葉をよく耳にするけど、確かにそちらを連想してしまいそうなほど
色っぽい出来映えに仕上っています(笑
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ヒイラギやモモノキは邪気を祓うので鬼門に植えるといいと言われていますが、
この棚は厄除け以外にもう一つ、
不老長寿まで入った正に家族の守り神になりました。
そう思うと段々と神様に見えてきました(笑

(S.Tomita)

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2011年09月03日

桃の棚で入魂

「大空と暮らす家」の完成が近づいてきた。
1階は建物を貫通するトオリニワがあり、両親や祖母の住む母屋に繋がる。
このニワはおばあちゃん子のクライアントにとっては大切な心の道である。
トオリニワ
そのほぼ中央にある一対の柱に飾棚を付けることになり、
桃の果実を連想させるカタチにデザインした。
桃棚1
中国では昔から桃の果実は不老長寿や魔除けの意味を持つとして尊ばれてきた。
来客へのもてなしのための飾棚に桃を据え、祖母の長寿を願う。

取り付け高さは床面から36cmと低く目に抑えた。
クライアントの想いが魂がどう現れるか、出来上がりが楽しみである。
桃棚2

【追伸】クライアントからこんな嬉しいメールをいただいた。

先日はお疲れ様でした。
桃といわれて桃源郷という言葉を連想しましたが、少し調べてみると、
桃の名の付く言葉が身近に沢山存在しているのに気がつきました。
桃、非常に良かったです。
桃で、僕のいえづくりが完結したような感じがしました。

住まいや家族、自然との共生、まちづくりなどのテーマに興味を持って、
十数年が経ちましたが、学生時代の感性・好みとあまり変わっていないようです。
特に日本的な家族観、日本人が大事にしてきた暮らしの知恵、
日本の風土に培われた文化や精神を自分の中でどう捉えていくかが、
今後大きなテーマとなりそうです。当然反核・反原発もですが。
海と山と川に囲まれて、水がきれいな住み慣れたこの徳島で、
可愛い嫁さんと子供と一緒に住める家を建てる事ができて、
本当に幸せやなと感じています。
もう少しの時間だけ、よろしくお願いします。

(S.Tomita)

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2011年06月13日

雨の引渡し

6月12日の日曜日、前日の「展望階段の家」に続いて、
「時を紡ぐコートハウス」も引渡しになりました。
雨に打たれたアプローチの黒い床や砂利が、
晴れの日とは一味違う趣きを醸し出していました。
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デッキから見る雨の中庭は落ち着きます。
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沓脱石はもうすっかり馴染んでくれているようです。
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ゆったりと流れる時間の中で、いい引渡しになりました。


(S.Tomita)

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