メディア・雑誌

2013年07月20日

村上涼という若者

大空と暮らす家の大ちゃんからメールが届いた。僕はいままで村上涼という映像ディレクターの存在を知らなかった。才能ある若者が夢なかばに逝ってしまうのは赤の他人でさえ辛いものだが、大ちゃんは中学からの親友だったという。以下は彼のメールです。

 久しぶりです。時間があれば見て欲しいサイトが、あります。先月末に亡くなった親友の追悼サイトです。彼の名前は、村上涼といいます。僕と彼とは、中学校からの付き合いでした。ニューヨークを拠点にして、撮影監督の仕事をしていましたが、アフリカからnyに帰ってきた後、マラリアで亡くなりました。奥さんから連絡をもらった直後に、ニューヨークに飛んで、最後の別れをしました。
人一倍強い情熱を持ち、現実を鋭く捉える力のある人間でした。色んな人に、彼の事を知ってもらいたくて、連絡しました。


親族が作った追悼サイトです。今後、映像や写真などの作品が載せられる予定です。


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2013年06月08日

瀝青会の「日本の民家」再訪

本年より新設された日本建築学会著作賞中谷礼仁さんらの瀝青会が纏められた
今和次郎「日本の民家」再訪が選ばれている。

今和次郎「日本の民家」再訪2

今和次郎が採集した90年前の民家を探し訪ねる調査は現存確認に留まらず、
住まいの変容を見定め、現代では忘れ去られた住まいのありようまでをも模索している。

今が描いた集落や民家のスケッチを手に、わが徳島の祖谷にも足を踏み入れている。

今和次郎「見聞野帳」3
▲徳島県三好郡旧三縄村川崎集落のスケッチ(今和次郎「見聞野帳」より)

そして旧一宇村の老人ホームでの古老・沢木稲子さんとの運命的な出会いが
今が採集しスケッチした民家へと導いている。

今和次郎「見聞野帳」1
▲徳島・祖谷の民家(今和次郎「見聞野帳」より)

この書は便利になり過ぎた住まいへの警鐘のようでもあり、
また置き去りにしてきた二十世紀の大切なものを見つめ直させてもくれる。
変わるもの、変わらないもの、変わってはいけないもの、改めて考えさせられる。


(S.Tomita)


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2013年05月20日

住宅ってなんだろう

新浜本町にある埴淵さんの事務所に引っ越して来て、今秋でちょうど十年になる。
事務所はいまも別々でやっているが、同じ屋根の下、家賃を始めコピーやFAX、
インターネットなど、共有できるものが多く、経営的には随分と助けられてきた。

引っ越して来た時、一番多かったのが建築関係の本だった。
建物に入らないものは、近くに倉庫を借りてもらい保管していたが、
それも今月末で解約することになった。

本には格別愛着がある。表紙を見ただけでも当時のことが思い出され、
捨てる決断がなかなか付かない。

とは言うものの、設計中はクライアントに断捨離を勧めている手前、
捨てる勇気が必要と、スタッフに好きなようにしてと任せていたが、
偶然目に飛び込んできた一冊が、

芸術新潮2000年9月号 住宅ってなんだろう

9芸術新潮

久し振りに目を通しても、即座に中村好文さんの世界に引き込まれてゆく。
設計者にとって住宅は永遠のテーマである。
中村さんの一字一句を噛み締めながら、取り組んで行こうと改めて思う。
やっぱりこの本は残しておかなくちゃ(苦笑


(S.Tomita)

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2013年03月15日

花と小父さん

いま進行中のプロジェクトのご夫妻に逢うたびに脳裏をよぎる歌がある。

♪  小さい花に口づけをしたら ♪ 小さい声で僕に言ったよ

で始まる伊東きよ子の『花と小父さん』の歌である。

この詩のように草花とお話ができるのではと思わせるほどナイーブな二人だ。

住まいは植物に威圧感を与えるような大きなボリュームを避け、
大小四つのブロックに分けて草木の間に散りばめることにした。

ブロック同志がつくり出す中庭や路地が草花との語らいの場になってくれるといいな。


これが45年前の歌 『花と小父さん』です。よろしかったらどうぞ(笑) ↓



(S.Tomita)

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2013年02月04日

あわわの取材

住まわれて半年の「キッチンを囲う家」で、あわわの取材に立ち会った。

130204-1

設計者はどんな住まわれ方をしているのかが一番気になるところである。

建物の真ん中に置いたステンレス製のこの大きなキッチンで、
一日のほとんどを過ごしていると聞くとやっぱり嬉しさがこみ上げてくる。

掲載号は少し先の4月25日発売とのことだが、
その時には家族が一人増えて4人になっている。
新しい生命と共に、建物もいい年輪を刻んで行って欲しいです。

(S.Tomita)

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2013年01月21日

パノラマ写真の無料アプリPhotosynth

「回遊する家」の現場が始まり、操作を忘れる前に早く使いたかった(笑)
iphoneの無料アプリ Photosynth(フォトシンセ)、やっと始動です。

130119-01

パノラマ写真がこんな感じで撮れました。
このアプリの凄いところは四方八方動かせば360度すべて写せるところで、
狭い室内撮影でも活躍してくれそうです。
これからの現場はiphoneで撮影することに決めました(笑)

(S.Tomita)

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2013年01月17日

75歳の芥川賞受賞者

賞は年寄りよりも若い人にあげるほうがいいとばかり思っていたが、

昨日、芥川賞を受賞された黒田夏子さん(75)は別格で心底感動した。

「生きているうちに見つけて下さってありがとうございます」

この一言にもらい泣きする自分がいた(笑)


(S.Tomita)

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2012年11月05日

ついに補聴器?

今日からこれを耳に付けている。

ヘッドセット

このごろ近くの文字が随分と見辛くなったが耳も遠くなってきた。
iphone用とシールでも貼らないと補聴器に間違えられるかな(苦笑

(S.Tomita)

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2012年10月30日

敷地写真の撮影に最適アプリ

iphoneに切り替えて3ヵ月、やっとしっくりと馴染んできた。
建てようネットの金本さんを初め後輩たちから便利なアプリを色々教わって、
文明の利器に埋没している今日この頃です(笑)

先日もモアナコーストの設計者でお馴染みの中川くんから、
敷地写真の撮影に最適のパノラマ写真アプリPhotosynth を教えてもらった。

忘れないうちに事務所の前で試し撮りしたのがこれ。

121030-01

最初にシャッターを押した後は自動で撮影してくれて画像も繋げてくれます。
便利すぎて怖くなる優れもののアプリです。使い過ぎには気を付けよう(苦笑)

こちらに詳しく書かれてるので参考に → Apple Products Fan


(S.Tomita)

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2012年10月18日

日土小学校がノール モダニズム賞に!

愛媛の和田さん武智さんらが長い間取り組んでいた
日土小学校の保存・再生の仕事が世界に認められた。

2012年ワールド・モニュメント財団のノール モダニズム賞 受賞

設計を担当したお二人の絶妙の役割分担で、四国自前の名作がよみがえった。
解体の危機に何度も直面してきたことを知ってるだけにことさら嬉しい。

「わたしはどうなったっていい。子供たちに夢を与えたい」そう言って
河川法に違反までして推し通したはね出しテラスや階段に松村魂が宿る。

090801日土小学校

世界に届け、無級建築家 松村正恒 ここにあり!


(S.Tomita)



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2012年10月16日

秋桜を聴いて・・・

秋になると無性に聴きたくなる歌がある。

山口百恵の秋桜だ。

嫁いだ経験は一度もないが(笑
母のやさしさがこころに染みる。



会話は通じなくとも元気でさえいてくれればそれでいい。
秋の夜長、幼かった頃の母を思い出す。

(S.Tomita)

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2012年09月10日

ファンタジーな世界へ

家内も大好きな安野光雅さん。久し振りに昨日の日曜美術館で、
『旅の絵本』八作目の日本編に取り組んでおられる元気な姿を拝見した。

描かれているのは、 岸で手を振る人たちと
安野光雅/旅の絵本(日本編)1

その向こうに旅立って行く主人公・・・これがラストシーンです。
安野光雅/旅の絵本(日本編)2

安野さんの絵はみているだけで無垢だった幼い頃がよみがえってくる。
いつもファンタジーな世界を描き続ける安野さんは今年86歳。
小生まだまだヒヨコだなぁ。

追伸
1)そんな訳でfacebookのカバー写真を変更しました(笑
2)咲希ちゃんのことを思い出しました。


(S.Tomita)

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2012年08月04日

白井さんのブログ発見

白井さんのブログ見つけました。

 シライコウジの週末日記

初代建てようネットの担当者、というよりも建てようネットの生みの親その人です。
個性派揃いのわがまま建築家たちを長いことよく面倒見てくれました。
やっと解放されて、もうすっかり頭から建築の二文字が消えているかと思ったら、
ブログのネタは建築のことばかり(笑) やっぱり好きなんやなぁ、建築が。

「徳島の友人・知人のブログ」リンク欄に白井さんのブログを追加したので、
皆さん覗いて見て下さい。

久し振りにアクセス順位をチェックしました。下が7月のアクセス順位表です。

7月アクセス順位表

綾ちゃんすごい、初めてトップになりました。
アクセス順位も上がったけど設計レベルも上ったなぁ。
次の住宅見学を楽しみにしています。


(S.Tomita)

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2012年07月03日

みんなに届け!脱原発ソング「ヒューマンエラー」

facebookの友人投稿で知った京都のグループ、フライングダッチマンが歌う
脱原発ソング「ヒューマンエラー」

若いグループの魂の叫びにぜひ一度耳を傾けて欲しい。



この歌は既得権益や経済偏重構造を打ち破る力を持っているように感じる。

一人ひとりの力は小さくても輪が広がれば大きな力になっていく。
脱原発に向かって、さあみんなで立ち上がり、正常な日本を取り戻そう。

語りのようなメロディーもいいが歌詞が抜群にいいです。
長い歌詞ですがこちらのブロクにすべて載せてくれてます → 「知足の日々



(S.Tomita)



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2012年06月21日

塗る断熱材・ガイナ

ものづくりに人生を掛ける生きざまが好きで、
日曜夜の「夢の扉プラス」を楽しみにして見ている。

先週は一般常識を覆す塗る断熱材ガイナの話だった。

自らが熱を溜め込まず放熱するセラミックの性質に目をつけ、
わずか1mmの塗り厚でも断熱効果のある塗料をつくり出した。

開発に着手したのが1987年頃で4年後に完成させるが、
世間は一向に認めてくれなかったという。
それでも人の役に立ちたいという強い思いと、
周りの人たちの理解と協力が大きな支えとなって、
その後の苦難を乗り越えていった。

この夢のような塗料がなければ、厚さ3.2mmのコルゲートパイプでつくった
KimotyHouseは実現していなかったようにも思う。

KimotyHouseの外部はすべてこの塗料で覆っている・・・・・が、
内部はコルゲートパイプの素材感を味わうために何の塗装も施していない。
それがたまらなくいいというkimotyさんだが、
冬場は結露との戦いの日々になっている。 → KimotyさんのBlog

コルゲートパイプの素材感は小生も同感だが、
ガイナの開発秘話を聴いて、こだわりのコルゲートパイプだけど、
結露対策に内部に塗ってもKimotyHouseの良さは変わらないのかなと、
ちょっとだけ思えてきた(苦笑


(S.Tomita)

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2012年04月25日

ローソンにはなくてサンクスに・・・

先日取材を受けた元気なお子さんたちのいる『中庭に集う家』が、

今日発売の「あわわFreeプレ創刊号」に載るとのことで、

早速ローソンに立ち寄ってみたけど見当たらない。

帰ってネットで調べて見たら、ローソンにはなくてサンクスに・・・・・

ローソン派としては困るなぁ(笑  →あわわfree誌・設置箇所一覧


建てようネット新担任の金本さん、早くもブログに揚げてくれてます。

取材お世話になりました。


(S.Tomita)

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2012年03月26日

建てようネット徳島別冊出版!

先週の金曜日、建てようネット徳島の三冊目の別冊
「徳島の建築家と建てた家102例」が出版されました。

建てようネットで建てた家

小生、今回も厚かましく建築家紹介ページのトップを飾ってますが、
これは単に高齢者順に並べただけということらしい(冷汗
決して評価や人気順ではないので皆さんお間違えのないように(笑

冗談はさて置き、これまでクライアントには随分と恵まれてきた。
今回、あわわの取材に応じてくれたMさん夫妻の嬉しいコメントに、
また新たな闘志が湧いてきた。
今度の建てようネット200軒まで、何軒貢献できるかなぁ〜

(S.Tomita)

taa2003 at 22:02|PermalinkComments(2)

2012年03月12日

心の支援から・・・

昨日の毎日新聞徳島版にウッチー(内野輝明)のことが紹介されていた。

東日本大震災:発生1年 地域に貢献、「町医者」に
建築家交流の会「フクシマトクシマ」内野輝明さん/徳島


昨春、ウッチーが被災地を訪れ、復興に向かって献身的に頑張っている同志を見て、
この離れた徳島で何か役に立てることはないのかと考えて立ち上げたのが、
フクシマトクシマの会」のブログでした。

物質的なカタチある支援はなかなかできないけれど心の支援なら毎日できる。
「フクシマトクシマの会」はウッチーのそんな想いから生まれたものです。

このブログのお陰で、私も頑張り続けている東北同志のことを
1日たりとも忘れたことはありません。

原発問題を抱えた福島の復興を考えると目の前が真っ暗になるが、
それでも同志は前を向いて進んでいる。
この建築家交流の輪が社会へと広がり、国を変える力になって欲しい。


(S.Tomita)



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2011年10月17日

お知らせです!

水戸岡鋭治さんの「イラストレーションパースの展開」がグッドタイミングで、

いまYahooオークションに出ています。

あと8時間、この価格なら超お買い得。欲しい人 トライして!

イラストレーションパースの展開


(S.Tomita)

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2011年07月26日

「徳島の建築家展」開催のお知らせ

この土・日は建てようネット主催の建築家展が催されます。
1月の徳島文化の森、5月の北島創世ホールに続いて、
今回はマルナカ脇町店の2階うだつフォーラムに展示されます。
リレーセミナーやシンポジュウムも予定されていますので、
近くの方はぜひお立ち寄りください。
詳しくはこちらから → 建てようネット徳島

建築家in脇町

(S.Tomita)



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2011年07月06日

阿波おどり再発見ブック「えっとぶり」

カメラマンの幸田さんが「プレゼントです」と持ってきてくれた本

110706-1『えっとぶり』

踊る阿呆に見る阿呆、みんないい顔してますね。
明日(7/7)発行なんだ。え〜無料って、、、

配本希望者はこちらから → 扇ぐ阿呆の会 (7/7追記)
110706-2『えっとぶり』


(S.Tomita)

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2011年07月04日

倉本聰さんの原発観

先日の報道ステーションで倉本聰さんが原発について話されていた。
余りにもいい話だったので友だちに伝えたいなと思っていたら、
早速YouTubeに載せてくれていた。



原発事故後の日本人が生きる道について、二つの選択肢を上げて話されています。

「今まで通りの経済を発達させ、豊かな暮らしを享受することを取るなら、原発はどうしても(維持で)しょうがなくなる。そのときにはまた今度みたいな事故が起きる可能性があるわけだから、それを覚悟しなくちゃいけないわけでしょ。それを覚悟することがみんなにできるのか。それとも、その覚悟じゃなくて、少し使う側(エネルギー)を減らす、我々の足元を見直すということで、減らしていく覚悟があるか。どっちかの選択だと思うんですね。・・・以下略・・・」

一言一言に、ジーンと来ました。


(S.Tomita)

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2011年06月03日

幸せとは何か

昨日のクローズアップ現代で ”幸せとは何か” をテーマにした
番組「幸せのモノサシ〜指標づくりの模索〜」が流れていた。

人口70万の国ブータン。
経済指標であるGDPは世界で161位と貧しいが、
伝統文化に触れながら素朴な暮らしをすることが、
この国の人々にとって何よりの幸せだという。
野鳥が怪我をしないように電線の付設を取り止め、
あえて不便な生活を選択した村も現れるほどだ。
ブータンでは国民一人一人の幸福度を文化や自然環境で測る
GNH(国民総幸福量)を掲げているという。

震災直後、家族や友人などごく身近な人との結び付きの大切さを感じたり、
いまあるごく普通の生活に感謝する気持ちが湧いて来たという人は多い。

日本人にとっての幸せとは何なのか。
これからめざすべき社会は、生き甲斐とは、
人類にとっての永遠のテーマ しあわせ
改めて考えさせられた。

(S.Tomita)

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2011年03月18日

人の手に負えないもの

東日本大震災から一週間、ネットやテレビで次から次へと映し出される
被災地の変わり果てた光景に言葉を失っている。
家や土地はズタズタになっても命さえあれば、きっとしあわせは戻って来る。
そう信じて今は行方不明の人たちが一人でも多く生きていることを願っている。

阪神大震災の時、震度7にも耐えると自負していた高速道路がドミノのように倒れたが、
今回も日本一を誇っていた岩手県宮古市田老町の防潮堤が、
予想を超える大津波に呑み込まれ人々を救うことができなかった。

そしていま何よりも深刻なのは、福島第一原発事故の行方である。
原発を造るノウハウや技術はいま日本が世界一だと思うが、
この力を持ってしても、今回のような事態は想定していなかったのだ。
原発主導の電力に頼らなければならない日本の現状があることは否めないが、
一旦危険に晒されると人の手に負えないものを使っている原発の脅威を
改めて思い知らされる。
放射能の怖さを世界で一番よく知っているのは日本人なのではないのか。
この事故を教訓に原発の怖さを一人ひとりが改めて考え直すきっかけになれば嬉しい。

この震災で命を絶たれた多くの人たちのご冥福を祈ります。


追伸
18年前、原発反対運動をしていた建築主が四国電力払い下げの
ソーラーパネルを安く手に入れて、完成した社屋の屋上に一緒に設置した。
当時は売電システムがなかったので、バッテリーを置き蓄えて使っていた。
原発反対への小さなのろしだった13枚の中古パネル。
先日、久し振りに見た時、当時の熱い気持ちがよみがえってきた。

4 向井ビルの太陽光発電


(S.Tomita)

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2011年01月24日

建てようネット・フェスティバル

建てようネット・フェスティバルが目の前に迫ってきた。

あわわビルを出てやるのは今回が初めてとのこと。

設計者22人がリレー方式でセミナーをやるのも初の試みだとか。

でも何でいつも初っ端なん?

初めにこけたら皆こけそうでプレッシャー感じるなぁー


建てようネットフェスティバル



(S.Tomita)

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2011年01月13日

新88ヵ所選び進行中

JIA四国支部ではこの秋UIA2011東京大会で催す四国建築家展に向けて、
新しい建築巡礼四国88ヵ所選びを進めています。
明日、支部の四地域会が候補作品を持ち寄って絞り込みを行います。
徳島から持参の88候補と番外候補は下の通りです。


●88ヵ所候補 17点

初版88から残す作品
01鳴門市庁舎を核とした公共建築群/増田友也
   鳴門市民会館(1961)、鳴門市庁舎(1963)、鳴門市職員共済会館(1973)、
   鳴門市勤労青少年ホーム(1976)、
鳴門市老人福祉センター(1973)、
   鳴門市文化会館1982

02鳴門市の学校建築群/増田友也
   鳴門中学校(1972)、北灘東小学校(1972)、北灘東幼稚園(1973)、
   北灘西幼稚園(1974)、瀬戸幼稚園(1975)、
木津保育所(1975)、
   桑島幼稚園(1977)、瀬戸小学校体育館(1977)、北灘西小学校(1977)、
   鳴門市立第二中学校(1978)、鳴門東小学校(1979)、鳴門東幼稚園(1980)、
   島田小学校・幼稚園(1981
03大塚ヴェガホール&トマトホール/鹿島建設/1988

04割石家住宅/割石易治郎+新藤貞造/1900

05脇町立図書館/重村力/1986

06馬岡新田神社本殿/千葉春太他/1883

07佐古配水場/中津喜平/1925

08徳島県郷土文化会館/西山夘三/1972

09三河家住宅/木内豊次郎/1928 ※国重要文化財

10Jビル1(旧ジャストシステム本社ビル)/野々瀬徹/1989

11大本瑞雲郷別院・碧庵/中村為斉/1960

 

今回、新しく選んだ作品
01
国際東船場113ビル(旧TiO-TAKAHARA)/中川俊博/1998

02丈六の家/新居照和/2002
03
松茂町第二体育館/竹原義二/2005
04
NHK徳島放送会館/日建設計/2006
05
コレクティブハウスなじみ/間健治/2006
06
犬飼の農村舞台/不明/明治初期


●番外候補 15点
 (おもしろ建築やユニーク建築、地域らしさがよく表れた町並みや景観など)


建築

01着藤家の石倉/着藤松蔵/1877 

02喫茶・大菩薩峠/島利喜太/1971〜進行中

03阿波之里/木下龍一/一期1992,二期1998
04ヘンロ小屋プロジェクト/歌一洋/2001〜進行中

05Kimoty House/富田眞二/2008 ※コルゲートパイプの家

06.圓藤家住宅/不明/築220 ※三重の煙り出し屋根


町並み・景観など

01吉野川沿いのうだつの町並み脇町(国重伝建)・池田町・貞光町

02剣山周辺のお堂群/谷の四足堂他

03県南漁村のミセ造りの町並み/出羽島・鞆浦

04祖谷の山村集落/三好市東祖谷山村落合 ※国重伝建

05吉野川大橋と眉山

06こんにゃく橋

07第十堰

08ケンチョピア

09しんまちボードウォーク及び新町公園、両国橋公園/中川俊博/1996



(S.Tomita)



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2010年11月21日

9年前の座談会

昔の資料をあさってたら、こんなもんが出てきた。
9年前に「すまいる徳島」から取材を受けた時の座談会の様子です。

2002-2すまいる徳島・座談会2002-1すまいる徳島・座談会
















2002-4すまいる徳島・座談会2002-3すまいる徳島・座談会
















読み返してみたけど、未だに同じこと言うてますね。
何にも成長してへんやん(苦笑
そやけどみんな歳いったなぁ、変わってないのハザマハンだけやんか。


(S.Tomita)

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2010年11月18日

建築巡礼という言葉

建築巡礼四国88ヵ所ガイドブック」(1998年5月発行)発刊から12年が経ち、
改定版発刊に向けての気運が高まってきた。

建築巡礼四国88ヵ所ガイドブック

初版ガイドブックの冒頭に書かれた故山本忠司委員長の言葉は、
まるでポエムのように今もやさしく心の奥深くに語りかけてくる。


建築巡礼、作品との対話

 

私たちの建築巡礼四国八十八ヵ所は

弘法大師が修行し悟りを開いた足跡をたどる

四国霊場八十八ヵ所にちなんで構想された。

 

人々は霊場を巡りつつ、今もこの四国の地で

仏の教えに聞き入り

御堂の佇まいに心を癒し

自然に包まれ安らぎ

そして精神的な力を得て、
それを明日を生きるための活力としている。

 

驚かれるかもしれないが、

このような霊場のもつ精神的な力は

私たち建築家が生み出す建築作品にも宿っている。

 

明治時代の浄水場

入念に積まれた煉瓦の壁に、当時の人々の使命感が伝わってこないだろうか。

岬にそびえる灯台

風雨に耐えて建つ姿に、共感を覚え励まされないだろうか。

山間に佇む茶堂

使い込まれた造作に、神と自然と村人とが集う生活を見ないだろうか。

コンクリート打放しの庁舎

見事に打たれた壁面に、建築家と技術者の英知と努力を感じないだろうか。

 

明治以降の建築作品の中から

私たちは、このような人々に感動を与える建築作品を探し出し

厳正な選考を経て、八十八の作品を取り上げガイドブックとした。

 

そこには木造の小さな御堂から、コンクリートの高層建築まで

実に様々な建築作品が含まれているが

いずれも訪れる人々に、精神性を感じさせてくれる

現代の建築札所である。

 

このガイドブックは、

これらの建築作品と出会うための案内人であり

これらの建築作品との対話を助ける同行人だ。

 

四国建築八十八ヵ所を巡ることにより

多くの人々が

建築作品の語りかけに耳を傾け

それが心の支えになることを

 

また多くの建築に携わる人々が

建築作品の語りかけを自らの糧とするよう

祈っている。


199839

山本忠司  建築巡礼四国八十八ヶ所特別委員会委員長



建築はただ美しいだけでは決して人の心には響かない。
「巡礼」という言葉の裏に隠された精神性のようなものがなければ、
人の心を打つことはない。
つくり手や住まい手の思いの丈の強さが情念となって語りかけるのだ。

山本先生の「建築巡礼」という言葉に馳せた思いが今日わかったような気がした。


(S.Tomita)



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2010年11月11日

ブログリンクの県外編!

ご好評(笑)・・・の「徳島の友人・知人ブログ」欄の下に、
「JIA四国支部会員ブログ(県外メンバー)」欄を作りました。

●リンク先(敬称略)
 愛媛/眞田井良子、和田耕一、武智和臣
 香川/平野祐一、冨田妃登志、松田保文、神原永弥、藤田摂
 高知/太田憲男、岩谷功、橋本健

まずは11名ですが、わかれば随時増やしていきます。

その人(建築家)を知るには、着飾ったホームページより
普段着のブログをみるのがはるかに早い。
それぞれの個性が出ていておもしろいですね。
友人・知人ブログ共々ご活用下さい。

●追伸/見落としてました。香川の大野晃貴彦さん追加です。


(S.Tomita)

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2010年11月05日

小黒三郎の『組み木』2

娘のために最初に買ってきた組み木の玩具はこのライオンでした。

111103-ライオン01

111103-ライオン04

その後、『小黒三郎の組み木』の本と出会ってからは、
組み木パズルの奥深さに魅せられて、のめり込んで行きました。

小黒作品の中で取り分けて好きだったのがこの「十二支」です。
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小黒三郎の『十二支』

タテ6×ヨコ10(比率)の長方形の中に十二支が納まっています。
図形やパズル好きの人ならもうお気付きだと思いますが、
ソロモン・ゴルムのペントミノの図形を使った作品で、
形の違う12の木片を見事に操って十二支を描き込んでいるのです。

ソロモン・ゴルムのペントミノ図形

どの図形がどの動物に合うのか。こうして出来上がったものを見てみると、
余りにも自然体なのでスンナリと湧いて来たようにも思えるのだが、
タツやイノシシなどに苦労したことが本の中で語られています。
それぞれの特徴を捉えたユーモラスで愛おしくなるデザインの動物たち。
もうここまで来ると玩具の枠を超え美術品のようです。


嬉しいことに、家の隣りのIkawaさんは糸ノコを手先のように操る仏壇職人でした。
この話を持ちかけると一つ返事で作ってくれたのがこれです。
台座の細工にも職人の味が滲み出ています。材料は地場杉です。
木箱保管のお陰だろうか、25年も経っているのにきれいにいてくれました。

111103-十二支4

作者小黒さんの「私の作品が親や教師の手で作られ、子どもたちに使われ、
遊ばれることは私の願うところでもあるのだ」という大きな懐がなかったら、
子育て時代の組み木の思い出はこんな風にはならなかった。
図面公開に今更ながら感謝する次第です。

次の年、この図形が我が家の賀状を飾ったのは言うまでもありません。 つづく!


★小黒三郎の組み木のウェブサイトはこちら → 遊プラン
  ●十二支 (立体にも組めるポリキューブパズルです

  

(S.Tomita)

taa2003 at 18:04|PermalinkComments(0)