薪ストーブ

2010年07月29日

しげさんの工夫

今日、「土間ラウンジの家」に薪ストーブが据わりました。
「北沖洲の家2」と同じ、お気に入りのモルソー1126CBです。

100729-1

この機種には しげ設備のオリジナル部品が付いてきます。
それがこの丸いプレートで、

100729-2

燃焼室の真ん中に置きます。

100729-3

何のために???  それはしげさんに直接訊いて見て!


(S.Tomita)

taa2003 at 21:20|PermalinkComments(0)

2009年01月26日

21年目のヨツール パイス4

事務所を開いて初めて住宅に薪ストーブを取り入れたお宅に行ってきた。
21年間、ずっと3世代の家族の暖を取り続けてきた今はなき幻の名品、
ヨツール パイス4 

090126-1ヨツール・パイス4






















竣工当初から、薪の調達から始まって煙突掃除まで、
すべての世話をなされてきたお父さんが年末に他界された。

中央卸売市場に勤務する傍ら、
着物の染色を趣味に持つ職人肌の方だったので、
ストーブの世話などは朝飯前といった感じだったのを覚えている。
昨秋、しげさん(しげ設備)にパイス4のメンテナンスを頼まれて、
またこれからという矢先の死だった。

「私は付けたことがないんで、うまくいくかどうか・・・」といって、
お母さんが火を付けてくれた。

090126-2ヨツール・パイス4





























帰り際に見せてもらったお父さん手製の小屋の中には、
二年分ほどの薪が積み上げられていた。


(S.Tomita)

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2008年12月24日

「土間と薪ストーブ」が好き!

先週の金曜日、元スタッフayaちゃん設計の「石井町の家」を見学した。
外壁はガルバの小波板とスレート波板、素朴な素材の組合せである。
玄関の引戸を開けると、そこはかつての民家を想わせる広い土間が拡がり、
その片隅に黒い薪ストーブがデンと構えていた。

081219-1石井町の家
















彼女が入所してきた当時、うちの事務所は木造3階建ての最上階を間借りしていた。
3階までつながる一坪ほどの小さな吹抜けがあったが、
その1階には薪ストーブが据わっていて、冬になると大活躍していた。

彼女が朝来て一番にすることはその薪ストーブに火を付けることだった。
別に頼んだわけではなかったが、兎に角ストーブの好きな娘だったので、
知らぬ間に焚き付け担当になっていた。

2年ほど前に彼女が設計した自邸にも、広い土間に薪ストーブが据わっている。
「土間と薪ストーブ」はどうしても取り入れたいエッセンスのようだ。

好きなものを取り込んだ住まいは理屈抜きで生きている。
「石井町の家」
進化を感じさせてくれるいい設計だった。

▼見学後の意見交換会
081219-2石井町の家
















081219-3石井町の家

















(S.Tomita)

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2008年11月18日

火入れ式

先週の日曜日は「北沖洲の家供廚硫估れ式でした。
神主(笑)しげさんの進行でこんな風に進みました。
 
火入れ式









































あとは楽しみにしていたダッチオーブン料理です。
以前しげさんのおうちでよばれたタコ飯が忘れられなくてリクエストしました。

ダッチオーブン
















旨過ぎて食べるのに没頭してしまい、写真などありません(笑

夜のキッチン














テーブルはご馳走でいっぱい。
奥さんだけでなくご主人までもが手料理でもてなして下さり、
大満足で帰ってきました。


(S.Tomita)

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2006年04月26日

薪ストーブ居座る

昨日、「丈六町の家」の煙突工事が完了し、
この家の要である薪ストーブがやっと所定の席に居座った。

薪ストーブ薪ストーブ薪ストーブ







機種はヨツールF400、ノルウェー製である。
海運の国らしく本体の至るところに海に関するレリーフが施された
クラシックでエレガントなデザインの一品。

基本的にはこれ一台でこの家の暖をまかなうのだが、
暖気は上昇するから天井にプロペラファンを付けて下方に送る
シンプルな循環システムを採っている。

「ガスや石油ストーブは自宅のお風呂で薪ストーブは温泉だ」
という例え話を聞かされたことがあるが、
薪ストーブの出す遠赤外線が身体の芯まで温めるようだ。
寝る前にくべた薪が朝まで種火で残っているから、
ほんわかと暖かい部屋で、起きるのも苦にならない。

いいことばかりのようだけど、
薪の段取りから始まり煙突掃除までの手間暇仕事が大変で、
これを惜しまない人でないと宝の持ち腐れになってしまう。
そこが一番難しい。あなたはできますか?

(S.Tomita)

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2006年02月24日

しげさんとの対談が楽しみ

よんでんリフォームスタジアムのマガジンに
吹抜けのある居間と暖房方式」というタイトルで
書かせていただいたことがあるのだが、
吹抜けのある居間を設計するとき、
床暖房か薪ストーブを導入することが多い。

1990高島の住まい1995長生町の家2004鶴島の家







薪ストーブを導入したおうちも、いつの間にか二桁になっていた。
 ↓
 1986 Y電機の山荘
 1987 北沖洲の家
 1990 高島の住まい
 1993 木煉瓦の土間の家
 1994 小松東ウッドハウス → 温室のある家(2003移設)
 1994 大松町の家
 1995 長生町の家
 1997 和田島の家
 1998 いとこの家
 2004 鶴島の家
 2005 富吉の家
 (予定)
 2006 丈六町の家
 2006 下別宮の家

何といっても大きな空間を暖める能力が最大の取柄なのだが、
心を癒してくれるであろう炎には惹かれるものがある。

建てようネットが来週の土曜日に、
薪ストーブ屋のしげさんとの対談を組んでくれたので、
身体で体感した色んな話を聞いてみたいと思っている。

(S.Tomita)

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2006年01月22日

薪ストーブ屋日記

かつてのクライアントのしげさんがブログを書き始めた。
タイトルは「薪ストーブ屋日記

新築を機に独立されたクライアントはしげさんで二人目になったが、
二人の住まいに共通するのが薪ストーブである。
吹抜けのある大きな居間に薪ストーブを据えて
家族のコミュニケーションをとるプランまで同じなのだから不思議だ。
偶然といってしまえばそれまでだが、
少なからず薪ストーブが影響していると思っている。
炎の神通力というか、不思議な力が働いて
独立を決心させたようにも思えてくるのだ。

男は火をいじるのが好きだ。
私も小学生の頃、風呂焚きは自分の役割だったので、
その感覚はよくわかる。
実際は作業をしているのだが全く苦にならないし、
火をいじり何時間でも居られるのだ。
立ち上がる炎をぼんやりと見ながら、
いろんなことを頭の中に浮かべている。

炎はこころを癒すだけでなく、
生き方まで導いてくれるようにも思えてくる。

(S.Tomita)

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2005年12月15日

薪ストーブから藍染へ

空調設計のOさんから預かっていた薪ストーブでできた灰を二袋、
今日、染色家のKさんに届けてきた。
昨年も届けたのだがOさんの灰は藍染に最適だと喜んでくれる。

一つの袋はナシノキとスズカケノキ、それにケヤキの灰のミックスで、
もう一袋はケヤキだけの灰に分けてくれていた。

早速、灰汁(あく)にしてアルカリ度を測ってくれたのだが、
ミックスの方がよくてph11.8、
ケヤキの方は一ランクしたのph11.6ぐらいだった。
藍染に理想がph12.0ということなので、
両方とも及第点をいただいた。

灰汁のアルカリ度測定灰汁のアルカリ度測定ph紙








「台所のカマドの灰まで長男のもの」なんていい方を昔の人から聞いたと、
Oさんが話していたが、
灰は畑の肥やしや灰汁抜き、染色など、
いろんな形で利用できるほど値打があるということか。

燃え尽きて灰になってからも人に貢献してくれる樹木。
木のふところはどこまでも深い。

(S.Tomita)



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2005年12月11日

煙突の熱利用の提案

空調設計のOさんから、
薪ストーブの煙突の熱を利用した温風暖房システムの提案を
以前から聞かされていたが、
自宅にその実験装置ができたとのことで、今日見に行ってきた。

ストーブ本体のすぐ上の穴が温風吹き出し口二重煙突を上から見下ろす二重煙突の上部








考え方はいたってシンプルなもので、
既存の煙突に一回り大きな径の煙突をかぶせ、
その間で暖まった空気を換気扇で床下に送り、
床面あたりから吹き出させるというもの。
(実験装置では床下までは送っていないが・・・)

ストーブに火を入れてまもなく、換気扇のスイッチを入れると、
吹き出し口からなま暖かい空気が出てきた。
ストーブの表面が200度を越えた時点では、
ちょうど石油ファンヒーターから出てくる温風と同じ
70〜80度位の温度に上がっていた。
換気扇は回し続けていたが、吹き出す温度は下がることもなく、
安定していた。

火を止めてから、5分、10分、15分と吹き出し口に手を当ててみたが、
温度はほとんど下がっておらず、思ったよりも遥かに持続していた。

単純な構造なのが素晴らしい。安くできそうだし、
今度薪ストーブを入れるときは是非導入してみたいと思う。
Oさん、その時はよろしく頼みます。

(S.Tomita)


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2005年12月05日

祝独立

以前、住宅を設計させていただいたAさんが独立された。
それも我々にとっては、ごく身近な薪ストーブを扱う仕事に就かれたのだ。

自宅に入れたのがきっかけになったようだが、
いま思えば、工事中から薪集めのために軽トラやチェーンソーを買い、
家が完成した時は、もうすでに一シーズン分の薪を準備していたのだから、
普通の人ではなかった。

おそらく工事中に決心されていたのだろう。
その後、自宅の薪ストーブの施工者であるKさんのお手伝いをずっとされていた。

薪ストーブには大きな空間を暖めるという機能だけでなく、
家族に与えてくれるものは計り知れないものがあるという。
人に伝えたい大切なことが薪ストーブに詰め込まれているという。
Kさんと協力しながら、この魅力を伝えて行きたいと言っておられた。

Aさん、一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。

(S.Tomita)

taa2003 at 22:02|PermalinkComments(1)

2005年10月02日

薪ストーブ搬入

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竣工間際の川内町の現場に、もう一つの楽しみがやって来た。
力持ちの男が二人で、120キロもある薪ストーブを搬入してくれていた。
髭の男は薪ストーブの伝道師Kさんで、
もう一人は私のかつてのクライアントAさんである。
ストーブに魅せられた男たちは、風体とは裏腹にナイーブで優しい。

幼い頃、サンタクロースはストーブの煙突からやって来ると信じていた。
煙突のない私の家にはどこから来るのかが不思議で、
母親に繰り返し聞いたものだ。

ストーブ→煙突→サンタ→団らん→家族→幸福.

私の頭の中には、こんな構図が出来上がっていて、
設計にストーブが入ると変に安心してしまう。
今回でちょうど10件目の採用になった。

ご夫婦と男の子3人のご家族、炎を囲んでの団らんが目に浮かぶ。

(S.Tomita)

taa2003 at 17:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)