Kimoty House

2012年06月21日

塗る断熱材・ガイナ

ものづくりに人生を掛ける生きざまが好きで、
日曜夜の「夢の扉プラス」を楽しみにして見ている。

先週は一般常識を覆す塗る断熱材ガイナの話だった。

自らが熱を溜め込まず放熱するセラミックの性質に目をつけ、
わずか1mmの塗り厚でも断熱効果のある塗料をつくり出した。

開発に着手したのが1987年頃で4年後に完成させるが、
世間は一向に認めてくれなかったという。
それでも人の役に立ちたいという強い思いと、
周りの人たちの理解と協力が大きな支えとなって、
その後の苦難を乗り越えていった。

この夢のような塗料がなければ、厚さ3.2mmのコルゲートパイプでつくった
KimotyHouseは実現していなかったようにも思う。

KimotyHouseの外部はすべてこの塗料で覆っている・・・・・が、
内部はコルゲートパイプの素材感を味わうために何の塗装も施していない。
それがたまらなくいいというkimotyさんだが、
冬場は結露との戦いの日々になっている。 → KimotyさんのBlog

コルゲートパイプの素材感は小生も同感だが、
ガイナの開発秘話を聴いて、こだわりのコルゲートパイプだけど、
結露対策に内部に塗ってもKimotyHouseの良さは変わらないのかなと、
ちょっとだけ思えてきた(苦笑


(S.Tomita)

taa2003 at 15:14|PermalinkComments(2)

2011年06月22日

Kimotyさん独立!

Kimotyさんのお店のオープンが七夕の日に決まった。

店名は driive guitars 徳島市一番町1丁目9 monoビル

ドライブの「i」が一字多いのは・・・・・理由を聞いて納得です。
このあたりがただじゃ起きないKimotyさんらしいところかな。

ドライブギターズ 7月7日オープン

なにしろ企画力と実行力は天下一品。
マイホームをコルゲートパイプでつくってしまった人なんだから、
当然といえば当然なんだけど(笑)
一昨年の末に仕掛けた音楽と建築のコラボイベント Music Fellow は、
北島創世ホールの冬の定番になりつつあるし、
イツキの眠っていた才能を呼び覚まし(笑)、
父son's を世に送り出したのもKimotyさんなのだ。

大勢の建築仲間が応援してますよ。 祝オープン!

●ブログはこちら→driive guitars (友人・知人ブログ欄も変更しました)

(S.Tomita)

taa2003 at 13:53|PermalinkComments(2)

2010年10月18日

出会いの二日間

土・日曜日の二日間、文化の森での建築家展に参加した。

第34回建築家展

「このコルゲートパイプの家(KimotyHouse)テレビで見たよ」と
二人の方が声を掛けてくれた。
家のカタチも住人もまさにわが道を行く強烈な個性のかたまり。
一年近く前の放映なのによく覚えてくれてました。

KimotyHouse

いまの家づくりは贅沢になりすぎて大切なものを見失うことが多い。
「家って何なの?」そんな原点を考えながら設計させてもらった家が
このKimotyHouseだった。
いつまでも初心を忘れないで設計し続けたいと改めて思う。

(S.Tomita)



taa2003 at 11:36|PermalinkComments(4)

2010年10月14日

救出用カプセル「フェニックス」

今日は何と言ってもこの話題に尽きますね。

「チリ鉱山落盤事故で閉じ込められていた33人全員無事救出」

世界中の人たちが自分の家族を想うのと同じ気持で、
現場からの情報に固唾を呑んで耳を傾けた69日間だった。
全員無事救出のニュースは本当に嬉しい知らせだった。

だが、事故原因の根源は経済最優先で安全は二の次という
現場のずさんな管理体制にある訳で、これを改めない限り悲劇はまた起こる。
このような落盤事故で毎年30人ほどの作業員が亡くなっているというから驚く。

話は変わるが、仕事柄どうしても救出用カプセル「フェニックス」に
目がいってしまうのだが、
筒は高さ4m、直径50cm余りの大きさで厚さ4mmの鉄板でできていて、
筒の上下には穴の中をスムーズに移動できるように車輪を備えていたり、
人の入るところは圧迫感を与えないように、
鉄板に細かい穴をあけたパンチング仕上げにしているなど、
安全面だけでなく乗り心地も結構良さそうだ。
また、酸素供給装置や通信機器の設備機器も備えており、
メタボの人にはちょっと窮屈かも知れないが、
動く一人住まいといった感がある。
101014鋼鉄製カプセル「フェニックス」

この大きさはドラム缶を四つ積み重ねたのとほぼ同じだ。
ガキの頃、横倒しにしたドラム缶を砦にして遊んだのを思い出す。
薄い鉄板でも波型にしたり筒状にするとグッと強度を増す訳で、
安全で最もシンプルなカタチを追求すれば、
このカプセルにたどり着くのはごく自然なことでもある。

でもいざ建築になるとそうは行かないもので、色んなアドリブが付いてくる。
邪心を捨てれば筒になる。長いこと設計してるけど、
それが出来たのはたった一回 KimotyHouse だけ(笑


(S.Tomita)

taa2003 at 23:40|PermalinkComments(7)

2009年12月18日

「住人十色」で紹介

もう皆さんkimoty blog でご存知かと思いますが、
kimoty house が毎日放送のTV番組「住人十色」で、
今週の土曜日19日午後5時から紹介されます。

魅力的なクライアントとの出会いは今まで何度もあったけど、
これほどまでに個性的で信念を貫き通した人はいません(笑
執念の建築コルゲートハウス、見てやって下さい!

091213-2

 ▲kimoty ”jeff” band (12/13北島町創世ホールにて)

(S.Tomita)


taa2003 at 00:13|PermalinkComments(0)

2009年12月13日

只今参戦中!

歌に例えると、
Kimoty House は、ルージュの伝言

♪ ウンタタ ♪ ウンタタで始まるユーミンの軽快なリズムに乗って、
颯爽と大空を駆け巡るKIKIが浮かんでくるんです。
・・・ということでこんなパネルになりました。

Kimoty House 展示パネル

スタッフmは現場での一こま一こまをパッチワークにして、
楽しいパネルに仕立ててます。

Music Fellow+Architectural Fellow は
今日18時まで北島町創世ホールでやってます。
ぜひぜひ、来て下さ〜い!

(S.Tomita)

taa2003 at 10:21|PermalinkComments(4)

2009年12月09日

Music+Architectural Fellow

両国の「ギターハウスRaB」店長のkimotyさんが
月一で開催している「Music Fellow」
今月で28回目を迎えます。

 イベント名 :Music Fellow
 日 時   :12月13日(日)12時〜18時30分
 場 所   :北島町立図書館 創世ホール
MF281
今回は初の建築とのコラボを企画されていて、
会場の周りを我々建築家たちがパネルや模型で
彩りを添えることになっています。
普段のちょっと気取った展示と違い、遊びごころがメインの建築展。
ネーミングもMusic Fellowの向こうを張って
Architectural Fellow
何でもありですが、
「タイトルや解説を実在する歌や歌詞に結びつける」
「タイトルや歌詞の一節を展示する」などの条件付きがちょっと難しい。

kimotyさんはkimoty houseのクライアント。
勿論私はkimoty houseでの参加です。
あのコルゲートハウス、歌に例えたら・・・・・・どんなんかな?

(S.Tomita)



taa2003 at 17:44|PermalinkComments(0)

2008年11月21日

このワクワク感は?

このワクワク感は何なんだろう。
今夜、住み出して半年の 「 Kimoty House 」 に行く。

Kimoty House (Photo/S.Koda)































3.2ミリ厚の波型鉄板一枚の住み心地は?
聞きたいことは盛りだくさん。

猛暑の夏を乗り越えて、いよいよ冬の陣に突入するが、
早くも結露発生の連絡を受けた。
クレームといえばそうなんだけど、
変にこころがワクワクする。


(S.Tomita)

taa2003 at 16:58|PermalinkComments(0)

2008年06月17日

「Kimoty House」 UP!

ホームページに 「Kimoty House」 をUPしました。

Kimoty House  Photo:S.Koda














                                        Photo:S.Koda

(S.Tomita)

taa2003 at 23:55|PermalinkComments(0)

2008年05月10日

Kimotyご夫妻に感謝!

同じ設計仲間からリクエストされていたKimoty House の見学会を
昨日、Kimotyさんご夫妻の全面協力の中で実現した。

大勢の仲間に見てもらい、そこで建築を語り合うことは小生の夢でもあった。
一般の人ならどうでもいいような馬鹿げたコトにこだわりつくり上げていくのが、
正規の打合せには見えないもう一つの設計の仕事でもある。
同じムジナならそれが何であるのか、その場に立てば感じ合えるもの。

このコルゲートハウスはKimotyさんとのコラボであると言ってきたが、
それはクライアントとしての立場ではなく、
目には見えないもう一つの設計の協働者としてのものである。

いつもなら必ずやる使い勝手のプランのことや
細かい収納の打合せなどはほとんどなかった。
それでも何も言わずじっと付き合ってくれる奥さんに申し訳なくて、
終りの方で少しだけ言い訳程度にキッチンの打合せをした。

でもいま振り返ると、Kimotyさんや小生をはるかに超越していたんだと思う。
もし奥さんがChiemiさんでなかったら、
このコルゲートハウスの実現はありえなかった。

昨日は奥さんの仕事場をお借りしてスライド説明会をやらせて頂いたり、
夜遅くまで大勢でリビングを独占して楽しませて頂いた。
Kimotyさん、Chiemiさん、本当にありがとうございました。

Chiemiさんのピアノ教室













Chiemiさんのピアノ教室























リビングでの団らん













夜も更けて























(S.Tomita)

taa2003 at 21:51|PermalinkComments(8)

2008年05月08日

『川合健二マニュアル』

Kimotyさんから教えられて予約購入した『川合健二マニュアル』。
発刊の2007年12月26日はちょうど Kimoty House の上棟と重なる。
想いが通じたのだろう、決して偶然ではないように思う。
二人にとってこの本は神様からの贈り物だ。

『川合健二マニュアル』














Kimoty さんに「明日はご負担かけますがよろしく頼みます」と、
参加者リストを付けて送ったら、

「これだけは守ってください」と返事が来た。


 > トイレだけはカーテンしてたら「決して開けない」
 > 必ず大きな声で一声かけるルールです。。。
 > そんな習慣が無いので、意外と守れないモノなので・・・・


そうだった。戸がなかったんだったっけ。
皆さん、このルールお忘れなく!
・・・・といってる本人が一番忘れそうだけど。

あれれ、Kimoty Blog が一新しているぞ。
明日に備えて、もてなしの心遣いが伝わってくる。


(S.Tomita)

taa2003 at 15:30|PermalinkComments(0)

2008年05月06日

『昭和住宅メモリー』

『昭和住宅メモリー』(エクスナレッジ 2005.8.10発行)をネットで買った。
たったの千円(定価2,400円)、欲しい本が労せず安く買えるようになった。

表紙の写真は蔦の絡まる清家清の「私の家」

もうこれだけで即注文してしまうぐらい
戦後の最小限住居は小生の設計の原点だ。

『昭和住宅メモリー』表紙














それと何といっても嬉しいのは、
川合健二の「コルゲートハウス」が大きく取り上げられていることだ。

川合健二「コルゲートハウス」1966













Kimotyさんと小生を虜にした鬼才川合氏の自邸である。
この家がなければ Kimoty House の誕生はなかった。

Kimoty House は確認申請上の難しさから、
ドラムカンを地面に寝かしたような、
コルゲートを構造体そのものとして使うことにはならなかったが、
素材の持つ力強さや抱かれるような優しさは十分に感じ取ることができる。

鉄板一枚で屋根、壁をつくることのできるコルゲートの家のカタチは、
住まうということの意味を強く問いかけているような気がしてならない。

(S.Tomita)

taa2003 at 23:50|PermalinkComments(2)

2008年05月02日

完成見学会のお知らせ

コルゲートの家 『 Kimoty House 』 のクライアント Kimoty さんに
お願いしていた完成見学会の日取りが決まりました。
Kimoty House はもうすでに住まわれているのですが、
「コルゲート建築に関心を持たれている設計者の方々の
お役に立つのであれば」と、快く受け入れてくれました。


■ Kimoty House 完成見学会

 日時/5月9日(金) pm4:00〜
 場所/板野郡北島町鯛浜

見学希望者はメールで受け付けますので、
「住所、氏名、年令、性別、職業(勤務先)、参加人数」をご記入の上、
下記アドレス宛に5月7日(水)までにお申し込み下さい。
お申し込み頂いた方には折り返し、案内図をお送りします。

●申込先メールアドレス/taa2003@md.pikara.ne.jp
 富田建築設計室 徳島市新浜本町2-3-54 tel.088-663-8455

※JIA徳島地域会メンバーは地域会グループメールの方に申し込んで下さい。
※設計者以外の方で、ぜひ見たいという方が居られましたらメールを下さい。
 ご相談に応じます。
※Kimotyさんのブログ/Kimoty House


Kimoty House上棟 2007.12.27




































 ▲2007.12.27上棟 (施工/誉建設

Kimoty House 1
















Kimoty House 2





























少し堅苦しい内容になってしまいましたがKimoty さんは至って気さくな人ですから、
お気軽に申し込んで下さい!(笑)


(S.Tomita)

taa2003 at 15:50|PermalinkComments(0)

2008年04月20日

銀河の彼方へ

いつもは Kimoty、今度は uch に先を越されてしまったけど、
敷地一杯に砕石が敷き詰められて、
Kimoty 船、ついに銀河の彼方へ出航です。

銀河に浮かぶKimoty船






























誰に似たのか、親分肌のユウ君。
Kimoty パパを差し置いて、
船長になる日は結構早いかも・・・

長男ユウ君













(S.Tomita)

taa2003 at 13:46|PermalinkComments(4)

2008年04月19日

第2回スーパースリーの会

昨夜はKimotyさん命名の2回目のスーパースリーの会だった。
念願のコルゲートの中で呑んで語ってライブを聴いてと、
盆と正月が一緒に来たような日だった。
この嬉しさは、オジン臭いがこんな言葉でしか表現できヘン(笑)

呑んで語っての前編は uch が書いてくれたので、
こちらは後半のライブ編といきます。
最初は uch が歌うイマジン。

LIVE1










LIVE2










乗ってきたところで明かりを消してライブハウスに。。。
さすがピアノの先生。
奥さんの奏でるメロディーはホント心地よかったなぁ。

LIVE3











二次会は3階の居酒屋「天窓」かなと思ったが、
ユウ君就寝の時間になった。。。

ユウ君おやすみ!











名残惜しいが次回に持ち越しです。。。

外灯


















(S.Tomita)

taa2003 at 13:38|PermalinkComments(3)

2008年04月17日

マゼを取り込む凹み

漁師言葉だろうが、徳島では東南方向(海側)から吹く風をマゼと呼ぶ。
夏場の暑くなる昼頃から、熱せられた地面が起こす上昇気流で、
海からの冷たい風を運んでくるというメカニズムである。

南面のカーテンウォール









カーテンウォール東南部の凹み

















Kimoty House はこのマゼを取り込む如雨露(じょうろ)として
カーテンウォールの東南部に大きな凹みをつくった。
マゼの出口は北の窓と「降臨の天窓」ということになるが、
風の強い日は「強風にご注意」のサインでも付けないと
神様に怒鳴られそう!(笑)

(S.Tomita)

taa2003 at 22:25|PermalinkComments(0)

2008年04月16日

ただのヘンなもの好き?

石に嵌まったのが10年程前で、今はすっかり全身コルゲート漬けである。(笑
自然素材に工業製品とまるで二つは対極のもの。
あえて共通点を探せば「つめたいもの」ということぐらいであるが、
何かこの辺りに騒ぐDNAというか、惹かれるヒントがありそうな気がしている。

以前、ブログにも書いた堀口大學矢内原伊作の「石の詩」は、
メロディーを付けて口ずさむほど好きだったし、
矢内原の「石に向き合うことは自分自身に向き合うことに他ならない」という
哲学的な言葉も理屈抜きで理解できた時期だった。
下の写真のように、数少ない石積み建築との奇遇な出会いが、
石との対話術を磨く場になっていった。(笑

着藤家の石倉
着藤家の石倉








尾崎家の石倉
尾崎家の石倉
















吹の地神さん斎場
吹の地神さん斎場








細野神社社殿の覆屋
細野神社社殿の覆屋









4,5年前、写真家の宮本和義さんが徳島の建築取材に
来られた時に案内したことがあるのだが、
「富田さんは人が目を向けないところに固執する傾向がある。
少しヘンな建築に・・・」なんて紹介されてしまった。(笑

石からコルゲートへと自分の中では同一線上にあって、
つめたいものとの対話術が少しづつ身についてきたのではと思っていたが、
結局、単なるヘンなもの好きの類なのか。。。。(汗

ウッチーの建築を見せてもらうたびに、
「美意識が違い過ぎてようわからへん」ていってきたけど、
もっといい言葉を探さなければと思う今日この頃です。(笑

(S.Tomita)

taa2003 at 22:15|PermalinkComments(2)

2008年04月15日

喫茶コルゲート

今朝、外構工事の打合せのあと、
2階の喫茶コルゲート(笑) に立ち寄って、
ママさん (失礼!) 特選のコーヒーを頂いた。

Kimoty夫人










いいですねぇ。
コルゲートを眺めながら飲めるなんて、
なんとまあ羨ましい。

高さ850mmのキッチンカウンターに見合うミドルチェアは
種類が少なく、いつも選ぶのに苦労するけど、
さすが音楽一家だけあって、ドラムチェアを使ってた。
急場凌ぎだそうだけど、これで揃えても面白そう。

ドラムチェア




























(S.Tomita)

taa2003 at 21:00|PermalinkComments(7)

2008年04月11日

コルゲートとファインフロア

コルゲートもファインフロアも、
亜鉛メッキを施したスチール製品である。
こんな冷たいものに異常なまでに反応する自分がいる。
理由はうまく説明できないが強く惹かれるのだ。

もう大人しく木造建築だけに浸っていればいい年なのに、
それだけではどうも不完全燃焼に陥ってしまうところがある。

コルゲートとファインフロア1

















コルゲートとファインフロア2

















コルゲートとファインフロア3










来週、Kimoty house で飲む約束をした。
酒はそんなに強くはないが、
うまい酒の飲める場所を探して設計することが多い。
酒がうまいのは居心地のいい場所の証し?
検証も兼ねて飲めるのを楽しみにしているが、
コルゲートやファインフロアの輝きに目が眩んで、
階段から真っ逆さまなんてことがないよう、
気を付けよう〜っと。

コルゲートとファインフロア4










(S.Tomita)

taa2003 at 20:25|PermalinkComments(2)

2008年04月06日

Kimoty Blog

Kimoty Blogの現場日誌が途絶え、
心の中にポッカリと穴が空いてしまったようだ(笑)
設計者の立場を忘れ、すっかりイチファンになって、
毎朝楽しみにしてきたブログである。

「こんなクライアント見たことない!」

家づくりのクライアントは熱いのが当然だが、
これほどまでに熱い人は記憶にない。

コルゲートで意気投合して、
「自分の家はこれ以外に考えられない」と言い切り、
最後まで初心を貫き通した信念に最敬礼である。

小生もいつかは使ってみたいと思っていた材料である。
コルゲートに惹かれる理由はいくつかあるが、
ドラム缶を横に倒せば雨露をしのぐ穴倉ができるように、
たった一つの材料で風雨や外敵から身を守る場所をつくれることが、
最も惹かれるところである。
プリミティブだからこそ見えてくるものがきっとあると信じて、
ここまで一緒にやってきたように思う。

これからは現場日誌に替わって
鉄板一枚の中での住まい体感日誌のアップを楽しみにしている。

(S.Tomita)

taa2003 at 01:30|PermalinkComments(7)

2008年03月26日

武骨な表情に、、、

外部のコルゲートは白い断熱塗料で覆ったが、
亜鉛メッキにボルトむき出しの表情が
表裏とも最後まで残ったのが、
この玄関ホールのパーティションである。

2008.1.25撮影
2008.1.25撮影








2008.2.22撮影
2008.2.22撮影








2008.3.5撮影
2008.3.5撮影









高気密高断熱がエスカレートし、
益々重装備になっていく現代の家づくりより、
鉄板一枚のコルゲート建築が遥かにしあわせそうに見える。

飾り気のない武骨な表情に、
現代社会へのアンチテーゼを見ている。

ホール側2008.3.26撮影
ホール側
2008.3.26撮影














浴室側2008.3.26撮影
浴室側
2008.3.26撮影















(S.Tomita)

taa2003 at 22:25|PermalinkComments(0)

2008年03月25日

夜のKimoty House

午後6時過ぎ、Kimoty Houseに灯りがともった。
しばらくみんなで見つめていた。

夜景

















建物は昼間見ただけでは半分しか見ていないと言われるが、
それほど灯りはまったく違う世界をつくり出してくれる。
3階の三つの場所にイサムノグチの三つの「AKARI」を置いた。

イサムノグチのAKARI1
















イサムノグチのAKARI2
















イサムノグチのAKARI3









階段は床に船舶用の照明をつけた。

船舶用照明









一年前に手に入れられたKimotyさんお気に入りの
イームズサイドシェルも運ばれてきた。

イームズサイドシェルとキッチン









イームズサイドシェル









イームズサイドシェルの連結部









外回りの工事を残して、明日が本格的な引越しの日になった。
1階の棚は付いたが、2階の棚は工事の真っ只中。
最後の最後までホントにご苦労サンです。

1階棚板取付け
















2階棚板取付け
















棚板加工中の職人









(S.Tomita)

taa2003 at 23:53|PermalinkComments(0)

2008年03月24日

どこがいいのか、ファインフロア

階段吹抜け部分にファインフロアが付き、
内部の全容が見えてきた。

ファインフロア1









ファインフロア2

















この表情と透け具合が好きで今までよく使ってきたが、
今回のコルゲートには特にお似合い!
設計期間中もこれ以外の材料は頭になかった。

ファインフロア3ファインフロア4








ファインフロア5ファインフロア6








杉板とファインフロアのミスマッチな組み合わせもまた、
マヨネーズを付けて食べる寿司に似ていて、
一度使うと止められなくなる。
シルバースカイハウス2004

●今朝の現場あれこれ

3f
上階から美装















3f-1
それに並行して、
エアコンの設置や







3f-2
ガラススクリーン取付の溝加工








2f
キッチンフードの取付















1f
衛生器具の取付








(S.Tomita)

taa2003 at 13:02|PermalinkComments(0)

2008年03月21日

家族で柿渋塗

南側外観
柔らかな春の陽射しに照らされて、
今日のKimoty Houseは
とても可愛く見えました。






柿渋とベンガラのとの粉
建物内ではメインイベントの
柿渋塗が始まりました。

まずは監督さんが柿渋に
ベンガラのとの粉を混ぜて塗料を作り、
ユウ君に塗り方の手ほどきを、、、



柿渋塗1
ご両親の見守る中で、
← ユウ君の第一投がこれ!
凄まじい勢いです。






柿渋塗2
まさに「芸術は爆発だ!」の勢いで
ドンドン進む。
もう一方の壁を、
今度はKimotyさんが塗り始める。





柿渋塗3
ユウ君の勢いは止まりません。
・・・・・が、
飛ばし過ぎて少々バテ気味。






柿渋塗4
それでも何とか
こんな作品に仕上がりました。







柿渋塗5
Kimotyさんに続き、奥さんも参加です。








柿渋塗6
ユウ君の作品をKimotyさんがフォロー。








柿渋塗7
ユウ君の未完の大作が、
最後はこんな風になりました。







柿渋塗8
右がユウ君の手がけた面です。








天窓の開閉
ユウ君にとっては柿渋塗より、
天窓の開閉遊びの方が、
はるかに楽しかったようで、
繰り返しやっていました。













(S.Tomita)

taa2003 at 21:31|PermalinkComments(2)

2008年03月19日

雨中でのお披露目

降りしきる雨の中で足場が外され、
Kimoty Houseのお披露目となった。

足場撤去1









足場撤去2









足場撤去3
















足場撤去4
















足場撤去5











内部の1階は上から順に仕上げてきた塗装屋さんの
最後の追い込み場所で足の踏み場もない状態。

1階 塗装中










2階では電気屋さんが器具取り付けの真っただ中。
足場が外れて広いLDKが益々広く感じる。

2階からの見晴らし










見晴らしならやっぱりここ3階が最高。
天気のいい日にどこまで見れるのか楽しみである。

3階からの見晴らし










階段は段板の養生が取れて、ファインフロアが顔を覗かせていた。
この透け具合が吹抜け空間を高めるのに一役担ってくれている。
昨日とは随分雰囲気が変わった。

グレーチング段板(ファインフロア)









グレーチング段板(ファインフロア)2

















引っ越しまで1週間を切った。
あと一踏ん張り、何卒よろしくお願いします。

(S.Tomita)

taa2003 at 17:08|PermalinkComments(0)

2008年03月18日

明日、足場撤去

日々更新する Kimoty blog に負けじと今日も書くことにした。

現場は外部の塗装がほぼ終わりガラスの美装も進んでいて、
いよいよ明日足場を外すことになった。

ポーチ部分の壁のみ淡いグレー
















ガラスの美装









このように目に見えて変わっていく竣工前の2週間ほどが、
どこの現場でも一番うれしい時である。
こうして出来上がるにつれ、
コルゲートに抱かれる心地よさを全身に感じる。
それを最も感じるのがロフトのヴォールト空間であり、
下の写真の階段吹き抜け部分である。

階段吹き抜け部1
















階段吹き抜け部2
















階段吹き抜け部3

















コルゲート壁を背にして据わるキッチンのアングルや、
2階の開放的なLDKもとても好きな場所である。

キッチンとコルゲート壁
















2階LDK









ロフト空間では高さ寸法の取り方の大切さを思い知らされたが、
パーティションC-130に取り付くガラススクリーンの形状を
型紙を使って確認したところ、機能上問題ありでまた変更することにした。
最後の最後まで変更ばかりですみません。

ロフトのガラススクリーンサイズ検討1









ロフトのガラススクリーンサイズ検討2

















(S.Tomita)

taa2003 at 17:10|PermalinkComments(4)

2008年03月17日

塗装仕上とキッチン据付

Kimoty Houseは平たくいうと「鉄とペンキの家」である。
最後はペンキ屋さんにすべてを委ねるといった感じになった。

その主役である「断熱くん」は性能確保のためには塗厚が一番で、
2回塗りで0.8〜1.0mm程度の厚さを確保しなければいけない。

外部塗装1









外部塗装2









外部塗装3









外部塗装4

















ペンキ屋さんはいつものYamaちゃん兄弟である。
六つも離れているのに一卵性双生児のようによく似ているから、
今日も兄さんと弟さんを見間違えてしまった。
その二人が、内と外に分かれて腕をふるってくれている。

内部塗装1









内部塗装2
















内部塗装3

















今日は朝からキッチンの据付も始まっていたが、
メーカーの発注ミスでカウンターの品番が違っていた。
すぐに奥さんに見ていただいて了解を貰えたので即刻解決したが、
待ちに待ったキッチンとのご対面がこんな形になってしまい、
本当に申し訳ない気持ちです。

それでも「コルゲートを背にしたキッチン」のイメージを
ずっと想い描いていたので、現実になると嬉しさもひとしおです。
良いことか悪いことかはよくわからないけど、
Kimoty Houseは日々家らしくなっていく。

ヤマハキッチン据付1









ヤマハキッチン据付2









(S.Tomita)

taa2003 at 15:50|PermalinkComments(2)

2008年03月14日

塗装オンパレード

シルバー色から一転、外部は白色のプライマー処理が施され、
いよいよ「断熱くん」の出番が近づいてきた。
コルゲート部分は白色で、突き出した玄関部分は淡いグレーに塗る。

白くなった外観










内部も塗装前の下地処理が急ピッチで進んでいて、
最後は内も外も塗装屋さんのオンパレードといった感じである。

塗装下地処理1









塗装下地処理2









塗装下地処理3

















高さ130cmのパーティションで仕切られた3階ヴォールト空間は、
輸送船内部に酷似しているということで、
Kimotyさん自ら「ハーキュリーズC-130」と命名した。

「ハーキュリーズC-130」のパーティション(左)とヴォールト空間

















そのど真ん中、天窓のある両側面のパーティションは、
来週の金曜日にKimoty一家で
ベンガラ色に仕上げられることになっている。
家族の入魂にこれ以上ふさわしい場所はない。楽しみである。

Kimotyさんと3階ヴォールト空間










(S.Tomita)

taa2003 at 17:58|PermalinkComments(2)

2008年03月11日

パーティションの高さ

壁や天井下地のプラスターボードが貼られ、
ボードジョイント部のパテ処理が始まって、
Kimoty Houseもかなり家らしくなってきた。

2階クロス下地パテ処理1









2階クロス下地パテ処理2









Kimoty夫妻と現地で悩みながら
数センチの高さにこだわった3階のパーティション。
こうして現実になると、
何もなかった時の心地よさとつい比較してしまうが、
三者三様それなりに納得できるところがあると思う。

3階パーティション1









3階パーティション2









そんな想いを知っていたのか、
Kimotyさんのブログ
moonが最良の言葉でフォローしてくれた。
いいとこあるジャン(笑)

(S.Tomita)

taa2003 at 19:55|PermalinkComments(4)

2008年03月05日

コルゲートの断熱塗装

シルバーに光輝くコルゲートとお別れする日が近づいてきた。
このシルバーいろの溶融亜鉛メッキ(ドブヅケ)の上に、
もうすぐ断熱塗料「断熱くん」を塗ることになるからだ。

シルバー色の外観









外部コルゲート









外部コルゲート









この荒々しい野武士のような風貌が好きだから、
妙に上品になっていくのはつらいことなのだが、
3.2mm厚の鉄板1枚だけでは風雨は凌げても
暑さ寒さには耐えられないわけで、
Kimotyさんと考え抜いた末の結論が外部のみの断熱塗装になった。

この「断熱くん」はKimotyさんからの提案である。
彼の建築への情熱は只者ではない。
コルゲートで造ろうと決まってから着工までの1年半の間、
来る日も来る日も猛勉強という感じで、
教わることが日増しに多くなっていった。
同じ素材(3.2mm厚の鉄板)、同じ塗料で造られたペンギンハウスも、
上京の折に探し出し、自分の目でしっかりと見届けている。

コルゲートは一般住宅から見れば滑稽な素材のように映るだろうが、
「住居とは何か」という視点で見れば、
そこには大切なものが確かに内在している。
KimotyさんにとってKimoty Houseはごくごく普通の家なのである。

(S.Tomita)

taa2003 at 19:00|PermalinkComments(2)