造園・土木

2012年09月16日

「往なし」の手法

今日、関口宏のTV番組で「往(い)なし」の話を聴いた。

凄い勢いで向かってくる相手の力を巧みに利用して負かす相撲の技から生まれた言葉だが、いま東北の震災復興にこの手法を役立てる時だという。
武田信玄が編み出したという「かすみ堤」は初めから水を入れるように造られた堤防である。吉野川の流域沿いに沢山植えられている竹林や以前書いた第十堰下流の水刎ねもまた同じ思想である。
近世までが自然の猛威に脅えながらも知恵の中でうまく付き合って来た時代とするならば、近代以降は文明の力によってねじ伏せようとした時代と言える。
そして今は技術文明だけに頼らず、近世の先人たちの英知から自然との新しい付き合い方を見つけ出す時である。

往なしという言葉は英語ではうまく伝える言葉がないという。
忘れた頃に猛威をふるう自然との理想的な共生を、日本的な往なし手法で取り組んで行きたいものだと思う。

(S.Tomita)


taa2003 at 14:49|PermalinkComments(2)

2012年05月21日

幾何学的なカタチで統一?

土間ラウンジの家はモダン和風の住まいです。久し振りに訪ねました。

アプローチの床は桂離宮の真の飛石を手本にデザインしたもの。
幾何学的なカタチには真っ直ぐ伸びるトクサがよく似合います。
いい季節と相まってトクサに惚れ直しました。
120519トクサ

トップライトからの光が射し込む階段の壁には、
放美展で入選されたパッチワークが飾られていました。
120519パッチワーク

これも幾何学的な構成です。繋がってますね。

(S.Tomita)



taa2003 at 20:08|PermalinkComments(0)

2012年05月15日

7年目のエゴノキ

7年前、こんな小さなスペースに植えたエゴノキの苗木が
(細くてよく見えませんが・・・)
051209エゴノキ

こんなに大きく育っていました。
120515エゴノキ

小さい時に植えればどんな厳しい条件にも順応し成長していく。

小さな子どもにとって至れり尽くせりの家づくりはやっぱり怖いと思う。
・・・・・・とはいうものの、その落としどころが難しい。
それにいつも悩んでいる。

(S.Tomita)

taa2003 at 18:19|PermalinkComments(0)

2012年05月09日

満開のヤマボウシ

築10年目に入ったYさん宅にメンテの打合せで立ち寄った。

ちょうど中庭のヤマボウシが満開で迎えてくれました。

120509-01

120509-02

この木は好きで、今もメインツリーとしてよく植えているのですが、
これだけの花を身にまとったヤマボウシを見るのは初めてかも知れません。

白い花々が「私を見て〜」と、空に向かって精一杯開いています。
とても清楚で可憐な花です。 また使おう〜っと・・・・

(S.Tomita)

taa2003 at 14:18|PermalinkComments(0)

2012年05月01日

通勤距離大幅短縮!

4月25日に阿波しらさぎ大橋が開通し、
10キロあった通勤距離が何と4キロ近くも減りました。

家の前のこの交差点から
120430-01

阿波しらさぎ大橋を渡り
120430-02

次の末広大橋を渡り切ると事務所なのでほぼ一直線で通えます。

建設の是非をめぐって渋滞解消か干潟保護かで賛否の分かれた橋なので、
干潟のあるところは吊り橋にして橋脚数を減らしたり、
夜は橋上以外に光が漏れないように高欄照明にするなど、
自然環境への配慮がいたるところに見られます。
デザインはイマイチ好きになれないですが自然にはとてもやさしい橋なんです。

吉野川に架かる橋のなかで「きれいだなぁ」と思うのは、
やっぱり一番が昭和3年(1928)開通の吉野川橋で、
次が昭和38年(1963)開通の名田橋かな。
名田橋は日本で最初のプレストレストコンクリート橋とのこと。
半世紀を経たいまもなお新鮮です。



名田橋

(S.Tomita)

taa2003 at 02:19|PermalinkComments(2)

2012年03月11日

家族で種まき

東日本大震災の悲しみから一年、全国各地で合同慰霊祭が行われていた。
大切な家族を亡くされた方たちのいつまでも癒されることのない心情を見るに付け、
今のわがままな自分を恥じるとともに、何の不自由のない日々の生活に感謝し、
いつも二の次にしてきた家族のことをこれからはもっと大切に生きて行こうと思う。

日本中の人々が被災で亡くなられた方たちに哀悼の意を込めて黙祷した今日、
「中庭に集う家」の家族が全員でクローバーの種を撒きました。
120311-3種まき

気安くて明るいご夫妻と天真爛漫なお子さんたち。
120311-2種まき

このしあわせがずっとずっと続きますように・・・・・・


(S.Tomita)



taa2003 at 23:52|PermalinkComments(0)

2011年11月23日

第十堰の下流にある水刎

ちょうど干潮の時間帯だったのだろう、現場に向かう途中、
第十堰の2キロほど下流にある三基の水刎(みずはね)が
水面から姿を現していた。
111123-1水刎
石の構築物に興味を持って調べていた時期に知ったのだが、
石積みで造られた美しい水刎である。
石と石の隙間はカニや小魚の住処になるから、
それを狙って鳥たちが飛んでくる。
今日もたくさんのカモやカワウが集まって来ていた。

111123-3水刎
水刎を辞書で調べると水制に同じと書いてあるものが多い。
コンクリートで造られたものならそう読んでもいいのかも知れないが、
この石積の構築物は「水刎」という言葉がお似合いだ。
川の流れを制御しながらも自然に溶け込んでいる。
自然に対する畏敬の念がこの言葉の中に含まれているのだろう。
建築もこうあらねばと思う。

(S.Tomita)

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2011年06月27日

ブランチブロック工法に光を見た!

昨日放映の「夢の扉」には感動した。
造園家の吉村隆顕氏(吉工園社長)が考案したブランチブロック工法は
昔ながらの石積みとの組合せで強くかつ生き物にも優しいよう壁や護岸を造り出す。



東北被災地復興の救世主になってくれると信じたい。


(S.Tomita)

taa2003 at 12:57|PermalinkComments(0)

2011年05月09日

新芽のドウダンツツジ

ここは茜庵
110508-1

庭に出ると真っ先に目に飛び込んできたのが明るい小葉の新芽。
110508-2

花も可憐だし暖地でもきれいに色付くドウダンツツジ
悩み真っ只中の造園計画、今度の候補に挙げよかな。

(S.Tomita)

taa2003 at 18:47|PermalinkComments(0)

2010年05月25日

草木でやさしい人に

この夏で満2年を迎える「北沖洲の家2」は草木の好きな家人の住まいです。
昨春、この日記をみて、この時期に是非行ってみたいと思っていました。

  2009年5月17日(日)

  庭の草むしりと水やりを終えて、
  ふと見ると我が家の庭は白い花ばかりが咲いていました。
  山ぼうし・たつなみ草・うの花・アスチルベなど...。
  そう言えばもう終わった五月梅も
  ついこの間まで白い花を咲かせていました。
  何となく好んで植えたものばかり...。 
  自分の中では白い花がブームなのでしょうか。
  山の木や雑草のような花ばかりが自然と集まってしまいます。


ヤマボウシだけだった庭はご覧の通り、草木で満ち溢れています。

100524-1

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家人は忙しいお店のオーナーでもあるんですが、
その庭までも自ら手を入れられています。

♪ 小さい花に口づけをしたら小さい声で僕に言ったよ ♪ 
で始まる「花と小父さん」という歌があったけど、
花や草木を愛する人はこころやさしい人ばかりです。

何日持つか分からないけど、やさしい人になって帰って来ました(笑


(S.Tomita)



taa2003 at 14:33|PermalinkComments(0)

2010年04月13日

最近の観葉植物

昔から樹木といったらエゴノキとヒメシャラが好きで、
造園工事では今でもよく植えてもらうが、今はシマトネリコが一番人気があるようだ。

観葉植物もすっかり様変わりして、ベンジャミン時代の人間には
チンプンカンプンの名前ばかりで何度聞いても覚えられない。

ということでお祝いの品は
藤本生花店の若奥さんのtomochanに相談です。
何しろセンスがいいんです。提案してもらったのが、
アルテシーマ、モンステラ、ガーデンポリシャス、バッサイアの四つ。
その中からガーデンポリシャスに決めました。

ガーデンポリシャス

tomochan、花を扱ってますが二級建築士なんです。

実は、、、、、、、、、























元スタッフでした(笑

皆さん、藤本生花店をよろしく!


(S.Tomita)



taa2003 at 23:55|PermalinkComments(2)

2009年09月24日

中庭の草木

今月末に引渡しの徳島町コートハウスも、中庭に草木が植わり、
生活の匂いが感じられるようになりました。

090924-1

090924-2

リビングとダイニングに面した中庭は四季折々で楽しめるよう、
色んな種類の草木を植えています。
中央のメインツリーは白い花(総苞)が可愛いヤマボウシ(落葉)で、
その足元には黄金色に染まるフィリフェラオーレア
奥にはヤマモミジ(落葉)、ソヨゴ(常緑)、エゴノキ(落葉)、
シマトネリコ(半落葉)を植え、足元には紅葉が鮮やかな
オタフクナンテンと紅色の花を一杯付けるトキワマンサク
それに花期の長いアベリアを植えています。
手前にひとつポツンとあるのは家内安全難除けの木、ナンテンです。

もうすっかり引渡しの雰囲気になってしまいました。
いつも思うことだけど、ちょっと寂しい。

(S.Tomita)



taa2003 at 23:12|PermalinkComments(0)

2009年06月18日

トクサ(砥草)

先週の日曜日、北沖洲の家?に行ってきました。
入居されてまだ一年も経っていないのですが、
成長した庭の草木がいい雰囲気で迎えてくれました。

設計期間中は「草木は手入れが大変だから植込みスペースを
極力少なくして欲しい」と言われていたのですが、
もともと植物好きの奥さんのことですから、
こうなることはある程度予想はしていました。

竣工当初のヤマボウシだけの庭とはまったく違い落ち着きます。
090614-1北沖洲の家?












砕石だけだった露地にも草花が植えられていました。
中ほどの真っ直ぐ伸びた植物はトクサでツクシの仲間だそうです。
090614-2北沖洲の家?











この草は奥さんのお気に入りでしたから、
きっとどこかにと思っていましたが、
ちょうど和室の前の露地に植えられていました。
幾何学的な造形が無機質な砕石とマッチしてとてもいい感じです。

草木の成長を楽しみに、またお邪魔させて下さい。

※ トクサは砥草と書きますが、茎の表面がザラザラしているので、
昔は砥石代わりに使ったようです。


(S.Tomita)

taa2003 at 16:59|PermalinkComments(2)

2008年10月20日

株立ちのソヨゴ

東北から帰ると「待望のソヨゴが植わりました」と
クライアントからのメールが届いていた。

ソヨゴの根元
















何とたくましい根元だろう。
それは厳しい傾斜地で育ってきた証そのもの。
こんなやさしい環境に来ても、
どうだと言わんばかりにそそり立っている。

ソヨゴ






















あとは左手のスロープに沿って入口まで、
ブルーベリーの道をつくればでき上がる。

ファサード外観













(S.Tomita)

taa2003 at 18:07|PermalinkComments(0)

2007年04月30日

シラキの紅葉

先週、庭師のSさんが「里浦町の家」の造園工事に入ってくれた。
今回、紅葉のすごく鮮やかな木が手に入ったからといって
薦めてくれたのがシラキである。
その名の通り白い樹皮の灌木で少し大きめの葉を付けている。

右端がシラキで他はソヨゴ足元はハマヒサカキの寄植え、右端はヤマボウシの株立







平地部での紅葉は昼夜の気温差が少ないだけに、
山間部のような鮮やかな紅葉はなかなか望めないのだが、
初めて植えたシラキだけに期待も膨らむ。
秋の紅葉が待ち遠しい。

(S.Tomita)

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2006年02月10日

新旧の吉野川橋

060210吉野川橋060210工事中の新吉野川橋060210工事中の新吉野川橋






現場からの帰り、ホカホカ日和に誘われて新旧の吉野川橋に立ち寄った。
古い方の橋は建築巡礼四国88ヵ所(JIA四国支部発行)の番外編に選んだほど
お気に入りの土木構築物だ。
その時のキャッチコピーが「四国一の大河に映える17のトラスのリズム」である。
昭和3年12月の完成だから、もうすぐ80歳になろうとしているが、
市のシンボルマウントである眉山を背に見る姿は美しく初々しい。

国道11号線の渋滞緩和のために、
その少し河口に吉野川大橋が架けられたのが昭和47年、
(上りは昭和47年、下りが昭和61年に開通)
そして今、平成23年の開通を目指して
新吉野川大橋(東環状大橋)を建設している。

時代が変われば、ものの見方も考え方も大きく変わる。
旧の吉野川橋の開通式には4万人の人々で溢れかえったというが、
今は環境問題や税金の無駄遣いなどで槍玉に挙げられるのが常である。
我々が車を手放せないのだから、
環境に配慮しながら造り続けて行くしかないのだろうが、
工事中の新吉野川大橋はどう見ても美しく見えなかった。

(S.Tomita)

taa2003 at 23:10|PermalinkComments(2)

2005年12月09日

駐車場の植栽

今日は新聞販売店の駐車場の植栽の日だった。
低木はボックスウッド(別名スドウツゲ)の寄植えを、
高木には常緑のタブノキを選んだ。
変型敷地の鋭角なコーナーに植えたので、公共の街路樹のように見える。
たった畳二帖ほどの小さなスペースだが、
ベンチでも置けば街のミニパークになりそうな、いい雰囲気に仕上がった。

タブノキとボックスウッドの寄植えボックスウッドの寄植えエゴノキの苗木とアイビー








建物の際にも小さな植込みスペースを取っていたが、
樹木を植えるには狭いとのことで、
アイビーの間にエゴノキの苗木を3本寄せ植えしてもらった。
5月の終わりから6月にかけて白い清楚な花をつけるが、
これからの成長が楽しみである。

エゴノキの花エゴノキの花








いつも感じることだが、草木が入ると奥行きが生まれ、
建物が生き生きと見えてくる。
完成したという実感が湧く瞬間だ。

(S.Tomita)

taa2003 at 22:54|PermalinkComments(0)

2005年12月06日

造園工事完了

入居されてちょうど2ヵ月、今日造園工事が完了した。

造園工事造園工事造園工事








通りに面してはボックスウッドの寄植えにウラジロノキを、
木製縦格子の足元にはコグマザサの寄植え。
中庭にはハマヒサカキの寄植えをベースに、
ソヨゴ、ヤマボウシ、シロモジ、キンモクセイの木々など。

ソヨゴヤマボウシキンモクセイ
今まで何度か植えてもらったことがあるが、
ウラジロノキシロモジは初めてである。
やはり珍しいとのことだが、
今回、株立ちで枝っぷりのいいのが入ったので実現した。

我々設計者は樹形を一番に気にする。
同じ樹種でも形によってまったく違う雰囲気になるからだが、
今回キンモクセイ以外はすべて株立ちを使ってくれた。

中庭のヤマボウシは春に可憐な花を咲かせる。
(白い4枚の花弁のように見えるのは実は総苞)
上空に架かるブリッジのすぐ下に植えてもらったから、
上から望む花見が楽しみである。

ヤマボウシの花ヤマボウシの花







(S.Tomita)

taa2003 at 22:05|PermalinkComments(0)

2005年11月15日

造園の楽しみ

竣工の後には造園の楽しみが待っている。
今日は朝から施主さんを交えての打ち合わせだった。

造園設計は建築の設計をするような訳にはいかないもので、
植物の生態系を知らないと生きた植栽計画はできないと思っている。
庭師は本当に草木の性格を隅々までよく知っている。
我々設計者は配置やボリューム、建物とのバランスのことなど、
全体の出来上がりイメージを伝えることになるが、
それを庭師が豊富な知識で樹種選定し適材適所に配置していく。

また、草木は生き物だから成長することも考えておかねばならない。
下の写真は左が造園直後のもので、真ん中と右が一年半後であるが、
小さな中庭という悪条件にもかかわらず、
コグマザサが足元をきれいに覆っていた。

T邸中庭・造園直後T邸中庭・一年半後T邸中庭・一年半後








草木は手入れが大変だからと嫌がる人もいるが、
そんな人に限って、植えてみると結構楽しんでいることが多い。
上の写真のお宅もそうだった。

●P.S.
昔、庭師から「モ から始まる名の木を五つ植えるとよい」と聞かされたことがある。
今日、庭師にそのことを尋ねてみると、それは
モッコク、モクレン、モチノキ、モクセイ、モミジとのこと。
この5種類を使うと、それなりに体裁よい庭ができることから生まれた言葉らしい。

(S.Tomita)

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2005年10月20日

石垣の積み方

石垣を見て「何々積みです」って言える人は少ないけど、
意外と簡単で、積み方の種類は大きく分けるとたったの三つ。

  「布積み」   「落とし積み(谷積み)」  「乱積み」

布積み落とし積み乱積み





  ▲図/悠建築設計室NatureLand「積み方の種類」より転載

”枩僂
 上石と下石間にできる横目地を通す積み方。布とは水平の意である。
⇒遒箸契僂漾蔽積み)
 下石の谷へ谷へと石を落とし重ねていく積み方で、横目地が通らないもの。
M霎僂
 不規則な積み方で、石の形も不揃いのもの。

先日(10/11)書いた穴太積み(あのうづみ)は布積みの変形で「布積み崩し」と
呼ぶなど、それぞれバリエーションが多いので分かりにくいが、
基本はこの三種類。
これを知ってるだけで石垣を見ると何か分かったような気分になってくる。

コンクリートのない時代は敷地造成の擁壁や建物の基礎はすべて石だった。
磐石な地盤の上に建物を築く
磐石」の字には石の字が二つもあり、
築く」という字はよく見るとからできている。
これが昔の建築の姿だった。

石は文字通り建築の基礎であり、建築学の基礎でもあったはずだが、
現在、石積みの文献が余りにも少ないのが残念だ。

神社の話同様、石の話もまた三日続けてしまった。

(S.Tomita)

●追伸
ホームページ悠建築設計室NatureLandの「石積み・石垣」の項、
よくまとまったいい資料です。興味ある方、覗いて見て下さい。→HP

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2005年09月16日

阿波中央橋の名の由来

昼からJIA(日本建築家協会)四国支部の役員会に出席した。
場所は四県が集まりやすい四国のほぼ中央に当たる愛媛県新宮村。
以前から利用しているところだが、知らぬ間に四国中央市に住所が変わっていた。

「中央」という言葉で思い出すのが昭和28年に開通した「阿波中央橋」の名の由来。
昭和3年4月、旧穴吹町に「旧穴吹橋」が、
同年12月、吉野川河口に「吉野川橋」が開通したが、
二つの橋は40キロも離れていた。
「その間にもう一つ永久橋を!」という住民の願いは25年後にやっと叶えられた。
それが「阿波中央橋」の名の由来だと聞いた。

橋のたもとにはイサム・ノグチの彫刻があるが、
開通時に出来たとするとノグチ氏49才の作品になる。

町村合併は知らぬ間に進んでいる。
現在、徳島県は7市25町3村になり、
小生の出身地である相生町の名は消え、那賀町に変わってしまった。
住所が書けない・・・・トホホ。

(S.Tomita)

taa2003 at 23:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)