教育

2011年10月20日

嬉しい便り

昨日は歓喜の爆発が大きくなり過ぎて、
itsuki にまで飛び火してしまったけど(ごめんな itsuki )、
来春からの阿南工専 建設システム工学科が楽しみです。

前にも触れたけど「大空と暮らす家」のクライアントはご夫妻共に、
大学院で居住学を専攻されていたので、
住まいの根幹のところの話によく花が咲きました。

下の建築学会学術講演梗概集は奥さん(旧姓)たちのグループが
5年前に研究発表された時のものです。


「モンゴル民族の居住形態による生活の変化と継承」200609-1モンゴル民族の住居形態・・・
200609-2モンゴル民族の住居形態・・・

この調査ではゲルにも宿泊体験されたそうです。

つい最近まで、暮らしの視点から住居を研究されてきたお二人。
その結果がこの棲家ということになるんだと思うと喜びもひとしおです。

今日、奥さんから嬉しい便りが届きました。
現場ブログに掲載します。→ 現場ブログ(2011.10.20)

(S.Tomita)

taa2003 at 15:34|PermalinkComments(0)

2011年10月18日

阿南工専に・・・

「昨日の水戸岡鋭治さんの本、あの金額で落しました」と
クライアントから思いもよらぬ嬉しい報告いただきました。

お知らせ出してよかったなぁ(笑

でもそれよりも遙かに嬉しかったのが、
奥さんが阿南工専の教諭に内定したという知らせ。

JIA徳島のメンバーが非常勤でたくさんいるから、
ますます交流の輪が広がっていきそうで嬉しいですね。

来春からの勤務とのこと。
uch よろしく! itsuki いじめんといてよ(笑


(S.Tomita)

taa2003 at 19:09|PermalinkComments(4)

2010年04月18日

やっぱり教え子は、、、

ホームページにUP出来なかった「宙に向かう家」の写真を見て、
8年前に卒業した教え子から助け舟。

「写真番号のhが全角になってます」
この一言で復旧しました。

いま進んでいる現場監督も教え子です。
学生時代の時のことを考えると想像が付かないくらい成長しています。
教え子たちに助けられる年になってきました。

やっぱり教え子はいいもんです。Dan君ありがとう!


(S.Tomita)

taa2003 at 13:10|PermalinkComments(0)

2010年02月19日

若い発想

オープンディスクではないけれど、数日前から学生が模型作りに来てくれている。

いま学校で「5m角の立方体に自分の住まいをつくる」課題が出ているという。
こんな話を聞くと、Aカレッジに教えに行っていた時のことを思い出し、
要らんお節介と思いつつも、ついつい知ってることを喋りたくなってくる。

設計のアイデアコンペで強く印象に残っているのが、
日新工業KK主催の「空のある住まい」で
2等になった女子高校生高橋亜希子さんの案

それは屋上の大きな広告看板塔の中に、
ビル掃除をする老人の住まいを提案したもので、
サブタイトルは確か「重力を逃れた老人」だった。

壁は広告看板裏面の骨組のままで天井は開閉式のテントだけ。
お風呂は雨水を如雨露で集めて入る素朴な暮らし。

説明文はもうまったく思い出せないが、
泣かせる文章だったことだけは覚えている。

そこには小さくても貧しくても不便でも、自然があり大空がある。
地上に住む人には感じられない豊かなものがある。

5mの立方体で何ができるか。実際に住める提案なら、
ちょっと大きいが増沢洵の自邸「立体最小限住居」のお手本がある。
9坪ハウス」になって、いまや引っ張りだこ。

「小さくても豊かな暮らし」
小さいからこそ感じられる豊かなものとは・・・・・
でも言うは易し行うは難しです。難しいね!


課題:空のある住まい
 都市に空がなくなってきている。高層ビルが建ち並んでいる都心はもちろん、郊外でも空がなくなっている。空がなくなっているというよりも、人々の心に空がなくなってきているのではないだろうか。
もともと建築は、空を塞ぎ、空からの贈り物であるはずの光や熱、風、雨、雪などをどう防ぎ、人間のための環境をどうつくるかという技術から出発している。建築は人間と自然との闘いの産物であったといってもよい。しかし建築技術がこれだけ発達した今日、人間空間の快適性を保持しながら、空と交換できる住まいを求めるようになったとしても不思議ではない。それは生活における自然との新しい付き合い方を求めるものである。
「空のある住まい」はその象徴といってもよい。都心の住宅でも郊外の一軒家でも、あるいは集合住宅で上下にサンドイッチされた住戸でも、空を住まいのメインテーマに据えることができるであろう。
朝起きて空を感じる悦び、夜、空が生活の一部となる豊かさ、こうしたことを望む人びとは、現代において潜在的な欲求を含めればかなりいるはずである。もちろん空に対しての恐怖感を持っている人も多いに違いない。しかしそうした人びとにも空の持つおおらかさ、豊かさを受け止めてもらえるような提案であって欲しい。
さて、「空」を「そら」と読むか「くう」と読むかは、応募者の自由である。


(S.Tomita)

taa2003 at 00:54|PermalinkComments(3)

2010年01月23日

建築家資格制度のオープン化

一般の人が設計者に頼んで家やお店を建てたいとき、
どうやって選んでいいのか分かりづらいのが現状だ。

一級や二級建築士の資格を持った人に頼めばいいといっても、
学者や役人さんもいるし現場監督さんの中にもいるわけで、
建築士という資格は設計できる人ということにはなっていない。

日本建築家協会(JIA)はそんな分かりづらい制度を見直し、
国際的にも通用する建築家資格制度をつくろうと長年取り組んできたが、
昨年末の12月15日、国家資格に向けての大きな一歩、
オープン化に踏み切ることになった。
これによりJIA会員でない建築士の方々からも「登録建築家」認定の
申請をしていただけるようになったわけです。

 → オープン化広報文

新しい国家資格を作ろうというこの大きな目標に向かって、
先頭に立って引っ張ってくれているのがわが四国支部長の野々瀬さんで、
彼をフォローするのが名脇役の徳島地域会長 内野くんである。
徳島の二人が設計者の未来のために頑張ってくれているのだ。
誇らしい限りである。

一級建築士の資格を取って5年以上の経験を積んだ人は
申請できるので、ぜひチャレンジして下さい。
申請の締め切りは2月10日です。

 → 「登録建築家」建築家資格制度HP

(S.Tomita)

taa2003 at 21:07|PermalinkComments(0)

2009年09月17日

寺院建築の見方を学びませんか

我々にとって神社や寺院はすごく身近な存在ですが、
建築学的な見方のできる人って案外少ないものです。

・・・・・・ということもあって(笑)

JIA徳島地域会では9月の例会に森兼三郎さんを招いて、
「寺院建築の見方」のレクチャーを受けることになりました。
誰でも参加OKのオープンな勉強会になりますので、
興味のある方はお気軽にご参加ください。

森兼さんはいま徳島大学の開放実践センターで、
古建築鑑賞と探訪−寺院建築の全容−」の講座を持っておられます。
その最後の講座は嬉しいことに、9月30日(水)に塾生たちと
県外研修(東大寺・法隆寺)日帰りツアーを行うとのことなので、
我々もちゃっかりそれに便乗して、貸切バスの後ろを付いて回り、
現物レクチャーまで受けようと欲張りなことを考えています。

仏教建築の根源飛鳥様式や特異な工法の大仏様式を
目の当たりにして、建築観が変わるかも・・・・・(笑)
仲間たちと乗り合わせて、皆さん一緒に行きましょう。


●勉強会「寺院建築の見方」

  講師/森兼三郎(古建築等調査研究会代表)
  日時/9月25日(金)PM7:00〜
  場所/ラ・パルマ2階(徳島市沖の浜)
  申込先/JIA徳島地域会uch@uchnet.net  内野設計内)
  ※人数把握のため、参加者は23日(水)までにメールで申し込んで下さい。
  ※参加無料ですが、飲食代は各自ご負担願います。


●県外研修ツアー「奈良(東大寺・法隆寺)探訪」

  案内講師/森兼三郎(古建築等調査研究会代表)
  日時/9月30日(水)AM6:00頃出発(日帰り)
  集合場所/未定(決まり次第、連絡します)
  申込先/JIA徳島地域会uch@uchnet.net  内野設計内)
  ※人数把握のため、参加者は28日(月)までにメールで申し込んで下さい。
  ※参加無料ですが、高速道路代等は各自ご負担願います。


(S.Tomita)

taa2003 at 18:40|PermalinkComments(0)

2008年04月30日

JIA会員の継続職能研修(CPD)

野々瀬支部長の次期副会長就任話や
若いし会の公共建築学団立ち上げのことなど、
最近のJIA徳島地域会はイキイキしている。
先日の見学会も大勢の若いスタッフの参加で盛り上がり、
伝統工法のいい勉強会になった。

「仕事が無くなったら営業に走るのではなく、
次の依頼主のために勉強しなさい」と先輩から教えられてきた。
若い人は勿論だろうが、幾つになっても自己研鑽は大切なことである。

いま多くの職業で義務付けられている継続職能研修(CPD)という制度は、
CPDを取得しているかどうかを社会(依頼主のため)に
情報開示するという考え方でつくられている。
昔なら不言実行で、己の努力は他人に見せびらかすものではなかったが、
時代は変わり、見せることで安心してもらうという考え方である。

JIA会員になるとCPD取得が義務付けられていて、
年間で36単位以上を取らなければいけない。
CPDの取得申請は、自主申請とグループ申請の二つの方法があり、
前者は本人が申請しなければならないが、
後者はJIAの会合や例会などを事務局がまとめて申請している。
(どちらもネット上でしか申請できない)

登録建築家になると、3年毎の更新時に
108単位(3年間)以上を必須要件にしているので、
時々ネット上で取得単位数をチェックすることも大事になってくる。


・・・・・ということで、
新会員向けに自分の取得単位数の見方を書いておきます。

●CPD取得単位数確認の手引き
1.JIAホームページを開く.
2.目次の「CPDインフォメーション」の「CPD情報システム」をクリックする.
3.「CPD参加者用入口」をクリックする.
4.「システムログイン」をクリックする.
5.「ユーザーID」に一級建築士番号を「パスワード」に会員番号を入れる.
6.各年度の取得単位数の確認ができます.(2008年度はまだのようです)

なお取得単位欄は「認定研修」と「自主研修」に分かれていますが、
JIA本部が認定したプログラム以外はすべて自主研修になりますから、
地域会の例会や見学会などは自主研修になります。
いつも事務局の内野設計がグループ申請してくれているので、
皆さん苦労なく単位を取得しているわけです。(事務局ありがとう!)
それに年間36単位以上を取得すると「繰越単位」ということで、
最大12単位まで次年度に持ち越すことができます。

以上、第21回市民講座を終わります(笑)


建築は難しい。奥が深いです。
この年になっても知らないことだらけ。
生涯勉強ですね。


(S.Tomita)

taa2003 at 15:03|PermalinkComments(0)

2006年05月10日

課題「街中で住む小さな家」

明日は穴吹カレッジの授業の日だ。
前期の課題は「街中で住む小さな家」の設計。
敷地も75.00m2(22.69坪)と狭いから、
うまくおさめるには知恵や工夫がいってくる。
授業は東孝光設計の「塔の家」の図面を読み取ることから始まる。
さあ、今年はどんな名作が建ち上がるのだろうか。

(S.Tomita)

taa2003 at 23:55|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2006年04月20日

12年目の春

今日から専門学校穴吹カレッジの新学年の授業が始まった。
早いもので今年で12年目の春を迎えたことになる。
受持ちは建築とインテリアデザインの2年生の設計演習だが、
最初の授業は恒例のアイソメテストから始めることにしている。

授業風景







下の画像がその内容で、左がアイソメ図を見て平面図と側面図2面を、
右は逆に平面図と側面図2面からアイソメ図を描く課題である。

アイソメ課題アイソメ課題







設計を仕事にしている者にとっては、それほど難しい問題ではないのだが、
これが意外とできないのだ。頭が痛くなるという子が結構いる。
ものを立体的に考えるということは、
どうも普段余り使わない右脳のある部分を使っているような気がする。
一般の人は形あるものを考えるのも平面思考で捉えるようだ。
だから家のプランを考える時も空間として見ず、
間取りで考えてしまうから、
出来上がっても部屋の羅列になり、面白みや楽しみが少ないものになる。
設計者は立体思考が慣れっこになっているから、
同じ間取りでも天井高に変化を付けたり、
部屋と部屋の天井を繋げたりと、
立体的にどう見えるかを常に意識している。

最初の授業は、まずは眠っている立体思考の右脳を呼び覚ますことから始めるのだが、
もうとっくに目覚めている子もいる。今年は期待できるかも・・・

●追伸
偉そうなことばかり言ったけど、課題意外と難しいです。(笑)
自信ある方、挑戦してみて。

(S.Tomita)

taa2003 at 23:25|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2005年12月08日

資格と倫理

今日は二級建築士試験合格発表の日だが、
建築界が引き起こした未曾有の事件の真っ只中では、
話題にすることさえおこがましい雰囲気である。

耐震データ偽造事件は想像以上に根が深い。
いつの時代でもそうだが、金の集まるところには
必ずといっていいほど不正があるものだが、
今回は人の命と引き換えに金儲けをしようと
企んだのだから質が悪すぎる。
怒りを通り越して悲しくなってしまう。

建築士の資格を取って事務所を開くことは若い設計者の夢である。
私もそうだった。だから夜遅くまで頑張れたし仕事が楽しかった。
でも開設してもすぐには仕事は来ない。
兄弟や親類の家をやらせてもらうか、
業者の下請の仕事をさせてもらうぐらいしかない。
向こうの意に添わなかったら
継続して仕事をさせてもらえないから言いなりになる。
そんなことを繰り返しているうちに、
悪いという基準が段々と甘くなり、倫理観が狂ってくる。

姉歯元建築士を弁護する気持ちは毛頭ないが、
弱い立場の設計者が陥る最悪のシナリオである。

建築は大きな金が動くところだから、
事務所を持つと悪の誘惑はあると思っていたほうがいい。
その時に気づき止める力となるのは、
単純なことだが「優しさや思いやりの心」だと思う。
母親の悲しむ姿を思い浮かべたなら、
決して道理を踏みはずすことはできないはずだ。
いい設計ができるより、人間として真っ当に生きることの方が
はるかに大切なのだから。

(S.Tomita)

taa2003 at 23:52|PermalinkComments(0)

2005年12月01日

建築バカになれますか?

専門学校の今年の授業が今日で終わった。
建築とインテリアの学生たちの設計演習の授業を受け持っている。
親バカというやつかも知れないが、
毎年、一人か二人は「設計に進めばいいな」と思う子が出てくる。

とはいっても設計事務所は弱小企業である。
求人案内なんてまずないし、
あったとしても組織事務所だから、
住宅設計に携われることは皆無に近い。
学生たちは住宅の設計に夢を見ているから、
住宅もできず、組織の中で一つの歯車になると不満が溜まる。

その点でいえばアトリエ派事務所のスタッフたちは恵まれている。
日々、住宅のことばかりを考えながら仕事ができる。
でも「夜は遅い、休みは少ない、給料は安い」であるから、
よほど好きな者でないと続かない。

住宅メーカーや住宅建設会社に行けば、
住宅の設計はできるし待遇面もいいのだが、
それは設計というより間取りをまとめる作業が主であって、
本来の提案型の住まいとは言いがたい。

「いい住まいとは何か」を問い続けること。
関係ない人から見れば「それがどしたん」と
いわれることばかりかも知れないが、
そこにこだわり、時間を費やす。
家族や周り人の協力と犠牲なくして
成り立たないことを忘れてはいけない。

それでも君は建築バカになれますか?

(S.Tomita)

taa2003 at 23:55|PermalinkComments(0)

2005年11月17日

教え子たち

木曜の午前中は専門学校の授業の日だ。
早いもので、もう11年通ってきたことになる。

昨日突然、教え子からメールが入っていたが、
名前を見ても、即座に顔が浮かんでこない。
「何期生だった?どこに就職した?」と
メールで問い合わせする始末だ。
うちの事務所の現場に基礎と外構工事で
応援してくれていたとのこと。嬉しくなる。

現場で出会うこともあるが、
そんな日は一日嬉しい気分になる。
学生時代の甘い顔がすっかり変わり、
たくましくなっているのだ。

多くの子が工事関係に進み、
設計事務所を選んだ子は数えるほどだが、
同じムジナだけに情報はまだ入ってくる。
住宅会社から設計事務所に転職した子も何人かいるが、
Dan君もその一人。
彼のホームページ「建築家のたまご」には時々アクセスしている。
みんな、力を付けて欲しい。

(S.Tomita)

taa2003 at 23:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2005年10月09日

建築家への第一歩、一級建築士

今日は一級建築士設計製図の試験の日。
今年の課題は「防災学習のできるコミュニティ施設」である。
それを5時間30分で計画し、要求された図面すべてを仕上げなければならない。

ここ5年の合格率(学科と製図ともに受かった者)は
平成12年から11.4%、6.9%、6.4%、8.1%、10.5%と
ほぼ10人に1人の難関になっている。

設計監理の仕事に携わる者はどうしても取って置きたい、
いや、取らねばならない資格である。
取っても食えない「足の裏のご飯つぶ」だとよく比喩されるが、
取らないと社会的には認知してもらえない。
一級建築士だからといって、いい設計ができるとは限らないけど、
建築家への第一歩であることには間違いない。
あとは自己研鑽を積み、いつまでも夢を忘れず創造力を養い続けること。

時代と共に価値は変わり、建築もまた変わっていく。
古きものの良さを学び、新しいものにチャレンジし続けたい。

(S.Tomita)

taa2003 at 23:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2005年10月04日

建築家と建築士の違い

昨日、建築家という言葉のことを話したが、
今日は建築家と建築士の違いについて少し触れてみたい。

インターネット上のウィキペディア・フリー百科事典で見てみると、
それぞれ次のように記されている。

 ●建築士とは、建築士法に拠って定められた国家資格。
  建物の設計、工事監理等を行う技術者である。

 ●建築家とは自らの美学的見地で建築物を設計する人のことである。

この内容から判断すると、建築士は国家資格を持った技術者で、
建築家はデザインのことを大切に考える設計者ということのようだ。

そのことを建築家出江寛氏は「建築家資格制度の必要性」を語る時に、
フィギアスケートの採点法に例えて、こんな風に表現した。

  「技術点が満点でも芸術点が低ければメダルには手が届かない。
  現在の建築士制度は技術のみの資格であり、
  技術と芸術の両面を兼ね備えた建築家資格制度を早急につくるべきである」

芸術の良し悪しは見る人によって変わるから、
資格の項目に入れることはできないとは思うが、
建物が技術だけではもの足りない時代になっているのは確かなようだ。

(S.Tomita)

taa2003 at 20:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2005年10月03日

建築家という言葉

最近、身の回りでは「建築家」という言葉が氾濫しているが、
建築家は資格ではない。
では職業かと聞かれても「はい、そうです」とは言えない。

画家や作家と同じように、自らが発する言葉ではないようだ。
画家は自分のことを絵描き、作家はもの書きといい、
建築家は図面引きか設計者というのが普通である。

これらの職業にはすべて「家」という文字が付くが、
「家」には「世間が認めた人」という意味が含まれているようだ。
おそらく「大家(その道で特にすぐれた人.巨匠)の「家」だと思う。
だから、第三者が使う言葉であって、自らが使うと非常識な人ということになる。

そんな情緒ある言い回しが、理解されない時代になってきた。
日本的な謙遜の美学はもう古いようだ。
物も言葉もこころまで、すべてのことがアメリカナイズされていく。

(S.Tomita)


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2005年09月24日

二級建築士設計製図の試験

明日は二級建築士設計製図の試験だ。
今も製図板とT定規(または平行定規)を持って受けに行く。
これほどキャド化が進んでも手書きしか受け付けてくれない。
車の免許にはマニュアル車とオートマチック車の選択ができるのに、
免許と資格は違うのだろうか。

今年の課題は「近隣の街並みに配慮した車庫付二世帯住宅(木造2階建)」
題目だけは3ヶ月ほど前から知らされているので、かなりの予習はできるが、
「1階平面図兼配置図、2階平面図、2階床伏図兼1階小屋伏図、
立面図、矩計図及び面積表」を4時間30分で書き上げなければならない。
書き残しがあるとまず受からないから、時間の方からもプレッシャーがかかる。

採点方法は採点する者の主観が入る要素は不公平になるから、
提案内容やデザインセンスは加味してくれないと思ったほうがいい。
変なところでこだわると時間がなくなったり、
減点要素をつくることにもなりかねないから、
面白みのないオーソドックスな提案の方がいい。

身近な二人が明日挑戦する。
普段の頭を切り替えて取り組め!

(S.Tomita)

taa2003 at 23:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2005年07月15日

前期授業終了!

昨日で穴吹カレッジの前期授業が終了した。
設計演習で週3時間、学生と付き合っているが、
提出図面をいつも楽しみにしている。
今回の課題は「街中で住む小さな住まい」
ここ2,3年、この課題で押し通しているが、
自分自身への問いかけにもなっている。
スゴイ提案が一つあった。

日々の仕事は
エスカレートし続ける住まいへの要望との戦い!

東孝光の「塔の家」を望む人は誰もいない。

(S.Tomita)



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