北沖洲の家

2013年08月26日

同居のその後

先日、北沖洲の家2の奥さんが近況の一文を添えて一枚の写真を送ってくれた。

北沖洲の家2

ご主人の 突然の不幸で帰って来られた娘さんと二人のお孫さんとの同居生活が昨春から始まった。
急遽、居間を狭めて孫の部屋をつくり、二人だけの終の住処での暮らしは大きく様変わりした。
嬉しいことがあれば悲しいことがやって来て、また嬉しいがやって来る。
人生って何かその繰り返しのように思う。 

奥さんは僕のこの家の好きなアングルをよく知っているようで、孫さんと新しく家族になった仔犬越しに、庭の緑を届けてくれた。
ほのぼのとした兄弟愛と重なって、心底から癒されました。

(s.tomita)
 


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2012年10月24日

予期せぬ増築話

ここ(北沖洲の家供砲僕茲襪箸い弔眩靆擇北される。
通り土間から庭を眺めていると時間が止まっているように感じるのだ。

121019-01

121019-02

でも人生、一瞬先には何が起こるか分からない。
二人だけの終の住まいで建てたはずが、
娘さんのご主人の突然の死で二人の孫さんらと同居することになった。
年寄りと一緒に育った子は優しくて思いやりのある子が多い。
気は持ちようだ。悲しみをプラスに替えていって欲しいと強く願う。

(S.Tomita)

taa2003 at 12:38|PermalinkComments(0)

2010年05月25日

草木でやさしい人に

この夏で満2年を迎える「北沖洲の家2」は草木の好きな家人の住まいです。
昨春、この日記をみて、この時期に是非行ってみたいと思っていました。

  2009年5月17日(日)

  庭の草むしりと水やりを終えて、
  ふと見ると我が家の庭は白い花ばかりが咲いていました。
  山ぼうし・たつなみ草・うの花・アスチルベなど...。
  そう言えばもう終わった五月梅も
  ついこの間まで白い花を咲かせていました。
  何となく好んで植えたものばかり...。 
  自分の中では白い花がブームなのでしょうか。
  山の木や雑草のような花ばかりが自然と集まってしまいます。


ヤマボウシだけだった庭はご覧の通り、草木で満ち溢れています。

100524-1

100524-2

100524-3

家人は忙しいお店のオーナーでもあるんですが、
その庭までも自ら手を入れられています。

♪ 小さい花に口づけをしたら小さい声で僕に言ったよ ♪ 
で始まる「花と小父さん」という歌があったけど、
花や草木を愛する人はこころやさしい人ばかりです。

何日持つか分からないけど、やさしい人になって帰って来ました(笑


(S.Tomita)



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2009年06月18日

トクサ(砥草)

先週の日曜日、北沖洲の家?に行ってきました。
入居されてまだ一年も経っていないのですが、
成長した庭の草木がいい雰囲気で迎えてくれました。

設計期間中は「草木は手入れが大変だから植込みスペースを
極力少なくして欲しい」と言われていたのですが、
もともと植物好きの奥さんのことですから、
こうなることはある程度予想はしていました。

竣工当初のヤマボウシだけの庭とはまったく違い落ち着きます。
090614-1北沖洲の家?












砕石だけだった露地にも草花が植えられていました。
中ほどの真っ直ぐ伸びた植物はトクサでツクシの仲間だそうです。
090614-2北沖洲の家?











この草は奥さんのお気に入りでしたから、
きっとどこかにと思っていましたが、
ちょうど和室の前の露地に植えられていました。
幾何学的な造形が無機質な砕石とマッチしてとてもいい感じです。

草木の成長を楽しみに、またお邪魔させて下さい。

※ トクサは砥草と書きますが、茎の表面がザラザラしているので、
昔は砥石代わりに使ったようです。


(S.Tomita)

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2009年01月24日

アイアンプレートの表札

表情や質感にこだわりながら作ってきた「北沖洲の家供廚法
今日アイアンプレートの表札が取り付いた。

表札
















材料選びにはいつも悩まされるところだ。

先日、JIA出江寛会長がこんなことを話されていた。

「新建材は経済を背景にしているが、素材は美を背景にしている」と


(S.Tomita)

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2008年11月18日

火入れ式

先週の日曜日は「北沖洲の家供廚硫估れ式でした。
神主(笑)しげさんの進行でこんな風に進みました。
 
火入れ式









































あとは楽しみにしていたダッチオーブン料理です。
以前しげさんのおうちでよばれたタコ飯が忘れられなくてリクエストしました。

ダッチオーブン
















旨過ぎて食べるのに没頭してしまい、写真などありません(笑

夜のキッチン














テーブルはご馳走でいっぱい。
奥さんだけでなくご主人までもが手料理でもてなして下さり、
大満足で帰ってきました。


(S.Tomita)

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2008年11月08日

なつかしい匂い

今日はしとしと秋時雨。
「北沖洲の家供廚離ーナーが声を掛けて下さった。

表の庭1













表の庭2


















通り庭に夫婦下駄。

夫婦下駄













なつかしい匂い。 時が逆戻りする。


(S.Tomita)

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2008年10月29日

撮影現場二題

仲間と堪能した夕景の余韻が冷めやらぬ間に、
Kカメラマンの撮影に突入しました。

撮影現場(眉山を臨む家)
















今日もアシスタントを伴っての撮影でしたが、
いつ見ても彼女は走っているんです。・・・・・ほらよく見て↑

午前の部をほぼ撮り終えようとした頃、
タイミングよく「北沖洲の家供廚離ライアントから、
アプローチのブルーベリーが植わり、撮影OKの知らせが入った。
同じ北沖洲、すごく近いんです。その足で直行しました。

撮影現場(北沖洲の家供
















あとは「眉山を臨む家」もメインの午後の部を残すのみとなりました。
西の空がやけに気になります。


(S.Tomita)

taa2003 at 13:27|PermalinkComments(0)

2008年10月20日

株立ちのソヨゴ

東北から帰ると「待望のソヨゴが植わりました」と
クライアントからのメールが届いていた。

ソヨゴの根元
















何とたくましい根元だろう。
それは厳しい傾斜地で育ってきた証そのもの。
こんなやさしい環境に来ても、
どうだと言わんばかりにそそり立っている。

ソヨゴ






















あとは左手のスロープに沿って入口まで、
ブルーベリーの道をつくればでき上がる。

ファサード外観













(S.Tomita)

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2008年10月02日

車庫でき上がり

今日、真砂土が入り、車庫と外構工事ができました。

車庫完成
















奥さんが見立ててきた「ソ」から始まる名前のちょっと大きな木が、
もうすぐ車庫の左手に植わります。
最後の楽しみになりました。

(S.Tomita)

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2008年09月25日

車庫の値段

今日はちょっとうれしい話。

車庫棟工事中の北沖洲の現場から帰ると、
その車庫棟についての問合せの電話。

プレハブのガレージではいいのがなくて思案中だったところ、
たまたま通り掛かって見つけたとのこと。
ただ四角い形の地味なデザインで、
おまけに工事中で周りは雑然としてるのに・・・
「よく見つけてくれました」って感じである。

車庫棟1













車庫棟2
















以前にも書いたことがあるが、車庫まで設計させてもらうことは案外少ない。
建物を建てた後の資金の捻出は誰も同じで厳しいものだ。
2台分収容の車庫を建てるのに、プレハブなら60から70万でできるが、
設計したものになると、その3倍はゆうにかかる。

オリジナルな車庫と植栽が建物を引き立てることはわかっていても、
なかなかできない。

(S.Tomita)

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2008年09月10日

フラットルーフの車庫棟

盆前に引き渡した「北沖洲の家供廚離侫.機璽匹粒姐修伴峺謀鏐事が始まった。

車庫1














車庫2
















車2台分の車庫スペースは畳に直すと20帖もいる。
小さな住宅が建つほどの広さである。
この大きなボリュームで人文字型の外観ファサードを壊さないよう、
車庫の屋根はフラットな水平ラインで薄く納めている。
フラットルーフのディティールで難しいのは雨水の処理。
毎回悩むところである。

(S.Tomita)

taa2003 at 01:54|PermalinkComments(0)

2008年08月08日

『北沖洲の家供 UP!

ホームページに 『北沖洲の家供 をUPしました。

表の庭・夕景














広間-土間-表の庭














広間-土間-表の庭(建具全開放)














Photo/Seiji Koda


(S.Tomita)

taa2003 at 00:49|PermalinkComments(0)

2008年08月05日

居心地のいい場所

当然のことだけど居心地のいい場所を求めて設計する。
『北沖洲の家供戮蝋間と土間と庭とのつながり。
この場所ができるのを一番の楽しみにしてきた。

広間より庭を見る(二間開口部)
















広間より庭を見る(一間開口部)




























今日、引渡した。

(S.Tomita)

taa2003 at 23:55|PermalinkComments(0)

2008年08月04日

撮影の舞台裏

『北沖洲の家供戮發い茲い萍斉引渡しになった。
昨夕と今日、K氏が撮影に入ってくれた。

建物と板塀で囲われた表の庭はこの家の要。
少しでもよく見せようとアクロバットなカメラアングル。
よくみるとカメラを支えるもう一つの手が・・・・。

カメラマンのK氏
















写真は光と影、時間との勝負になる。
庭をディープインパクトのように駆け巡っているのは
三つ目の手のアシスタントである。

K氏のアシスタント
















お疲れさんでした。出来上がりが楽しみです。

(S.Tomita)

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2008年08月02日

職人技が光る塵返し

『北沖洲の家』 の玄関は杉の引き込み戸。
縦のラインが床から天井まで通るように、上下の框は面落ちの納まりにしている。

玄関引き込み戸




























下框の上面は埃が溜まりにくい塵返しの仕口加工である。
細やかな仕事、職人技がキラリと光る場所である。

塵返し(ちりがえし)
















(S.Tomita)

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2008年07月31日

ハメハメ病、勃発!

ハメハメ病というか、嵌まるとなかなか出られない持病がまた勃発したようで、
今日も現場のことしか書けません(苦笑)
Kimoty House の時も、関係ない周りのみんなを巻き添えにして
現場監理をやってしまったのに、また何の反省もなくやってるようですが、
あと少しですので現場監理にお付き合い願います(笑)

ということで「北沖洲の家供廚慮従譴盻焉間近、今日完了検査を受けました。

庭
















広間
















検査の後、監督さんと広間の床に腰かけて、ぼんやりと庭を眺めながら、
現場での出来事をポツリポツリ思い出し話し合った。
ゆったりした時の流れ。ここにいると時間が止まったように感じる。
やりたかったことができたようで、とても嬉しい。

(S.Tomita)

taa2003 at 21:58|PermalinkComments(0)

2008年07月30日

桧の浴槽

やっと養生が取れました。
浴室に桧の香ばしい匂いが漂っています。

桧の浴槽
















浴室・洗面室
















間違いなく入浴時間が延びそうですね(笑)

(S.Tomita)

taa2003 at 14:22|PermalinkComments(0)

2008年07月29日

自然素材の力

中庭から続く通り庭に木製のガラス戸や障子が入り、
どこか懐かしい雰囲気が漂ってきた。

中庭よりみた通り庭
















通り庭
















広間よりみた障子




























自然素材の力だろうか、中に身を置くだけでこころ安らかになってくる。
木、石、和紙など昔ながらの素材、すべて土に還るものばかりだ。

(S.Tomita)

taa2003 at 18:13|PermalinkComments(0)

2008年07月25日

煙突固定の引留め金具

これは何でしょう??

C型差込式引留め金具C型差込式引留め金具








C型差込式引留め金具と言って、ワイヤー線などを引き留めるための金具で、
右図のように組んで使います。

普段はケーブル線や電話線など通信配線用として使用するものなのですが、
今回はこんな形で利用しました。

煙突固定





















煙突の下は石の床の通り庭。
対流熱式薪ストーブの「モルソー1126」がデンと据わり、
とてもいい雰囲気になったのですが、
季節柄、写真は控えることにしました(笑)

(S.Tomita)

taa2003 at 17:01|PermalinkComments(0)

2008年07月24日

重ね貼りの風情

『北沖洲の家供 の内部は一つの色の塗り壁でまとめているが、
畳の間だけは地元山川町でつくる手漉き和紙「アワガミ」を貼ってもらった。

前室は銀揉みの手漉き和紙
















前室の壁には一輪挿しなどの置物が映えるように銀揉みの和紙を、
畳の間は落ち着いた色合いの柿渋の和紙を選んでいる。

柿渋の手漉き和紙の重ね貼り
















和紙一枚の大きさは640mm×970mmである。
手漉きは収縮が大きいから継ぎ目部分は重ね貼り(表具貼り)になるが、
この重なり具合と一枚一枚の微妙な色むらが、
逆に見飽きることのない奥行きをつくり出すことになる。
もの作りに携わったものの吐息が聞こえてくるようだ。

(S.Tomita)

taa2003 at 18:30|PermalinkComments(0)

2008年07月22日

内と外をつなぐ建具の納まり

『北沖洲の家供 の建築の中で、特に楽しみにしていたのが
通りニワの建具である。今日すべて取り付いていた。

「庭につながる二間幅と一間幅の開口部の建具をすべて戸袋の中に納め、
内と外の一体感をつくり出すこと」

これがこの家の最大のテーマでもあった。

通り庭(建具をすべて戸袋に納めた状態)

















下の写真の通り、二間幅の開口部の戸袋の中にはガラス戸、網戸、雨戸が
それぞれ二枚づつ入っており、必要なものだけを引き出して使うことになる。

6枚収納の戸袋内部





























下の写真は左右の戸袋から網戸だけを引き出して使っているが、
黒いサランネットは視界良好で景色の中に溶け込んでくれる。

4枚の引き違い網戸を出した状態












頭をぶつけないかと心配してしまうほど、溶け込み過ぎている(苦笑)

(S.Tomita)

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2008年07月21日

縦桟だけの障子

通り庭と居間を仕切る障子の吊り込みが始まった。
長い通り庭の奥行きをより強く感じられるように、障子は縦桟だけの構成にした。

通り庭からみる
















障子紙は太鼓(両面)に貼るので居間側に桟のシルエットが浮かび上がる。

居間からみる
















昼間、庭からは白い障子紙だけの建具が、部屋に明かりがともると、
桟のシルエットを楽しめる庭に変わる。

庭からみる
















今しか見れない桟だけの障子の光景が、今日とても新鮮に感じた。

(S.Tomita)

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2008年07月20日

初めて見る屋外用コンセント

現場監理の仕事は「設計図通りに工事が出来ているかを監視すること」
というのが一般的な答のようだが、それは役所的なものの見方であって、
我々の世界には当てはまらない。
現場監理の大半の時間はイメージ通りの建物にするために、
施工性や耐久性を考えながら、どう上手く納めていくかの打合せに終始している。

玄関ポーチに付けなければならない屋外用コンセントになかなかいいものがない。
石の床に塗り壁と特に質感を大切にしている場所である。
これ一つで建物イメージを壊すことにもなりかねないが、
いいものがないので諦めていたのだが、今日見て驚いた。
初めて見る新しい形のコンセント、、、、、が付いていた。

屋外用コンセント
















屋外用コンセント
















ほんの小さな出来事かも知れないけれど、
工事に関わる者みんなが施主のためにとの思いが伝わってきて、
少し熱くなった。

(S.Tomita)

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2008年07月18日

開封おあずけ

造り付けの洗面台ができて

洗面台
















レインシャワーが付いて

レインシャワー




























桧の浴槽が据わった。

桧の浴槽
















開封したいなぁ・・・・・

(S.Tomita)

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2008年07月17日

高窓からのやさしい光

古い民家を訪れると、ひんやりとした薄暗い通り庭に、
高窓から光が降り注ぎ、えもいわれぬ光景に遭遇することがある。

緒方家住宅(大阪市)
















高窓は天井に取り付く天窓と違い、入る光の量は少ないが、
天井や壁面を照らして、ほんのりとした光を落としてくれる。

『北沖洲の家供 はこのやさしい光を取り入れたくて、
リビングを初め、和室の入口や二つの個室、トイレにと多用した。

リビングの高窓と地窓
















寝室の高窓
















深い軒に取り付いた障子、その障子越しに入るやさしい光のことを、
最近忘れてしまっていた。

(S.Tomita)

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2008年07月13日

縦格子の役割

建物と板塀で囲った「北沖洲の家供廚猟蹐歪未蠅らは全く見えなくなる。
その閉塞感を和らげるため、玄関ポーチに縦格子を付けている。

ポーチの石貼り
















ポーチの縦格子




























ポーチの縦格子
















格子の隙間はかなり狭く抑えているので庭の全容を見ることはできないが、
その分、想像力は掻きたてられていく。
今回の縦格子は、そんな役割を担ってくれている。

(S.Tomita)

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2008年07月11日

大工さんの最終日

今日は建前の日から数えてちょうど110日目。
楽しみにしていた庭の小端立てデッキが出来上がり、
通い詰めてくれていた二人の大工さんの最終日になった。

このデッキを初め、長い板塀や差し掛け屋根など、
外部の大工仕事が特に多い現場だったが、
内部も引込戸の納まりが17ヵ所もあったりして、
大工さんとは日数以上の深いお付き合いになった。

小端立てデッキ
















小端立てデッキ
















「浴室前の坪庭に素足で出れるようにスノコでも敷こうか」と奥さんと話していたら、
「材料が残っているから」と言って、立派な濡れ縁を置き土産にしてくれた。

小端立ての濡れ縁
















ベテランの大工さんたちの経験から出る一言一言がいい方向へと導いてくれる。
今日は年甲斐もなく、現場を後にするのが少々辛かった。

(S.Tomita)

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2008年07月09日

桧の浴槽

「北沖洲の家供廚陵畆爾砲蓮桧の浴槽が映えるようにと、
黒いタイルと黒い石を貼ってもらっている。

洗い場
















桧の浴槽設置スペースと監督のTさん
















浴槽は入浴しやすいように半分ほど洗い場より沈めるので、
給湯管や排水管の接続にはかなり手こずりそうである。
監督さんとあれこれと納まりを検討して、
何とか施工もメンテもできそうな納め方にたどり着いた。

桧の浴槽を使うのは初めてなので、少々不安もあるけれど、
期待の方がはるかに大きい。

(S.Tomita)

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2008年07月08日

小端立てのウッドデッキ

木と石でつくる「北沖洲の家供廚猟蹇
木はちょっとリッチに小端立て使いにしてもらった。

小端立てデッキ
















小端立てデッキ
















あえて狭い方の面を見せるこの手法は、
慎ましさを良しとする日本人のものの見方にフィットする。

いつだったか松江のとあるお寺を訪れた時、
庭に無造作に転がっているように見えた拳大ほどの小さな石が、
背景にある岩山の一片だと教えられ、
まったく違った小石に見えたことを思い出す。

もののすべてを見せず、抑えれば抑えるほど、
人はいろんなことを頭の中で思い巡らす。
それが家の品格のようなものに繋がっていくのだろうか。

小端立ての出来上がっていくのを見ながら、
こんなたわいもないことを考えてしまった。

(S.Tomita)

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