下別宮の家

2006年03月15日

青天白日の建前

昨朝の白銀の世界から一転、
今日は朝から青天白日の素晴らしい建前日和になった。
この家も地場の木をふんだんに使った木造住宅だが
今回は一味違っている。
施主さん自身の山の木で建てる消の住宅なのだ。
杉と桧以外に、栗の土台やケヤキの大黒柱、モミの腰板や天井板など、
普段あまり使えない材料を、
適材適所に使って建てる昔ながらの家づくりである。
材料が施主さん支給といっても、
木材は伐採から始まり切り出し、乾燥、製材、加工、運搬と、
その費用のほとんどが人件費に消えてしまうから、
決して安くはならないのだが、
先祖の魂が宿る木だから、全く違ったものに感じるはずだ。
先祖を敬う気持ちは親から子へ、
そして孫へと受け継がれていくに違いない。
「最近の家はカッコイイだけで魂が入ってない」なんて、
よくぼやいてきたけど、
今回は施主さんのお陰で魂が入れられそうだ。
帰りの道のり、吉野川に沈む夕陽がとても大きく見えた。

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(S.Tomita)

taa2003 at 23:58|PermalinkComments(1)TrackBack(0)