脇町の家

2009年07月28日

双子の確率は?

住まわれて一年と九ヵ月、「脇町の家」の竣工写真が届きました。
出来上がった時は男の子が一人の三人家族だったのですが、
届いた写真はご覧の通り、一気に増えています(^○^)
パッチリおめめの可愛い女のお子さんが二人。
お兄ちゃんと同じで、お二人ともお父さん譲りの瞳かな。

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今まで設計した住宅で、入居後に双子のお子さんが生まれたのは、
これが3回目なんですが、双子の確率ってそんなに高かったのかな。
実弟のところにも双子の女の子がいるし、兎に角、双子には縁があるんです。
理由は前世を辿らないと分かりましぇん(笑)

追伸  「脇町の家」HPにUPしました。


(S.Tomita)

taa2003 at 23:03|PermalinkComments(4)

2007年11月11日

「脇町の家」内覧会開催

今日は午後から「脇町の家」の完成引渡し説明会だった。
この家は重量木骨(SE構法)による3階建ての住まいで、
LDKを眺望の効く2階に置き、南手に広がる四国山脈の山並みを
日々の暮らしに取り込んでいる。
この風景を訪れるすべての人に与えられるように、
玄関も外部階段で2階まで持ち上げ、
テラスインスタイルの構えにしている。

2階リビングより南手の山並みを望む2階ダイニングより3階を見上げる1階ワンルームの水回り









設計も施工も遅れ遅れで、施主さんには大変なご迷惑をお掛けしたのだが、
今回、内覧会開催にもご協力していただけることになった。
本当にありがたいことです。

内覧会は11月17日(土) 18日(日)の2日間、完全予約制で行います。
SE構法に興味のある方など、お気軽にお申込下さい。

●申込先/衢牲設 TEL:088-642-2917 担当:鎌田(晃) 
 詳しくはこちら→内覧会(誉建設HP)

(S.Tomita)

taa2003 at 19:38|PermalinkComments(0)

2007年09月28日

天板一体扉に挑戦

「脇町の家」のトイレの家具は遊びごころで作ったもので、
写真の通り、扉を開けると動かないはずの天板も一緒に付いてくる。

天板一体扉(閉めた状態)天板一体扉(半開きの状態)







最近の収納はシステムキッチンに代表されるように
しゃがまなくても使える引出タイプのものが圧倒的に増えてきた。
扉タイプと違って上からの出し入れは見やすいし使いやすい。

実はこの家具、大げさにいうと、
その使いやすさを扉タイプで実現しようというプロジェクトである。(笑)
とはいっても、奥行き400mm近くある天板を、
たった一辺だけで支えるのは至難の業。
扉と天板の接合部には400mm角の鉄板を真ん中で折り曲げ、
L字型にして補強しているという。
天板に手を当て強く押しても全くたわまないし、
接合部もきれいに納めてくれている。
家具屋には要らぬ苦労をさせたけど、
また一つ、いつか話せる馬鹿な男たちの思い出話ができた。

トイレットペーパーが納まる箱の中に塗った水色は、
子供部屋の入口の戸に塗りたいと、
息子さん自身が選んでいたもので中間色のとてもいい色だった。
「水に流して」の駄洒落も込めて、ここに捧げたという次第である。

(S.Tomita)

taa2003 at 17:55|PermalinkComments(0)

2007年09月27日

北欧照明ルイスポールセン

「脇町の家」の現場に待望の家具と照明器具が付き始めた。
北欧のインテリアが好きな奥さん厳選の一品は
ルイスポールセン(LP)社のペンダント「PH5-4 1/2(P3004)」だ。

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「真四角の窓にこのペンダント」
この写真、いつかどこかで見たような気がする・・・・・・
高い吹抜け天井から吊るしたペンダントの下に、
手作りの無垢の木のテーブルを置く。

LP社のデザインコンセプトは、
「グレアを抑え、光の反射や拡散をコントロールすることで、
建築やランドスケープを理想的に見せ、
空間の美しさを引き立てること」と書いてある。
中でも、このPH5シリーズは光の出具合が一際美しい。

青い瞳の西欧人はまぶしさ(グレア)には特別敏感だから、
照明開発が進んでいて、これだけの名品も生まれてきたのだろう。

一方、黒い瞳はまぶしさに強い分、光には至って鈍感で、
光源丸出しでも一向に気にならない。
かぐや姫の名曲「神田川」や「赤ちょうちん」が生まれたのは、
日々の暮らしの中に裸電球があったからこそなのだから、
それも決して捨てたものでもない。

個人的には裸電球大好き人間だが、設計者の立場上、
部屋の真ん中に裸電球一灯という訳にはいかないから、
あれこれ考え探すことになる。

「建築は昼間見ただけでは半分しか見たことにならない」と
何かの本に書いてあった。
昼と夜、両方見て初めて見たということらしい。
「優れた照明設計はもう一つの建築をつくる」ということか。

(S.Tomita)

taa2003 at 23:23|PermalinkComments(0)

2007年09月20日

足場解体

「脇町の家」の足場が外れ、
SE構法で造った四角い箱が姿を現した。

脇町の家・外観脇町の家・階段







いつものことだが予算との戦いは熾烈だ。
そんな中で何とか生き延びたテラスインスタイルの玄関
そのプロローグとなる外部階段を、
今日、何人もの職人が取り付けてくれていた。
また一つ、新しいカタチのもてなし玄関ができあがるが、
友達や近所の人で賑わう光景がはや目に浮かんでくる。

(S.Tomita)

taa2003 at 17:57|PermalinkComments(0)

2006年02月23日

テラスインスタイルの玄関

いま進めているMプロジェクトは南に雄大な四国山脈を望む好立地にあるため、
見晴らしのいい2階にLDKを配した上下逆転のプランで提案している。
その中で今回最大のテーマに掲げているのが、テラスインスタイルの玄関である。

テラスイン玄関へのイメージパース






←テラスイン玄関へのイメージパース


玄関といえばどこも決まったように1、2帖ほどの土間空間になるのだが、
そこは単なる靴脱ぎ場であって、来客にとってはとても窮屈な場所である。
靴を脱いで上がってもらうほどではないと思いつつも、
玄関先で結構長話になることはみんな経験があるはずだ。

テラスインとはテラスを兼ねた玄関のイメージである。
今回はリビングから続く位置に4、5帖ほどのスペースを取り、
景色を楽しみながら長居できるよう、イスとテーブルも置いている。
また手すりの内側にはフル開放できる建具を仕込んでいるので、
閉めればそのスペースをリビングに取り込むこともできる。
建具の開閉で外部にも内部にもなる空間だ。
用途や季節に応じて使い分けることで、生活に幅と潤いが生まれてくる。

本来、玄関はもてなしの空間であるはずだ。
「玄関払い」という言葉は、この住まいには無縁のものだ。

(S.Tomita)

taa2003 at 23:55|PermalinkComments(2)

2005年10月05日

道産子の彼女

クライアント層が若くなってきた。
今日、20代半ばの奥さんと建物を見学しながら少しお話をした。
道産子の彼女は男児一人のお母さんで、
ご主人との3人家族の住まいを
ご主人の実家のごく近くに建てることになった。

釧路草原を想わせるような大らかな雰囲気を持った彼女が、
気候も言葉も慣習も違う徳島で
新しい人生を始める舞台をつくる手助けをすることになった。

実は私の母も苫小牧生まれの道産子育ちである。
わずか18才で見ず知らずの土地に嫁いで来た。
北海道の言葉は標準語に近いので、
徳島の田舎の人のしゃべりは外国語よりわかりにくかったらしい。
「そこたっといて(そこの戸を閉めといて)」と言われて、
戸の前にずっと立っていたら、
「そんなとこに立ってなにしょん」とからかわれたり、
「お風呂くべといて」とか、訳のわからぬ言葉ばかり。
今では笑い話になってしまったが、
言葉や慣習の違いは大きなハードルだったという。
帰りたいと涙した日は数え切れなかったらしいが、
ふるさとは遠い北の果て、そう簡単には帰れない。

時代は変わっても、やっぱり北海道は遠いところ。
飛行機代がばかにならない。
往復2週間の期限付きのチケットなら安く帰れる。
「来週早々、久し振りに釧路に帰るんです」
そう話した彼女の顔は、
お母さんから子供の顔に帰っていた。

(S.Tomita)

taa2003 at 21:55|PermalinkComments(2)TrackBack(0)