藍住町の家

2007年02月05日

「藍住町の家掘HPにアップ

エットブリにホームページに住宅をアップして、
エットブリにブログを書いている。
ブログのパスワードすっかり忘れてた。

藍住町の家









この家もまた杉を多く使っている。
いつごろからだろうか。
木造といえばこの地場杉ばかりを使ってきたような気がする。
独立して間もない頃、山菱電機が生地の旧相生町に建てる
電機工場を設計させてもらったのが始まり・・・・・。

いまではなんの抵抗もなく梁にも使っているが、
松のようなしなりや粘り腰がないので、
横に使うには不向きだし、
木の目に垂直にノミを入れると跳ね返す感じで、
とても刻みにくい材料だ。
また、柔らかいので傷がつきやすいし収縮も大きいので、
クレームになる代表選手のような材料だ。
でも、そんな短所が逆に長所になってくる。
空気を多く含む杉の調湿力は木の中でもピカイチだし、
床に使えば柔らかくて歩行感はいいし、
羽毛布団のように空気の断熱効果でとても温かい。
傷がつきやすい分、優しく扱うので優しくもなれる。

杉の木には「ハンディキャップのある子や出来の悪い子ほど
可愛いいと思う親ごころ」のようなものを感じてしまう。

(S.Tomita)

taa2003 at 22:36|PermalinkComments(4)

2006年07月15日

プレカットか手きざみか

今日は「藍住町の家掘廚侶前だった。
建前までの木材加工は、機械によるプレカット加工か
大工さんの切組によるかのどちらかだ。
いま主流はプレカット加工だが、
この現場は大工さんの手きざみでお願いした。

建前建前







その違いを最も実感する日がこの建前の日ということになる。
大工が切組したものは掛矢で何回も叩き込まないと組み上がらないが、
プレカットのものは少し叩くだけですっぽり入る感じだ。

いま木造住宅は金物推奨の方向にあって
部位毎で決められた金物を使わないと検査に通らない。
プレカット加工を基準に決められているのか余りにも金物が多すぎる。
大工の切組なら金物はサブ的な使い方で十分だと思うのだが・・・

(S.Tomita)

taa2003 at 23:55|PermalinkComments(0)

2006年05月27日

いい予感、鍬入れの儀

今日は「藍住町の家掘廚地鎮祭だった。
我々にとってはなじみの儀式の流れも、
施主さんにとっては真新しいことばかりである。
降神の儀で神主さんが発する「オ、オ〜」という声を、
今日のお子さんたちはどんな風に聞いたのだろうか。

いよいよ施主さん登場の鍬入れの儀が始まった。
神壇の前にセットされた盛り砂を三度掘るしぐさをするもので、
「エイ、エイ、エイー」と声をかけながら行うのだが、
Sさん、力余って三度とも、まともに掘ってしまったから、
すっぽり中央に大きな穴が開いてしまった。

地鎮祭・鍬入れ地鎮祭・鎮め物







いつもなら、その後神主さんが盛り砂を掘り鎮め物を納めるのだが、
今日は掘らずにすっぽり納まった。
こんなグッドコンビネーション見たことがない。
出足好調、いい予感がする。

地鎮祭の後、昨秋竣工した「藍住町の家機廚鬚完篤發靴燭、
半年で一変、庭の新緑が眩しいくらい清々しかった。

「藍住町の家機廚料隹







(S.Tomita)

taa2003 at 23:45|PermalinkComments(0)

2005年09月27日

区画分譲地

050927-1050927-2








今朝、これから設計に取りかかる土地を見に行った。
まだ造成中だったが、どこにでもある矩形の区画分譲地である。

どんな仕事でも同じだと思うが、長年同じことをやり続けていると、
自分の意思とは裏腹に、手や頭が勝手に動いてしまうことがあると思う。
設計という仕事も、面白い土地に出会えば、
頼まれもしないのに、勝手にイメージを膨らまし設計している。

区画分譲地はプランニングしやすい反面、
インスピレーションは湧きにくい土地だ。
その土地の引きずって来た歴史が造成によって寸断され、
地霊(ゲニウス・ロキ)が見えなくなるのだろうか?
とにかく画一的に整備された土地は、設計のよりどころを見つけにくい。

(S.Tomita)

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ゲニウス・ロキ(Genius Loci)
ラテン語で、ゲニウスは精神、ロキは土地を意味する。
日本では地霊と訳される。
土地の守り神、道祖神などがそれにあたる。
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taa2003 at 23:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)